ゴッサム・インディペンデント映画賞が発表になった。作品賞に輝いたのは、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。最多ノミネーションを受けた『6才のボクが、大人になるまで。』を打ち負かしての受賞となった。『6才のボクが…』は、観客賞を受賞している。男優賞は『バードマン…』のマイケル・キートン、女優賞は『Still Alice(原題)』のジュリアン・ムーア、ドキュメンタリー賞には『Citizenfour(原題)』。ブレイクスルー俳優には、『Dear White People(原題)』のテサ・トンプソンが選ばれている。文:猿渡由紀
2014年12月03日アワードシーズンで最も早く発表になるゴッサム賞のノミネーションが発表された。最多ノミネーションは、リチャード・リンクレーター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』で、作品部門、俳優部門(イーサン・ホーク)、女優部門(パトリシア・アークエット)、ブレイクスルー俳優部門(エラー・コルトレーン)の4部門で候補入りした。その他の画像ほかには、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』、アイラ・サックス監督の『ラブ・イズ・ストレンジ(原題)』、ジョナサン・グレイザー監督の『アンダー・ザ・スキン種の捕食』が作品部門にノミネートされている。俳優部門の候補者は、ホークのほかに、マイケル・キートン(『バードマン~』)、ビル・ヘイダー(『The Skeleton Twins(原題)』)、オスカー・アイザック(『A Most Violent Year(原題)』)、マイルス・テラー(『Whiplash(原題)』)。女優部門には、アークウェットのほかに、ジュリアン・ムーア(『Still Alice(原題)』)、スカーレット・ヨハンソン(『アンダー・ザ・スキン』)、ミア・ワシコウスカ(『Tracks(原題)』)、ググ・ンバータ=ロー(『Beyond the Lights(原題)』)が候補入りしている。授賞式は現地時間12月1日。文:猿渡由紀
2014年10月25日インディペンデント映画を対象にしたゴッサム・アワードで、ウェス・アンダーソン監督の『ムーンライズ・キングダム』が作品賞を受賞した。同作品は、2月に発表になるインディペンデント・スピリット・アワードにもノミネートされており、アワードシーズンの本格的な到来に向けて勢いを増している。『ムーンライズ・キングダム』は、今年5月のカンヌ映画祭のオープニング作品に選ばれたコメディ映画。ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレー、ティルダ・スウィントンらが出演する。ゴッサム・アワード発表後に発表されたインディペンデント・スピリット・アワードのノミネーションにも食い込んでおり、オスカー候補入りの可能性も匂わせてきた。昨年はこの賞を『ツリー・オブ・ライフ』と『人生はビギナーズ』の2作品が受賞しており、『ツリー・オブ・ライフ』がオスカーにノミネートされている。ゴッサム・アワード作品部門の候補に上がっていたのは、同作品のほかにポール・トーマス・アンダーソンの『ザ・マスター(原題)』、ジャック・ブラック主演の『Bernie』、ガエル・ガルシア・ベルナルが出演する『The Loneliest Planet』、アントン・イェルチン出演の『Middle of Nowhere』。監督賞に輝いたのは『Beasts of Southern Wild』の新人監督ベン・ザイトリン氏。演技部門ではエミリー・ブラント主演の『My Sister’s Sister』がアンサンブル・パフォーマンス賞を受賞した。文:猿渡由紀
2012年11月28日