女優・広瀬すずが主演、「Mother」「Woman」の坂元裕二が脚本を手がける日本テレビ系新水曜ドラマ「anone」が1月10日からスタート。ショートヘアの広瀬すずに「かっこいい」の声がネット上を駆け巡ると共にそのストーリーに衝撃を受けたという投稿も続々アップされている。本作は家族を失い社会からもはぐれ、生きる方法さえ見失ってしまった少女が、ある事件をきっかけに老齢の女との運命的な出会いを果たし、真実の人間愛を見つける人生という冒険を紡ぎ出していく…という物語。広瀬さんが演じたのは家族を失い施設で育った少女・辻沢ハリカ。第1話では自らを“ハズレ”と名乗りネットカフェで日々を生きる“ハズレ”が友人が見つけた謎の札束を探しに行ったことでかつて自らが暮らしていた地を再訪。そこで自分の本当の過去を思い出すまでと、カノンと名乗るチャット上の友人が、実はかつて同じ施設にいた少年だったことが判明するまでが描かれた。本作に出演するにあたり髪型をベリーショートにして役作りに挑んだ広瀬さん。その少年のような姿にネットでは「anoneの広瀬すずかっこいい」の声が続出。「世界一タイプなんだけど」「広瀬すずイケメンかわいい」など“かっこいい”という声と共に、「髪切ってもかわええのぅ」「ベリショの広瀬すずかわいすぎ」など“カワイイ”の声も多数ツイートされている。なかには「今まで見た広瀬すずで1番」という反応もあり、イメージチェンジして本作に臨んだ広瀬さんを絶賛する投稿でSNS上が埋め尽くされている。また「ダークな広瀬すずの演技好き」「独特な感じが良かった」などその演技を評価する声も数多く見られ、「広瀬すずの演技、『怒り』のときより磨きがかかっている気がする」と女優としての成長を感じている視聴者も。同時に冒頭からシリアスな雰囲気でストーリーが進行しつつ、後半でハリカが虐待を受けていた「本当の記憶」を思い出し、さらに海辺に捨ててあった謎の札束が偽札であったことに気付くラストにかけては「怖すぎてヤバい!」「思ったよりも重くて泣いた」などの反応も多数。「ドラマというよりは邦画見てるみたい」「演出が凝ってて惹き込まれちまったよ」と映画のような雰囲気の映像に引き込まれたという声や「坂元さんの脚本で使われる一つ一つの言葉の言い回しが素敵」「一言一句聞き逃したくない」と脚本を絶賛するツイートも数多くネットをにぎわせている。(笠緒)
2018年01月10日女優の広瀬すず(19)が9日、オフィシャルブログを今年初めて更新し、10日スタートの日本テレビ系主演ドラマ『anone』(毎週水曜22:00~)を告知し、放送を間近に控えた心境をつづった。広瀬すずオフィシャルブログ『すずの音』(Ameba)より同作は、家族を失い社会からもはぐれて生きる方法さえ見失ってしまった少女が、1人の老齢の女と運命的な出会いを果たす物語。同枠で『Mother』『Woman』を手掛けてきた坂元裕二氏が脚本を担当し、「生きることの意味とは?」「人が生きる上で本当に大切なものは何か?」を問い掛ける。主人公の少女・辻沢ハリカを演じる広瀬は、先行して観た1話の感想を「わたし分からない知らない気持ちになった」「なんか、すごい」「色が薄くて、その空気の中で普通に生きていて なんか、未来が見えなくても怖くない その普通さが逆に怖かったりするかもしれない」と報告。2年前の『怪盗 山猫』(日本テレビ系)、3年前の『学校のカイダン』(日本テレビ系)以来のドラマであることに触れ、「あの時とはまた違った気持ちでカメラの前に立たせてもらってます」と変化も感じている様子だ。一方で、「でもドラマってその放送日のその瞬間に評価されるものっていうイメージだから、、こわ、」「でもこのドラマはなんかそういうことでもないかもしれなくて いや、そういうことかもしれないんだけど なんか、その世界だけじゃないというか」と独特な作品であることを訴え、「だから、気が少し、楽、へへ」「勝手な言い訳」と正直な思いを表現した。8日放送のTBS系『さんま・玉緒のお年玉 あんたの夢をかなえたろかスペシャル』では、映画『チア☆ダン』のモデルになったチアリーダーが登場した。同作で主演を務めた広瀬も番組を見守っていたようで、「号泣、笑」と泣き顔の写真をアップ。「どーせ私はできっこないんですけどやらなきゃいけないし」「やらなかったら絶対後悔するしなんか、やらないの嫌だし」「だから、できっこないんですけど!」「ほんと、できっこないんですけど」と弱音を吐きながらも、「元気貰った」「ありがとうございますありがとうございます」と感謝の言葉をつづっている。
2018年01月09日「Mother」「Woman」に続く、日本テレビが坂元裕二オリジナル脚本で贈る3作目「anone(あのね)」。このほど、主演の広瀬すずが人生で一番のベリーショートにした役柄の姿が初公開。また、先に発表されているベテラン女優・田中裕子のほか、瑛太、小林聡美、阿部サダヲ、火野正平という豪華追加キャストも明らかになった。本作は、家族を失い、社会からもはぐれてしまい、生きる方法さえ見失ってしまった少女が、1人の老齢の女と出会うところから始まる物語。欺かれ、裏切られ、人を信じる心さえなくしてしまっていた2人…。やがて何かを感じあい、女は少女をかくまうように。ニセモノの家族、ニセモノの人生、ニセモノの記憶… そして、ある事件が発生する。生きることの意味とは?人が生きる上でほんとうに大切なものは何か?を問いかけ、人々の心を揺さぶる人間ドラマ。ニセモノから始まり、真実の人間愛を見つける人生という冒険を紡ぎ出していく。主演を務めるのは、現在19歳、最後のティーンパワー全開でネットカフェに住む少女・辻沢ハリカ役に挑戦する広瀬さん。彼女が演じるハリカは、自分の世界に閉じこもりがちで、どこか挙動不審。幼少期は真逆の性格で、天真爛漫で野放図だったが、両親とある事件をきっかけに隔絶。現在はネットカフェで暮らしているという孤独な少女だ。かつてない役柄に人生一番のベリーショートで挑む広瀬さんは、「ショートにしてもどんなショートにするのか、前髪は長めに欲しい」など、自らの意見も取り入れてもらったそうで、「世の中に対して1枚フィルターがかかっている感じがほしい、とお願いしました」と明かしている。そんな広瀬さんと共演するのは、「それでも、生きていく」「最高の離婚」に続いて5年ぶり3度目の坂元脚本作品となる瑛太さん。演じるのは、謎の男・中世古理市。物語の進展とともにその正体が明らかにされていくというが…。瑛太さんは、「坂元裕二さん作品3度目の挑戦で、自分が何処まで枠を超え飛んでいけるか想像するだけで心がぐらついています。水田(伸生)監督、素敵なキャストの皆さんと、全身全霊で良い作品作りをしていきたいと思います」と意気込んでいる。さらに、小林さんが演じるのは、謎の女性・青羽るい子。性格は明るく、頭の回転も速く、何でもそつなくこなす器用者だが、男運の悪さは自他ともに認める日本一。ふらっと訪れたカレーショップで舵と意気投合することになるという。そのフランチャイズのカレーショップ店の店長・持本舵を演じるのが、阿部さん。実直な性格で常に他人に気を使っており、私欲がなく、身の周りに起こる大概の出来事を運命として受け入れてきたという独身男に扮する。火野さんは、弁護士・花房万平役に。花房法律事務所の所長で、誠実で柔和な性格。事務員として働く亜乃音のことを強く信頼しており、どこか気があるようにも…。そして、「Mother」「Woman」にも出演し、坂元ドラマにはなくてはならない存在といえる田中さんは、広瀬さん演じるハリカと出会う、花房法律事務所の事務員・林田亜乃音役に扮する。広瀬さんは、この豪華な顔ぶれの共演陣に「本当にこの中にいて大丈夫か、というプレッシャーがあります。撮影が始まると、とても緊張すると思うのですが、先輩方の色々なものを観察したいですし、楽しみです!」と気合い十分。「この作品には、不意に涙が出るとか、唐突にズキューンと撃たれるもの、感じられるものがすごくたくさんあります。痛みとか、生きているからこそ見られるもの、感じられるものが、世代に関係なく生々しく描かれていますので、ぜひ皆さんに見てほしいです」とメッセージを贈っている。「anone」は2018年1月期、毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月04日