色のひと®・カラーキュレーター。企業やビジネスパーソンを対象とし、ファッション、食、インテリア等ライフスタイル全般のカラーコンサルティング、ブランディングを行う。「色」を視覚だけに頼らず五感すべてを通してイメージできるように、さまざまなものの価値向上を図る。また多くのメディアにて監修、大学や講習会でも講師業を行う。クチコミで広まったサロン「Lustre(ラスタ)」には全国から多くの女性たちが訪れている。
特に「この色」と意識しているわけでもないのに、気づくとその色ばかりを追いかけている。いつもなら決して手に取ることさえないその色に、気づけば囲まれていた! そんな経験はありませんか? 何をやっても面白くない。上手くいかない。気持ちがちょっとどんよりする。そんな時になぜか 「気になる色」、「心にとまる色」 があったりもします。これは一体なぜなのでしょう。 今回は、 気になる色 に隠された サイン と 取り入れ方 についてご紹介します。 気になる色は「今、必要な色」 不思議なことに、日々が充実していると「特別な色」に偏りにくいのです。一方、どこかぽかんと心に穴があいている時は、虚しさを埋めたいあまり、そして寂しさを誤魔化すために、無意識のうちに自分にとって 今「気になる色」 を創りはじめます。 やたらと 赤 に目がいく人は、 スタミナ切れ でパワーを求めているのかもしれません。燃えるような恋愛がしたいのかもしれません。何かに怯えていたり、 不安 に思うことが多々ある人は、クローゼットの中が 紫や緑 の服でいっぱいになってきている、なんてことも。 女性らしく魅せたい、見られたい、 誰かに甘えたい、頼りたい 、そう願っている人は、 ピンク の小物がやたらと増えてきたりもします。 気になる色というのは、あなたにとって今 必要な色 。決して見逃してはいけない SOSのサイン なのです。 「気になる色」は “意識して” 取り入れてみる いつもとは違う色、いつも以上に気になる色など、自分が選ぶ「色」の変化に気づいた時は、いま一度 自分を見返して みましょう。そして無意識レベルではなく、 意識 してその 「気になる色」を存分に味わって みてください。 部屋の模様替えに取り入れてみたり、デスク周りに置いてみたり、ネイルカラーに入れてもいいですね。ちょっと足してみるだけで気持ちが切り替わっていきます。もやもやした気持ちもリフレッシュされ、新しいことにもチャレンジしたくなってしまうかもしれません。 色は、視覚を通して脳の 視床下部 に届き、刺激となって 細胞を活性化 します。いつもとは違うときめくような アイディア が生まれたり、気持ちがぐっと入れ替わるばかりでなく、 体調 までも驚くほど良くなっていきます。 つまり「気になる色」を取り入れることで、 新しい自分 を生み出すきっかけとなるのです。自分の心や体調をコントロールする手助けになってくれるなんて、こんな嬉しいことってないですよね。 気になる色を思う存分楽しんだあとは、つぎはぜひ特定の色に偏ることなく色んな色に興味を持ってみてください。バランスの良い心を保つためにも、 心の「色替え」 は必須です。 それぞれの色に個性があること、どの色にも長所と短所があることを理解しつつ、様々な色合わせを考えることは、 人の個性 を理解し、 自分の立ち位置 、 あり方 を客観的に見る力にもつながっていくのです。
2016年03月28日友だちとの会話で、ふとした瞬間に会話を “ど忘れ” をしてしまうことってありますよね。若い時にはなかったことが “今では当たり前” になっていたりすることも増えてきます。ですがそんな時 「もう歳だから仕方ないよね!」 なんて言葉をサラッと口にしているとしたら、それはちょっとナンセンスです。 歳のせい にすればとっても楽チン。悪いのは加齢のせい。だから自分はもちろん周囲も許してくれる! と思っていたらそれはちょっと違います。今回は 「脳の若返り」と「美しさ」 をキープする 簡単トレーニング をご紹介します。 言ってはいけない「もう歳だから仕方ないもん」 このひと言で自分は “おばさんだ” と認めたことと同じです。世の人が認識するおばさんは、いい香りを漂わせたり艶々なヘアでいたりキレイにしているイメージはありません。つまり、どんなにあなたが自分磨きに気合を入れていても「もう歳だから仕方ない!」のひと言で すべて台無し になってしまうのです。 さて、ではどうしたら物忘れから脱却できるのでしょうか? 老化防止のゲームや本などが次々と登場していますが “何かを使って” というと、これまたおばさんは面倒くさいのです(笑)そこでオススメなのが、 普段のライフスタイルの中で、手ぶらで何も使わず行う方法 です。 私はこれを 『5色で若返りツヤツヤ体操』 と呼んでいます。脳が若返ることで顔色がよくなり、高い美容液よりもずっとずっとキレイになるような気がしています。 残りもの食材で「5色」のレシピを この体操はどこでもできるのですが、一番のオススメは 「キッチン」 です。 “冷蔵庫の中身” から記憶やイメージを膨らませていきます。お料理をしない人は少し材料が足りないかもしれませんが、ある程度される方なら何かしら入っているでしょう。料理を作った後に残った食材で、頭の中でレシピを考えます。 その時に大事なのが 「5色」 のレシピです。5色とは 緑、赤、黄色、白、黒 ですが、この5色すべてを使えるようにレシピを作ります。まずは冷蔵庫の中にこの5色のものがあるかをチェックしましょう。 ブロッコリー(緑)、パプリカ(黄色)、お豆腐(白)があったとします。でも赤と黒がないとしましょう。その場合には、赤を豆板醤。黒を乾燥ひじき(又は黒ゴマ)で代用します。ひじきだけでなく、きくらげ、干ししいたけといった 乾物類 は常備品として役にたちますので揃えておくとよいでしょう。 さて、これだけの材料があったとしたら、何ができそうですか? 私なら 「ひじきと野菜入のピリ辛豆腐ハンバーグ」 です。刻んだひじきとパプリカを豆腐に混ぜ込み、味付けはお醤油やお酒、さらには豆板醤で辛味と赤みをプラス。ブロッコリーは添えものにすればワンディッシュで5色プレートのできあがりです。 もし豆板醤も黒ゴマもひじきもなかったとしたら、ここで初めて買い物に行きます。これを機に、常備できるものを用意しておくと良いでしょう。 野菜嫌いの人は、冷蔵庫の中の色が偏りがちになります。不足しやすい赤や緑は、トマトの水煮缶やトマトジュースを常備したり、万能ねぎを小口切りにして冷凍しておいたり、市販の冷凍グリンピースや冷凍いんげんでも良いでしょう。冷蔵庫や冷凍庫をあけたら「緑」のものがある! という状態を意図的につくることが大切です。 コーディネイトも「5色」で考える そしてもう一か所のおすすめの場所は 「クローゼット」 です。どんな服があるか、結構忘れてしまいませんか? 大量に洋服を持っている人はこの現象に陥りやすいです。日頃からよく整理している人は自分の服は何色が多いか、が頭にインプットされています。 スタイリング時に「5色」を全身に入れるのはちょっと派手では? と一瞬思いますよね。洋服の場合は同じグレーでもトーン少しが違うグレーを2つ身につければ、それは2色とカウントします。グラデーションを含め5色の色合いを作ることを目標にしましょう。 意識すべきは「思い出そう」とすること 献立やコーディネイトを考えるとき、もうひとつ意識したいのは「思い出そう」とすることです。人間の脳というのは無意識に大事なものを優先し記憶を残していきますので、覚えよう覚えようとしても、 優先順位が低いものは後回し になります。 つまり、「冷蔵庫に何が入っているか?」「どんな服を持っているか?」は、どうでもよいことになりがちで、なかなか覚えることができません。大切なのは“覚えよう”とするのではなく、 “思い出そう” とすることなのです。 レシピを考える際、「冷蔵庫に何が入っていたかな?」と毎回面倒でも思い出せばいいんです。朝起きて「今日は何着ようかな?」とクローゼットを開ける前にまずは自分の手持ちアイテムを思い出してみましょう。 この “思い出す” という行為こそが、 脳が若返っていく行為 と言えます。そこにプラス 「色」 を意識することで思い出すのが単語だけでなく色という映像やイメージとして頭に思い浮かびます。これを繰り返すだけで若返り効果へとつながっていくのです。 恋愛も仕事も趣味も、“年齢のせい” にしない 「アラフォーになっても素敵だな」と思える人たちの共通点は、どんなことも無理なく素敵に マイペース でこなしている点だと感じています。 たとえば運動も「自分に合うのはヨガなのか、ランニングなのか」自分自身の身体の声を聞いて適したものをチョイスし、それを無理なく楽しんでいます。恋愛についてもしかり。自分らしくいられる、 素の自分 で居させてくれる、そんな素敵なパートナーを見つけて一緒に楽しい時間を過ごしています。 ついつい年齢のせいにしてしまいがちですが、運動も恋愛も “諦めない心” さえあれば、タイミングが来た時にふわっとその波に乗れることでしょう。その波に乗れるか乗れないかは、あなたの 日頃の努力 次第です。 「忘れっぽいのは歳のせい」などと口に出さず、 思い出すトレーニング をしていきましょう。なんでもないことのようですが、地道な作業は必ず美へと導いてくれますよ。
2016年02月22日付録やサービスでついてくることが多い「エコバッグ」。今ではすっかり当たり前になっています。とくに多いのがブランドとコラボした付録のエコバッグでしょう。さて、あなたの家には一体何個のエコバッグが存在していますか? 少し思い出してみてください。 今回はついつい集まってしまう「エコバッグ」との付き合い方を通じて、「本当に必要なもの」を見極める力についてお話します。 チェック-1:そんなにたくさん必要ですか? エコバッグは、物によっては素材もしっかりしていて、色柄もオシャレなものがあります。サイズ感もよく、ちょっとした近所へのお買い物ならちょうど良いし、旅行先に持っていっても恥ずかしくないものも中にはあります。かさばらない程度なら2つでも3つでも置いておいて問題ないでしょう。 便利なシーンも多々ありますが、あまりに多く集まってしまうと収集がつかなくなるのもエコバッグの特徴です。とはいえ「丈夫だから」と捨てるに捨てれない状態にも陥りやすいもの。付録やサービスでいただいたエコバッグ、単体で購入したものも含めて家にいま2つ以上あるという人は、それを手元に置いておく理由をいま一度、考えてみましょう。 そのエコバッグがその数量分「本当に必要なものか?」しっかりと見極めることが必要です。 チェック-2:メインバッグとして多用していませんか? エコバッグを常に普段バッグと一緒に持ち歩いている人を見かけますが、正直これはあまり見栄えが良いものとは言えません。特にアラフォーという最も大人セクシーな世代に、エコバッグがハンドバッグ代わりとは実に残念な話です。 また、どんなに綺麗に着飾っていても高級ブランドバッグの横にペラペラなエコバッグは、違和感を感じてしまいます。 よく考えてみてください。エコバッグはあくまで補助バッグ。補助バッグを主役にしてしまっては、何が主役なのかがわからなくなってしまいますよね。「便利だからつい」という理由で使い続けているとしたら、それはとてももったいないことです。 付録のエコバッグばかりを持ち歩いている方は、本当は何が一番大事なのか、何が大切で何が主役なのかを考えなくなってきた証でもあります。あなたの「見極め力」が落ちている要注意サインとも言えるでしょう。 自分を輝かせてくれるアイテムかどうか見極めよう 会社帰りにジムに寄るから… という理由で付録のエコバッグを利用しているのなら、トレーニング用品の入る専用バッグを別に持つことをおすすめします。または最初から全部入る大きめのバッグを用意しておくのもポイントです。荷物は大きくなりますが、週1、2はこの大きなバッグを持つと 自分ルール を決めさえすれば、そこから 洋服選び や ヘアメイク などもスムーズに決まっていき、時間も効率よく使えるからです。 もちろん近所のスーパーに食材を買いにいくときは別です。エコバッグを活用しましょう。ただそんな時でも、オシャレを意識したエコバッグで出かけてみてはいかがでしょう。付録でもらったものや、何となくもらったものではなく、 自分で厳選した エコバッグを持って出かけてみると、きっと毎日の買い出しも気分が変わるはずです。 もしもあなたが2つ以上の付録やもらいもののエコバッグを持っていて、それを日頃から使っているのなら、それが 本当にあなたを輝かせてくれるアイテムなのか 、主役と一緒に毎日連れ歩くほど キラキラしたものなのか 、改めてよく考えてみましょう。 エコバッグは一例であって、どんなことに対しても同じことが言えます。大切なのは何かを選ぶ際、それが本当にいま、 自分を笑顔にしてくれるアイテム なのか、何気ない日常をかけがえのない特別な日にしてくれるものなのか? です。これはモノに限って言えることではありません。ヒトにも同じことが当てはまります。きっとそこから本当に大切なものが見えてくるかもしれません。
2016年01月27日シンプルだけどどこか美しい。無理のない “自然なフォルム” にまとわれた女性は、世の女性たちの憧れの姿。凛としていて気品のある、シュッとしたその姿からは、長年積み重ねてきたその人の 「努力の結晶」 が滲み出ています。 その結晶が「キラキラした輝き」となり、その人の魅力となって 「色気」 となる。それは、わかりやすい「セクシーさ」とは比べものにならないほど美しく、いつの間にか周囲を魅了してしまうもの。 そんな女性の “本質美” を手に入れるために役立つ、 「3の法則」 についてご紹介しましょう。 “本質美” を手に入れるには? 「雰囲気ある佇まい」はいつでもすぐに作れるものではありません。色んな道を色んな方法で歩んできた人にしか出せない 「キレイの源」 があるのです。前でも後でもダメ。今だからこそ放てる、女性の “本質美”。この特別な輝きは、長きに渡る 「努力の結晶」 で手に入れることができます。 とはいえ、仕事と家事、子育てなどで忙しい毎日…、一体どうやったら「目標」を達成し続けて、女性の “本質美” を手に入れることができるのでしょう? STEP 1 小さな目標からとにかく「やってみよう」 ダイエット、英会話、資格、朝ラン、筋トレ… あなたは今までどれだけの目標をたててきましたか? チャレンジしたものの継続できず、仕事や環境、誰かのせいにしたことはありませんか? 目標をたててチャレンジすることは、決して「大きなこと」だけではありません。たとえば、まずはこんな 「小さなこと」 から始めてみましょう。 ・おはよう! と自分から話しかける ・毎日、姿見で自分をチェックする ・0時までにベッドに入って眠る こんな風に「やろう」と思えばすぐできることだって、立派な目標です。目標の内容が何であろうと 「やろう! やってみよう! 」 そう思う 気持ち がいくつになっても大切なのです。 STEP 2 「3の法則」で “小さな自信” をつける 小さなことから目標をたてて、 「小さな自信」 をたくさんつけていくことが重要です。大切なのは、ゴールを目指すことよりも、継続してそこまでの 過程 をじっくりと 楽しむ こと。 「3の法則」のポイント ・小さく目標をたて、思い立ったらそれを3回続けてみる。 ↓ ・3回できたら、それを3日続けてみる。 ↓ ・3日続いたら、3週間。 ↓ ・3週間続いたら、3か月。 ↓ ・3か月続いたら、ずっとできるはず! 例えばダイエット。どうやっても痩せない人が、いきなり「走る!」だなんて無謀過ぎますよね。でも電車やバスで「絶対に座らない!」という目標ならばどうでしょう? 3回なんてすぐですよね。3回できたら3日間、3日間できたら3週間。そうやって3ヶ月間が経過したとき、あなたはもう、ずっと継続できるはずです。 おさぼりは3日まで! 4日めから小さく再スタート 「失敗するかもしれない」「やってみても続かない」「どうせ続かないから最初からやらない」そんなふうに理由をつけて、チャレンジすることから目をそらしているなら、まずはこの「3の法則」を実行してみてください。どんなことでも構いません。継続できたら、 自信 をもってできるだけ長く続けてみましょう。 そして、途中で気分が乗らなくなったときは 一旦やめてしまう こと! ただし、おさぼりは3日までです。3日間はダラダラと過ごします。そして4日目からはまた、 小さく再スタート していく。これが「3の法則」のルールです。これならやれそうな気がしてきませんか? 「3の法則」をどんどん取り入れよう 目標達成を 習慣化 できるのが、この 「3の法則」 。チャレンジすることは、どんなことでも構いません。たとえば 「色」 の取り入れ方。 長年あまり「色」を意識してこなかった方が、いきなり慣れていない「色」の服を着たり「色」のある空間で生活することは、とても勇気がいること。そこで、すぐに直接的に取り入れるのではなく、まず「色」を 意識する感覚 を取り入れてみます。これも「3の法則」を使うだけ。最初は3分だけ集中して、それができたら次は1日3回集中してみます。 さらにこれを3日間行なってみてください。3日間できたら3週間。3週間できたら3ヶ月です。道具も何もいりません。ただただ色を「意識するだけ」。それだけで、その「色」を受け入れることができるようになるのです。模様替えやイメージチェンジなどで、チャレンジしたい「色」がある方は、ぜひ試してみてください。 「コミュニケーション」 についても、同じことが言えます。気遣いのできる大人になったからこそ、ものごとを難しく考えてしまったり、先のことを考えて 臆病 になってしまうもの。 恋愛 だってそう。 「告白しても振られてしまったらどうしよう? 」「振られるくらいなら、言わないほうがよいのでは? 」 …いいえ、違います。まず 3回トライ して、ダメならそこで考えれば良いのです。もしも3回のキャッチボールが続いたら、今度は3日間のコミュニケーションをとってみましょう。それができたら今度は3週間。気づくと、相手から食事に誘ってくれるところまで進展しているかも? しれませんよ。 恐れず、惑わされず。自分を動かすのは「自分」。 自分を動かすのは「自分」でしかありません。周囲の意見や本の言葉など、他者から影響を受けて動くことももちろん大事なのですが、そこから先はすべて「自分」です。まずは自分の心を、 自分の軸 をしっかり立てる。そこから始めることがとても大切です。 トレンドに惑わされたり、他人のことばかりを気にして “人生を無駄” にするのはもうやめませんか? 怖いかもしれません。ドキドキするかもしれません。でも恐れずに「自分」を信じて動いてみましょう。思い立ったら 「3の法則」 です! ぜひ試してみてくださいね。
2016年01月03日多忙な日々を送るアラフォー世代。職場でも家庭でも、周囲に必要とされることに喜びを感じる一方で、体力的にも精神的にもさまざまな負担・不安を抱えています。元気がないわけではないのだけれど、なんとなくしっくりこない… などと感じることもあるでしょう。 そんな時にオススメしたいのが ネイルでの「色遊び」 。手や指をキレイにしているだけで、心は落ち着き、穏やかになっていきます。どんな時でも気分もコントロールできて、自分を高めることができるネイルカラーの選び方についてご紹介しましょう。 ネイルカラーは最高の「元気ツール」 職場でパソコンをさわる時も、電車やバスでつり革や手すりにつかまるときも、携帯をチェックする時も、視線を向ければ必ず目につく「ネイルカラー」は、女性にとって最高の元気ツール、モチベーションアップの色と言えます。 指先に「色」があると、名刺交換の際や何かを手渡すとき、不思議と背筋が伸びるものです。きちんと手入れをしているという印象をネイルカラーから感じとれるからです。これは自分だけに言えることではありません。受け取る方も美しい指先に心を奪われることでしょう。 肌だけでなく、爪も「乾燥」している! 手荒れがひどい時は「何もしないのが一番」とついつい爪も放置してしまいがちですが、荒れている時こそハンドクリームやネイルオイルなどの基本の保湿ケアをした上で、しっかりと爪に 「色」 をつけてみてください。荒れて若々しくない手を見て、しょんぼりとしてしまった気分が復活してきます。気分が上がることで意識も変わり、手荒れの早期回復につながるとも言えるでしょう。 また、ケアをしていないと爪の水分量は減ってしまい、 乾燥 してしまいます。指先や爪の保湿ケアをした上で 「きちんとネイルをする」 という習慣は、気分が上がるだけではなく結果的に 「乾燥予防」 にもつながるので、一石二鳥というわけです。 ネイルの色で、“オン・オフ” をコントロール! そして、もっと効果をもたらすには ネイルの色 で、 “オンオフ” のコントロールを行うこと。ジェルネイルだとすぐに色を変えることはできませんが、マニキュアであれば仕事とプライベートの時で色分けをすることができます。 この色分けも、ただ好きな色にするのではなく、 いま自分に足りていない色 をあえて塗ってみたり、洋服がモノトーンが多いという方は爪だけは 鮮やかな色 を選んで楽しんでみてもよいでしょう。とくに“オン” の時は、やる気を掻き立てる 「赤」 やコントラストが凛とした雰囲気を醸しだしてくれる 「フレンチネイル」 がおすすめ。また、誰からも愛される 「ピンクベージュ」 にしても素敵です。 ▼忙しい時こそ、余裕のある「ピンクベージュ」を 【オン】 ピンク+ベージュという、どちらも女性に人気の高い色を組み合わせた ピンクベージュ 、実は若い女性がつけても似合いません。仕事も恋愛も十分なキャリアを積んでいるアラフォー女性だからからこそ似合う色、と言えます。 なぜならば、色そのものには特に主張がないからです。中身が伴うからこそ、つけて輝ける色。言い換えれば、ピンクベージュが似合う女性というのは「中身と外見どちらもバランス良く整い、大人にしか出せない艶っぽさが滲み出ている人」なのです。一見地味に見える色ですが、心も身体も輝いている女性が身に付けることで、その優しい色みも一気に 華やいで 見えるのです。多忙な時こそその優しい色を見て、本来の余裕な自分を取り戻しましょう。 ▼10本の指を「3色」で遊ぶ、大人女性の働きネイル 【オン】 勤め先の自由度にもよりますが、敢えて ベタ塗りで3色のカラー を取り入れるのもおすすめです。 例えば青(ロイヤルブルーやミッドナイトブルーといった紺系)を3本、ゴールドラメを4本、残り3本をアクセントカラーとして、オレンジやワインレッド、黄緑(アップルグリーンなど)にするなど。 こうした色選びは、遊びゴコロのある大人の女性の証です。仕事はしっかりとこなすけれどネイルでは 自由な雰囲気 を演出してみましょう。 ▼プライベートでは「パステルカラー」を 【オフ】 日頃から常にがんばっている “オン” モードだからこそ、プライベートではあえて「色」を抜いて “オフ” モードへとコントロール。クリアネイルでもよいけれど、やはり薄っすらでも「色」をつけたいのが女心というものです。 そこでおすすめなのは「パステルカラー」です。この場合、服装は敢えてモノトーンでまとめるのがポイント。服もピンクや水色といった同系色になると、ただの若作りしている人になってしまいます。ネイルがかわいいからこそ、服は黒やグレーといった大人の色で染めてみてください。 また、指先だけでなく足の爪にもネイルをすると、さらに気持ちが高まるのでおすすめです。職業柄どうしても指先にネイルをすることが出来ないという方は、 足の爪 だけでも塗って、気分をコントロールしてみてくださいね。 秋模様に相応しく、自分を高めてくれる「ネイルの色選び」を楽しんでみましょう。
2015年11月04日SNSの普及などにより、実際に会って会話をするコミュニケ―ションが大幅に減少している現代。LINEやMessengerでやりとりしていると、つい会っている気になってしまう。距離が近づいているようで、実は 疎遠 になってきているということに、気づいていない人がどれだけ多くいることでしょう。 もちろんSNSとは別に、きちんと会って対面している! という人は問題ありません。SNSさえも利用せず、多忙を理由についつい仲間と連絡が途切れてしまっているという方も多いかもしれません。 周囲と上手くコミュニケーションが取れない人 「人とのつきあい方」をどんな価値観で捉えているかは人それぞれ。でもどこかゆるやかな、 心地よい雰囲気 を醸し出している人には何か共通するものを感じます。それはその人なりの 自分のスタイル をしっかり持っていること。 人と人というのは、何か特別な制度があって繋がっているわけではありません。強い 絆 を感じ、互いに求め合うこともあれば、互いの 距離感 を尊重し、ゆるく繋がりあうことで 心地よさ を感じている人もいるでしょう。 頭の片隅で「周囲と上手くコミュニケーションが取れていないな…」と思っている人は、今すぐ対処する必要があります。気づいているのにそのままにしておくと、取り返しのつかないことになるからです。ではどうしたら解決するのでしょう? 気持ちを伝える道具として「色」を活用しよう コミュニケーションが希薄になる原因には、 物事を簡単に済ませよう としてしまうことにあると思います。 たとえば、目上の方に食事をご馳走してもらったとしましょう。その御礼をメールやMessengerで返していたりしていないでしょうか? そうであれば、それはコミュニケーション不足を拡大させる大きな要因のひとつです。メールやSNSで気持ちを伝えるのは、今どきのライフスタイルなのかもしれませんが、もう少し、心が動いた感謝の気持ちを何らかのかたちにして贈りたいものです。 毎日の変わらない暮らしの中で、なにか小さな刺激を他人から与えてもらったとしたら、それは 大きな感謝 に値します。もらったらそのままにするのではなく、丁寧に返してあげる人でありたい。それは一枚のはがきでも、カードなのかもしれません。決して大それた贈り物である必要などないのです。 もらった人も、贈る人も、 お互いに負担にならない 小さなかたちが心地よく、これが不思議と 大きな絆 となってくるものなのです。 お礼状を書いているのは自分なのに、なぜか笑顔になってしまう。してもらった人への感謝の気持ちが、 最終的には自分に返ってくる 。手紙を書いている時は、心の中は相手のことで頭がいっぱいになる。ワクワク感でぎゅうぎゅう詰めになることもあれば、ニコニコと幸せな気持ちになれることもある。こんなふうに たくさんの幸せをもらっている ことにも、気づかなくてはなりません。 そこでおすすめしたいのが、 感謝の気持ち をかたちにするための道具に 色 を使う方法です。中でもおすすめの色は 「オレンジ」 。 「オレンジ」ほど最強の色はない! オレンジという色は、その人の 「行動力」 を高めてくれる力があります。はがきや封筒の色をオレンジにして送ってみたり、誰かを喜ばせるサプライズプレゼントにオレンジを使用してみたり。変わらない日常を自ら行動して幸せをまき散らす。こうすることで色んな人が優しい気持ちになり、幸せな気持ちにもなれます。 ビタミン不足だと感じた時、レモンをかじりたくなるように、コミュニケーション不足と感じたら、オレンジをかじってみてください。と同時に、オレンジの 小物 を身につけたり、誰かに贈ったり、食べ物や飲み物としてカラダに直接取り入れてください。 こうすることで、空回りしていた人間関係も、少しずつ解けていく。自分だけでなく、相手も巻き込んで一緒にオレンジと触れ合うことで深い絆ができてきます。もちろん黙っていても何も変わりません。自覚して行動に移してこそ、オレンジの効果は発揮できるのです。 だからこそ オレンジ という色は自分から積極的に行動する時、私たちの 背中を押してくれる 最強の色なのです。
2015年09月25日一年の中でも、エネルギーに満ち溢れアクティブになれる夏は、四季の中でも一番輝いています。日々暑さが厳しいものの、私たちは太陽にいつも支えられています。自分なりのスキンケアを心がけながらも、自然界の活力を味方につけ、夏を解放的に謳歌している女性は、とても魅力的に映るものです。 元気になれる! 魅力度UP! な「黄色」 そんな夏の盛りの8月、大人も子供も楽しめるピッタリの色があります。見ているだけで、そばにいるだけで明るくなれる、元気になれる色。それはまるで公園で友達と戯れている子供を象徴するかのような 「黄色」 です。 黄色は夏の代表花である “ひまわり” の色でもありますよね。太陽の光を浴びて上へ上へと伸びていく逞しい姿に、何度となくエールをもらった人も多いのではないでしょうか。どこか幼稚っぽさも感じさせる黄色。でも実はとても クレバー で、 魅力的 な要素を表現できる色でもあるのです。 黄色の食材「とうもろこし」には「葉酸」が豊富 この時期の黄色の食材といえば「とうもろこし」です。とうもろこしには、人間のからだを守る 細胞の分裂 や 成長 に関わりのあるビタミン、 「葉酸」 を多く含んでいます。葉酸は地味な栄養素ながらも、 胃腸の粘膜 を守ってくれたり、 貧血防止 に一役買ってくれたりしているのです。 しかし一方で、 ビタミンBやCがなくては働いてくれない という、とってもわがままなビタミンでもあります。たとえ葉酸を十分に摂っていても、それらのビタミンが不足しているとその働きは期待できません。ビタミンBやCの食材とあわせていただく必要があります。 こんなわがまま加減は「黄色」という色のイメージにどこか繋がり、まるで無邪気にはしゃぐ子供のような憎めない愛らしさを感じさせてくれますね。 では、見た目にも栄養価的にも魅力的な「とうもろこし」を使った簡単おつまみ、 「とうもろこしの洋風お好み焼き」 のレシピをご紹介しましょう。 とうもろこしの洋風お好み焼き 夏が旬の「とうもろこし」。茹でるとさらに黄色みが濃くなり、愛らしさも増してきます。キレイな黄色のとうもろこしで、夏の食卓を彩ってみましょう。 <材料> 2人分 ・とうもろこし 大1本 ・黄パプリカ 1/4個 ・玉葱(あれば新玉ねぎ) 中1/2個 ・チーズ(あればチェダーチーズ)30g ・卵 1個 ・水 大さじ1 ・小麦粉 1/2カップ ・塩 小さじ1/2 ・こしょう 少々 ・バター 20g ・粗塩 少々 <作り方> 1) とうもろこしは茹で粒を剥がす 2) パプリカとチーズはとうもろこしと同じくらいの大きさにカットする 3) 玉ねぎは繊維にそって薄切りする 4) 大きめのボウルに卵を溶きほぐし、小麦粉も加えてざっくり混ぜる 5) 4 に 1、2、3 と塩・こしょうを入れて混ぜ合わせる 6) フライパンを熱し、バターを溶かしたらお玉で 5 をすくって流し入れ中火で焼く。焦げ目がついてきたら裏返し、ヘラで上からギュっと押してさらに焼く。ある程度火が入ったら蓋をして軽く蒸し焼きにする。 7) 皿に盛付け、お好みで粗塩をふっていただく。 猛暑はまだまだ続きます。見ても食べても元気になれる黄色レシピで、夏を楽しんでみてはいかがでしょうか?
2015年08月07日雨がシトシトと降り続けているかと思えば、突然からっと晴れてみたり。この時期は空模様も気分屋さん。憂鬱になったり体調も崩れたり…と、女性はちょっとしたことで、この “気分屋さん” についつい引っ張られてしまいがちです。 憂鬱になるのではなく、自ら元気になる月! と考えて、紫陽花のキレイな梅雨の今を楽しみながら過ごしたいもの。そんなときにぜひおすすめしたい色が、 「赤」 です。 「赤」は、いまひとつ元気がでない時や、瞬時にパワーが欲しい時、そっと背中を押してくれる色。赤のパワーを五感で感じながら、日々気軽に取り入れる秘訣は、料理に意識的に色をとりいれること。栄養もとれて簡単に作れる「赤」の レシピ をご紹介します。 元気になあれ! エールをくれる赤の食材「トマト」 赤は暑い時期になると、嫌がられやすい色でもありますが、だからこそ、暑い夏がやってくる前の準備時期に、心身ともに整えるためにも、赤のパワーをもらっておきましょう。 赤はパッと見、とても強い色です。その時の体調によっては、プラスにもマイナスにもとれてしまうほど、ハッキリしている色。ですが、赤ほど嘘偽りがなく、実直な色はありません。この点から考えても捉え方によっては、もしかしたら青よりもずっとずっと爽やかで硬派な色かもしれませんね。 そんな元気いっぱい、エールをくれる赤の食材と言えば、やはりトマトです。どの季節でも手に入る野菜ですが、美味しい時期にこそ、その食材の良さがわかるもの。トマトは初夏からじわじわ甘くなって美味しくなっていきます。調理してパスタやスープにするのもよいのですが、まずはシンプルにあまり手をかけずにいただき、赤の効用をしっかりと感じてみることをおすすめします。 赤のパワー!「トマト」をいただく時のコツ トマトと言えば、ご存じの通りビタミンCが豊富な野菜です。ただし、このビタミンCは熱に弱いため、長時間熱を加えると壊れやすくなってしまいます。ビタミンCを効率よくとるのなら生で食べるか、短時間の加熱でいただくことが大切です。 またトマトの中でも小さくて可愛らしいミニトマトは、ビタミンC、βカロテン、カリウムなどのミネラルや食物繊維などが豊富に含まれています。忙しいアラフォー女性には、手軽に扱えて、かつ栄養価も高いミニトマトは大変ありがたい食材というわけです。そこで、ミニトマトを使った簡単レシピをご紹介しましょう。 「ミニトマトのはちみつ生姜漬け」のつくりかた <材料> ・ミニトマト 8~10個 ・はちみつ 大さじ4 ・生姜の薄切り1かけ分 ・生姜の千切り 少々(盛付け用) <作り方> 1. ミニトマトはへたを取り、ザルに入れ熱湯をかける 2. 水の入ったボウルに 1 を取り出し、薄皮をむく 3. 生姜は薄切りにする 4. 新しいボウルに 2 と 3 を入れ、ひたひたになるようにはちみつを加え漬け、冷蔵庫で半日くらい保存する 5. 皿に 4 を盛付け、生姜の千切りをのせる このほかにもトマトは様々な栄養効果が期待できますが、今回ご紹介したのは「レシピも栄養もシンプルに!」をテーマにした簡単レシピです。あまり深く考えたくない、梅雨のじめじめした時期だからこそ、こうした手軽なレシピがあなたを元気にしてくれます。栄養豊富な美味しいトマトをシンプルにいただく。ぜひ試してみてくださいね。
2015年06月29日新緑が清々しく爽やかなこの時季は、何かを始めるのに最適なとき。これから始まる未知の世界を、生命力に満ち溢れる「心豊かな暮らし」に彩っていきましょう。まだ始まったばかりだからこそ、いざとなればやり直しもきくし、リスタート&リフレッシュが味わえる大切な季節です。 この時期を「色」で例えるならば 「白」 がピタッとはまります。なかでも、誰も足を踏み入れたことのないゲレンデを思い出させるような 真っ白 。そんな白のイメージを、 五感 をフル活用して体に取り入れられる、とっておきの 料理 をご紹介しましょう。 白をイメージして選んだのは カッテージチーズ 。ご存知の通りカッテージチーズは、低脂肪でとても ヘルシー 。味にクセもないため、どんな食材とも相性が合います。 今回、パートナーに選んだのは今が旬の そら豆 です。見た目も可愛いですし、扱いも実は簡単です。一見面倒そうに見えますが、コツさえ覚えてしまえば強い味方になってくれること間違いなしです。 そら豆は、さやが空に向かってつくことからこの名がついたと言われています。これだけでも 上向き で ポジティブ なイメージのそら豆ですが、もちろん栄養も豊富です。ビタミンB1,B2,Cや、ミネラルなど、美容に欠かせない栄養素をたっぷり含んでいます。何より、ほっこりとした食感が優しくて、どんな人も和ませてくれる食材です。 黄緑色 に近い外見の色は、日頃の小さな ストレスや不安 からもそっと見守ってくれる 癒しの色 。美味しくいただきながらしっかりボディーガードしてくれているなんて、こんなに嬉しいことはありません。 では、「そら豆とカッテージチーズの爽やかサラダ」の作り方をご紹介しましょう。 「そら豆とカッテージチーズの爽やかサラダ」の作り方 気分も爽やかになる「白」のカッテージチーズと「緑」のそら豆の組み合わせ。シンプルな材料ですが、下ごしらえさえしておけば、ぱぱっと混ぜるだけの簡単レシピです。見た目も味も上品なので、おもてなしの一品としてもおすすめです。 【材料】 2人分 ・そら豆 (さやつき)…300g ・カッテージチーズ …50g ・レモン汁 …小さじ1 ・塩、コショウ …少々 ・亜麻仁油 …少々 ※お好みよってはちみつを適量 【作り方】 1)そら豆はさやから出し、黒い筋に切りこみを入れる。塩少々をふって軽くもみ、熱湯で色よく茹でる。あら熱をとったら薄皮をむいて冷ます。 2)ボウルにカッテージチーズを入れ、レモン汁を加え、塩、コショウをして軽く混ぜる。 3)2 に 1を加えて混ぜ合わせ、器に盛り、仕上げに亜麻仁油をかける。 時間がたつと味も栄養価も落ちやすいため、できるだけ “さやつき” を買い求め、すぐに茹でることも美味しくいただくポイントです。 仕上げに、美容と健康に欠かせない オメガ3 をたっぷり含む 亜麻仁油 をたらして完成です。亜麻仁油ではなく、 はちみつ をかけて甘みを加えてもOK。一緒にいただくワインの種類に合わせて、プレーンな味(亜麻仁油) or 甘い味(はちみつ)をお好みでお選びください。お皿に取り分けたあとに、それぞれをかけて二種類の味を楽しむのもおすすめです。 忙しいアラフォー女性が羽を休める場所、それはエステでもなく、バーでもなく、自分の家であって欲しい。そのためにも 旬 を意識し、 色 を意識し、 自炊を楽しめる時間を大切に したいものです。
2015年05月13日カラーシェルジュ 色のひと® の七江亜紀です。30代後半~40代は人生を振り返る時期。ファッションについても同様で、今までの自分を振り返って「どう見られたいか」をあらためて考えることがとても大切です。 「その人らしさが出ているファッション」、「内面と外見のバランスがうまくとれているファッション」は、大人の女性をさらに魅力的に見せてくれます。カラーコンサルティングを通じてみなさんにお伝えしている “40代からのファッションルール” についてお話しましょう。 内からにじみ出る “輝きや艶” が アラフォーのスペシャルな魅力! 中身が 大人のマチュア女性であるからこそ、外見は慎重に ならなくてはなりません。スタイルがよく肌が綺麗であれば何を着てもよいの?というと、それは少し違います。安いからとファストファッションだけに頼ってしまうのも要注意。もちろん、高級ブランドを身に付けていればそれでOK? ……これもまた違います。 もし20代だけが手にする特別な魅力があるとするならば、 アラフォー世代限定のスペシャルな魅力 もあると思いませんか?私は20代前半から今まで、数多くの女性たちと向き合い、また自分自身も自ら日々向き合ってきましたが、20代の頃より今のほうがずっとずっと “澄んでいる” ように感じます。 シミもシワも気になる年齢だというのに、“澄んでいる” なんて可笑しいかもしれません。ですがアラフォー世代になると、 美人とか可愛いとかそういったものとはまた違った別の魅力 が試されてくるのです。 どんなに良い服を着て取り繕っても、内面が外見に現れてしまいます。肌にも髪にも表情にもすべて。もうごまかしがきかないんです。だからこそ 自然体で年齢にあった輝かせ方 が大切。内側からにじみ出る輝きや艶をいかに外見に魅せていけるか?これが20代には得られないアラフォーの使命なのかもしれません。 ルール1 “自分を客観的にとらえる力” を鍛える 大人だからこそ魅せられる美しさ、それは様々な経験を積んだからこそ生まれてくるもの。もちろん経験だけでなく、その人自身の努力も必要です。日常から学ぶ 優しさ、思いやり、余裕さ、聡明さ も大切なポイントですね。本当の美しさとは、ただスタイルが良くセンスさえ備わっていれば作られるものではないのです。 他人の意見に振り回されたり、トレンドに流されたり、いつも地に足がついていない状態にいることは、肌艶・髪艶はもちろんのこと、ファッションにも大きく影響を及ぼします。大切なのは、 自分自身を客観的にとらえる力を鍛える こと。人に気に入られるためにとか、モテるためとかではなく、 自分がどうあることが幸せであるか 、 どんな時に自分は幸せそうな顔をしているか が大切。鏡に映る自分に問いかけてみましょう。 ルール2 日々の暮らしをていねいに。 生活が “美しい外見” を作る 外見力は内面の鏡です。内側から滲み出てくる輝きや艶は、突如湧いてくるものではなく、日頃の生活が作り出していくもの。決して華やかな生活が、最高の美やオシャレを作ってくれるわけではありません。 食事、睡眠、運動 、といったごくごく普通のことを、 自分のリズムに合わせてバランスよく出来ているか? が大切です。 日々の生活こそがあなたの美しい外見を作り出します。内面が輝けば、肌や髪もより艶々してきます。特に髪はアラフォー世代になれば色々悩みもつきません。いつもキレイな髪をしている人は丁寧な暮らしを心がけていることが一目瞭然。忙しいを理由におさぼりするかしないかは、あなた次第というわけです。 ルール3 小さな気付きを見逃さない。 そして、無理せず“継続する”こと 毎日、 鏡 で 全身 を覗いていますか? 顔や髪だけでなく、体の小さな変化も見逃してはいけません。どうやったらよりよくなるのか、素敵に見えるのかを考え続けることが重要です。筋トレと同じで毎日ではなく数日おきでも構いません。無理なく 継続的に続けること 。これが一番大切なポイントです。 また、クローゼットは”冷蔵庫と同じ”と思ってみてください。ぐちゃぐちゃに 詰め込まれた状態では、奥に何があるのか見渡すことすらできません。気づかな いうちに賞味期限が切れている可能性も……。「着る服がない」と毎朝ため息をついている方は、クローゼットの中身を把握することから始めてみましょう。「今の自分に必要なものは何か」、「具体的にどんなアイテムを追加したらよいのか」を考えてみてください。 これらの “継続的な努力” が、あなたのファッションスタイルに必ず変化をもたらしてくれます。 いかがでしたか?アラフォー世代のファッションは、洋服だけではなく、 肌、髪、そして内面もすべて映しだした鏡 です。そして諦めることなく、日々の気づきと継続的な努力を、どうぞお忘れなく。
2015年01月07日