フィクション・スタジオは、経験豊富なプロのライター50人を擁する東京都渋谷区のシナリオ制作会社です。主にゲーム脚本をメインにストーリーや映像による創造力豊かなコンテンツを制作しています。また漫画原作、ライトノベルの執筆の他、ノンフィクションの脚本執筆を行っています。
■これまでのあらすじ いつでもスマホに夢中の夫に、美里はほとほと呆れていた。妻の出産中でもスマホを手放さなかった夫は家事にも育児にも非協力的で、ワンオペ状態の妻の声に耳を傾けることなく、ずっとスマホを見ていたのだった。 ある日のフードコートでとうとう限界に達し、妻は「じゃあスマホと結婚したら!?」と声を荒げてしまう。夫から謝罪の言葉はなかったが、反省したのかスマホを見ることが少しだけ減ったように思え、買い物をしている間だけ夫に息子を預けたところ…。 夫はまたスマホに夢中で、公園に息子の姿はなかった。たまたま保育園で仲良くしている子のパパに助けてもらうことができたが、夫は妻が大袈裟に騒ぎ立てているだけだと笑っていて…。 息子を危険な目に遭わせても何も変わらない夫と、このまま一緒に暮らすのは難しい。そう決意した妻は手紙を残して息子と家を出ていく。一方、夫は手紙に気づかず、3日間の猶予を過ぎた4日目に、自分がチャンスを潰したことを知ったのだった。 公園にひとりでいた息子を助けてくれた、崇くんパパ。あの騒動のあと、崇くんママに、夫がスマホばかり見ていることについて、相談に乗ってもらっていました。 おふたりの一緒に育児をしている姿勢がとてもうらやましいです。 それにくらべて、うちは…夫が私の手紙にも気付かず、スマホを見続けて3日が経ってしまいました…。 スマホ離婚、そんな選択肢が脳裏をよぎります。 崇くんママとパパにいつまでも迷惑をかけられないし、夫と最後にもう一度だけ話し合ってから結論を出そうと決めました。 そして、久しぶりに家に帰ると……。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月01日■これまでのあらすじ 妻の美幸は夫の試し行動に悩まされていた。残業で夕飯はいらないと言いながらも急に帰ってきたり、怪しんでくる夫。さらには接待先にまで「嘘をついているのでは」と現れるようになる。友人と話しても「愛が重い」「不安なのでは」「普通ではない」と言われるばかり。もともと束縛気味だった夫だったが、ここのところの行動は異常。とはいえ、普段はいい夫でいいパパであるため、どうしたらいいのかわからないまま日々が過ぎていった。 そんなとき、夫が一泊の出張にいくことが決まって…。 夫から出張の話を聞いてまず思ったのは「本当かな?」でした。あまりにも急な予定変更が多すぎて、私の中で夫への信用もなくなっていたのです。 はっきり嫌だと言っても「何かやましいことがないなら大丈夫なはずだ」とさらに疑ってくる夫に、私はもうどうしていいかわかりませんでした。 出張当日、夫はさっくりとした荷物を持って出ていきました。荷物の内容から出張は嘘じゃないと思いたいけれど…。 疑う気持ちはありつつも、私はハッキリと「そういう行動は嫌だ」と伝えています。そのため、夫には内緒で娘と遊園地へ出かけることにしました。 夫の影に怯えることなく娘と遊園地を楽しんでいたとき…話しかけてきた声に心底驚きました。 そこには…夫が立っていたのです…。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月01日■これまでのあらすじ いつもスマホに夢中で、肌身離さず持ち歩いている夫。陣痛中でも出産中でもスマホを手放さない夫に、美里はほとほと呆れていた。子どもが大きくなってきてもスマホばかり見ていて、家事にも育児にも非協力。ワンオペ状態の美里は夫と何度も大喧嘩になるなか、ある日のフードコートでとうとう限界に達し、「じゃあスマホと結婚したら!?」と声を荒げてしまう。 夫から謝罪の言葉はなかったが、それからはスマホを見ることが少しだけ減ったように思えた。夫を信じて、買い物をしている間だけ公園に息子を連れていってもらったが、そこに息子の姿はなく…。 夫に任せた自分のせいだと後悔する美里。男性に抱えられている息子を見つけて思わず大声で叫ぶと、振り返ったのは保育園で仲良くしている子のパパだった。息子の危ないところを他のパパに助けてもらっても、夫は反省の素振りすらなかった。 そして、ついに美里はあることを決行する。 【夫SideStory】 3歳の息子と妻と仲良くくらしているつもりでした。週末には3人で遊園地にも行くし、ショッピングモールへの買い出しにも付き合います。 それなのに、突然、妻と息子が家を出て行きました。 残された手紙を見ると、最後通告のような言葉が並んでいて…血の気が引きました。 俺に与えられた猶予は3日間。 え、待って待って。 ヤバイ、もう4日経ってるんですけど…? 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月29日■これまでのあらすじ 残業があるから夕飯はいらないと言いつつ突然帰ってきたり、夫の急な予定変更に頭を悩ませていた美幸。さらには仕事の接待先にまで現れ、会社の人にも不信感を露わにする夫に、ついに妻はハッキリと怒る。きちんと連絡をしていたにも関わらずそういった行動をする夫に、「そこまで信じてもらえてないのか」と妻はショックを受けていた。 そのことを友人に話すと、「キモい」と一蹴されてしまう。 友人に夫のことを話したら、ドン引きされてしまいました。 そりゃそうですよね…結婚して子どももいるのに、わざわざ仕事の接待先で待ち伏せしているんですから…。 もともと束縛気味ではあった夫。逐一連絡がきて「どこにいるの」と聞かれることはあっても、そこを強要するほどではなく、あくまで「心配だから」というスタンスだったので、私も受け入れていました。 でも職場復帰してからというもの、夫の行動は少しおかしい。でも普段はとってもいいパパでいい夫なのです。どうしてこうなってしまうのだろうと、私はただただ悲しかったです。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月29日■これまでのあらすじ いつでもどこでもスマホを持ち歩く夫。結婚前からゲーム好きではあったものの、妻が陣痛で苦しんでいるときにもスマホで遊んでいた夫は、家事も育児もスマホばかり見ていて非協力。遊園地に行っても子どもと話すこともなくスマホに夢中で…。 なんでついてくるんだろう、と妻が夫へのイライラを募らせていたとき、フードコードでスマホが汚れたことで、夫は理不尽に妻子を怒鳴りつけてきた。さすがにキレた妻は公衆の面前で大声で「じゃあスマホと結婚したら!?」と叫んで…。 それから少しは反省しているように見えた夫。スマホを見ることが減ったため、公園へ息子を連れていくというのを任せたのだけれど、妻が公園につくとそこに息子の姿はなかった。夫に任せた自分のせいだと後悔する妻は血眼になって息子を探し、そして見つけたとき…息子は男性に抱えられていたのだった。 息子の姿を見つけたとき、心臓が止まるかと思いました。息子は男性の脇に抱えられ、どこかに連れていかれていたからです。 私は慌てて、大声で息子の名を呼びました。 すると…振り向いたのは同じ保育園の仲良しの子のパパさん。たまたま同じ公園に来ていて、息子を見つけて親を探してくれていたそうなのです。 謝る私をよそに、のんびりやってきた夫はまるで私が大げさに騒いだように言ってきました。あなたがちゃんと見ていればこうはならなかったのに…。 夫には改めて注意しましたが、全く悪いと思っていないようでした。 息子を危険にさらしても、これだけ家族が訴えても、この人には届かないのです。 私はもう、すべてを諦めました。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月28日■これまでのあらすじ 急な予定変更ばかりしてくる夫の態度に不信感を募らせていた妻・美幸。夕飯がいらないと言われたのに突然帰ってきたり、それを見越して作って待っていても「誰か来る予定だった?」と不審がられたり…。モヤモヤする日々を送っていた。 そんなある日、妻に急な接待の予定が入る。嫌そうな夫に店の場所などすべて伝えた上で参加したのだが、接待が終わって外に出ると、なんと夫がそこに立っていたのだった…。 残業だと言って、お迎えを代われないと言っていた夫。それがなぜここに? たしかにお店の場所は連絡したし、何時頃終わるかも教えました。でも、このお店は夫の会社から徒歩で来れるような場所でもありません。 わざわざ仕事を抜けてきた? いったい何のために…? 夫は私の上司のこともかなり怪しむ様子の態度で、私はハラハラしてしまいました。上司が何か勘づいてくれたのか、さっと名刺を出すと、夫は途端に安心したように笑顔になったのです。 これって…私は疑われていたってこと…ですよね。 ちゃんと仕事しているだけなのに。今まで何かしたことがあるわけでもないのに。 私は、ここまで夫から信用がないのかと、怒りとともに悲しくなってしまいました。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月28日■これまでのあらすじ いつでもスマホを手放さない夫にほとほと呆れている美里。陣痛中もスマホ片手に妻に寄り添い、子どもが生まれてからも家事育児中も常にスマホを見ているため、何度も喧嘩しているのだが…夫は「俺は仕事して疲れているんだから!」と言うばかり。 スマホがないと大騒ぎし、子どもが楽しみにしているイベントにも間に合わなかったにも関わらず反省の色はナシ。それでも一緒に出かけようとする夫が不思議でならないのだが、休日に行ったフードコートで息子がこぼしたうどんがスマホにかかっただけで夫は怒り、妻のせいにしてきた。ついに限界に達した妻は「じゃあスマホと結婚したら!?」と声を荒げてしまう。 助けてくれたのは周囲にいたママたちで、夫からの謝罪はなかった。 フードコードの一件のあとから、夫はさすがに懲りたのかスマホに触る機会は減っていきました。謝罪の言葉はなかったけれど、大衆の前で怒られたのが効いたのでしょうか…? そんなある日訪れたショッピングモール。息子が駆け回ってなかなか買い物が進まない私を見かねて、夫が裏の公園に連れていってくれると言ってきて…。 私は、油断していたのです。ここ最近ちゃんとしてくれているから、任せてみてもいいのかなと。 急いで買い物して、公園に行ったら…そこにいたのは、スマホを見ている夫でした。 息子はどこに行ったの…? こんな人に任せてしまった自分を、本当に情けなく思いました。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月27日■これまでのあらすじ 夫と子どもと3人で暮らす美幸。しかし最近、急な予定変更ばかりしてくる夫に困っていた。残業で夕食はいらないと言っていても、不意打ちのように急に帰って来たりするのだ。予防のため夕食は用意するのだが、夫が何がしたいのかわからず、妻はモヤモヤしていた。 そうしたことが何度かあったある日、夫が飲み会だというので娘と家でピザパーティをすることに。ピザを受け取った途端に現れたのは夫。ピザの宅配にやってきた男性を疑っているかのような夫に妻は違和感を覚え始める。さらには夫が急に飲み会を切り上げて帰ってきたというのに、「仲間はずれにしないで」などと言われ、不信感が募っていくのだった…。 いつも保育園の送り迎えは曜日ごとに夫と分担していました。急な接待となったこの日は私がお迎え担当の日。 夫も残業で対応が難しかったため、近所に住んでいる義母にお迎えをお願いしたところ快諾。ありがたくお願いしました。 夫は、男性が一緒だと聞くと少し嫌そうではありましたが、これは仕事。何を心配しているのかわかりませんが、ここで機嫌が悪くなられても困ると思った私は、帰る時間やお店の詳細などを連絡し、納得してもらいました。 そして接待が始まり…職場復帰してからはなかなか夜の会食は参加できませんでしたが、娘のイヤイヤも落ち着いてきたため今後はすべてNGにしなくてもいいのかな…と思っていたのですが…。 店の外で先方を送り出したあと…夫がそこに現れたのです。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月27日■これまでのあらすじ 夫はいつもスマホに夢中で、肌身離さず持ち歩いていた。陣痛中でも出産中でもスマホを手放さない夫に、ほとほと呆れていた妻だったのだが、それは子どもが大きくなってきても同じ。家事育児も半端にしかやらず、スマホ三昧の夫に妻は何度も苦言を呈するのだけれど、夫は「俺は仕事をして疲れている」と怒るばかり。遊園地にせっかく行っても、子どもではなくスマホばかり見ている夫に、妻は「なんのために一緒にいるのか」と疑問を抱き始める。 そして休日に出かけた先のフードコートで、子どもがうどんをこぼしてしまい夫のスマホが濡れてしまう。すると夫は子どもに怒鳴ったあげくに妻のせいにしてきて…。ついに妻は、「じゃあスマホと結婚しなさいよ!」とキレてしまうのだった。 私を助けてくれたのは、同じくフードコートにいたママさんたちでした。 恥ずかしさでどうにかなりそうな私に、手を差し出して「スッとした」と言ってくれて…。 親としてかなり恥ずかしい対応だったと思うのに…みなさんの優しさにまた涙が出そうでした。 夫からは、謝罪の言葉はありませんでした。 そうでしょうね。彼からすればいつもの日常で、突然大事な大事なスマホを汚されたのですから。 でも、私が公衆の面前で怒鳴りつけたことで少しは懲りたようで、夫はその日から少しだけ変わっていったのです。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月26日■これまでのあらすじ 夫と幼い娘と暮らす美幸。職場復帰してから仕事と家事育児の両立に奮闘していたのだが、最近夫の急な予定変更に困っていた。 残業で夕食はいらないと言っていたにも関わらず、突然帰宅してきたりして…。 何度言ってもやめない夫のために、念のため夕食を用意するような生活に、妻は疲れ始めていた。しかし、夫は普段は家事育児も一緒にやってくれる優しい人。どうしたらこの行動をやめてくれるのか…。 夫の飲み会の予定は、前々から言われていました。ふたりだけの晩ごはんなら夜食を残す必要もないし、たまにはピザでも取ろうと娘と盛り上がっていたのですが…。また、突然の帰宅。 しかも、ピザの宅配のお兄さんを睨みつける始末で…何を心配しているのかわからないけれど、飲み会切り上げてまで帰ってこなくていいのに…。 さらにはピザパーティのことを話すと「仲間はずれにしないでよ」と言い出すのです。そんなつもりないのに…。 何度言ってもこの予定変更をちゃんと伝えてくれない夫に、モヤモヤは募るばかりでした。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月26日■これまでのあらすじ もともとゲーム好きの夫だったが、年々度を超えていることに妻はイライラを募らせていた。陣痛のときにさえスマホで遊んでいた夫は、家事育児もスマホに夢中で協力してくれることが少なく、妻が諌めても「うるさい」「俺は仕事して疲れている」と反発するばかり。トイレにスマホを持ち込んでこもったりして家族はずっと迷惑していた。 子どものために行った遊園地でも、待ち時間に退屈する子どもを放って自分だけスマホ三昧し、妻は「何のために一緒にいるかわからない」と苦言を呈す。しかし夫は「俺はみんなを連れて行った!」とドヤ顔で言い張るのだった…。 「一緒にいるだけで十分」? 本当にそうでしょうか。 家族と同じ空間にいれば、家族のことを何も見ていなくてもいいのでしょうか。私はそうは思わない。 でも、夫は違うようでした。私は、夫にわかってもらうことを完全に諦めました。 そして週末に行ったショッピングモール。フードコートでは、大変そうなママとのんびりスマホを見ながらご飯を食べているパパばかりが目につきました。きっとそんな人ばかりじゃないのでしょうけれど、私は「うちだけじゃない。うちが変なわけじゃない」と思いたかったのかもしれません。 息子の分を先に頼んで、食べさせようとした矢先…和弘が急に椅子から立ち上がってしまいました。 そのうどんはスマホを見ている夫の方へ…。そして出てきた言葉に、私はもう我慢の限界に達しました。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月25日夫は今回のように、残業と言っていたにも関わらず突然帰ってくることが最近多くなりました。 「やめて」と言っても、「何か不都合があるの?」と言ってきて…。 何度もやるので問い詰めると、「ふたりだけで家にいさせるのは心配だから」と言うのですが…だったら予定変更時にも連絡できるはずですよね? 夫のこの不可解な行動は、今後もっとエスカレートしていったのです…。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月25日■これまでのあらすじ もともとゲーム好きだった彼と結婚した里美。出産前まではそれでもよかったものの、子どもが生まれてからも変わらない夫にもううんざり。陣痛中もスマホに夢中だった夫は、当然のごとく家事育児よりもスマホが優先。「自分は働いているから疲れている」と言い訳してずっとスマホ三昧だった。妻が何度諌めても夫は聞く耳を持たず、スマホを奪って注意しても今度は大きな声で怒ってきて…。 トイレにもスマホを持って入り籠もってしまう夫に、家族は迷惑していた。どうしてここまで伝わらないのか…と妻がモヤモヤしていたある日、夫はスマホがないと言い出して…。 遊園地はずっと和弘が行きたがっていて、特に朝限定のパレードを楽しみにしていました。何週間も前から計画して、何時に出ようと言っていたのに…。 その日の朝から、夫は準備も何もせずにソファでスマホを見ているだけ。さすがに怒った私が「スマホ置いて準備してよ!」と言ったため、渋々立ち上がったのです。そうしたら…スマホがなくなったと。 それがまるで私のせいだと言わんばかりの夫の態度にも呆れ返ってしまいました。どうせ家の中にはあるのだから、一旦スマホなしで出かけようと提案しても断固拒否。 結局、朝のパレードには間に合いませんでした。 ぐずる息子をなだめることもせず、一緒に並んでいてもスマホばかり見ている夫。 本当この人は何しに一緒に来たのでしょうか…。 それを諌めると、夫の返事は驚くべきものでした…。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月24日■これまでのあらすじ 幼い息子と3人暮らしの里美。夫はもともとゲーム好きではあったものの、子どもが生まれてからはさらにスマホばかり触るようになり、妻の怒りは積もり積もっていた。妻が陣痛で苦しんでいるときでさえスマホを離さず、その後の生活で家事育児を頼んでもスマホばかり。たまりかねてスマホを奪って文句を言うと、夫は急に怒り出し、「家では好きなことがしたい」と妻を怒鳴りつける。妻も働きながら家事育児をしているのだからと反論しても、夫は聞く耳も持ってくれなくて…。 先日の大喧嘩があっても夫は全く変わらず。なんならちょっと悪化しました。 家族とはほとんど会話もせず、ずーっとずーっとスマホばかり。もう無視してやろうかと思いましたが、ひとつしかないトイレに籠もられたら話しは別です。 私もずっとトイレ待ちをしていたし、今トイトレ中の息子がやっと言えた「トイレ」を邪魔しないでほしい。家事も育児も何もやらないんだったら、せめて邪魔しないでほしいのに…! 「人に迷惑をかけない」 息子に言うようなことを、こんな大きな大人に言う事になるとは…。でも夫には何も響いていないようでした。 どうしたらわかってくれるんでしょうか…。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月23日■これまでのあらすじ 幼い子どもと夫と3人暮らしの里美は、夫が常にスマホを手放さないその態度に困っていた。何度言ってもやめてくれず、食事中でもスマホ、家事を頼んでもスマホな夫に呆れ返っていたのだが、それは思い起こせば結婚前からで…。 結婚前、もともとゲーム好きだった夫だが、子どもが産まれるまでは一緒にゲームをするなど、妻も楽しむことができていた。しかし、陣痛が始まりいよいよ子どもが産まれるとなったときも、夫は陣痛の合間にスマホゲームをしていて…ゲームの広告を見ている間の暇つぶしのように寄り添ってくる夫に、妻は陣痛の痛みに苦しみながら怒りを覚えたのだった。 夫は、家事などを指示すれば「はいはい」と返事はするのです。しかし、それもすべてスマホ片手。 たまに夜早く帰ってきたため息子の寝かしつけをお願いしても、スマホを見ていて息子が結局寝ないなんてこともしばしば…。 見かねて私が交代しても、私の代わりに家事をやってくれるわけでもありません。 そんな日々が続いたある日、ついに私は夫のスマホを取り上げてしまいました。 すると夫はやっとこっちを見ました。激昂しながら。 仕事で疲れてきたから少しぼーっとしたい。その気持ちはわかります。 でも私だって働いている。時短だとはいえ、働いて帰ってきて、ご飯を作って食べさせて…家事育児はワンオペなのです。 私だってぼーっとしたい。どうして、夫だけがスマホの世界だけに逃げられるんでしょうか? 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月22日■これまでのあらすじ 子どもと夫と暮らす里美は、夫が家事も育児もせずにスマホばかり見ている態度に困っていた。食事中でもスマホ片手の夫に、子どもの手前もあるしマナーとしてやめてと言っても夫は聞く耳持たず。咎めても「これも仕事だ」と嘘を平気でつく夫に、呆れ果てる妻だった。ちょっとした家事もスマホ片手で上の空で聞いているからかやらない夫に、妻のイライラは募るばかりで…。 もともとゲーム好きだった夫。一緒に位置ゲームをしながら散歩をしたり、対決したり…私もそれなりに楽しんでいました。でも結婚して子どもが産まれたら、私にはそんな時間ほとんどなくなってしまいました。 なのに夫はいつまでも変わらなくて…。 さらには息子を出産するとき、陣痛に苦しむ私をよそに…こんなときもスマホ!? たしかに陣痛は波があるし、男性は手持ち無沙汰かもしれません。とはいえ、横で妻があなたの子どもを産み出すために死にそうになりながら苦しんでいるのに、寄り添わずにスマホ!? 私はこのときの気持ちを一生忘れません。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月21日いつもいつもこう…夫はスマホばかりで、私の話を全然聞いていないのです。 用事を頼んでも上の空。食事中までずっとスマホを見ていて…いつも仕事で家にいないのに、たまにいるときぐらい子どものことを知りたいと思わないわけ? 注意しても治らないし、「俺は稼いでるんだから」の一点張り。そして頼んだ家事も忘れてる夫に、私のイライラは増すばかりでした。 次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月20日■これまでのあらすじ 自称愛妻家の和哉がやっていたことは、「嫁を教育する」というモラハラ。耐えられなくなった妻・明子は実家に逃げ、離婚を切り出すが、和哉は納得できずなかなかサインをしない。そこで明子は両家を交えた話し合いを行うが、そこで目にしたのは男尊女卑で無慈悲な義父の姿。和哉のモラハラは父親からの受け売りだったのだ。過ちに気づいた和哉は、「自分も父親の被害者だ」と妻に謝罪の電話をかけるのだが…。 俺だって親父の被害者なんです。 だけど、もう大丈夫。親父が間違っていたことに気づけたので、明子と今度こそ正しい家族になれます。 なぜなら、俺は本当は愛妻家なんですから。 だから、明子にチャンスをあげてやったのに…、二度と連絡するなだと!? 家のことはすべて明子がやっていたので、俺ひとりではどうにもなりません。あれほど完璧だった自己管理さえままならないのは…どうしてだろう。 明子がいつか、家庭には夫が、茜には父親が必要だということに気づいてくれるのを…俺は今も待っています。 ※この漫画は実話を元に編集しています こちらもおすすめ! 商社勤務の夫とタワマン生活…順調な結婚生活のはずだった しかしその1年後…私は追い詰められていた 「不妊を責めてくるモラハラ夫(雄大の場合)」1話目はこちら>>
2024年02月16日■これまでのあらすじ 愛妻家を自称する和哉だが、実際はモラハラで妻の明子を追い詰めていた。ついに子どもにまで被害が及ぶことを危惧し、離婚を決意した明子は、離婚届へのサインを拒否する夫にしびれをきかし、両家で話し合いをする。そこに現れた和也の父は、和哉に対し「嫁の教育がなってない」「無能が結婚なんかするな」と暴言を吐き、和哉に無理やり離婚届にサインを強要し、出ていった。おかげで離婚協議がスムーズに進む中、和哉から連絡があり…。 親父がキレたのは、不出来な明子のせいです。 親父はいつだって正しくて、親父の言うことは絶対なんです。だから、俺は親父の教えのとおりに、明子が口答えをしないよう教育してきたつもりです。 それなのに…、母さんは何を言ってるんだ…? 親父は相手をコントロールして服従させているだけ? 母さんの涙ながらの言葉で、俺は初めて自分が間違っていたことに気づきました。 もう間違えないから、明子はきっと夫婦としてやり直してくれるはずです。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月15日■これまでのあらすじ 愛妻家を自認していた和哉だが、実際は妻・明子にモラハラを働いていただけだった。娘・茜と自分の体調不良時に和哉から無下にされたことで、ついに明子は離婚を決意、実家に避難し離婚届にサインをしろと和哉に迫る。自分に従順だった妻からの仕打ちに驚きつつも「自分ほどの愛妻家はいないのにどうして!」と和哉は怒り心頭。明子の決意は固く、しつこい和哉に対し「両家で話し合いをする」と連絡する。その知らせに対し、和哉が焦る理由は…? 【妻SideStory】 和哉と話し合うことに恐怖はありましたが、なんとしても離婚届にサインをしてもらわないといけません。 私の両親と、和哉のご両親をまじえて、これまで私が受けてきた精神的ストレスについて説明していると…。 お義父さんが豹変しました。 あの和哉が怯えるほど高圧的な態度で、和哉やお義母さんを罵りだしたのです。 和哉が女性蔑視の考えに囚われているのは、お義父さんの影響だったのかもしれません。 そうだとしても、同情の余地はまったくないのですが。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月14日■これまでのあらすじ 自分のことを愛妻家だと思い込んでいる和哉。実際は妻の明子にモラハラを働いて心身ともに追い詰めていた。明子の体調不良時も、甘えだ・怠けだと罵りすべてまるめこむ和哉。ついには娘の茜が体調不良になった際にも、助けることもなく明子を責め逃げるように家を出ていった。離婚を決意した明子は実家に助けを求め、和哉と過ごす家を出たのだが…。 一週間ぶりに家に帰ると、電気もついていないし、食事の用意もしてありませんでした。 こっちは疲れて帰って来ているのに、明子のやつはまた怠け心を出して実家を頼っていたようです。 電話してみると、いつになく反抗的な態度。引き出しを開けろだと? そこに入っていたのは…離婚届!? 俺がいないと生きていけないくせに、何を生意気なこと言っているのでしょうか。 離婚の準備をしていたとかなんとか喚いていましたが、俺ほどの愛妻家に何を言っているのか。 怠け心を叩き直す説教をしようと思っていたら、明子から呼び出されて…。 両親は…まずい…! 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月13日■これまでのあらすじ 愛妻家を自認する和哉だが、妻の明子からしてみればモラハラのオンパレード。体調が悪いときも自己責任だと罵られ「甘えている」「怠けている」と責められる。子どもが病気のときでさえ助けてくれることはなく、自分にうつらないようにと出ていく夫。子どものためになんとか我慢してきた明子だったが、いよいよ限界を感じた明子は離婚を決意しー。 【妻SideStory】 茜を抱きしめながら…病院の待合室で涙が止まりませんでした。 体調の面でも、精神的にも、もう限界でした。 「家族なんだから助けるのが当たり前でしょう」と母に言われたとき、はっきりわかりました。 和哉は私の家族じゃない、と。 茜から父親を奪うことに迷いはありましたが、両親に背中を押してもらい、私は再出発のために実家に留まることにしました。 これまで少しずつ準備をしていたため、スムーズに荷物の運び出しをすることができました。 夫からの連絡は…ありませんでした。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月12日■これまでのあらすじ 愛妻家を自認し、家族サービスもしているつもりの和哉だが、妻の明子にしてみれば全部和哉の思い込み。つわりや出産後の体調不良にも甘えだ怠けだと責められ続け、明子は反論する気力も奪われ続けていた。離婚する気はあるものの経済的に躊躇している段階だったのだが…。 【妻SideStory】 「熱は測らなければない」? 意味がわかりませんでした。茜はまだ小さいのに、もしインフルエンザだったら大変です。 自己管理ができていないのはどっちなのか…。それなのに、和哉はマスクなしで咳をし続けていました。 その後、案の定茜が高熱を出しました。看病するうちに、わたしまで具合が悪くなってきて…。 ほぼ確実に夫が原因だというのに、彼は具合の悪い私たちに見向きもせずに出ていきました。 結局、なんとか気合いで病院に着いたころには、私も茜もフラフラでした。 娘のためにも…こんな生活は終わりにしなければならないと…この時、決心したのです。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月11日■これまでのあらすじ 愛妻家を自認する和哉だが、その実態は妻に対して自分の男。妻の体調不良をすべて自己管理のなさだと責めるうえに、行動も甘えが多いと糾弾する。出産後も横暴な態度は続き、病気の子を自分にうつるからと何のサポートもせずに無視どころか避ける始末。そして久しぶりに帰宅すると家には誰もおらず…。 【妻SideStory】 夫とは友人の紹介で知り合いました。仕事ができる、頼りがいのある人だと思ったのですが…。 自信に満ち溢れた態度は、自分に酔っているだけ。私を、そもそも女性を見下しているのだと気づいたのは、結婚後でした。 何かにつけて頭ごなしの説教が始まる毎日。反論しても気持ちが疲弊するだけなので、私は次第に黙るようになりました。 娘のためだけに我慢して夫婦生活を送っていましたが、それももう限界です。 苦痛でしかないこの毎日から逃げ出したい…。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月10日■これまでのあらすじ 愛妻家を自認する和哉は、妻・明子を厳しく教育することに余念がない。日常での体調不良も、つわりも、産後も、妻に協力するどころか妻が寝込んだり休んだりすることを許さない。妻は度重なる夫からの非情な扱いに疲弊し、反論することを徐々に諦めていく。和哉は妻が自分の言うことを聞くようになったと勘違いしたまま数年ー。2歳になった娘・茜の体調不良で病院に連れて行ってほしいという妻に対し和哉はー。 インフルエンザにかかるなんて、気合が足りないんですよ。 だいたい、子どもの体調管理は妻の役目です。自分の体調すら管理できない甘えた生活をしているから、こういうことになるんです。 うつされたら迷惑です。俺は自己管理を徹底しているので、妻にも娘にも近づきたくありませんでした。 そうして一週間ほどホテルに滞在して帰宅すると…。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月09日■これまでのあらすじ 愛妻家を自認する和哉は、体調不良の妻・明子に自己管理の大切さを説いて自己満足している。最初は文句を言っていた妻も、自分の教育のおかげで今は素直になったと自慢げに思っている。里帰り出産を希望することも親への甘えだと妻を非難した和哉は、産後に手伝いにきてくれた義母も追い出せと迫る。 ここは俺の家です。そこに他人の義母がいると落ち着かないのです。 産みの苦しみを経験したわけでもないのに、腹を切ったぐらいで母親の手を借りようとする妻の怠け心を、どうしつけ直せばいいのでしょうか…。 娘が2歳になってもまだ手がかかると、妻は言います。 そんなの嘘ですよね? すぐにまた怠けようとする妻を監視することも、一家の長である俺の務めです。 そんなある日、娘が高熱を出したと妻が騒ぎ出して…。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月08日■これまでのあらすじ マイホームパパで愛妻家を自認する和哉は、妻・明子の体調不良もすぐに気づく。しかし労わるのではなく、自己管理がなってないと「教育」して責め立てるのだった。自分は妻のおかげで体調管理ができているのにも関わらず、妻の体調不良に関しては協力する素振りはない。妻はそれに対して反論しないが、夫は「それも俺の教育の賜物だ」と満足げで…。 俺は、妻と生まれてくる子どものために働いているんです。 それなのに…疲れて仕事から帰ってきても食事の用意ができていないなんて、あり得ないと思いませんか? おまけに里帰り出産をしたいと言い出したときは、ほとほと呆れました。これから自分が親になるというのに親を頼るつもりなのかと、しっかり説教してやりましたけど。 義母も義母です。娘を甘やかしすぎなんですよ。 帝王切開で楽して出産したんですから、泊まり込みの産後の手伝いは不要。そうですよね? 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月07日俺くらいの愛妻家になると、妻の顔色が悪いことにもすぐ気付けます。 明子は本当に世話の焼ける女です。妊娠中はつわりがひどいとか言って寝てばかり。 育児が始まったら今度は睡眠不足だなんだと、何かと具合が悪そうにしているのです。 まったく、俺がしっかり教育してやらないと、すぐに怠けるんだから…。 いい年して、自己管理もできないなんて困りますよね。 次回に続く(全11話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月06日■これまでのあらすじ ベンチャー企業の経営者である夫は、何よりも「俺を優先しろ」と言う「俺が一番夫」だった。子どもが生まれてからそれをできなくなったことで、夫婦は少しずつすれ違っていった。そして夫は「俺か俺以外かを選べ」と暴論をふりかざし、妻・さゆみは心底呆れてしまい、ついに別居することに。 実家に帰ってしばらくして、再び夫との話し合いに臨むと、会社で辛かったために家庭では甘えてしまっていたと反省していた夫。もう一度家族をやり直したいという夫に出した条件は、職場復帰するために保育園の送迎の半分はやってほしいというものだった。夫はそれを忠実に遂行していき、会社に息子を連れて出社。職場はざわめくのだったが…。 【夫side story】 保育園に行き始めてから息子はよく熱を出すようになったのですが、不思議なことに、お迎えが必要だとわかると、社員がみんな俺に協力してくれるようになりました。 一時いがみ合ってギスギスしていた我が社でしたが…みんなフランクに話しかけてくれるようになったのです。 さらに、助け合うことでチームワークも上がり、業務は効率化されました。育児で会社に迷惑をかけてしまうと思っていたのですが…自分が変わると周りも変わるのだと、強く実感しました。 【妻side story】 夫はインテリアにもこだわりがあり、子どもっぽい色使いのものはすべてNGでした。しかし、別居騒動があってからは、今までの家具を一新し、ベビーグッズにあふれた部屋を作ってくれたのです。 「俺が一番」ではなく、常に「子ども一番」で考えてくれるようになってくれた夫。今では家族の共同経営者として、お互い情報共有しながら育児をできています。 もちろん、今でも金銭的に家族を支えてくれているのは夫です。そこの感謝は忘れないけれど、家族が当たり前にいるもの・やってくれるものと思わないでほしい。人として思いやってもらえなければ心がすり減ってしまうのです。 これからもお互いを思いやり、家族として成長していければと思っています。 ※この漫画は実話を元に編集しています こちらもおすすめ! 最近、俺の妻がちょっとたるんでいるのです… 元々家庭的で料理も掃除も好きだと言っていた妻。でも子どもが生まれてから、家のこともちゃんとしなくなって…これって、怠けてますよね? だったら俺も…しょうがないよね? 「自分勝手な夫の末路」1話目はこちら>>
2024年01月31日■これまでのあらすじ ベンチャー企業の経営者である夫を持つさゆみ。毎日あくせく働く夫とは、結婚時に「夫を最優先にする」と約束していた。しかし、子どもが生まれてからはそれが難しくなっていってしまう。 様々なシーンで夫よりも子どもを優先したくても、夫は「俺が一番」の姿勢を崩さず、さゆみは少しずつ疲れて行ってしまう。だが、それも限界に達し、ふたりは話し合うことに。 すると夫は「俺か俺以外かを選べ」と暴論をふりかざしてきて…。さゆみは心底呆れ、ついに別居することに。実家に帰ってしばらくして、再び夫との話し合いに臨むと、会社で辛かったために家庭では甘えてしまっていたと反省していた夫。できることなら何でもするという彼にさゆみが突きつけたのは、ある条件で…。 【夫sidestory】 俺は元々、髪型や服装にもこだわりがあり、曜日ごとに服を決めていました。自分の中のルーティンを守れば、会社がうまくいくと思っていて…ある種の願掛けのようなものです。 しかし、今回妻から出された条件は、とてもシンプル。 「育児を半分行う」こと。 そうして始まった生活は、思っていた以上に過酷で…。 すぐ泣くしすぐ物をつかむし暴れるし。身だしなみなんて気を遣う余裕もなく、シッターさんの手配も遅れてしまい、一時的に息子を会社に連れて行かざるを得なくなりました。 さゆみは、これを毎日やってくれていたんだよな…。そのうえで、俺の機嫌を取って、家事まで完璧にしてくれて…。 なのに俺は、彼女を縛り付けて不満をぶつけていた。 本当に恥ずかしいです。 次回に続く(全10話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年01月30日