12年前、東京→北軽井沢(群馬)に移住。週末のみオープンするカフェ「本とコーヒー 麦小舎」を営みながら、ライフスタイル誌・地方情報誌・地元フリーマガジンなどの執筆に携わっています。
寒さもピークを過ぎ、そろそろ「春」がやってくる頃。この時期の悩みといえば… 、そう、花粉症です。 人それぞれ、症状や状態は異なり、特効薬もないのが辛い花粉症、せめてもの対応策として、注目されているのが、腸内環境を整えてくれるヨーグルト。 今回は、そんなヨーグルトを使ったヘルシーなサラダをご紹介。りんごの甘みとクルミの香ばしさに、さっぱりとしたヨーグルトドレッシングがぴったり。 辛い花粉症も、爽やかに乗り切れそうな一品ですよ。 ■りんごとクルミのヨーグルトサラダ 調理時間 15分 1人分 377Kcal レシピ制作:家庭料理・ナチュラルスイーツ研究家、インナービューティープランナー 伊藤けいこ <材料 2人分> リンゴ 1/2個 クルミ 30g 大根 3cm プロセスチーズ 50g グリーンリーフ 2~3枚 <調味料> ヨーグルト 大さじ2 マヨネーズ 大さじ2 オリーブ油 大さじ1 酢 大さじ1 塩 少々 ホワイトペッパー 少々 <作り方> 1、クルミはフライパンで軽く乾煎りしてから、粗く砕く。リンゴは皮をスポンジなどでよく洗い流し、1cmの角切りにし、塩水につけておく。 2、大根は皮をむき、1cmの角切り、プロセスチーズも1cmの角切りにする。 3、<調味料>の材料を大きめのボウルに入れ軽く混ぜ、水気を拭いた(1)、(2)を加え、ざっくりと和える。グリーンリーフを敷き、盛る。 リンゴは皮ごと使うので、なるべく無農薬のものを。また、変色しないよう、切ったらすぐに塩水につけましょう。和えるときはしっかりと水気を拭いて。
2017年02月18日節分の豆まき用に買った煎り大豆、まだ少しだけ余っていませんか? たんぱく質のほか栄養バランスに優れた大豆は、普段から食卓に取り入れたい食材ですが、水で一晩戻すなど、下ごしらえがちょっぴり面倒。そんなときに助かるのが、戻さずそのまま炊込んでしまえるご飯レシピです。 煎り大豆の状態でお米と一緒にセットすれば、手間いらずでほっくりと。 炊きあがりに、鉄分やカルシウムが豊富なヒジキも一緒に混ぜ込めば、栄養も、味わいも、さらにUPします。 ■豆ヒジキご飯 調理時間 20分 1人分 345Kcal レシピ制作:料理家 保田美幸 <材料 4人分> 大豆(煎り) 50g お米 2合 <調味料> 酒 大さじ2 薄口しょうゆ 小さじ2 だし汁 適量 ヒジキの煮物(市販品) 80g ※だし汁の作り方はこちら↓をご参照ください。 <作り方> 1、お米は炊く30分~1時間前に水洗いし、ザルに上げる。 ヒント! 調理時間に浸水時間は含みません。 2、炊飯器にお米、大豆、<調味料>の材料を入れ、だし汁を2合の目盛りまで注ぎ入れてひと混ぜし、スイッチを入れる。炊き上がったら10分蒸らす。 3、ヒジキの煮物を加えてサックリと混ぜ、器によそう。 ヒジキが苦手なお子さんも多いですが、ご飯に甘辛い味がつくので食べやすいですよ。
2017年02月15日料理はけっして得意なほうではありませんが、おつまみを色々用意して、友人とわいわいお酒を飲むのは大好きです。 自然と得意料理もお酒に合うおつまみのような一品が増えていきますが、その中でも大活躍しているのがこちらのレシピ。 アボカドとキムチとチーズ、もともとそれぞれが人気の食材なので、“合わせてみる”という発想はなかったのですが、一度試してみたらそのおいしさにびっくり! キムチの辛さがクリーミーなアボカドとチーズでまろやかに。 ビールと一緒に「とりあえず」の小皿としても重宝しますし、日本酒はもちろん、意外ですがワインともマッチ。 5分で手軽にできるので、欠かせない一品です! ■アボカドキムチーズ 調理時間 5分 1人分 216Kcal レシピ制作:料理家 山口祐未 <材料 2人分> アボカド 1個 レモン汁 少々 白菜キムチ 60g ピザ用チーズ 30g しょうゆ 小さじ1 白ゴマ 適量 ゴマ油 適量 <作り方> 1、アボカドは縦一周切り込みを入れて半分に分け、種を取り除いてスプーンなどで身を取り出し、食べやすい大きさに切る。ボウルに入れてレモン汁とからめておく。 2、フライパンにゴマ油を中火で熱し、アボカドを加えておいしそうな焼き色がつくまで炒める。白菜キムチを加えて炒め合わせ、ピザ用チーズを加える。 3、ピザ用チーズが溶けたら火を止め、しょうゆを加えてサッと混ぜ合わせ、器に盛って白ゴマを振る。 ゴマ油の香りがさらに風味をひきたてます。ピザ用チーズをクリームチーズに代えると、さらにワイン向きの一品になりますよ。
2017年02月14日冬の食卓の定番といえば、おでん。 わが家でもよく作るのですが、大鍋に作り過ぎてしまうこともしばしば。以前からそんなときは、翌日のお昼にうどんを足して食べていましたが、今回、新たなおいしさを発見してしまいました。 それが、おでんの汁+カレーでカレーうどん! カレーは、レトルトでも、作り置きの冷凍品でもOK。鍋に、おでんの汁(残った具も入れてしまいます)とカレーを温めて、ゆでたうどんを加えるだけ。 おでんのだしは、通常の麺つゆよりもまろやかで優しいので、カレーと合わせた時に濃すぎずよく合うんです。味の染み込んだちくわや大根などの具材も、カレーとの相性ばっちり。 次回おでんを作るときは、こちらも楽しみに多めにご用意してみてください! ■おでんの汁でカレーうどん 調理時間 15分 1人分 380Kcal レシピ制作:料理家 保田美幸 <材料 2人分> だし(おでんの汁:市販品) 500~600ml カレー(市販品) 400g 白ネギ 1本 うどん(冷凍) 2玉 塩 適量 ネギ(刻み) 適量 <作り方> 1、白ネギは斜め薄切りにする。 2、鍋にだし汁、カレーを入れて火にかけ、煮たったら白ネギを加えて火を通す。 ヒント! 残りのおでんの具を食べやすい大きさに切って加えてもOKです。 3、鍋に湯を沸かしてうどんをゆで、ザルに上げて(2)に加え、味をみて塩で味を調える。丼によそい、刻みネギを散らす。 うどんは、冷凍でも生麺でも、もっちり太めのタイプがダシと絡み合っておいしいですよ!
2017年02月13日今年も気づけば街中がチョコレート一色に! 仕事に家事に慌ただしく、以前のようにデパートの専門店を隈なく見てまわれない…という方も多いのではないでしょうか。 最近では、自宅で簡単に作れるチョコレートレシピが私のお気に入り。自分で作れば、甘さや味も家族好みに調節でき、お財布にも嬉しい! 今年、挑戦してみたいのがこちらの「フォンダンショコラ」。材料も身近なスーパーで手に入るものだけ、容器もふだんのプリンカップが使えるので手間いらず。 ふんわりスフレ状の生地のなかから、半分溶けたトリュフがとろ~り。 旦那さまを喜ばせつつ、自分へのご褒美にも、いかがですか!? ■フォンダンショコラ 調理時間 20分+焼く時間 レシピ制作:パティシエール、料理家 河田麻子 <材料> ※直径5.5cm×高さ3.5cm プリン型5個分 スイートチョコレート 100g 無塩バター 100g グラニュー糖 70g 卵 80g 薄力粉 30g トリュフチョコレート(市販品) 5個 粉糖 適量 <下準備> ・スイートチョコレートは細かく刻み、ボウルに入れて湯煎で溶かしておく。 ・無塩バターは常温で柔らかくしておき、薄力粉はふるっておく。 ・プリン型の内側に分量外のバターを薄くぬっておく。 ・オーブンは180℃に予熱しておく。 <作り方> 1、無塩バターをなめらかになるまで練り、グラニュー糖を加えてしっかりすり混ぜ、溶かしたチョコレートを加えてさらによく混ぜる。 2、卵を溶きほぐして少しずつ加えて混ぜ、薄力粉も加えて混ぜ合わせる。 3、(2)を絞り袋に入れ、型の1/3まで絞り入れ、中央にトリュフチョコレートを入れ、残りの生地を8分目くらいまで絞り入れる。 4、180℃に予熱しておいたオーブンで13~15分焼き、焼き上がれば型から外して器に盛り、仕上げに粉糖を振るう。 ここではガスオーブンを使用しています。オーブンにより、温度や焼き時間には違いがあるので、ふだんからお家のオーブンの癖を知っておくことをおすすめします。
2017年02月12日まだまだ風が冷たい季節がつづきます。 毎年この時期になると、もう冬はこりごり、早く春になってほしい~と思いますが、この寒い時期だからこそおいしくいただける料理もあります。 その代表格が、冬の家庭の味、クリームシチュー。 寒い夜、家族でクリームシチューを囲むひとときは、大人になってもやっぱり嬉しいもの。 今回は、ルゥから手づくり、旬の鮭とシャキシャキのブロッコリーを加えた特製レシピをご紹介。 手づくりのルゥというと面倒なイメージがありますが、あらかじめスープの素を用意しておけばびっくりするほど簡単! 今夜は、冬の味覚を楽しめるシチューで、体の中からぽかぽかに温まりましょう。 ■鮭とブロッコリーのクリームシチュー 調理時間 25分 1人分 590Kcal レシピ制作:料理研究家、フードコーディネーター 吉田朋美 <材料 2人分> 生鮭 2切れ 小麦粉 大さじ1/2 ブロッコリー 1/2株 玉ネギ 1個 ニンジン 1/3本 ジャガイモ 1個 塩コショウ 少々 小麦粉 大さじ2 バター 15g オリーブ油 少々 <スープ> 白ワイン(または酒) 大さじ1 水 300ml 牛乳 600ml 固形スープの素 1個 <下準備> ・ブロッコリーは小房に分けて水洗いし、ぬれたまま耐熱容器に入れて塩(少々)を振り、ふんわりラップをし、電子レンジで3分加熱する。 ・玉ネギはくし切り、皮をむいたニンジンとジャガイモは乱切りにする。鮭を1切れあたり3等分に切り、軽く塩コショウを振って小麦粉をまぶす。 <作り方> 1、熱した鍋にオリーブ油をひき、鮭を両面焼き、取り出す。 2、鍋の油を拭き取り、再び中火にかけてバターを溶かす。玉ネギ、ニンジン、ジャガイモを炒め、一旦火を止め小麦粉を振り入れ全体を混ぜる。 3、粉っぽさがなくなったら<スープ>の材料を加えて中火にかけ、ジャガイモが柔らかくなるまで煮る。 4、鮭を戻し入れてひと煮たちさせ、ブロッコリーを加えて軽く煮る。 コツ・ポイント 電子レンジは600Wを使用しています。 鮭は煮込み過ぎると身が固くなってしまうので、仕上げる直前に加えてさっと煮立たせる程度で。 ブロッコリーも同様に、下茹でしたものを最後に加えます。
2017年02月11日少ない油でお肉を唐揚げし、ネギをベースにした甘酢ソースをかけていただくユーリンチー。衣をつけず、油も控えめ。ソースもさっぱりとしているため、中華屋さんでも女性に人気のメニューですよね。 鶏肉を使うのがオーソドックスなユーリンチーですが、同じ調理法でお魚料理もおいしくいただけてしまうんです。 今回使用するのは、この時期、脂の乗ったブリ。素揚げにすれば、火を通しても身が固くなりすぎず、ふんわりとした食感を残したまま仕上がります。 アツアツの状態に、特製甘酢ネギソースをたっぷりかけて! 一度試すとやみつきになる味わいです。 ■ブリのユーリンチー 調理時間 15分 1人分 329Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 増田知子 <材料 2人分> ブリ(切り身) 2切れ シメジ 1パック <タレ> 白ネギ(みじん切り) 1/2本分 ショウガ(みじん切り) 1/2片分 砂糖 大さじ1 酢 大さじ1 しょうゆ 大さじ2 ゴマ油 小さじ1 サラダ油 大さじ1 糸唐辛子 少々 <作り方> 1、シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。<タレ>の材料を混ぜ合わせる。 2、フライパンにサラダ油を熱し、中火でシメジをしんなりするまで炒める。 3、シメジを取り出し、ブリを入れてフライパンに蓋をして両面こんがりと焼く。途中油が足りなければ足す。 4、器にブリ、シメジを盛り、合わせた<タレ>をかけて糸唐辛子を飾る。 このユーリンチーのタレは、多めにつくって保存しておくことも可能です。 定番の鶏肉のほか、季節のお魚で試してみてください!
2017年02月08日甘辛風味でごはんも進む、きんぴら料理。きんぴらにすると、子どもたちも、普段は苦手な根菜類もよく食べてくれるので大助かり。けれども、きんぴらはあくまで副菜としての存在。もう一品、メインを作らないと家族は満足してくれません。 そんなときにおすすめなのが、“きんぴらをメイン料理にしちゃった!”この一皿。いつものレンコンまたはゴボウなどに加えて、ひき肉とサツマイモでボリュームUP。食べ応えと栄養もプラスできる、嬉しいレシピ。 丼のようにご飯の上にのっけても、冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにも、ぴったりです。 ■ひき肉入りレンコンとサツマイモのきんぴら 調理時間 10分 1人分 241Kcal レシピ制作:料理家 山口祐未 <材料 2人分> 鶏ひき肉 100g レンコン 80g サツマイモ 80g <調味料> しょうゆ 大さじ1.5 みりん 大さじ1 酒 大さじ1 砂糖 小さじ1 赤唐辛子(刻み) 1/2本分 すり白ゴマ 適量 ゴマ油 適量 <作り方> 1、レンコンは皮をむき、縦半分に切って幅5mmの半月切りにする。分量外の酢が入った水にさらし、水気をきる。 2、サツマイモは皮ごときれいに水洗いし、1cm角に切って水にさらし、水気をきる。 3、フライパンにゴマ油を中火で熱し、鶏ひき肉をポロポロになるまで炒め、レンコン、サツマイモを加えて全体に炒め合わせる。 4、全体に火が通ったら混ぜ合わせた<調味料>の材料を加える。汁気がなくなるまで炒め合わせて、仕上げにすり白ゴマを混ぜ合わせる。 さらに多めに作り過ぎてしまったときには、具材を細かく刻んでご飯と炒めると、和風チャーハンのように楽しめます。
2017年02月06日先日、知人からユズをたくさんいただきました。箱を開けた瞬間から、爽やかなあの香り! 傷んでしまう前に保存食にしたいなと考え、こちらのレシピにあるユズみそを作ってみることに。 作るといっても、材料を混ぜ合わせてレンジにかけ、すりおろしたユズ皮を加えるだけ。冷めてから冷蔵庫に入れれば、2週間は日持ちします。 レシピのように、ひと口大に切った木綿豆腐の上に乗せてグリルすれば、香ばしいみそとユズの爽やかな香りがふんわりと! ほっくりと仕上げたふろふき大根と合わせてみてもおいしそうですね。 ■豆腐のユズみそ焼き 調理時間 15分 1人分 125Kcal レシピ制作:E・レシピ <材料 2人分> 木綿豆腐 150g 木の芽 適量 <ユズみそ> 白みそ 40g 酒 小さじ1/2 みりん 小さじ1/2 砂糖 大さじ1.5 ユズ皮(すりおろし) 適量 サラダ油 適量 <下準備> ・木綿豆腐はひとくち大に切って耐熱皿に並べ、ラップはせずに電子レンジで1分位加熱し、水気をきる。電子レンジは600Wを使用しています。 ・<ユズみそ>を作る。耐熱容器にユズ皮以外の材料を入れ、よく混ぜ合わせる。ラップをせずに電子レンジで1分加熱し、よく混ぜ合わせてさらに15~30秒電子レンジにかけ、再び混ぜ合わせる。みそがポッテリしたらユズ皮を加え、よく混ぜ合わせる。 <作り方> 1、グリルの網にサラダ油を薄くぬり、木綿豆腐を並べて<ユズみそ>をのせる。 2、グリルの弱火で、表面に少し焼き色がつくまで焼く。器に盛り、木の芽を表面にのせる。 食卓に出すときは、串を刺して並べれば、小料理屋さんのような雰囲気に! お酒のつまみにも、おもてなしの前菜の一品にもぴったりです。
2017年02月05日冬野菜の高騰の余波がつづき、冬場の食卓の主役“白菜”もややお高め? でも、やっぱり、冬はどうしてもアレが食べたい!ということで、先日、意を決して丸まるひと玉を購入。満を持して作ったそのレシピがこちら、豚バラ肉との蒸し煮です。 材料は、白菜と豚バラ肉だけ。とってもシンプルなのに、それぞれのおいしさが引き出され、私にとってはナンバー1の白菜レシピ! 白菜ひと玉あれば、3日に一度はこの味が楽しめちゃいますよ。 ■白菜と豚バラ肉の蒸し煮 調理時間10分 1人分 295Kcal レシピ制作:料理家 保田美幸 <材料 2人分> 白菜 1/8個 豚バラ肉(ブロック) 120g 塩 少々 バター 5g 酒 大さじ2 塩コショウ 少々 ポン酢しょうゆ(市販品) 適量 <作り方> 1、白菜はザク切りにする。豚バラ肉は薄切りにし、塩をもみ込む。 2、フライパンにバターを熱し、(1)の豚バラ肉を炒める。火が通ったら(1)の白菜を加え、酒を加えてフライパンに蓋をし、弱火で1~2分蒸し煮にする。 3、フライパンの蓋を外し、火を強めて水分を飛ばして器に盛り、ポン酢しょうゆをかける。 決め手は最初にフライパンに入れるバター! 白菜と豚肉の旨味を引き出し、香り良く仕上げてくれます。
2017年02月04日明日、2月3日は節分の日。 節分といえば「豆まき」が定番でしたが、近年では行事食として「恵方巻き」がすっかりメジャーとなりました。 もともと地域限定の習わしだった「恵方巻き」。そのルーツは、大正時代、大阪の花街で節分に合わせてお新香を巻いたのり巻きを恵方に向かって食べ、縁起を担いでいたことにあるのだとか(諸説あるようです)。 発祥はさておき、色とりどりの具材を巻き込んだのり巻きは、いかにもおめでたい華やかさがあり、ある方角を向いて食べるというのもちょっと変わったしきたりで、おもしろいですよね。 そんな節分にあわせてご紹介する、三色の具材を使ったのり巻きレシピ。 丸ごとかぶりついてもよいですが、カットすればご覧のとおり、お花のような可愛い模様が楽しめます。 お子さんと一緒に、今年は手づくりに挑戦してみませんか? ■三色巻き寿司 調理時間 40分 1人分 445Kcal レシピ制作:E・レシピ <材料 4人分> お米 2.5合 昆布(10cm角) 1枚 酒 大さじ2 作り置き甘酢 大さじ5 <卵焼き> 卵 1~2個 酒 大さじ1 砂糖 大さじ1.5 しょうゆ 小さじ1/2 塩 少々 キュウリの漬け物 1/2~1本 マグロ(たたき) 80~100g しょうゆ 適量 練りワサビ 適量 焼きのり 5枚 白ゴマ 大さじ2 しょうゆ 適量 (※)作り置き甘酢の作り方はこちら↓をご参照ください。 <下準備> ・お米は洗ってザルに上げる。炊飯器に洗い米を入れ、ぬれ布巾で汚れを拭き取った昆布をのせる。酒を加えてすし飯用の水加減で炊く。 ・<卵焼き>の材料を混ぜ合わせる。卵焼き器を中火にかけ、薄く分量外のサラダ油をひき、卵液の1/4量を入れて半熟になったら向こう側に寄せる。空いた所にサラダ油をひき、残りの卵液の1/3量を流し入れ、寄せた卵の下にも卵液を流し、手前に巻く。同様に2回繰り返す。巻きすで巻いて形を整え、冷めたら2~4等分に切る。 ・キュウリの漬け物は縦半分に切る。 ・マグロのたたきにしょうゆと練りワサビを混ぜ合わせ、2等分する。 ・焼きのり3枚は半分に切る。 <作り方> 1、ご飯が炊き上がったら昆布を取り出し、飯台に作り置き甘酢を大さじ1~2入れて全体にぬるように広げ、炊き上がったご飯をあける。残りの甘酢を全体にまわしかけ、切るように混ぜ、人肌位の温かさまで冷ます。 2、巻きすに半分に切ったのりをのせ、(1)のすし飯の1/10量を軽く握ってのせ、向こう側ののりを少し残して広げる。<卵焼き>、キュウリの漬け物、マグロをそれぞれのせ、巻きすごとギュッと巻く。各々2本作ります。 3、残りのすし飯に白ゴマを混ぜ、半分に分ける。巻きすに切ってないのりをのせ、すし飯の半量を向こう側ののりを少し残して広げる。<卵焼き>巻き、キュウリの漬け物巻き、マグロ巻きを1本ずつバランスよくのせ、巻きすで巻く。もう1本も同様に作る。 4、食べやすい大きさに切り分け、器に盛る。お好みでしょうゆをつけて下さい。 時間がなければ、市販の卵焼きを使っても。また、カニかまやエビなど、家族のお好みにあわせてアレンジしてみてください!
2017年02月02日ふっくらもちもち、柔らかい大福を、温かいほうじ茶や抹茶と頂くひととき。想像しただけでとろんと幸せになる至福のおやつタイム。 実は大福は、電子レンジを使えばあっという間に、しかも失敗知らずで作れるって、ご存知でしたか? 本来は、鍋を火にかけて餅生地を作っていきますが、このときにダマになってしまったり、焦げてしまったり、練り上げが難しい。そこを電子レンジを使い、加熱と練りまぜを繰り返せば、ふわふわの生地が簡単に作れてしまうんです。 市販の黒豆を加えれば、本格的な豆大福に! 一度、基本の生地をマスターしてしまえば、いろいろとアレンジも楽しめますね。 ■電子レンジで黒豆大福 調理時間 10分 1人分 211Kcal レシピ制作:料理講師、料理家 西川綾 <材料 2人分> 白玉粉 50g 砂糖 25g 水 60ml 黒豆の甘煮(市販品) 大さじ1.5 片栗粉 適量 こしあん 40g <作り方> 1、耐熱ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、水を2~3回に分けて加え、その都度ゴムベラで白玉粉の粒がなくなるまでよく混ぜる。 2、(1)にラップをして電子レンジで1分加熱し、いったん取り出してゴムベラで混ぜる。再度ラップをして1分加熱し、黒豆を加えて混ぜる。 コツ・ポイント 電子レンジは600Wを使用しています。 3、バットに片栗粉を広げ、(2)を流し入れてさらに片栗粉をまぶす。 4、(3)、こしあんを人数分に分け、丸めたこしあんを(3)で包み、丸く形を整える。 (※)黒豆を手作りする場合はこちら↓をご参照ください。 レンジで加熱して練る、の行程は、固まる前になるべくすばやく行うようにしましょう。餡でイチゴを包めば、子どもたちも大好きなイチゴ大福だって作れちゃいます!
2017年01月31日新年が明けたと思ったら、あっという間に1月も終わり。このあたりでホッとひと息、ひと手間加えた手づくりデザートで、お友だちと、またはひとりで、ゆっくりおやつタイムはいかがですか? 今日のおすすめは、プレーンヨーグルトを白玉がわりに見立てた簡単和風パフェ。 え? ヨーグルトに抹茶? と思うかもしれませんが、これが意外とよく合うんです! ヨーグルトのさっぱりとした酸味に、小豆やバナナ、抹茶ソースの天然の甘み。カロリー控えめ、ヘルシーなので、量も気にせず食べられるのも嬉しい! 食後に、ひと口だけ甘いものが欲しいときにもおすすめです。 ■抹茶ソースがけヨーグルト 調理時間 10分 1人分 132Kcal レシピ制作:E・レシピ <材料 2人分> プレーンヨーグルト 200ml バナナ 1/2~1本 ゆで小豆 大さじ2~4 きな粉 小さじ1~2 <抹茶ソース> 抹茶 小さじ1.5 砂糖 大さじ1.5 熱湯 大さじ1/2 <下準備> ・バナナは皮をむいてひとくち大に切り、フォーク等で粗くつぶし、プレーンヨーグルトと混ぜ合わせる。 ・<抹茶ソース>の材料をダマができないようによく混ぜ合わせる。 <作り方> 1、器に混ぜ合わせておいたバナナヨーグルトを入れて<抹茶ソース>をかけ、ゆで小豆をのせてきな粉を振る。 シリアルを加えれば、朝食メニューにも早変わり! お好みでバナナ以外のフルーツを加えるなど、アレンジも楽しめます。
2017年01月28日なんだか体がだるいし、食欲もない。とうとう風邪を引いてしまったかな…。 そんなときは、簡単なものでも温かい料理を体に入れて、あとはたっぷり睡眠を取るように心がけています。 お肉は重たいと感じるときでも、アサリなどの海鮮ダシのきいたスープなら、スルスルと喉を通りやすいことも。 香菜とナンプラーのアジアンテイストな香りも、食欲をそそるアクセントに。 最後に溶き卵を加えて仕上げる優しいエスニック風雑炊。 お腹の中からしっかり温めて、引き始めの風邪を追い払ってしまいましょう! ■アジアン風雑炊 調理時間 10分 1人分 206Kcal レシピ制作:料理家 保田美幸 <材料 2人分> アサリ(砂出し) 8個 酒 大さじ2 水 300ml 顆粒チキンスープの素 小さじ1/2 カブ 1個 カブの葉 1個分 ご飯 茶碗1杯分 ナンプラー 小さじ1 塩 少々 溶き卵 1個分 塩 少々 香菜(刻み) 適量 <作り方> 1、カブは皮をむき、8等分のくし切りにする。カブの葉はザク切りにする。ご飯はザルに入れて水洗いし、ヌメリを取る。溶き卵に塩を混ぜ合わせる。 2、小鍋にアサリ、酒、水、顆粒チキンスープの素、カブを入れて火にかける。煮たったらアクを取り、弱火にして蓋をする。 3、アサリの口が開いたらカブの葉、ご飯を加え、煮たったらナンプラーと塩で味を調える。(1)の溶き卵を加えて蓋をし、半熟に火を通す。器によそい、香菜を散らす。 アサリと野菜のダシのきいたスープは、ご飯のかわりに、うどんやフォーなどの麺にもよく合います。
2017年01月24日いつかはマスターしてみたいと思っているのが“肉&果物”の料理。 鶏や豚肉などに、オレンジやリンゴ、プルーンやイチジクなどのフルーツを組み合わせた煮込み料理がさらりと作れたら、見た目も華やか、料理の腕も一段上がったように感じられますよね。 海外では肉とフルーツを一緒に調理して食べる料理は珍しいものではありません。そこには、フルーツの酵素が肉を柔らかくすることや、砂糖のかわりにフルーツで甘みをつける習慣があった、など奥深い理由もあるようで、ますます興味津々! まずは、初心者でも失敗知らず、そして日本人の味覚にも親しみやすい、リンゴと豚肉を使ったこちらのレシピはいかがでしょうか? ■肉巻きリンゴのクリーム煮 調理時間15分 413Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 増田知子 <材料 2人分> リンゴ 1/2個 豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用) 150~200g 塩コショウ 少々 小麦粉 大さじ1 <スープ> 水 50ml 生クリーム 50ml 顆粒スープの素 小さじ1 ドライパセリ 少々 サラダ油 大さじ1 <作り方> 1、リンゴは皮ごときれいに水洗いし、縦に食べやすい大きさに切って芯を取る。豚ロース肉は塩コショウを振る。 2、豚ロース肉を2~3枚広げ、リンゴをのせて巻き、表面に茶こしで小麦粉を振る。 3、フライパンにサラダ油を中火で熱し、(2)の巻き終わりを下にして焼き、全体に焼き色がつくように転がしながら焼く。 4、<スープ>の材料を加え、フライパンに蓋をして5~6分煮て豚肉に火が通っていたら器に盛り、ドライパセリを振る。 豚肉は重なっていると火が通りにくいので、よく焼いてから煮込むようにしましょう。
2017年01月23日「発酵食品」ブームとともに、近年ふたたび注目を集めている甘酒。 腸内環境を整えてくれるので、健康や美容にも良いと言われていますが、直接飲むだけでなく、「調味料」としても隠れた才能を発揮してくれること、ご存知でしたか? 市販の麹甘酒のカロリーは、100gあたり110~120kcal。単純比較では上白糖の1/3ほど。 砂糖の代わりに上手に活用すれば、カロリーダウンができてしまうという優秀食材なのです。 まずは、優しい甘さが朝食にぴったりのパンケーキのレシピから、調味料として使ってみませんか? ■甘酒パンケーキ 調理時間30分 フードコーディネーター 山下和美 <材料 2人分> <パンケーキ> 小麦粉 70g 全粒粉 30g ベーキングパウダー 小さじ1 甘酒 120ml 溶き卵 1個分 塩 少々 サラダ油 適量 <リンゴソース> リンゴ 1/2個 甘酒 90ml バター 20g クルミ 適量 <下準備> ・<パンケーキ>用の甘酒をミキサーに入れて、なめらかになるまで撹拌する。 ・リンゴは薄切りにする。 ・クルミはフライパンで軽く炒り、粗熱が取れたら手で食べやすい大きさに砕く。 <作り方> 1、鍋にリンゴと<リンゴソース>用の甘酒を入れて、蓋をしてリンゴがやわらかくなるまで煮る。バターを加えて溶かし、からめる。 2、ボウルに<パンケーキ>の材料を入れ、混ぜ合わせる。フライパンにサラダ油を熱し、両面に焼き色がつくまで焼く。 3、パンケーキに<リンゴソース>をかけ、クルミを散らす。 砂糖だけでなく、牛乳も不使用のパンケーキ。甘酒がそれぞれの持ち味をカバーして、ふっくらと仕上げてくれます。アレルギーが気になるお子さんへのメニューにもどうぞ。
2017年01月21日12月から1月にかけて旬を迎えるブリ。 特にこの時期、日本海でとれる「寒ブリ」は、冬の食卓の風物詩。 寒ブリといえば富山湾の氷見が有名ですが、これは、えさ場となる北海道で産卵のためにたっぷり栄養をつけたブリが南下をする途中、荒れた海を避け、比較的穏やかな富山湾に逃げ込んでくるからだそうです。 たっぷり脂の乗ったこの時期のブリは、さっとタレにからめた漬け丼で。漬けることでトロッと甘みも凝縮、ブリのおいしさをとことん味わえる、贅沢な丼です! ■ブリの漬け丼 調理時間5分+冷やす時間 302Kcal 料理研究家、フードコーディネーター 吉田朋美 <材料 2人分> ご飯 丼2杯分 ブリ(刺身) 12切れ <漬けダレ> 酒 大さじ1 みりん 大さじ1 しょうゆ 大さじ1 大根おろし 適量 青ネギ(小口切り)適量 <作り方> 1、<漬けダレ>を作る。酒とみりんを火にかけて煮切り、しょうゆを加える。そのまま冷ます。 2、ブリを<漬けダレ>にサッとからめる。丼ぶりにご飯をよそい、ブリをのせ、水気を絞った大根おろしと青ネギを添える。 寒ブリには、DHAやEPA、ビタミン類やミネラルがたっぷり含まれているため、生活習慣病の予防や美容が気になる方にもおすすめです!
2017年01月20日1月も半ば。冬の寒さも今がピーク。 冷たい木枯らしに吹かれて、体の芯まで冷えてしまった日は、ピリッとパンチの効いたつけだれで食べるお蕎麦はいかが? 豚の脂とネギの甘みが広がるだし汁に、おろしショウガとラー油がアクセント。 食べるうちに、お腹の中からほかほかと温まってきます。 きりっと冷たい麺とホットなつけ汁の組み合わせも新鮮。 冬ならではの食の愉しみを取り入れながら、もうしばらく続く寒さを乗り切りましょう。 ■肉つけそば 調理時間15分 513Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 増田知子 <材料 2人分> そば 2玉 豚バラ肉(薄切り) 150g 白ネギ 1本 <合わせだし> だし汁 500ml みりん 大さじ2 砂糖 大さじ1/2 塩 小さじ1/3 しょうゆ 大さじ2 ショウガ(すりおろし) 1片分 ラー油 適量 刻みのり 適量 (※)だし汁の作り方はこちら↓をご参照ください。 <作り方> 1、豚バラ肉は長さ3cmに切る。白ネギは斜め薄切りにする。 2、鍋に<合わせだし>の材料を入れて中火にかける。煮たったら豚バラ肉と白ネギを加え、2~3分煮る。器に盛り、おろしショウガをのせてラー油をたらす。 3、そばは熱湯でサッとゆで、ザルに上げて冷水に取る。水気をきって器に盛り、刻みのりをのせる。 当然のことながら、蕎麦は茹でたてがいちばん! 薬味などもあらかじめ用意しておきましょう。 蕎麦はお店のように銘々皿に少しずつ分けるのでも、大皿にどんと盛りつけてみんなでシェアするのでもよし! お好みでお楽しみください。
2017年01月18日とろみのついた独特の甘辛いタレが、ふわふわのお餅を包むこむ… 、ときどき無性に食べたくなる、あの味…。そう、懐かしの、みたらし餅! 小さい頃から、みたらし餅に目がなかった私。放っておくとひとりで何本も食べてしまうので、よく怒られたものでした。 大人になったら、みたらし餅を好きなだけ食べてやるんだ! そんな私のような(小さな!)野望を持っていた方には朗報です。 普通の角餅と、5分で作れる簡単タレで、自宅で思い立ったときにあの味が楽しめてしまいます。 少々いびつなかたちだって、手づくりならおいしさもひとしお。ひとりのご褒美お茶タイムに、家族みんなの賑やかなおやつのひと時に、ぜひお試しを! ■みたらし餅 調理時間10分 230Kcal レシピ制作:E・レシピ <材料 2人分> お餅(角) 2個 <タレ> 砂糖 大さじ3 みりん 大さじ2 しょうゆ 大さじ3 水 大さじ3 <水溶き片栗> 片栗粉 大さじ1/2 水 大さじ1/2 <下準備> ・角餅は1個を6等分し、トースターで薄く焼き色がつくまで焼く。 ・<水溶き片栗>の材料を混ぜ合わせる。 <作り方> 1、鍋に<タレ>の材料を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら<水溶き片栗>を加え、トロミをつける。 2、竹串に焼いた餅を刺し、(1)の<タレ>をからめて器に盛る。 お餅は焼きすぎると固く食感が悪くなってしまうので、トースターでは薄い焼き色がつく程度に。 串に刺すと食べやすいですが、ガラスの器に盛りつけるだけでも可愛くなります。
2017年01月17日寒い季節は、なぜか本能的に脂身たっぷりの豚肉に目が行ってしまいます。じゅわっとにじみ出る肉の脂、おいしそう…、でも、でも、そこに立ちはだかる「カロリー」という高い壁! 豚バラ肉は、脂肪分が多く、たしかに高カロリー。ですが、調理法によって、油の摂取を減らすこともできるのです。 その調理法が、グリル! グリルでじっくり焼くことで、適度に油が落ち、肉の旨味だけが残ります。 付け合わせのキャベツと一緒に、香ばしいみそダレで。ボリューム感があるので、かえって量を食べ過ぎることなく、カロリーを控える結果にもなるかもしれません! ■グリル豚バラのみそダレ 調理時間20分 461Kcal レシピ制作:料理家 保田美幸 <材料 2人分> 豚バラ肉(ブロック) 200g 塩 少々 キャベツ 2枚 <みそダレ> みそ 大さじ2 砂糖 大さじ1.5 みりん 大さじ1/2 ニンニク(すりおろし) 少々 水 大さじ4 ネギ(刻み) 適量 <作り方> 1、豚バラ肉は厚さ1cmに切り、塩を振る。キャベツはひとくち大に切る。 2、小鍋に<みそダレ>の材料を入れて混ぜ、弱めの中火にかけて混ぜながら煮詰め、火を止める。粗熱が取れたら、刻みネギを加えて混ぜる。 3、グリルを予熱し、豚バラ肉を網にのせて焼き、火を通す。 ヒント! ここでは両面焼きグリルを使用しています。お使いのグリルの説明書に従って下さい。 4、器にキャベツと豚バラ肉を盛り合わせ、<みそダレ>を添える。 自家製のみそダレは、お好みでアレンジをきかせて。個人的にはニンニクたっぷりめが好みです!
2017年01月14日お正月用に用意したお餅が、まだ余っている。 でも、海苔餅やあんころ餅も食べ飽きてしまったし…。そんなときは、ガラッと大変身! 子どもも大好きなあの味にリメイクしてみませんか? ホワイトソースとミートソース、贅沢なWソースとチーズがお餅と溶け合うクリーミーな美味しさ。ホウレン草やコーンを加えれば、彩りも栄養バランスも文句なし! 市販品のソースを使うので、忙しい夜でもあっという間にできるクイックレシピ。あまりの美味しさに、余ったお餅だけでは足りなくなってしまうかも!? ■お餅のポパイラザニア 調理時間15分 492Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 増田知子 <材料 2人分> 角餅 3個 ホウレン草 1/2束 水煮コーン(缶) 大さじ3 ホワイトソース(市販品) 200g ミートソース(市販品) 200g スライスチーズ 2~4枚 <作り方> 1、角餅は4等分に切り、トースターでこんがりと焼き色がつくまで焼く。 2、熱湯にホウレン草を根側から入れ、色が鮮やかになったら水に取る。粗熱が取れたら水気を絞り、根元を切り落として長さ3cmに切る。 3、耐熱容器にホワイトソースとミートソースの1/4量を入れ角餅、ホウレン草、水煮コーンをのせる。 4、その上に残りのホワイトソース、ミートソースをかけ、スライスチーズをのせてトースターで焼き色がつくまで焼く。 お好みでマカロニなどを加えれば、より本格的なラザニアに。耐熱容器にまずソースを敷いておくと、お餅がくっつきにくくなります。
2017年01月10日シャキシャキした歯ごたえと、もちっとした弾力性が特徴の、冬を代表する野菜・レンコン。きんぴらや煮物、天ぷらなどには欠かせない「名脇役」的存在です。 ですが、逆を言うとその他のレシピにはあまり登場せず、買ったまま冷蔵庫で黒ずんでしまった… という経験もあるのでは? 今回は、「もう脇役なんて呼ばせないっ!」、旬のレンコンそのままの美味しさを味わう主役級レシピをご紹介! ざっくり切ったレンコンを、バターで焼いて、しょうゆで味付けするだけのシンプルさ。あっけないほど簡単なのに、今まで知らなかったレンコンのパワフルな旨味にノックアウトされますよ! ■レンコンのバターしょうゆ焼き 調理時間15分 117Kcal レシピ制作:料理家 Tomozou <材料 2人分> レンコン 6~8cm バター 大さじ1 しょうゆ 大さじ1 粗びき黒コショウ 少々 <作り方> 1、レンコンは皮ごときれいに洗って縦半分に切り、さらに幅1cmの半月切りにして水に放つ。 2、フライパンにバターを入れて中火で熱し、バターが溶けたらレンコンを焼く。焼き色がついたら返し、反対の面にも焼き色をつける。 3、しょうゆを鍋肌にまわしかけ、レンコンにからめる。粗びき黒コショウを振り、器に盛る。 お酒にもぴったりなこのレシピ。パパの晩酌のお供にもどうぞ。
2017年01月09日焼いても、ふかしても、甘くホクホクしたおいしさを味わえるサツマイモ。 この時期出回るサツマイモは、秋の収穫期のピークから2~3ヶ月が経って、さらに甘みが増し、食べ頃です。その甘みとボリューム感から、食べると太る食材のようにイメージしがちですが、エネルギ―量はご飯とさほど変わりません。 そこでご紹介したいのが、こちらの茶巾しぼり。小腹が空いたときや子どものおやつに、さらにはお弁当の一品にもなる、カンタン便利な重宝レシピです。 ■サツマイモとチーズの茶巾しぼり 調理時間15分 270Kcal レシピ制作:調理師、食生活アドバイザー、ライター 池田絵美 <材料 2人分> サツマイモ 1本 砂糖 20g 塩 少々 プロセスチーズ 20g <作り方> 1、サツマイモは厚さ2~3cmに切り、10分水にさらす。鍋にサツマイモを入れ、かぶるくらいの水でゆでる。 水にさらす時間は調理時間に含まれません。 2、サツマイモに竹串がスッと通るようになったら火を止めてザルに上げる。ボウルに入れ、マッシャーなどでつぶす。砂糖、塩を加え、混ぜる。 3、5mmの角切りにしたプロセスチーズを混ぜ、食べやすい大きさに分ける。それぞれラップで包み、絞るようにして形を整える。 皮がついたままつぶしたほうが、黄色のなかに紫色が混じり、彩りよく仕上がります! チーズはお好みでいろいろな種類でアレンジしてみてもよいですね。
2017年01月07日1月7日は“七草がゆを食べる日”というのは知っていても、由来についてはよく知りませんでした。 実は、1月7日は「人日(じんじつ)」という、ひな祭りや七夕と並ぶれっきとした五節句の式日のひとつ。 もとは中国の新年の運勢を見る占いの日が奈良時代に日本に伝わり、年の初めに若菜を摘んで食べる「若菜摘み」などの風習と結びつき、人日の節句には七草がゆとして定着していったそうです。 お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわる、冬場の青菜不足の栄養補給に、という効用もあることから、現代の暮らしのなかでもしっかり根づくようになったんですね。 イチからお粥を炊かなくとも、ご飯と菜ものセットで作れば手間も時間もかかりません。 省ける手間は省いて、気軽に歳時記の食を暮らしに取り入れる… 、そんなスタイルもいいですよね。 ■ごはんで作る七草がゆ 調理時間20分 143Kcal レシピ制作:料理家、フードジャーナリスト 崎野晴子 <材料 2人分> 七草がゆセット 1パック ご飯 160g 水 640ml 梅干し 2個 <作り方> 1、七草はよく洗い、分量外の塩少々を加えたたっぷりの湯でサッとゆでて冷水にとる。水気をきって細かく刻む。 2、鍋にご飯と水を入れて中火にかけ、沸騰し始めたら軽く混ぜて弱火にし、時々混ぜながら10分ほど煮る。 ヒント! 混ぜる時はぐるぐる混ぜると粘りが出るので、やさしくふた混ぜ程度に。 3、ご飯が柔らかくなったら刻んだ七草を加え、やさしく混ぜて器によそい、梅干しをのせる。 (2)でご飯が固まっているときは、火にかけて柔らかくなってからやさしくほぐすようにしましょう。
2017年01月06日1回の調理で、お肉と野菜、特に根菜類をたくさん摂り入れることができる家庭の味、筑前煮。 おせちだけでなく、根菜のおいしいこの時期はよく、大鍋にどかんと大量に作ります。お酒のアテにちびちびと食べ続けるのも好きなのですが、さすがに数日続くと飽きてきてしまいますよね。 そんなときいつも「そうだ、この手があったんだ!」と思い出すのが、こちらのレシピ。 すでに具材は揃っているので、追加するのはご飯と溶き卵、お好みでカマボコくらい。火も通っていますから、炒める時間も短くてOK! 筑前煮を多めに作ったときは、小分けにして冷凍しておくと、忙しい日に便利ですよ。 ■筑前煮チャーハン 調理時間15分 428Kcal レシピ制作:料理家 Tomozou <材料 2人分> ご飯(炊きたて) 茶碗2杯分 筑前煮(市販品) 100g カマボコ(薄切り) 4枚 溶き卵 1個分 白ネギ 1/3本 サラダ油 大さじ1 塩コショウ 少々 <作り方> 1、筑前煮とカマボコは5mm角に切る。白ネギはみじん切りにする。 2、フライパンにサラダ油を入れて熱し、白ネギを強火で炒める。火が通ったら溶き卵を加え、続けてすぐにご飯と筑前煮、カマボコを加えて炒め合わせる。 3、塩コショウで味を調え、器に盛る。 具材にしっかり味がしみこんでいるので、追加の味付けもほとんど必要なし。おにぎりにして翌日のお弁当にしても、おいしいですよ!
2017年01月05日お正月休みの間に食べ過ぎて酷使してしまった胃とお腹…。 そろそろ日常モードに戻していかねばなりませんが、とはいえ甘いモノは別腹でして。黒ゴマと豆乳で仕立てる優しい和スイーツなら、身体もホッと喜びそう。 材料はミキサーで一気にお汁粉状に。鍋に移して温めて、別茹でした白玉を加えるだけの簡単甘味。あっという間に作れてしかも本格的なおいしさ。 帰省中に手早く作って振る舞ったら、家族や親戚にも喜ばれること間違いなしですね! ■黒ゴマと豆乳のお汁粉 調理時間15分 401Kcal レシピ制作:料理家 保田美幸 <材料 2人分> 練り黒ゴマ 大さじ3 豆乳 350ml ご飯 大さじ2 砂糖 大さじ2.5 塩 ひとつまみ <白玉団子> 白玉粉 40g 水 適量 <作り方> 1、<白玉団子>を作る。白玉粉に水を少しずつ加えながら、耳たぶ位の固さになるまで練る。小さく丸めて中央を少し凹ませ、湯を沸かした鍋に入れ、浮いてきたら30秒ほどゆでて水に放ち、粗熱を取る。 2、練り黒ゴマ、豆乳、ご飯をミキサーに入れてかくはんし、鍋に移して砂糖と塩を加えて中火で温める。 3、(1)の<白玉団子>を(2)の鍋に入れて温め、器に注ぎ入れる。 今回のレシピのように、練り小豆などを使わず水分が多めになるお汁粉の場合、ご飯を少し加えることで適度なとろみがついて食べやすくなります。
2017年01月03日おせちやお雑煮はおいしいものですが、お醤油やダシベースの和風味にちょっぴり飽きて、こってり洋風の味が恋しくなってくる頃。 わが家では誰からともなく「あれ、食べようよ~」とリクエストが出るのが、こちらの簡単グラタン風レシピ。お餅とチーズの組み合わせは定番ですが、温かくなったアボカドがからむと、また違ったおいしさに変身します。 マヨネーズも加えることで、濃厚なクリーミーさがプラス。 子どもはもちろん、大人はワインやお酒と合わせても◎! ■アボカドチーズ餅 調理時間10分 459Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 増田知子 <材料 2人分 > お餅 3個 アボカド 1個 塩コショウ 少々 ピザ用チーズ 80g マヨネーズ 適量 <作り方> 1、お餅は半分に切り、耐熱容器にヒタヒタになる位の水と一緒に入れ、電子レンジで2分30秒~3分加熱し、水気をきる。 2、アボカドは種と皮を取って、幅1cmに切る。 3、耐熱皿に(1)のお餅を入れ、(2)のアボカドをのせて塩コショウを振る。ピザ用チーズを散らし、マヨネーズをのせてトースターでこんがり焼く。 コツ・ポイント 電子レンジは600Wを使用しています。 電子レンジでお餅を調理する場合、水で濡らすだけでもよいのですが、今回のようにヒタヒタの水と一緒に入れて水切りすればさらにくっつかずにラクチンです!
2017年01月02日新年、あけましておめでとうございます! 元日といえば、そう、お雑煮ですね。みなさんはどんな場所で、どんなお雑煮を食べていますか? わが家は、鶏肉と野菜を入れたすまし汁仕立て、お餅は角でも丸でも… なごくシンプルな関東風です。 いつだったか旅先で、白みそ仕立てにあんころ餅が入ったものを食べたときは驚きましたが、あれもおいしかったなぁ。 今回ご紹介するレシピのように、大根おろしを最後に乗せてみると、とろみが出て、ひと味違ったおいしさに。 年末年始、食べ過ぎて胃がもたれてしまって、という方にはオススメなのです。 ■みぞれお雑煮 調理時間15分 258Kcal レシピ制作:E・レシピ <材料 2人分> お餅(丸) 2個 鶏もも肉 1/4枚 大根おろし 1/2カップ ニンジン 2cm ミツバ 1/4束 だし汁 400ml 白みそ 大さじ2 薄口しょうゆ 小さじ1 (※)だし汁の作り方はこちら↓をご参照ください。 <下準備> ・鶏もも肉はひとくち大に切る。 ・大根おろしはザルに上げ、汁気をきる。 ・ニンジンは幅5mmに切り、梅型に抜く。 ・ミツバは根元を切り落とし、ザク切りにする。 <作り方> 1、鍋にだし汁とニンジンを入れて強火にかけ、煮たったら鶏もも肉を加え、中火で煮る。 2、丸餅を入れ、丸餅が柔らかくなったら、白みそを溶き入れる。薄口しょうゆを加えて味を調え、お椀に盛って、大根おろしとミツバを添える。 ベーシックなお雑煮に飽きてしまったら、揚げ餅を入れて、鶏ガラスープでつくる中華風みぞれ雑煮も、イケますよ! お試しあれ。
2017年01月01日今日は大晦日。明日の準備は万全ですか? 忙しい年末、「まだ全然…」なんて声も聞こえてきそう。そんな時にご紹介したいのが、今からでも簡単に作れるモダンなおせちレシピ。 普段の食卓でもお馴染みの豆腐とアボカドを混ぜ合わせ、イクラのしょうゆ漬けをのせ、麺つゆ味のゼリーで飾りつけ。あっという間につくれてしまうのに、見た目はゴージャス! 定番のおせちが少なくなってしまった正月二日、三日目などの、急なお客様への一品としても重宝しそうですね。 ■しょうゆイクラのアボカド豆腐添え 調理時間10分+冷やす時間 レシピ制作:フードコーディネーター 山下和美 <材料 2人分> イクラ(味付き:しょうゆ) 100g 豆腐 1/4丁 アボカド 1/2個 麺つゆ(ストレート) 大さじ4 粉ゼラチン 小さじ1/2 水 小さじ1 練りワサビ 適量 <下準備> ・豆腐はキッチンペーパーに包み、しっかり水気をきる。 ・水に粉ゼラチンを振り入れる。耐熱容器に麺つゆを入れ、電子レンジで30秒加熱する。ふやかした粉ゼラチンを加えてよく混ぜ、冷やしかためる。 <作り方> 1、アボカドは皮をむき、ボウルに入れてフォークでつぶす。豆腐を加えて混ぜ合わせる。 2、(1)を器に盛り、イクラをのせる。麺つゆのゼリーをフォークで細かく崩してのせ、練りワサビを添える。 日の出をイメージさせる鮮やかな色彩は、1年のスタートを切るのにふさわしい華やかさ。高さのあるミニグラスに盛りつければ、おもてなし感や特別感をさらに演出できますよ。
2016年12月31日師走も押し迫り、2016年もいよいよ残り2日。 思い通りの1年になった人も、そうでなかった人も、ここまで来たら今年1年、無事に過ごせたことに感謝して、モリモリ元気に食べて来たる年を迎えましょう! お肉に魚介、野菜もたっぷり入ったチャンコ鍋は、気取ったルールも食べ方の決まりもナシ! 豪快に煮込んで、火の通ったものからお好きに取り分け、具材の旨味の効いたスープと一緒にはふはふしながら食べましょう。 残ったスープにそばを入れれば、年越しそばもいただけて、一石二鳥。 家族や仲間でひとつ鍋を囲んで、1年の思い出を語り合うというのも、いいものですよね! ■晦日チャンコ鍋 調理時間40分 768Kcal レシピ制作:E・レシピ <材料 2人分> 鶏もも肉 1/2枚 豚肉(薄切り) 80g 白身魚(切り身) 2切れ 生カキ(加熱用) 1/2パック 白菜 3~4枚 モヤシ 1/2袋 白ネギ 1/2本 ゴボウ 1/2本 ニンジン 1/4本 シイタケ(生) 2個 豆腐 1/4丁 油揚げ 1/4枚 そば(冷凍) 1~2玉 <スープ> 酒 150ml 顆粒チキンスープの素 大さじ1.5 水 1000~1200ml <調味料> みりん 大さじ2 塩 小さじ1 しょうゆ 大さじ1.5 <薬味> ネギ(刻み) 大さじ4 ショウガ汁 大さじ1 七味唐辛子 適量 <下準備> ・鶏もも肉は食べやすい大きさに切り、豚肉は食べやすい長さに切る。 ・白身魚は1切れを2~3つに切り、生カキは塩水で洗ってザルに上げる。 ・白菜の葉はザク切りにし、軸は食べやすい大きさの削ぎ切りにして、水洗いする。 ・モヤシは水洗いしてザルに上げ、白ネギは水洗いして幅1cmの斜め切りにする。 ・ゴボウは皮ごとタワシできれいに水洗いし、大きめのささがきにして水に放つ。 ・ニンジンは薄切りにして型抜きをする。 ・シイタケは石づきを切り落とし、軸と笠に切り分ける。軸は縦半分に裂き、笠は飾り切りにする。 ・豆腐は食べやすい大きさに切り、油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、食べやすい大きさに切る。 <作り方> 1、<スープ>の材料を鍋に合わせて強火にかける。煮たったら<調味料>の材料を加え、ひと煮たちさせる。<スープ>を土鍋などに6~7分目まで移して火にかける。 2、<スープ>が煮たってきたら具を入れ、火の通ったものから、<スープ>ごと取り鉢にとり、<薬味>の材料を加えていただく。 最後に残った<スープ>にそばを入れて、年越しそばも一緒に作ります。 知っているようで知らない「年越しそば」の由来。細く長く… から「長寿延命」、切れやすいことから苦労や災厄を切り捨てる「縁切りそば」、鎌倉時代にお寺が貧しい人に振る舞った「世直しそば」、などなど、いくつかの説があるようです。
2016年12月30日