ブロガー。姉妹のママで、夫と家族4人暮らし。ライブドアブログ「リンゴ日和。」で子育ての日々をつづっている。ワニブックスより「あのね、わたしがねちゃってても、あとででいいからだっこして 」発売中。
夫と家族4人暮らし、姉妹の子育ての日々をかわいく綴ります。
長女が幼稚園に通っていたときのことをお話しします。当時、ママ友といえるような存在はほとんどいなかった私・・・ 当初は、ママ友を作らないと・・・という気持ちもありましたし、グループに入らないといけないのだろうかと思うこともありました。 でも、結局ママ友もできず、もちろんグループにも入らなかったのですが、それで何か問題があったかというと・・・ 大きな問題はありませんでした! さみしいという気持ちが心の片隅にあったのは確かですが、なんとかやってこれました。 ・・・でも、デメリットかなと思うことは最初少しありました。 私がまず感じたデメリットとは、情報があまりまわってこなかったということです。 PTA活動でどの役がいいかとか、塾や病院はどこがおすすめなのかといった情報を、まったく得ることができませんでした。 しかしながら、こちらは解決方法がありました。 ママ友といっていいほど仲が良い人ができなくても、顔見知りの立ち話できる人を作るように努力すると解決しました。 長女の送り迎えのときにはきちんとあいさつして、話ができる土壌を作っておくと、お茶をするくらい仲良くならなくても、送迎時の短時間で知りたいことは聞けることを知りました。 それから、ママ友グループに入ってなくてつらかったのは、娘に「A君とBちゃんとC君が、親子でみんなあつまって遊んだんだって」というようなことをいわれたことです。 それは娘にもうしわけなかったなと思います。でも、無理やりそのグループに入るわけにもいきませんし、これはどうしようもないことでした。 しかしながら、グループに入らなかった私には自分の時間がたくさんありました。当時は仕事もしていなかったので、下の娘のお世話や家事を、余裕をもってできました。 もし、あのころ私がママ友グループに入っていたら、ママ友付き合いに時間をとられて、ひょっとしたらそんなふうに過ごせてなかったかもしれません。 ママ友グループに入らなかった私ですが、時間という面でのメリットは大きかったと思います。
2019年04月10日以前、夫婦でぶつかったことをかきました。 それとは別に、ふとしたことで突然、夫婦喧嘩をしてしまったときのことをお話しします。 私が食材宅配サービスを試してみたときのことです。そのときは料理に使うぶんだけの食材を配達してもらいました。 いつも自分で料理をすると、野菜を全部使いきれず、そのぶんは捨ててしまうことが多いのですが、そのときは野菜の芯や葉の捨ててしまう部分は最初からとりのぞかれて届いたので、ゴミも最小限でした。 それを見て、夫は私にこういいました。燃えるゴミの量を1袋にへらすようもっと努力しなよと。 たしかに、私が食材を使い切るのが上手ではないというのが生ゴミが多い理由のひとつです。よく使いそうなもの中心に食材を買い、それをもとにメニューを考えて調理していますが、全部使い切れないことが多いです。 レシピや食材の保存方法など、いろいろ工夫してゴミをへらすべきなのでしょう。 でもそのときは、子育てや仕事と忙しく、家事のこまごまとしたことを考える余裕がありませんでした。 努力をすればいいというのは頭ではわかっているのですが、夫のいうようにいきなり1袋までへらすのは、ハードルが高く感じました。 そのとき何度もくりかえし「できるはずだよ」といわれイラっとしてしまい、夫と口論になりました。きっと夫だって簡単にはできないことだろうに・・・と思いました。喧嘩してもゆずってくれることが多い夫なのですが、そのときの彼はゆずりませんでした。 ・・・しかしその夜のことです。 冷蔵庫で消費期限をかなりすぎたピザを発見しました! それは以前スーパーで「自分の晩酌用に」といって夫に買わされたものでした。 燃えるゴミになってしまった夫のピザを彼にみせました。すると彼はその瞬間から「できるはずだ」と私にしつこくいわなくなりました。 内心ほっとしました。 夫婦でぶつかってしまいましたが、時間に余裕があれば、燃えるゴミをへらすために工夫できることを少しづつ考えてみようと思うきっかけになりました。 完璧を最初から目指さなくてもいいのかもしれません。夫のピザもふくめ、そういった無駄買いをなるべくしないようにするなど、小さなとこからからはじめようと思いました。
2019年03月26日前回夫婦でぶつかったことをかきました。 こんなふうに、結婚してから夫婦喧嘩も何度か経験し、もはや甘いムードとも無縁。でも、バレンタインからホワイトデーにかけての時期は、恋人だったころを思い出すこともあります。 そのとき夫に「私のどこが好きで結婚したの?」と聞いてみました。 すると意外な答えが返ってきました。 私が昔勤めていた会社を辞めるときの姿が即断即決でかっこよかったといわれました。そのときにいった「組織にしばられたくない」という言葉が忘れられないとも。 想像していたのとちがいすぎる答えにとまどいを隠し切れない私。 どこを好きになるかわからないものだと思いました。 気をとりなおして、結婚後の今はどうなのか聞いてみました。 夫は、結婚前も今も、私が何か決断するときにスピーディーなところにほれているようです。家電などの大きな買い物をさほど調べもしないで「これだ!」といって買う姿が好きだといわれました。それで失敗もたくさんしているのですが、その点はさほど気にならないようです。 彼はじっくりとデーターに目を通してものごとを決める慎重なタイプで、私は直感的にすぐ決めるほう。正反対なのですが、意外にも彼は私のその性質を気に入っているみたいでした。 今回、甘いセリフをささやかれるかもと思っていましたが、まったく予想外なことをいわれてしまいました。 即断即決なところをほめられましたが、私はむしろ夫の緻密に調べたりするところのほうが、すごいと思っていました。性格はちがうふたりですが、おたがいにないものがピタっとはまって夫婦として成立しているのかもしれません。
2019年03月20日前回の記事でかいたように、夫は産後しばらくたってから育児にかかわるようになってくれました。 それでもときどき、育児のことでぶつかることもありました。姉妹がまだ小さい頃のことですが、夫につい怒ってしまったときのことをお話しします。 夫はスポーツ観戦に行くのが好きで、休日になるとよく出かけて行きました。 その日もまた、夫はひとりでスポーツ観戦へ行きました。 次女もまだ小さく外に出るのもおっくうだったので、私と娘たちは家で過ごすことに。 ご飯を食べたり遊んだりしているとあっというまに時がたちました。 そして午後7時半頃になりましたが、その日はめずらしく、パパとお風呂に入りたいといって長女がゆずりませんでした。 明日は日曜で休みでしたし、夫も午後8時には帰ってくるといっていたので、夫を待つことに。 しかし、夫はすぐには帰ってこず「もうお風呂に入ろう」といっても長女はいうことを聞いてくれません。そうして、夫が帰ってきたときにはもう午後9時近くになっていました。 あきれたというような顔をして、夫は大きなため息をつきました。 そういわれ、私は悲しくなりました。 たしかに、午後8時に帰ってくると思って夫を待った私の判断はまちがっていましたし、お風呂ももっと強く「入るよ」といえばよかったのでしょう。夫がいうことは正論だと思いました。 ・・・でもそのとき、強い感情が表に出ました。 そのときの私はまさに鬼。鬼と化した妻を前に、夫はびっくりしてしまって何もいえないようでした。 次の朝、夫にあやまられました。「パパとお風呂に入りたくて待っていた」という話を長女から聞いたようです。 ・・・それからです。夫が、ひとりで外出するとお土産を買ってきてくれるようになったのは。 それは、休日のワンオペ育児が大変だと理解した夫のねぎらいなのか、それとも妻の中にひそむ鬼へもう出ないでと祈るようにささげているのか・・・真実はわかりません。 そのときの鬼は、今は私の中で静かに眠っています。
2019年03月11日はじめまして。ひーたむです。8歳と5歳の姉妹の母で、現在は夫と娘たちと4人暮らしをしています。今回は私の夫の話をしますね。 私が長女を生んでまもないころのことです。出産前から直後まで、長めに里帰りしていた私が夫のいる自宅に長女をつれてもどると… 夫は娘が泣いても反応せず、いっしょにいても育児をするのは私だけという状況に。 髪をふりみだしながら娘の世話をしているとき、夫はスマホ片手にワインの飲みくらべをしている毎日でした。 深夜の授乳でのどがかわいて水分補給をしようとキッチンへいくといつも、夫がワインを飲んだグラスが何個も洗わないまま置いてあったのを覚えています。 こんなふうになるなんて、出産前は想像もつかないことでした。夫婦でいるのにワンオペ育児になってしまったのです。 産後の体調の不良もかさなり、私にとってはつらい時期でした。 …しかし、娘が「パパ」という言葉を話しはじめる頃、夫に変化が。 夫の育児スイッチがオンになり、娘の泣き声にも反応するように。目に見えた変化に驚くと同時に、ひとりで育児をしていた頃のつらい気持ちが和らいでいきました。 夫が本当の意味でパパになるには時間が必要だったようです。 それまでは、夫と娘との間に愛着関係ができていなかっただけなのだと気づきました。 出産後すぐは夫婦でいるのにワンオペになってしまいましたが、夫が育児にかかわるようになってくると、彼は少しずつ変わりました。 頑固で理屈っぽいところがあるのですが、意見がぶつかっても、すぐ歩みよりをしてくれるようになり、以前はなかった柔軟さを感じるように。 夫婦でぶつかりあっても上手に仲直りできるようになりましたし、夫のそういうところをいいなと思うようになりました。
2019年02月28日