2013年生まれの発達ゆっくり娘と2018年早生まれのやんちゃ息子に揉まれる、前向きすぎる夫と元ひきこもりの病弱ガルガル凶暴妻です。
2013年生まれの発達ゆっくり娘ちゃんと、2018年早生まれのやんちゃ息子くん、前向きすぎる夫さんと元ひきこもりの病弱ガルガル凶暴妻たんこさんの日常を描いたコミックエッセイです。
青信号の横断歩道で交通事故に遭った夫。運転手から当然謝罪の言葉があるものだと思っていたが、まさかの事態に!
ある日、コンビニの店員さんから連絡先をわたされた私。孤独感を抱いていた私は、危ない沼にハマりそうになり…。
はじめまして、たんこと申します! 我が家では2018年1月に、第二子となる息子が誕生いたしました。 お姉ちゃんとは四歳差。 嵐のような目まぐるしさの年子さん兄弟・二歳差兄弟に比べれば お姉ちゃんに指示が通るだけあり、とっても楽だったのですが、 四歳差には四歳差の、お姉ちゃんの苦労がありました。 それは… 弟の、ルール無視のパンチ。 生まれた当初はお姉ちゃんのいいおもちゃになっていた息子も、 少し経つと手足をよく動かすようになり、お姉ちゃんの顔を叩いたり、髪を引っ張ったり… しかも「ダメ!」も通用しない、手加減というものも知らない赤ちゃんです。 叩き返すことも泣くこともせず、かわいい弟だから…と笑いながら耐える娘を見ていると、 ちょっと切なくなってしまいました。 そこで私が始めたのは、 息子を腹話術でしゃべらせること。 私の精いっぱいの裏声で、事あるごとに息子をしゃべらせていきました。 お姉ちゃんが髪をまとめれば 「おねえちゃんかわいい!似合ってる~!」。 お姉ちゃんが着替えれば 「その服かわいいな~!いいな~!」。 お姉ちゃんが食事をすれば 「ぼくもそれ食べたいな~!でもまだ赤ちゃんだから食べられないんだよね~!」。 お姉ちゃんのおもちゃを取ってしまった時は 「ごめんね!ぼくも一緒に遊びたくて…」。 お姉ちゃんを叩いてしまった時は 「ごめんね!ぼくまだ身体の操縦がうまくいかなくて…」。 さすがに四歳児ともなると、私が声を当てていることは娘も気付いています。 でも、普段はテンションの低いママの奇行にニヤニヤ… そしていつの間にか、息子が暴れると そんなこんなで今のところ仲良くやっている二人ですが、 息子がしゃべり始めた時が、第二ラウンドの始まりですね。 二人の成長の喜びを噛みしめつつ、ママはレフェリーをがんばります。
2019年06月11日