進まないトイレトレーニング…焦る気持ちを解消してくれたのは、自身のひきこもり経験の記憶でした【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.2】

発達の遅れがあり、現在も療育に通っている娘。

引っ越しや二人目妊娠などの大きなイベントもあり、
娘は4歳を超えてもなかなかオムツが外れませんでした。

入園の条件に"オムツ外れ"と書かれていた新しい保育園では、
落とされてしまう覚悟もしていましたが…

進まないトイレトレーニング…焦る気持ちを解消してくれたのは、自身のひきこもり経験の記憶でした【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.2】

保育園の先生方は、「一緒にゆっくり、オムツ外れを目指しましょう!」と
優しく諭してくださいました。
この時の安堵の気持ちは、今も忘れられません。

安堵しつつも、入園までに少しでも進めてあげたい。
そう思い、自宅でも、試行錯誤で色々な方法を試していました。

もよおしたらそっと便座に座らせる、便座を使いやすいように踏み台を設置する、
トイレでは優しく声かけしリラックスさせる、お気に入りのキャラクターのパンツを履かせる…

進まないトイレトレーニング…焦る気持ちを解消してくれたのは、自身のひきこもり経験の記憶でした【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.2】

しかし、なかなかトイレトレーニングは進みませんでした。

産後まもなくということもあり、身軽にフォロー出来ない自分にも少し焦りを感じつつ
娘の様子を観察していると…

進まないトイレトレーニング…焦る気持ちを解消してくれたのは、自身のひきこもり経験の記憶でした【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.2】

娘はトイレまで我慢できない、トイレに座って排泄できない、というよりも
失敗への恐怖と恥ずかしさに怯えているようでした。

確かに、今までもたびたび、お姉ちゃんパンツを履いては失敗し、濡らしてしまうことがありました。
その度に、とてもショックを受けている様子だった娘。
大人が「気にしないで大丈夫!」なんて言っても、パンツや床を汚してしまった罪悪感は
娘にとって、とても大きいものだったのだと思います。
そんな娘の優しい気持ちに気付かずに、
前のめりにトイレトレーニングを進めようとしてしまったことを反省…

それと同時に、失敗が怖いとか恥ずかしいとか、すっかりお姉ちゃんな
繊細な気持ちを抱けるようになった娘の成長
を、とても嬉しく思いました。
おしっこを漏らしても平気で遊んでいた赤ちゃんとは、もう違うんですね。

その日から、お姉ちゃんパンツを履くことも、トイレに行くことも、
娘がやりたいと言ってくるまで待つことにしました。

私は、娘と過去の自分を重ねていました。


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