ウーマンエキサイト編集部のメンバーが、“愛あるセレクトをしたいママのみかた”をコンセプトに、くらしや子育て、ビューティ情報をお届けします。
高校2年生の加藤ミモリは、摂食障害で精神科病棟に入院。制限の多い入院生活で、当初は「怖い場所」と感じていました。しかし、他の入院患者との交流を通じ、ミモリの気持ちに少しずつ変化が訪れて…。
「こんな人いるの!?」時折、目の前に現れる非常識な人。他人であれば距離を置いておしまいで済みますが、近しい人とだとそうはいきません。夫や義父母・ママ友など、身近な人との間で起こりやすいトラブルを実例で紹介する連載です。
価値観が違う、産後クライシス問題や教育方針のズレ、親戚とうまく付き合えない…など、夫婦の危機の原因はあちこちに潜んでいます。夫婦の間に起こりやすいトラブルを実例で紹介する連載です。
結婚後に新しく家族となる「義父母」。義父母との関係に助けられることもあれば、悩みやモヤモヤも多く聞かれます。ウーマンエキサイトに集まったエピソードを漫画化する連載です。
気になる新商品、話題のスポットやイベントなど、ウーマンエキサイト編集部が厳選してご紹介!
■これまでのあらすじ 周囲から理想的な夫婦だと思われている明日香と聡。しかし実際にはもう何年も会話すらない仮面夫婦だった。しかし娘のために離婚はせず、表向きには理想の家族を演じ続けていたが、娘が大学進学するタイミングと、単身赴任していた聡が東京に戻ってくるタイミングが被ったのもあり、とうとう離婚を決める。不倫のことや、育休中のことなど、ずっと我慢していた気持ちを聡に告げることができてスッキリした明日香は、これから1人で新しい人生のスタートを切る覚悟を決めていたのだが…。 健さんのことは好き。だけど、それが恋人としての好きなのか、人として好きなのか…結婚している身でそんな考えを巡らせることはよくないと思っていたし、逃げてきてしまった自分がいます。 健さんが私に好意を持ってくれていることは嬉しいし、これからも大事にしていきたい存在であることは間違いありません。 ついに離婚が成立し、これから健さんとゆっくり向き合っていこう…そう思って初めてのデートに行ったら、健さんから突然ニュージーランドに誘われてしまい…! 次回に続く。毎日更新!
2024年01月19日■これまでのあらすじ 周囲から理想的な夫婦だと思われながらも、実際にはもう何年も会話すらない仮面夫婦だった明日香と聡。聡にも18年関係を続けている彼女がおり、明日香にも最近気になる人ができていた。娘が大学進学するタイミングで家を出ることになり、単身赴任していた聡が東京に戻ってくることに。これを機に夫婦としてやり直したかった聡とは違い、明日香は離婚の意思を固めていたようで、聡のもとには明日香から「離婚してください。あとは弁護士へ」と端的な連絡のみが送れられてきた。聡が困惑しながら東京の家に帰ると、そこはもぬけの殻で…。 がらんとした家の中には、明日香のものはひとつもありませんでした。 そしてカウンターの上に置かれていたのは、1枚の離婚届。 明日香の分は記入済みでした。 こんな風に何も言わずに、この十何年の夫婦関係が終わってしまうのでしょうか? どうにかして明日香と話したくても、電話は繋がることはなく…俺は夏希に連絡を取りました。 明日香も、夏希とは連絡を取るはず。夏希に取り次いでもらえないか…そう思ったのですが…。 次回に続く。毎日更新!
2024年01月19日■これまでのあらすじ 美男美女の明日香と聡は、周囲から理想的なパワーカップルだと思われている。しかし、実際はもう長いこと会話すらない仮面夫婦だった。明日香は子育てに、聡は仕事に手一杯で、若かったふたりはお互いを思いやることができず、いつしか夫婦の溝は修復できないものになっていたのだ。 娘の夏希のために、見せかけの家族を演じ続けてきた明日香と聡。 明日香は母親業と仕事に集中してなんとか自分を保っていたが、最近になり、心を許せる人ができた。成長した夏希が春から九州の大学に進学することを機に、これからの人生をどう歩んでいこうかと考え出した明日香。 一方、大阪での単身赴任から東京に戻ることになった聡は、10年以上そばにいて安らぎを与えてくれた恭子との別れを決意したのだった。 すでに夫婦関係が破綻しているふたりは、夏希のいない東京で大きな選択を迫られる。聡は「やり直したい」と告げるも、仮面を脱いだ明日香の答えは…。 明日香の反応は、正直、想定外でした。 俺たちが今まで離婚しなかったのは、夏希のため。夫婦の溝があっても、心が離れていても、俺たちふたりは同じ方向を見ているとばかり…思っていました。 「子はかすがい」と言うように、夏希の父と母としてきっとやり直せるはずだと…。 俺がほかの女性に逃げていることを知っていたのも予想外でした。 明日香は母として耐え続けながら、いつかこういう日が来るのを待ち侘びていたんでしょうか…。 離婚、慰謝料、弁護士…、冷たい言葉の数々に横っ面を殴られた気分でした。 次回に続く。毎日更新!
2024年01月19日■これまでのあらすじ 周囲から理想的な夫婦だと思われている明日香と聡。しかし実際にはもう何年も会話すらない仮面夫婦だった。娘のために離婚はせず、表向きには理想の家族を演じ続けていた。しかし娘が大学進学のために家を出るタイミングで、夫の聡は単身赴任が終了。ふたりは向き合うことから逃げ続けていた夫婦関係に向き合うことになり…。 単身赴任から帰ってきた俺は、明日香と話し合って夫婦として終わったことを確認し、東京でもひとり暮らしをすることに。 後悔も、寂しい気持ちも抱えていますが、自分の行動の結果なので仕方ありません。 そんなある日、料理とワインが美味しいお店を見つけました。 そのお店のマスターの健さんは、話を聞くのが上手で癒される存在。東京でも良い店を見つけたと思った俺はそのお店に通うようになり、健さんとも仲良くなって身の上話を聞いてもらうまでになったのですが…。 え…? なんで明日香がここにいるの…? 次回に続く。毎日更新!
2024年01月19日■これまでのあらすじ 夫・隼人が立ち上げた建築事務所で、詩織は事務や経理を担当していた。仕事が軌道に乗った頃、事務所では明里という若い女性を採用することに。初めこそ仕事熱心で可愛らしかった明里だが、いつしか妻である詩織を敵対視。まるで自分が優位に立ったかのような勘違い発言が目立つようになり、仕事関連のパーティーでは妻気取りの振る舞いを連発する。 その状況に耐えられなくなった詩織は、「気分が悪いから」と先に帰宅。その夜、隼人に明里とのことを問い詰めるが、「もっと大人になれ」などと相手にしてもらえない。さらには明里とメッセージのやり取りまでしていたことがわかり、詩織のイライラはMAXに。しかし隼人は、気に食わなければ事務所に来なくていいと詩織を突き放して…。 <明里SIDE STORY> 武生さんからの言葉に思わずたじろいでしまった私。でも、一緒に仕事をしている相手に、感情移入してしまうって普通だと思うんです。 それだけ、仕事の成果にもつながる…よね? そんなとき、思いもかけないタイミングで山田さんからの電話が。 ここは、隼人さんのためにも、自分のためにも、がんばらなくちゃ…! 次回に続く(全14話)毎日更新!
2024年01月19日■これまでのあらすじ 夫や義父に頼りっぱなしで、自分では何もしない義母。ある日、義父が病に倒れ、体に麻痺が残ってしまう。それでも義母のことばかり心配している義父に、麻希は「なぜ義母に何もさせないのか」と本音をぶつけ、義母に自信がつくようにサポートしていくべきだと訴える。 そんな麻希の言葉を聞いて、義母は自立を目指して歩み始める。しばらくして、義母は介護の資格を取って「義父を在宅介護したい」という夢を持つのだった。 最初は漠然と“自分の負担が増えるから”と在宅介護に賛成できずにいた麻希だが、独学で介護の勉強を進める義母の姿に、このままでいいのかと悩み始める。しかし夫は、考え抜いた末に施設入居を決めたのだから、今さら蒸し返さないでほしいと言う。それでも麻希は義母の努力を無下にできず、「夢を叶えてほしい」と義母の背中を押す決意をして…。 夫は在宅介護をすれば、また私に負担がかかってしまうのではと心配していました。でも私は夫がちゃんと気持ちに寄り添ってくれるなら、それを受け入れる覚悟はできていました。費用の面で夫婦での施設入居は難しい。それなら一度チャレンジしてみよう。でもそれでもし全員が疲れ切ってしまった時は、再度お義父さんの施設を考えよう。これがふたりで出した結論でした。 数十年ぶりに学校に通ったお義母さん。慣れるまでは大変そうでしたが、いろんな年代の人と触れ合って、とてもいい刺激を受けたようです。ゆっくり、確実に成長していくお義母さんを見ている私たちも触発され…、お義父さんが自宅へ帰ってくる日から1ヶ月間、夫は会社を休業しようと考えていたようで…。 次回に続く(全14話)毎日更新!
2024年01月19日■これまでのあらすじ 学生で妊娠したことに躊躇しつつも、母親の説得で出産を決意した弓香。征矢は単純に子どもができたことを喜び、産まれてきた奏を大事に育ててきたが、弓香は娘にまったく関心を示さなかった。大病を経て私立中高一貫校に進学することになった奏。なぜかこの頃から弓香は、奏をサポートするように…。 弓香の育児参加をただ喜んでいた征矢だったが、思春期を迎えた奏が激しく反抗するようになってしまう。その対応に悩む征矢だったが、実は裏で弓香が奏に征矢の悪口を吹き込んでいたことが判明する。その理由を問いただすと、弓香の元カレが征矢を金持ちの息子と紹介したにもかかわらず、征矢自身が後継ぎを放棄していて、その恩恵に与れないからだと言われてしまい…。 奏を出産後、大学時代に夢を語っていた弓香とはまるで別人のようにただ家にいるだけの日々を送るように…。それでも俺は出産後の体調と心の崩れからくるものだと思っていました。いつか奏と俺と弓香の3人で公園に遊びに行ったり、ピクニックに行ったりできるのではないか…そんな風に考えていたこともありました。 でも3人で出かける夢は叶うことなく、奏はすでに親と出歩くことをしない年齢に。そして今では奏は父親である俺を憎んでいます。どうしてこんなことになってしまったのか…。でも俺はまだ望みを捨てられませんでした。一緒にさえ暮らしていれば、いつか奏はわかってくれる。そう思っていたのです。 しかしもし弓香と離婚したら、奏には2度と会えない…。ずっと大切に大切に育ててきた娘を失ってしまう…俺はどうすればいいのかまったくわからなくなっていました。 次回に続く(全31話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年01月19日■これまでのあらすじ 美男美女の明日香と聡は、周囲から理想的なパワーカップルだと思われている。しかし、実際はもう長いこと会話すらない仮面夫婦だった。明日香は子育てに、聡は仕事に手一杯で、若かったふたりはお互いを思いやることができず、いつしか夫婦の溝は修復できないものになっていた。 お互いが娘の夏希のために見せかけの家族を演じたまま時が経ち、成長した夏希は春から九州の大学に進学することに。 一方、大阪での単身赴任から東京に戻ることになった聡は、ずっとそばにいて安らぎを与えてくれた恭子とついに別れのときを迎える。妻とも恋人とも、結局、誰とも交差していない人生の寂しさを行きつけのバーのマスターに打ち明けた聡の未来は…。 夏希の九州への引っ越しは、再来週に迫っていました。 反抗期には何度も大きなケンカをしましたが、女同士の楽しい時間もいっぱいありました。これまで夏希のためにひとりで踏ん張ってきたことを思うと、手が離れてホッとしたような、寂しいような…。 この先、ひとりきりになってしまう…。 そう思っていましたが、健さんから思いがけない告白が。 私、誰かに頼ってもいいのかな…。 そんななか、このタイミングで、聡が東京に帰ってくることになるなんて。 私が選ぶ未来は―。
2024年01月18日■これまでのあらすじ 周囲から理想的な夫婦だと思われていた明日香と聡。しかし実際には何年も会話すらない仮面夫婦だったのだ。聡は18年妻以外の女性に癒やしを求めつつも、娘のために離婚はせずに理想の家族を演じ続けていた。明日香は必死に自分を奮い立たせ、母親業と仕事に打ち込んでいたが、最近心を許せる人ができた。そして娘の大学進学のタイミングで単身赴任していた聡が東京に戻ってくることになる。夫婦として破綻している2人が選ぶ、これからの未来は…。 東京に戻ることを伝えてからも、明日香からは一切返信がなく…電話も繋がりませんでした。 すでに大阪のアパートは引き払っていたため、とりあえず俺は東京に戻ることに。 でもその道中で届いた明日香からの連絡に、目を疑いました。 明日香は、今までずっと俺が裏切っていたことを知っていた…? そうだとしても、話し合いもなく「離婚」だなんて…。夏希のことはどうするつもりなんだろう。 困惑しつつ東京の家に帰ると、家はもぬけの殻でした。 明日香はどこに…? 次回に続く。毎日更新!
2024年01月18日■これまでのあらすじ 明日香と聡は周囲から理想的なパワーカップルだと思われているが、実際はもう長いこと会話すらない仮面夫婦だ。明日香は子育てに、聡は仕事に手一杯で、若かったふたりはすれ違いを繰り返し、いつしか夫婦の溝は修復できないものになってしまっていた。 それでも娘の夏希のために、ふたりは見せかけの家族を演じ続けてきた。 明日香は母親業と仕事に集中してなんとか自分を保っていたが、最近になり、心を許せる人ができた。折しも、成長した夏希は春から九州の大学に進学することになり、子離れ親離れを機に、これからの人生をどう歩んでいこうかと考え出した明日香。 一方、大阪での単身赴任から東京に戻ることになった聡は、10年以上そばにいて安らぎを与えてくれた恋人の恭子と別れのときを迎えていた。 夏希のいない東京で、明日香と聡は再びひとつ屋根の下に暮らしていけるのか…。 すでに夫婦関係が破綻しているふたりは、大きな選択を迫られる。 10年以上続いた大阪での単身赴任が終わり、娘の夏希も、恋人の恭子もいない東京へ。 明日香とは、もう何年も会話らしい会話をしていません。お互い、必要以上の干渉をしない仮面夫婦の生活は、ある意味でとても楽でした。 それに甘えて、明日香と向き合うことからずっと逃げていたんだと思います。 でも、俺はもう決めました。 もう一度夫婦として、明日香とやり直したい。ここまで離婚しなかったことには、きっと意味がある。俺と明日香は、家族という目に見えない絆で繋がっていたんです。 そう、思ったのですが…。 次回に続く。毎日更新!
2024年01月18日■これまでのあらすじ 周囲から理想的な夫婦だと思われている明日香と聡。しかし実際にはもう何年も会話すらない仮面夫婦だった。しかしお互いが娘のために離婚はせず、表向きには理想の家族を演じ続けていた。聡の仕事の都合もあり長らく別居生活をしていたが、この春に娘が大学進学のために家を出ることになり、聡は東京に戻ることになる。聡は長年続いていた恋人と別れ、明日香は行きつけのカフェの店員さんに好意を抱いているこのタイミングで…。とっくに夫婦生活が破綻している2人は選択を迫られる。 聡が大阪から帰ってくることになり、私たちは「夫婦としてどうするのか、どうしたいのか」に向き合わざるをえなくなりました。 私は、聡に他にパートナーがいるのを知っていること、今は私も他に好きな人がいることを告げました。 夫婦として関係が終わっていることを確認した私たち…普通だったら離婚する方が良かったのかもしれません。 聡は償いとして慰謝料代わりにマンションの名義を私に変更してくれました。さらに聡は誰かと再婚する意志はなく、今後聡に何かあったときに私にも相続の権利がある方がいいのではと提案してくれたので、離婚手続きはしないことにしました。そして、聡は私に別のパートナーがいても問題ないと言ってくれ、私も今後聡に別のパートナーができても…気にならないと思います。そういう意味でも、私たちの夫婦関係は終了したのだと思います。 そして、そんな状態の私を健さんは受け入れてくれました。 これからは健さんと暖かい穏やかなパートナー関係を築いていきたいです。 次回に続く。毎日更新!
2024年01月18日■これまでのあらすじ 周囲から理想的な夫婦だと思われている明日香と聡。しかし実際にはもう何年も会話すらない仮面夫婦だった。しかしお互いが娘のために離婚はせず、表向きには理想の家族を演じ続けていた。聡の仕事の都合もあり別居生活をしていたが、娘が大学進学のために家を出ることになり、聡は東京に戻ることになる。聡は長年続いていた恋人と別れ、明日香は行きつけの店の店員さんに好意を抱いているこのタイミングで…。とっくに夫婦生活が破綻している2人は選択を迫られる。 夫から連絡が来てから、今後の夫婦関係をどうするべきか考えてみましたが、どう考えても夫とこれから支え合って生きていく未来が描けずー。 きっと夫も同じ気持ちなんだろうと思っていましたが…まさかまた一緒に暮らせると思っているなんて。いまさらやり直すつもりはないことを夫に伝え、離婚届へのサインを促しました。 夫に「私以外のパートナーがいたことを知っている」と伝えると、驚いた様子でした。でも、夫があのとき他の女性に走ったのには、私にも原因があります。 「結婚しなきゃよかった」。18年前、私たちの気持ちがバラバラになったときの私のあの一言は、きっと夫を深く傷つけてしまったはず。物理的な距離もあり、夫にずっと向き合おうとしてこなかったけれど、娘からの助言もあり終わりを告げられたことでふっと肩の荷が降りた感覚がしました。 そして円満に離婚が成立した私は、健さんとの初めてのデートに行くことにー。 次回に続く。毎日更新!
2024年01月18日■これまでのあらすじ 夫・隼人が立ち上げた建築事務所で、詩織は事務や経理を担当していた。仕事が軌道に乗った頃、事務所では明里という若い女性を採用することに。初めこそ仕事熱心で可愛らしかった明里だが、いつしか妻である詩織を敵対視。さらには、まるで自分が優位に立ったかのような勘違い発言も目立つようになっていく。 そんな中、詩織と隼人が先輩から周年パーティーに招待される。それを知った明里は、「私も行きたいです!」と猛アピール。パーティー当日は気合いの入ったドレスで現れ、妻気取りの振る舞いを連発する。しかし隼人は何も気づいていないようで、その状況に耐えられなくなった詩織は「気分が悪いから」と先に会場を去ったのだった。 <詩織SIDE STORY> 思い切って胸の内を明かしたのに、隼人の対応は冷たいものでした…。なんでわかってくれないの?ここまで鈍感で無神経な人だとは思いませんでした。あんなにわかりやすく挑発してくる明里ちゃんの本性に気づかないなんて…。 でも、なにより嫌なのはこんなことでイライラしている私。隼人の妻である私が動揺しているのが嫌なんです。 明里ちゃんがやってきてから、私たちの平穏な日々は変わってしまいました…。 いったい私はどうすればいいの? 次回に続く(全14話)毎日更新!
2024年01月18日■これまでのあらすじ 夫や義父に頼りっぱなしで、自分では何もしない義母。ある日、義父が病に倒れ、体に麻痺が残ってしまう。それでも義母のことばかり心配している義父に、麻希は「なぜ義母に何もさせないのか」と本音をぶつけ、義母に自信がつくようにサポートしていくべきだと訴える。 そんな麻希の言葉を聞いていた義母は、自ら自立を目指して歩み始める。しばらくして、義母は介護の資格を取って「義父を在宅介護したい」という夢を持つのだった。 最初は漠然と“自分の負担が増えるから”と在宅介護に賛成できずにいた麻希。しかし、独学で介護の勉強を進める義母の姿に、このままでいいのかと悩み始める。そして、在宅介護になった場合の具体的な負担を考えるようになって…。 離れ離れになってもお互いを想いあうお義父さんとお義母さん。今なら「ふたりの心が落ち着くまで同居したい」と言ってきた夫の気持ちが少しわかるような気がします。もし、今のお義母さんがお義父さんのお世話をしながら生活できれば、幸せを感じて、自信をもって生きていけるのかな…。 あれだけお義父さんに偉そうなことを言ったのに、私はお義母さんに在宅介護は「できない」と決めつけて「やりたい気持ち」を奪っていました。夢を見るほど現実は甘くないと夫は言うけれど、いくつになっても夢は叶うって思いたいし、信じたい。私は勢いでお義母さんの背中を押すことを宣言したのです。 次回に続く(全14話)毎日更新!
2024年01月18日■これまでのあらすじ 大学生の時に付き合っていた弓香が妊娠。子どもを産んでほしかった征矢だが、弓香の気持ちを尊重しておろすことを同意する。しかし弓香の母親の後押しによって、弓香は出産を決意。だが奏を出産後の弓香はやる気をなくし、仕事も家事もせず娘の面倒も征矢に任せきりだった。 娘に無関心だった弓香だが、なぜか奏の中学受験には前向きになり、家計的に厳しいと話す征矢を説得し、娘をサポートする。征矢は学費のため副業まで開始することに。そうして進学した奏だがかなり激しい反抗期を迎えてしまう。弓香は「女の子はそんなもの」と取り合ってくれず、悩み続ける征矢だったのだが…。 実は弓香が奏に征矢の悪口を吹き込んでいたことが判明。若くして奏を出産したことにその理由があるのではと考える征矢は、弓香に「君は俺を恨んでいて、それで奏を使って復讐しているのか?」と尋ねるのだが…。 俺の実家はたしかに昔から会社を営んでおり、余裕ある家庭だったと思います。俺は長男でしたがその会社を継ぐことはせず自由にさせてもらいました。代わりに姉とお義兄さんにその負担を強いてしまったという想いもあり、実家からの援助は断っていました。 でもまさか弓香がそんな実家をあてにしているとはこれまで思いもしていなかったのです。しかも姉からは、奏の出産祝い、誕生日などのお祝い事、病気になった際のお見舞い、さらに進学時も新居購入時も過分なお祝いをもらっていました。それは弓香も知っているはず。ただ奏の進学などこちらの都合についてまで甘える気はなかったのです。 弓香は俺と結婚したのは、ただ実家のお金が目当てだったということなのでしょうか…。 次回に続く(全31話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年01月18日■これまでのあらすじ 周囲から理想的なパワーカップルだと思われている明日香と聡だが、実際はもう長いこと会話すらない仮面夫婦だった。明日香は子育てに、聡は仕事に手一杯で、若かったふたりはすれ違いを繰り返し、いつしか夫婦の溝は修復できないものになっていた。 それでも娘の夏希のために離婚はせず、折しも聡の大阪赴任と重なったため、ふたりは物理的にも距離を置く生活を長く続けることを選んだ。 時は流れ、成長した夏希は九州の大学に進学することに。子離れ親離れを機に、これからの人生をどう歩んでいこうか考え出した明日香。一方、突然の辞令で東京に戻ることになった聡は、ずっとそばにいて安らぎを与えてくれた恭子とついに別れのときを迎える。自分はどうしたかったのか、これでよかったのか…。 恭子と過ごした時間は10年以上…。 俺はズルい男です。明日香とのすれ違いを修復しようともせず、一途に自分を想ってくれる恭子のやさしさに甘え、目の前の問題から逃げ続けたんですから…。 誰とも交差しない平行線の毎日は、あまりにも寂しくて。 俺はひとりじゃいられない、ズルくて弱い男。 このやり場のない気持ちを大阪に残して、俺は東京へ帰ることにしました。 次回に続く。毎日更新!
2024年01月17日■これまでのあらすじ 夫・隼人が立ち上げた建築事務所で、詩織は事務や経理を担当していた。仕事が軌道に乗った頃、事務所で明里という若い女性を採用することに。初めこそ仕事熱心で可愛らしかった明里だが、いつしか妻である詩織を敵対視するようになっていく。大手不動産会社のコンペが近づくと、隼人の帰りはますます遅くなり、詩織のモヤモヤは募る一方で…。 コンペには隼人の友人・武生にも協力してもらっており、この日は事務所で打ち合わせ。隼人から食事に誘われ参加する詩織だったが、食事の席でも話は仕事のことばかりで、会話に入ることができずにいた。そんな詩織に対して、明里は「隼人さんは今コンペで頭がいっぱいなので、許してあげてください」と詩織を苛立たせる発言を繰り出して…。 <詩織SIDE STORY> 隼人がお世話になった先輩の周年パーティー。私のことを気遣って、ご厚意で招待してくださった場にズケズケと入り込む明里ちゃん。 いくら仕事関連のパーティーとはいえ、その図々しさにちょっぴり引いてしまいました。 しかも、トイレから帰ってきた隼人にわざわざ自分のハンカチを貸すなんて、完全に奥さん気取りとしか思えない…。 何より、何も考えずハンカチを借りる隼人もどうかしてる。ずっと気にしないふりをしてきたけど、もう限界かも…。 次回に続く(全14話)毎日更新!
2024年01月17日■これまでのあらすじ 夫や義父に頼りっぱなしで、自分では何もしない義母。ある日、義父が病に倒れ、体に麻痺が残ってしまう。それでも義母のことばかり心配している義父に、「なぜ義母に何もさせないのか」と本音を吐露。さらに、義母に自信がつくようにサポートしていくべきだと訴える。 そんな麻希の言葉を聞いていた義母は、自ら自立を目指して歩み始める。そうして義父は介護施設に入所し、義母は麻希や夫に家事を教わりながら、着々とできることを増やしていった。 しかしある日、麻希が義実家を尋ねると、義母が「義父に会いたい」と涙を流す。義母の思いを汲んだ麻希は、すぐさま義母とともに施設へ。そこで、介護士に支えられる義父を見て、義母は介護の資格を取って在宅介護をしたいという夢を持つ。しかし麻希は、義母の願いをすぐには受け入れられなくて…。 自分の母親にお義父さんの在宅介護について相談しましたが、やはり施設にお願いしたほうがいいと言われました。育児と介護のダブルケアは大変だろうし、今のままがいいとは私も思うのですが、お義母さんのことを考えると心がざわつくのです。 そんなお義母さんは自分で本を買って独学で介護の勉強をしていました。「介護のことが知りたいだけ」だというお義母さんの本当の気持ちに気づかないフリをするのが苦しくて…。在宅介護は大変だと思うけれど、実際にはどのくらいの負担になるんだろう? やるやらないは別として、私は素朴な疑問を持ちました。 次回に続く(全14話)毎日更新!
2024年01月17日■これまでのあらすじ 若くして一児の父となった征矢と弓香。しかし病にかかってしまった娘の看病のため出世コースを外れることを決意。そして娘は回復し、私立中高一貫校を希望するが、金銭的に厳しさを感じる。ただこれまで娘に無関心だった弓香がサポートを表明したことが嬉しく許可してしまう。副業をこなしながら家族3人で仲良く暮らしていくことを夢見ている征矢だったのだが…。 中学生になり反抗期を迎えた娘の楓。しかし征矢にだけ攻撃的でバカにしたような態度を取ることに不信感を抱く。何度となく弓香に相談するも「反抗期の娘なんてそんなもの」と相手にされず、一向に奏の態度が良くなることはなかった。そんな時に弓香が奏に「征矢に騙されて結婚した」と吹き込んでいることがわかる。そのせいで娘が父親を毛嫌いしていることを知った征矢は、よく行く「あかり」に出向き、常連客の女性に「ものすごく怒っているのに、誰に怒っていいのかわからない」と気持ちを吐き出すのだった。 弓香と奏の会話を聞いたときは、正直すべてがショックでした。奏をずっと大切に思ってきたし、弓香のことも結婚前に抱いていた憧れは失せていてもそれでも奏を産んでくれたことを感謝していました。そんなふたりが、俺のことを嫌っていたという事実。 でもひとつだけ良かったことは、奏が俺を嫌う理由が明らかになったという事です。弓香の真意がわかれば解決に近づけると思ったのですが…。 次回に続く(全31話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年01月17日■これまでのあらすじ 美男美女の明日香と聡は、周囲から理想的なパワーカップルだと思われている。しかし、実際はもう長いこと会話すらない仮面夫婦だった。明日香は子育てに、聡は仕事に手一杯で、若かったふたりはお互いを思いやることができず、いつしか夫婦の溝は修復できないものになっていた。 明日香は聡が自分以外の誰かとの関係に逃げていることに勘づきつつも目をつむり、娘の夏希のために見せかけの家庭をずっと守ってきた。夏希の反抗期には夫とも娘とも心が通わず、やるせない気持ちを抱える時期もあったが、その夏希も春からは九州の大学に進学し、独り立ちすることに。 子離れ親離れを機に、これからの人生をどう歩んでいこうか考え出した明日香。一方、長らく大阪で単身赴任をしていた聡は東京に帰ってくることになる。 恭子のいる大阪を離れる…。 東京へ帰っても夏希はいません。明日香とふたりの暮らしは想像ができませんでした。 ただ、恭子と別れるなら今しかない。それが恭子の幸せのため。 頭ではわかっているのに、まさか恭子から別れを切り出されるとは思ってもいませんでした。 お見合いの話はまったく知りませんでしたが…、これでよかった…んだよな。 東京と大阪に離れてまで、人に言えない関係を続けるべきじゃない。 恭子との時間は、本当に幸せでした。彼女には、幸せになってほしいです…。 次回に続く。毎日更新!
2024年01月16日■これまでのあらすじ 夫・隼人が立ち上げた建築事務所で、詩織は事務や経理を担当していた。仕事が軌道に乗った頃、事務所で明里という若い女性を採用することに。初めこそ仕事熱心で可愛らしかった明里だが、いつしか妻である詩織を敵対視するようになっていく。 そんな中、隼人と明里は大手不動産会社にコンペの打ち合わせへ。緊張する明里だったが、先方からの「緊張しなくて大丈夫」という言葉に胸をなでおろす。打ち合わせに手応えを感じたようで、明里は帰社後も興奮気味。さらに隼人が現地確認に誘うと、明里は「帰りが遅くなっちゃうかも」などと詩織を挑発するような発言をするのだった。 いったいどの立場からの物言いなの?勘違いも甚だしい明里ちゃん。まるで自分が中心とでも思ってる様子…。 仕事熱心なように見せておきながら、実は私を蚊帳の外にするのを楽しんでるようにも思えてしまいます。 「私がフォローしますから」って言われたけど、これはもしかして完全に宣戦布告…!? そして、相変わらずなにも気づいてなさそうな隼人にも呆れます。 妻として、私はどうすべき!? 次回に続く(全14話)毎日更新!
2024年01月16日■これまでのあらすじ 夫や義父に頼りっぱなしで、自分では何もしない義母。ある日、義父が病に倒れ、体に麻痺が残ってしまう。それでも義母のことばかり心配している義父に、「なぜ義母に何もさせないのか」と本音を吐露。さらに、義母に自信がつくようにサポートしていくべきだと訴える。 その会話を病室の外で聞いていた義母は、「頼ってばかりではダメだとわかっていても、今さら何かをするのは怖かった」と涙をこぼす。そして、“自分ひとりで生きられること”を目指す決意をするのだった。 そうして義父は介護施設に入所。一方、義母は麻希や夫が家事を教えるなどして、着々と自立に向けて進んでいた。しかしある日、麻希が義実家を尋ねると、義母が「義父に会いたい」と涙を流して…。 考える時間があると寂しくて不安になるから、暇があれば家の掃除をしていたお義母さん。私たちを頼りたくなくて、ずっとひとりで耐えていたようで…。お義父さんに会いたいと泣くお義母さんを見て、胸が苦しくなりました。少しでも夫婦一緒にいられる時間を増やしてあげたくて、急遽施設に行ったのですが…。 ある日、お義母さんから「介護の資格を取って、自宅でお義父さんの世話をしたい」と相談されてしまいました。あまりに非現実的な話に夫はその場で却下。私も在宅介護に賛成できませんでした。少し夢を見てしまった…と泣きそうな顔で諦めようとするお義母さんに何も言えず…。どうするべきなのでしょうか…。 次回に続く(全14話)毎日更新!
2024年01月16日■これまでのあらすじ 学生結婚した征矢は、働きながらも家事育児をほぼすべて担いながら、ひとり娘の奏を育ててきた。そんな娘が私立中高一貫校への進学を希望する。娘と関わってこなかった妻の弓香が奏のバックアップをしてくれることに嬉しさを感じた征矢は、苦しい家計を補うために副業しながら学費を工面する。そして無事娘は進学するのだが、次第に征矢への反抗がすごくなっていき…。 妻に橋渡しを頼んだり相談してもあまり取り合ってくれず、それよりも「もっと稼いで頼りになる父親になって」「家にあなたがいると娘がイライラするから家にいないで」と厳しい要望ばかり言われてしまう。そんなある日、弓香が「私がお父さんに騙されなかったら私もあなたも苦労しなくて済んだのに」と、奏に自分の悪口を言っているのを聞いてしまう。 奏が楽しく学校生活を送る姿を楽しみに頑張ってきたはずが、邪険にされ反抗される日々。しかも家にいることが許されず、同じ時間を過ごすこともできなくなっていました。俺がいない家の中で、繰り広げられていた悪口に怒りと悲しみが襲ってきました。俺は一体何のために仕事をしているのだろう…。 妻と娘にここまで嫌われているのだとしたら、俺はどうすればいいのか。怒ってなじりたくても、それをどうぶつければいいのかすらわからなくなっていました。 ■作中に登場した料理 「鶏と野菜の韓国風お粥(チュク)」 >>作り方は 【こちら】 次回に続く(全31話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年01月16日■これまでのあらすじ 美男美女の明日香と聡は、周囲から理想的なパワーカップルだと思われている。しかし、実際はもう長いこと会話すらない仮面夫婦だった。明日香は聡が自分以外の誰かとの関係に逃げていることに勘づきつつも目をつむり、娘の夏希の反抗期にもひとりで耐え、やるせない気持ちを抱えながら見せかけの家族をずっと守ってきた。 聡の単身赴任は長く続き、夏希は高校生になった。 子離れ親離れを機に、これからは仕事に打ち込もうとした矢先、明日香は職場で倒れてしまう。心配した行きつけのお店の店長・健が家まで送ってくれたのだが、その後、健から「一緒にご飯に行きましょう」というメッセージが来て…。 小さかった夏希も春から大学生です。父親らしいことができているのか不安になったこともありましたが、こうして娘が慕ってくれているのは素直にうれしいものです。 ここまで無事に育ててくれた明日香には感謝しています。 そして、恭子との関係も10年以上に。 俺は大阪、明日香は東京、夏希は九州とバラバラになっても、俺は見せかけの家族を続けていくのか…? そんななか、東京への帰任が決まりました。 次回に続く。毎日更新!
2024年01月15日■これまでのあらすじ 夫・隼人が立ち上げた建築事務所で、詩織は事務や経理を担当していた。仕事が軌道に乗った頃、事務所で明里という若い女性を採用することに。初めこそ仕事熱心で可愛らしかった明里だが、いつしか妻である詩織を敵対視するようになっていく。 仕事が忙しいとはいえ、まだ新人の明里が朝8時から出勤していることに疑問を抱いた詩織が「頑張りすぎてない?」と声をかけても、明里は「お気になさらず」と塩対応。“隼人との距離の近さ”など、他にも気になることばかりだが、隼人本人は何も気づいていなくて…。詩織は、仕方なく「こんなことでイライラしたら負けだ」と、自分に言い聞かせるのだった。 <明里SIDE STORY> 隼人さんの事務所にやってきて初の大手のコンペ案件!めちゃめちゃワクワクします。 あんな大手とのお取引があるなんて、本当に隼人さんって素敵…! これからもっと忙しくなりそう。でも、それはそれだけ隼人さんとの時間も増えるということ。 ちょっと詩織さんには申し訳ない気もするけど、あくまで仕事だから。 頑張らなくちゃ! 次回に続く(全14話)毎日更新!
2024年01月15日■これまでのあらすじ 夫や義父に頼りっぱなしで、自分では何もしない義母。ある日、義父が病に倒れ、体に麻痺が残ってしまう。それでも義父は、退院後に“何もできない義母”と暮らすつもりだといい、麻希は夫から同居を頼まれる。 しかし麻希は、「自分たちの生活もある」とそれを拒否。さらには義父に「なぜ義母に何もさせないのか」と本音をぶつける。すると義父は、すべては自分の“意地のせい”だと語り始める。お嬢様だった義母の両親は、義父との結婚に猛反対。それでも自分を選んでくれた義母には何不自由ない暮らしをさせたいと思い続けてきたという。 しかし麻希は、「すべて先回りして手助けしてしまったことで、義母の可能性を潰してしまっていたのでは」と主張。さらに、義母に自信がつくようにサポートしていくべきだと訴える。実は、その会話を義母は病室の外で聞いていて…。 みんなに迷惑をかけずに、生きられるようになりたい。そのお義母さんの言葉には、私たちには見せなかった長年の葛藤が感じられました。行動する怖さを払拭するには、勇気を出して行動するしかない。経験を積むことで不安は軽くなり、自分でもできるという自信がついていくはず。 私と夫は、お義母さんの自立に向けて家事をイチから教えることにしました。ただし、お義父さんとの同居は諦めてもらうことに…。離れ離れで悲しいはずなのに、日々家事に奮闘するお義母さんを私は見直していました。独り立ちももうすぐ。そう思っていた矢先、お義母さんの心の糸が切れてしまったのです…。 次回に続く(全14話)毎日更新!
2024年01月15日■これまでのあらすじ 授かり婚で学生時代に結婚した征矢。若いながらに娘・奏を大切に育ててきたのだが、私立中学進学後急に反抗的な態度となっていく。思春期ゆえの行動と思ったが、その激しさは増すばかり。会社の同僚から「学校のいじめが原因で家で荒れる子もいる」と聞かされて、奏が心配でしょうがなくなる。しかし奏からは「親だかって何ができるの?」と辛らつな言葉を浴びせられ…。 学費を稼ぐために夜副業をして時間が取れない征矢は、弓香に夫婦で役割を持って娘をフォローしたいと相談する。しかし弓香からは「あなたが稼いで頼れる父親アピールをするか、家にいないようにするかのどちかだ」と言われてしまう。 子どもとの関りが薄くなりがちな父親を追い込むのは、娘なのか? 妻なのか? なぜ彼女たちはここまで征矢に冷たい仕打ちをするのだろうか…―。 「あかり」にいつもいる女性は目に入っていましたが、話すのはこれが初めてでした。つっけんどんな言い方でしたが、それでも俺には目から鱗が落ちるようでした。俺は家族なら理解しあえて当然、お互い悩みを共有して励まし合って生活していくものだと思っていました。でももしかしてその考えが、奏をイラつかせているのかもしれません。 弓香の言う通りもしかして俺自身の考え方に問題があるのかもしれない…そう考えていたある日、体調不良で早退すると弓香と奏の声が聞こえてきて…。 そこで弓香が「俺に騙された」と話しているのが聞こえてしまったのです。俺がいつ妻を騙したと言うのか…。まったく覚えがない俺はただ驚愕するだけでした。 ■作中に登場した料理 「ブランダード風マカロニグラタン」 >>作り方は 【こちら】 次回に続く(全31話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています
2024年01月15日■これまでのあらすじ 周囲から理想的なパワーカップルだと思われている明日香と聡。しかし、実際はもう何年も会話すらない仮面夫婦だった。明日香は聡が自分以外の誰かとの関係に逃げていることに勘づきつつも、娘の夏希のために見せかけの家族をずっと守ってきた。 聡の大阪転勤は長く続き、中学生になった夏希は反抗期に。ケンカをして家を飛び出した夏希が心配で明日香が聡を頼ると、聡は父親として完璧な対応を取ってくれた。夏希が自分よりも聡に心を開いているようで、複雑な気持ちになってしまう明日香。 夫とも娘とも心が通じ合わない…。そんな苦しい日々を過ごすなか、健のお店では唯一息抜きができた。ふだん弱さを見せられない明日香にとって、飾らずに話せる健の存在が次第に大きくなっていく。 夏希は高校生活を楽しんでいるようでした。子離れはさびしいですが、これを機にますます仕事に打ち込もうと思い、少し頑張りすぎたのかもしれません。 視界が暗くなって…、気づいたら会社の医務室にいました。 健さんのお店でおいしいものを食べて、おしゃべりをすれば元気になれる。軽い気持ちで立ち寄ったら、健さんに心配されてしまって…。 「ごはんを食べに行こう」って、どういう意味? 私、考えすぎ…? 次回に続く。毎日更新!
2024年01月14日■これまでのあらすじ 夫・隼人が立ち上げた建築事務所で、詩織は事務や経理を担当していた。仕事が軌道に乗った頃、事務所で明里という若い女性を採用することになる。初めこそ仕事熱心で可愛らしかった明里だが、数ヶ月後にはある異変が起こっていた。それは、妻である詩織を敵対視するような行動を取るようになったこと。 隼人と詩織の会話をあからさまに遮ろうとしたり、詩織に対して上から目線で「お茶お願いします」と頼んだり。詩織は、そんな明里の様子にイライラしはじめて…。 <詩織SIDE STORY> どんどん私への態度が横柄になっていく明里ちゃん。 一方、隼人や仕事仲間の武生さんには見事に取り入り、毎日楽しそうに仕事をしています。 人によってあからさまな態度の変わりようにはもちろんドン引きだけど、こんなことにイライラしている自分も嫌。 私は妻だし、気丈に振る舞っていれば大丈夫…! でも、この後そんな強気でいられない事態へと発展してしまうのです。 次回に続く(全14話)毎日更新!
2024年01月14日■これまでのあらすじ 夫や義父に頼りっぱなしで、自分では何もしない義母。ある日、義父が病に倒れ、体に麻痺が残ってしまう。麻希は義母の手伝いばかりで家庭を顧みない夫に、「義母に何もやらせないのはおかしい」と何度も説得を試みるが、夫は考えを変えることはなかった。 そんな中、義父が退院後に義母と一緒に暮らすつもりだとわかり、夫に「ふたりの心が落ち着くまで同居してくれないか?」と頼まれる。しかし麻希は、自分たちにも生活はあるのに、いつまで義父母を優先する日々を続けるのかと夫を問いただす。そして夫は、同居は無謀だったと自分の本心に気づくのだった。 その後、2人は義父が入院する病院へ。麻希は「なぜ義母に何もさせないのか」「役割を与えないのは、仕事であればパワハラの可能性がある」と義父に本音をぶつけて…。 親に猛反対された結婚だったとお義父さんは話してくれました。駆け落ち同然で家を出たせいで、お義母さんは勘当されてしまって…。不自由のない生活を捨て、自分のもとに嫁いでくれたからには、絶対苦労はさせたくない。お義母さんに何もさせないのは、お義父さんの意地であり、償いだったのかもしれません。 けれど、お義父さんが先回りして全て解決してきたことで、お義母さんは人に依存して生きることが当たり前になってしまった。精神的に頼りっぱなしだと何でも受け身になって、逆境に弱くなってしまう…。お義母さんに幸せでいてほしいなら、主体性を奪ってはいけないのです。 お義母さんが幸せを感じて、自信をつけて生きていくためにはどうすべきか。問題の核心に迫ろうとした時、病室の外でお義母さんがひとり泣いていたことを知りました。 次回に続く(全14話)毎日更新!
2024年01月14日