ウーマンエキサイト編集部のメンバーが、“愛あるセレクトをしたいママのみかた”をコンセプトに、くらしや子育て、ビューティ情報をお届けします。
「こんな人いるの!?」時折、目の前に現れる非常識な人。他人であれば距離を置いておしまいで済みますが、近しい人とだとそうはいきません。夫や義父母・ママ友など、身近な人との間で起こりやすいトラブルを実例で紹介する連載です。
ウーマンエキサイト読者から投稿された「ダメ夫」エピソードを漫画化!
学校、保育園、幼稚園などで発生する「ママ友」付き合い。決して悪いことばかりではないけど、時にはあんなことやこんなことも。ウーマンエキサイトに集まったエピソードを漫画化する連載です。
価値観が違う、産後クライシス問題や教育方針のズレ、親戚とうまく付き合えない…など、夫婦の危機の原因はあちこちに潜んでいます。夫婦の間に起こりやすいトラブルを実例で紹介する連載です。
結婚後に新しく家族となる「義父母」。義父母との関係に助けられることもあれば、悩みやモヤモヤも多く聞かれます。ウーマンエキサイトに集まったエピソードを漫画化する連載です。
■前回のあらすじ 「夫が再就職先で部長になった!」と周囲に言いふらし、贅沢をする気満々の沙織。そんな彼女を心配して「仕事を辞めないほうがいい」というママ友の言葉に、沙織は怒ってその場を飛び出してしまう。 >>1話目を見る 私はただ沙織が心配で、できる限りのアドバイスをしていたのですが、沙織からは「そういうところが嫌い」と言われてしまいました…。 次回に続く(全10話)毎日時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ マスハタ
2022年12月27日ウーマンエキサイトでは今年も数々の転載コミックをお届けしました。今回はその中から特に人気の高かった転載コミックランキングTOP10を発表! 作品の見どころとともにご紹介します。 【第1位】うちの夫は隠れモラハラ/はむら芥 モラハラとは無縁の夫に秘められた裏の顔…! 夫は暴言も吐かないし、妻をけなしたり、殴ったりもしない…。なのに結婚生活が息苦しいのはなぜ? 目に見えづらい夫の“隠れモラハラ”に苦しむ妻・さとこ。夫の本性を暴きたい妻と体裁を守りたい夫との壮絶なせめぎ合いは息を呑む展開! 隠れモラハラの恐ろしさとともに、性別による思い込みや偏見についても描く話題の一作です。 >>この作品を見る 【第2位】ヤバすぎる義父と絶縁した話/Ai トラブルメーカー義父と不倫夫とのヤバすぎる事件簿 分娩中に乱入してきた前科をもつ義父。主人公・美月は産後直後から毎日自宅に押しかけられ、まさに災難続きの日々を送ります。さらに明らかになる義父の借金と自宅の差押え。思いがけないトラブルに巻き込まれる中、夫の不倫問題が浮上! 義父と夫に振り回される美月はいかに2人と縁を切ることができたのでしょうか? >>この作品を見る 【第3位】夫の浮気相手が想定外過ぎた/ひより 信用していた夫が浮気…まさかの浮気相手に大波乱! 高校時代から付き合っていた夫と3歳の娘と幸せに暮らす主人公・ヒヨリ。夫の行動に異変を察知したヒヨリは、夫の浮気を追跡します。そして、明らかになる浮気相手の正体とは? 衝撃の真実とともに描かれる夫婦関係の儚さと不倫の代償が胸を突くドロドロ系ストーリー。 >>この作品を見る 【第4位】みんな知らない/スズ 周りの人々を魅了する彼氏のヤバすぎる正体… 友人の紹介で出会った彼は、大きな夢を叶えるために奮起する素敵な男性。キラキラと眩しい姿に周りの人を魅了するも、その裏には誰も知らない大きな秘密が…! 小さな違和感の果てに待ち受ける衝撃の結末。嘘と欲望が渦巻くまさかの展開に目が離せません! >>この作品を見る 【第5位】見つからない不倫の証拠/3cha 絶対クロなのに…不倫夫をどう攻略する? 結婚して3年、子なし夫婦に訪れた夫の不倫疑惑。数々の不審な出来事から「クロ」を確信するも、不倫の証拠が見つからない…! 真実をつかむために奔走する妻と逃げ切りたい夫。激しい攻防戦の末、それぞれの報いを得た夫婦が迎える結末とは? >>この作品を見る 【第6位】ママ友の財布/ツムママ 「財布を忘れた」を繰り返すママ友の真の目的が明らかに! 夫の転機で見知らぬ土地に引っ越しが決まった一家。新しい幼稚園でママ友ができずに悩んでいたところ、優しく声をかけてくれたママ友・クレ子。しかしことあるごとに「財布を忘れた」と繰り返し…。そう、彼女が近づいてきた本当の理由はママ友になることではなかったのです。お金を払わないクレ子が抱えていた裏事情とは一体? >>この作品を見る 【第7位】私なにかしましたか? ママ友の闇/原黒ゆうこ 恐怖のママ友ワールドへようこそ! 保身に走るママ友、勧誘するママ友、豹変するママ友…作者の体験をベースに描かれる魑魅魍魎が渦巻くママ社会。児童館、親子サークル、幼稚園で繰り広げられる母親同士の価値観の相違、陰湿ないじめ、ママカーストの恐怖…。禁断のママ友ワールドをのぞいてみませんか? >>この作品を見る 【第8位】ママ友がモンペだった話/原黒ゆうこ 腐れ縁のママ友がトラブルメーカーだったら…!? わが子のために切っても切れないママ友関係。そんなママ友グループのひとりが娘を甘やかすモンペだったら…? ボスママと化したママ友とクラスのいじめを主導するその娘。子ども、親、教師を巻き込み、数々の事件が起こる--。いじめの加害と被害。そこに向き合う親たちの試練。お友達トラブルを乗り越える小学生親子の姿には多くの学びを得られること間違いなし! >>この作品を見る 【第9位】ママ友との間で起きたありえない話/ぱるる 一人のママとの出会いが家族の運命を狂わせる…! 夫の転勤により新たな土地で子育てを始める主人公・M子。見知らぬ土地で温かく迎え入れてくれた保育園のママ友との出会いがM子と夫の人生を大きく狂わせることに…。ママ友の恐ろしい魂胆にハマり、壊れていく夫婦関係。さらにママ友と夫との隠された過去が発覚! 女の執念と狂気が入り混じる想像以上の展開に驚愕! >>この作品を見る 【第10位】優しかった夫の裏の顔/人間まお 子どもが産まれると豹変した再婚相手の裏の顔とは 4年前に離婚し、バツイチ・シングルマザーとなったあゆみは、穏やかで優しい夫・こうじと再婚し、理想の生活を送っていた。しかし、こうじとの間に娘ができると、暴言や束縛など徐々に違和感を感じるようになり…。「だからお前バツイチなんだ」と夫に言われ続けたあゆみは、次第に自分に問題があるからだと思い込んでしまう…。しかし夫には、確かに裏の顔があったのです。モラハラ夫へと豹変していく様子が描かれた衝撃作品! >>この作品を見る 2022年、特に読まれた人気の転載コミックをご紹介しました。この他にも、ウーマンエキサイトには、ママ友、夫婦関係、義父母、不倫など、さまざまなジャンルの転載コミックをお届けしています。年末年始のお供にぜひ! \完結コミック一覧ページを見る/
2022年12月27日2022年にウーマンエキサイトで掲載された、人気コミックライターの皆さんの記事を閲覧数別TOP10にして発表! 現役ママたちに支持されたお話を一挙に紹介します! 見逃した作品がある方は、ぜひこの機会にチェックしてくださいね! ■【第1位】 幼稚園のボスママ/じゃがいもころりんさん 2年連続で1位を受賞したのは、じゃがいもころりんさんが実際に体験したママ友エピソード! 幼稚園のママ友になぜかライバル視されてしまったけれど、子どもは同じ学年じゃない…どうして!? 【じゃがいもころりんさんの受賞コメント】 昨年に引き続きコミック大賞を受賞とのこと、もうビックリ、感謝感激です!子どもを通じてのママ同士のお付き合いは、時に厄介で難しい場合があります。子どものことを考えると無下にはできませんし…、親としてどう振る舞えばいいのか正解もありません。そんな一つの体験談となっております。この作品を読んで下さった皆様、編集部の皆様、本当にありがとうございました! >>この作品を見る ■【第2位】 迷惑な隣人/ケイコモエナさん スイスで暮らすケイコモエナさんの自宅周辺にはご近所さんがおらず、子どもたちが気軽にお友達と遊ぶなんてこともなく…。憧れのご近所さんとの生活を願っていると、なんと引っ越してきた一家が! でもそれはトラブルの始まり…!? 【ケイコモエナさんの受賞コメント】 2位を受賞! びっくりしたのと同時にとても嬉しいです! ありがとうございます! 子どものためにご近所に気を使ったり、わが子が仲間外れにされないために苦手なママ友に愛想笑いを作りまくってお付き合いしたり…。全て自分のためではなく、子どものため…。って思ってたけど、本当に必要なの…? 今作「迷惑な隣人」は自分の概念をひっくり返し、考え直させるような強烈な経験でした。そのおかげで、見たこともない怒り狂う夫の姿を見ることもできました…笑。 >>この作品を見る ■【第3位】 仕事と家庭の板挟みパパ〜親子を救う!?ピンクのパンダのオールOK!/モチコさん 会社では上司に「企画書はまだか」と責められ、家では妻に「もうちょっと早く帰って来れないの?」と責められる主人公のパパ…。子どもが産まれ、少しずつ変化したパパを取り巻く環境。職場と家庭で板挟みにあうパパの目の前にピンクのパンダが登場して…!? 【モチコさんの受賞コメント】 ランキング3位! うれしいです~! この連載「ピンクのパンダのオールOK!」は毎回、登場人物の悩みの内容を考え、どう答えを見つけていくか、編集担当さんとあーでもないこーでもないと話して悩んでいます。受賞したパパの回は、私自身が父親の立場ではない&企業勤めをしていないので、その点に悩んだ思い出があります。よく頑張った私!そして編集担当さんに感謝です! >>この作品を見る ■【第4位】 私が性教育を幼児期から始めてほしい理由/あん子さん 幼稚園に通う娘さんが受けた嫌な出来事をきっかけに、幼少時代のある記憶が蘇ったあん子さん。当時、勇気を振り絞って親や先生に伝えられなかった心境を振り返り、今だったらどうするべきだったのか、あん子さんの思いが綴られています。 【あん子さんの受賞コメント】 この度は4位に選んでいただき、ありがとうございます!まさか、私の話がランクインしているとは…! 驚きましたが素直に嬉しいです。この話は、私の体験談です。自分を守るためにも、知らずに加害者にならないためにも「幼児期からの性教育の大切さ」を伝えたいという思いを込めて書きました。たくさんの方に読んでいただいたこと、本当に感謝です。ありがとうございました! >>この作品を見る ■【第5位】 オンライン授業開始直後…次男がとった行動に母が考えさせられたこと!/ホリカンさん 長く続くコロナ禍での出来事。ホリカンさんの子どもたちの学校で初めてのオンライン授業が行われることになりました。しかし、タブレットを開いた次男くんは急いで席を離れ…。 【ホリカンさんの受賞コメント】 この度は誠にありがとうございます! ニュースなどで「マスク生活が続き、自分の顔を見られるのが恥ずかしいと感じる子どもが増えている」というのは聞いていましたが、まさか自分の子供でもそれを目の当たりにするとは思っておらずとてもびっくりしたのを覚えています。大人が思ってる以上に、子ども達の心にも色んな影響があるんだろうな…と、とても考えさせられたできごとでした。 >>この作品を見る ■【第6位】あ…意味ないかも…やめてみたら問題なかった「家事」とは?/ちょっ子さん 「やっていたけどやめてみた家事」を紹介してくださったちょっ子さんの記事がランクイン。その家事とは、家庭のお金を管理する家計簿をつけること。しかし、燃えているのは毎年最初だけで続かず…。「今の時代アプリで管理でしょ!」と意気込んだものの、それも続かず…。その結果、ちょっ子さんがたどり着いた方法とは? 【ちょっ子さんの受賞コメント】 時代はキャッシュレスだというのに、私の家計管理はご覧の通りのアナログ方式。読者の皆さんから「遅れてるな~」と呆れられたかも?と思っているのですが、6位にランクイン、うれしいです。他の家事に関しても、自分の「できなさ」に向き合った上で「これなら何とかできる」ラインで折り合いをつけること、時にはあきらめも大事ということをモットーに頑張りすぎずやっていきたいと思います。ありがとうございました! >>この作品を見る ■【第7位】突然子どもが嘔吐した朝、夫の行動にショックを受けた話/koyomeさん 仕事復帰して数日後のこと、家族みんなが朝の準備をする中、突然娘のコメちゃんが嘔吐…! 「大丈夫!?」と声をかけていると「じゃあオレ行くね〜」と仕事へ出かけていった旦那さん…。絶望を感じたkoyomeさんがこの一件で悟ったこととは…? 【koyomeさんの受賞コメント】 7位にランクインしたとのこと、たくさんの方に読んでいただき嬉しいです。夫がやらかしたお話でありますが、外に働きに出て初めての子どもの体調不良の洗礼を受けた日だったので、夫婦共に忘れられない話です。今はもう少し素直に助けを求められる気がします。家族としても日々レベルアップできるといいな...! ということで今後とも見守っていただけると嬉しいです!ありがとうございました。 >>この作品を見る ■【第8位】成長がゆっくりなだけだよね…医者の診察でも拭いきれない不安の影〜うちの子の居場所が見つかるまで/mochiko.さん 娘のどんちゃんに障がいがあることが分かったmochiko.さん。療育園に通わせるまでに至った経緯や、診断がつくまでの道のりを描いた実話コミックです。「成長がゆっくりなだけだよね…」そう自分を納得させようとしていた複雑な心境がリアルに描かれています。 【mochiko.さんの受賞コメント】 このたびはこのような素晴らしい賞をいただき心より感謝申し上げます。お子さんの発達に関して悩まれている方に是非届いて欲しい、と書き始めたこのお話が、こうしてたくさんの方にお読みいただけたこと、大変嬉しいです!連載中もたくさんの方から応援や励ましをいただき、皆様のおかげで「悩んでいる自分と娘はひとりじゃない」と、とても力をもらえる作品になりました。最後になりますが、お読みくださった皆様、本当にありがとうございました。 >>この作品を見る ■【第9位】太夫と花魁の違いとは? 調べてみると奥が深い「遊女の歴史」〜夫婦・子育ていまむかし/tomekkoさん tomekkoさんが送る新連載「夫婦・子育ていまむかし」が9位にランクイン! 江戸、明治、大正の歴史を辿りながら、令和の時代に子育てをしているママたちに向けて、歴史好きのtomekkoさんが、あの人気アニメで話題になった「遊女・遊郭」について語り尽くしています! 【tomekkoさんの受賞コメント】 年間エッセイランキング9位、ありがとうございました! 日本史というニッチなテーマなので、子育て層の読者の皆さんに興味を持っていただけるか不安もある連載でしたが、毎回描きながら新しい発見があり大変楽しませていただきました。現代の日本社会で課題となっていることが実は昔の方が今の先進国よりもできていたり、現代のイメージとは違う実像があったり…。知れば知るほど面白い『夫婦・子育ていまむかし』来年もよろしくお願いいたします! >>この作品を見る ■【第10位】「学校行きたくないな…」小1息子が行きしぶる理由&解決案が想像の斜め上すぎる!/ユキミさん 「小学校へ行きたくない」と話す息子のきったんに駆け寄るユキミさん。でも、学校に行きたくない理由はまさかの「母の顔が見れない」から。それだけでなく、忘れんぼうの母が「自分の顔を忘れちゃったらどうしよう」と話しているではありませんか…! かわいいきったんが考えた解決法は、まさかのユキミさんもやっていたあの方法…? 【ユキミさんの受賞コメント】 たくさんの方に読んでいただけて嬉しいです!ありがとうございます。この話を描いてから数ヶ月経ちましたが、息子の「母に会えないから」という行渋りはとても少なくなりました。写真も持っていっておりません(笑) そう思うと、子どもから推してもらえる時間はとても短いものですね。推してもらえる内は母全力でファンサします!! >>この作品を見る 以上、2022年に読者の皆さんに読んでいただいた、人気コミックライター記事TOP10でした! テーマもさまざまなコミックライターの皆さんの記事は、日々の子育てに気づきやヒントをくれるものばかり。この機会に、改めてコミックライターの皆さんの素敵な記事に出あっていただけると嬉しいです。2023年もお楽しみに!
2022年12月27日■前回のあらすじ とうとう会社をクビになってしまった沙織の夫。落ち込んでいるだろうと気遣う周囲だったが、沙織は笑顔で「再就職先で夫が部長として活躍することになった」と話すのだった…。 >>1話目を見る 実は沙織も不安だったようで…声をかけると突然泣き出してしまいました。 次回に続く(全10話)毎日時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ マスハタ
2022年12月26日いざ不妊治療を始めよう思っても、保険適用の年齢は? 適用回数の上限は? どこまでの範囲が対象なの? と分からないことだらけという人も多いのでは。 2022年の4月から保険の適用範囲も変わったので、まずは不妊治療の正しい制度を知ることから始めてみませんか? 今回、最先端の知識と豊富な経験を持つ、桜十字ウィメンズクリニック渋谷の院長・金先生にお話を伺いました。 教えてくれたのは… 桜十字ウィメンズクリニック渋谷 金南孝院長 大阪市立大学医学部を卒業。学生時代から生命の誕生に惹かれ、産婦人科医としてのキャリア積む。自身も結婚後に自然妊娠しなかったことをきっかけに不妊治療を経験し、相手の立場にたった診察に重きを置いている。患者さんと信頼し合える生殖医療のパートナーとなれることを願ってやまない。 桜十字ウィメンズクリニック渋谷 保険適用はどこから? 回数に上限はある? さまざまな疑問に医師が回答 ――保険適用範囲が変わりましたが、これまでと違う点を教えてください 金先生 :2022年4月から、生殖補助医療※1が概ね保険適用されることになりました。「体外受精」や「顕微授精」においては、女性の年齢が43歳未満(治療開始時点)であることが条件となります。適用回数は、女性の年齢が40歳未満の場合は子ども1人につき最大6回まで、40歳以上43歳未満の場合は最大3回まで保険が適用となります。 ※1 生殖補助医療…採卵・採精、体外受精・顕微鏡授精、受精卵・胚培養、胚凍結保存・胚移植 金先生 :これまで体外受精をはじめとする生殖医療は、高額な治療費がかさむことが大きな問題となっていました。その最大のデメリットが大幅に解消されることになり、これまで以上に多くのご夫婦の手助けができるようになりました。実際に、当院でも保険適用範囲が拡大してから患者様の数は増加しており、患者様にとってのメリットが大きい制度変更だと感じています。 ――保険適用範囲拡大後、おおよその治療金額を教えて下さい 金先生 :治療に関わる総額は各個人によっても違いますが、 概ね体外受精で15万〜20万程度、凍結胚移植で5万〜10万程度の金額が1カ月当たりにかかります。 保険適用になったとはいえ、依然として高額ではありますが、以前は体外受精と凍結融解胚移植をそれぞれ1回ずつ実施した場合、100万円近い金額がかかっていたため、大幅に減額されてはいるのは事実です。 ただし、保険適用対象になったことから、さらに減額が受けられる可能性があります。 例えば高額療養費制度を利用したり、各個人で加入している生命保険などを利用したりすることで、実質数万円で採卵を行うことも不可能ではなくなりました。 保険適用をめぐっては、各クリニックで負担が生じていることも事実ですが、総合的に考えるとやはり患者様にとっての利点の方が上回るだろうと思います。私自身、不妊治療で高額な治療費をかけた身として、この大幅軽減は羨ましくも思います。 現代女性のリアルな不妊治療にまつわる悩みって? 不妊治療の保険適用内容が分かったら、すぐに不妊治療に手を出せるのかというと、そうではありません。編集部で不妊治療に関するテーマで話してみると、女性のさまざまな悩みが見えてきました。 30代の友人からも「そろそろ不妊治療も考えたほうがいいかと思ってる」って声をすごく聞くようになって…。いつかは授かりたいと思うけど、自分が妊娠できるのかどうかと想像すると不安になるよね。 1人目は自然妊娠できたけど、2人目がなかなかできないって困ってる声も良く聞くな。「二人目不妊」なんて言葉もあるよね。 やっと軌道にのったキャリアも大事にしたいから、2人目に踏み切れないってママもいるよね。 ライフステージに合わせ治療にもさまざまな選択肢が ――女性にはさまざまなライフステージがあり、不妊治療に対して身構えてしまう方もいると思います。実際にクリニックにいらっしゃる方はどんなお悩みを抱えて来る方が多いですか? 金先生 :自然妊娠できず治療を始めたいけれど、何から始めたらよいか分からないという方はもちろん、不妊治療を次のステップに進めたいという方もいらっしゃいます。 当院は「卵子凍結」も行っているため、「いずれ子どもは欲しいけれど今は難しい」という理由で、卵子凍結を希望される方も多くいらっしゃいます。 年齢は40歳前後の方がボリュームゾーンですが、カジュアルな気持ちで来られる、若い方も少なくありません。 変化の大きな時代に生きる女性たち 大きな一つの選択肢ともなる「卵子凍結」 先生がお話ししてくださった、卵子凍結。実際にどんな技術なのか詳しく伺ってみましょう。 ――卵子凍結はどんな技術ですか? 金先生 :卵子凍結は体外受精と全く同じ技術になります。体外受精とは、卵巣を刺激して卵子を採取し、精子と卵子をかけあわせて受精卵を作り凍結します。卵子凍結はこのうちの採卵までは全く同じであり、精子を掛け合わせずに卵子のまま凍結させる方法になります。そのため、体外受精に比べて特別な技術が必要な訳でもなくむしろ媒精(精子と卵子を掛け合わせること)がない分シンプルな技術と言えるでしょう。 ――精子ではなく、なぜ卵子のみ凍結が必要なのでしょうか? 金先生 :精子と卵子の決定的な差が原因です。精子は毎日作られているのに対し、卵子は産まれた時から新たに作られることはなく、減少し続けるからです。正確にいうと胎生期6カ月前後の時に約700万個まで卵子が増加して以降減少に転じます。出生時には約200万個程度まで減少しているとされ、月経が始まる10~15歳ごろにその数は約30万個となります。 そして 月経サイクルの中で毎月1個の卵子が排卵されていきますが、1個の卵子が排卵されるまでに、約1000個の卵子が消えてしまいます。 これは、たくさんの卵子の中から、ひとつの成熟した卵子を排卵させるためのホルモン働きです。こうして多くの卵子が消失していき、およそ45~55歳になるとすべての卵子が失われ、閉経を迎えます。 つまり、 妊娠を考えるときには、自分の一生というライフプラン軸だけではなく、「残されている卵子の数や機能」にも十分な配慮が必要 ともいえます。 ――卵子凍結の実施数は増加していますか? 金先生 :各クリニックの実施状況はわかりませんが、 卵子凍結は間違いなく増加傾向にあると言えるでしょう。当院でも問い合わせの頻度が増加してきています。 少子高齢化がかつてないほどのスピードで進行する日本国内においてこうした状況には頷けるものがあります。 働く女性の割合は年々増加傾向にありますが、企業のサポート体制には依然としてムラがあり、妊娠出産を機にキャリアを一時停止させなければならないのであれば、必然的に妊娠を躊躇うことになるでしょう。私はその社会構造こそ変えていくべきだと日々考えていますが、現状こういった背景から卵子凍結をご希望される方が増加するのも自然な流れだと言えるでしょう。 ――卵子を凍結保存できる期間や年齢制限はありますか? 金先生 :一度凍結してしまえば理論上何年も何十年も凍結することは可能です。ただ何十年も凍結した卵子を融解した症例はほぼないに等しいですから、現実的にはご自身の生殖可能年齢、すなわち閉経するまでにご使用することを前提にお考えいただく必要があるでしょう。年齢制限はありませんが、妊娠率を考えると40歳くらいまでに決断されることをお勧めします。決断が早いほど少ない個数の卵子採取で済むことが多く経済的にも有利になります。 ――卵子凍結による妊娠の成功率はどのくらいですか? 金先生 :卵子凍結(未受精卵凍結)は加齢などの要因によって卵子の融解後の生存率等に影響を及ぼすといわれています。 ■35歳までに卵子凍結を行った場合 凍結融解後の未受精卵子の生存率は90~97%、受精率71~79% 、臨床妊娠率36~61%と報告されています。 (Fertillity steril 2013;99:37-43) ■40歳を含む幅広い年代で卵子凍結を行った場合 凍結融解後の未受精卵子の生存率は68.6~89.7%、受精率71.7~85.8% 、臨床妊娠率10.8~3.3%と報告されています。 (Cil AP, Bang H, Oktay K. Age-specific probability of live birth with oocyte cryopreservation: an individual patient data meta-analysis. Fertil Steril. 2013;100:492–9.) ――卵子凍結はどのクリニックでもできますか? 金先生 : 卵子凍結はいくつかある不妊治療の一つの方法で、クリニックによってもできる場所が限られています。 近年の生殖医療技術の発展からより身近な技術へとなりました。当院では、社会的適応(今は仕事を優先したい状況にある、介護などで今すぐの妊娠/出産が難しい、パートナーがいても今すぐ結婚することを考えていない等の理由)による卵子凍結を実施しています。 ■妊娠できるか不安…そう悩む前に一度受診を 今を生きる女性にとって仕事と家庭の両立は大きなテーマ。コロナ禍でさまざまな生活環境の変化に対応し、自分の人生を見つめ直すきっかけとなったことは言うまでもありません。 不妊治療は、早く実施すればするほど負担は軽減します。 「妊娠できるのか不安」と一人で悩むのではなく、ご自身のライフプランも含めてお気兼ねなく相談してみることから始めてみませんか? 金先生が院長を務める 桜十字ウィメンズクリニック渋谷 のご紹介 JR渋谷駅より徒歩約5分、渋谷PARCO隣の好立地に、2018年開業した渋谷エリア唯一(※)の 不妊治療専門クリニック 。 日本生殖医学会認定生殖医療専門医である金先生をはじめ、体外受精を数多く手掛けるクリニックで経験を積んだ培養室長など高い技術を持った医師・スタッフがそろい、胚(受精卵)へのストレスを最小限にした最新型培養器「タイムラプス」や培養液の工夫、卵子凍結技術の向上など、ソフトとハード両面で患者さまを支えています。 ※2022年12月現在 【住所】 東京都渋谷区宇田川町3-7 ヒューリック渋谷公園通りビル4階( Google Map ) ※JR山手線 渋谷駅 ハチ公口 徒歩5分/東京メトロ 渋谷駅 6番出口 徒歩4分 【診療日】 月~土 ※水土午後・日祝休診( 詳細はこちら ) 【TEL】 03-5728-6626 桜十字ウィメンズクリニック渋谷 公式サイト [PR] 医療法人社団 東京桜十字
2022年12月26日■前回のあらすじ 地方転勤になった沙織の夫。一人で育児をするのは大変だろうと、彩は沙織を心配して声をかけるが、沙織は平気そう。そしてその日、彩の夫も「上司に話がある」と言われたらしく…。 >>1話目を見る 沙織の旦那さんは、すぐに再就職先が見つかったようで(しかも部長職!)よかったです。だけど、やたら明るい沙織に違和感もあって…。 次回に続く(全10話)毎日時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ マスハタ
2022年12月25日■前回のあらすじ 彩と同じママサークルに入った沙織。サークル内の先輩ママにはいい顔をするが、彩には自分の高級な家や車を見せて「子どものためにもっといいものにした方がいいんじゃない?」とアドバイスに見せかけたマウンティングをする。そんな中、社内である事件が起こり…。 >>1話目を見る 会社同期のメッセージグループが大荒れ! 育休中の私は、状況が分からずにいたのですが、会社の体制が大きく変わったようです。 社長が外部から来た人に変わったことで、社内の雰囲気も変化しました。 地方転勤になったのはいろんな噂のあった佐織の夫でしたが、佐織は気にしていないようで…。 今回のことで、夫の状況が家族に大きな影響があること、そして望まなくてもその変化は自分にも起こり得ることなんだと改めて感じました。 拓馬も地方に転勤になったら、私はついて行くべき…? 仕事もあるから残るべき…? そうするとワンオペ育児になるけど大丈夫かな…など、色々考えて寝れなくなってしまいました。 次回に続く(全10話)毎日時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ マスハタ
2022年12月24日■前回のあらすじ 会社のママ友サークルに入ってきた沙織は昔から何かと彩を敵対視して、いちいち彩にマウントをとってきていて…。 >>1話目を見る 沙織からの度重なるマウンティングに気疲れした私は、夫の拓馬に悩みを打ち明けます。 気にしてもしょうがないからスルーしよう! と決めた直後…会社同期のメッセージグループにものすごい数の通知! 一体何が起こったの? 次回に続く(全10話)毎日時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ マスハタ
2022年12月23日■前回のあらすじ 第一子の育休中に会社のママ友サークルに入った彩。先輩ママたちが育児や復職後の仕事などにアドバイスをくれる居心地の良い場所だったのだが、同期入社の沙織が入ってきたことでトラブルの予感が…。 >>1話目を見る 居心地の良かった社内のママ友サークルに新しく入ってきたのは、同期の沙織。 沙織は昔から何かと私をライバル視して、嫌味を言ってくるのです。 結婚〜妊娠を経て、沙織のマウンティングはヒートアップ。 結婚相手のスペックから、産院のグレードまで、なぜかいちいち私と比較して自慢してくるのでした。 次回に続く(全10話)毎日時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ マスハタ
2022年12月22日私の会社には職場内のママが集まるサークルがあります。先輩ママに子育ての相談をしたり、仕事と育児の両立について話を聞いたり、ベビーヨガなどのイベントに参加したり。初めての育児で右も左も分からない私にとってはとてもありがたかったのですが…。 そのサークルに営業部の同期・沙織が入ってきたのです。 加入して早々「復職後の人脈作りにいいって聞いてさー」という発言。沙織のことをよく知る私は、嫌な予感しかしませんでした。 次回に続く(全10話)毎日時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ マスハタ
2022年12月21日■前回のあらすじ 奈央の夫に不倫疑惑があり、悩んでいたことを知る紗雪。力になれなかったことを謝るが、それでも娘の名前を晒し、恐怖に陥れた奈央のことは許せないと話す。そして「私を傷つけて幸せになれた?」と投げかけるが…。 >>1話目を見る 奈央さんが「口コミは自分が書いていた」と認めた日。私は、犯人がわかったことに安堵はしましたが、親しかったママ友がこんなことをしていたことがすごく悲しくて、その事実を受け止められませんでした。 表向きは仲良しなママ友関係を続けながら、私の知らないところで私のサロンの悪評を書いていた奈央さん…。何も知らずに仲良くしていたあの頃を思い出すと、今でもゾッとしてしまいます…。 娘の名前までサイトに出していたこともあり、これからも私は奈央さんを許すことはできないと思います。 「誰かを蹴落としても自分が幸せになれるわけではない」。 今回の騒動で、私も強く実感することができました。 ※この漫画は実話を元に編集しています イラスト・ 茅野 (監修:インクルーズ)
2022年12月20日■前回のあらすじ 紗雪のサロンがオープンし、奈央は口コミサイトに批判を書くことを思いつく。しかし、志帆によって紗雪に口コミサイトの存在を知られてしまう。紗雪が志帆を疑うように仕向けたつもりが、紗雪と志帆はいつのまにか仲良くなっていて…。 >>1話目を見る 奈央さんが「口コミは自分が書いていた」と認めた日。私は、犯人がわかったことに安堵はしましたが、親しかったママ友がこんなことをしていたことがすごく悲しくて、その事実を受け止められませんでした。 次回に続く(全11話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています イラスト・ 茅野 (監修:インクルーズ)
2022年12月19日■前回のあらすじ 紗雪に見下されたと思った奈央は、夫にネイルの学校へ行く費用を出してほしいと話す。夫から「紗雪さんと奈央は違う」と言われ、奈央は逆上。紗雪へのうらやましさは、次第に憎しみへと変わっていくのだった…。 >>1話目を見る 紗雪さんに見下され、家では不倫疑惑のある夫にもバカにされて…、私の心はズタズタに傷ついていました。 1ヶ月後、紗雪さんのネイルサロンがオープン。私は、自分でもお人よしだなと思いますが…紗雪さんにネイルをしてもらえば良い口コミも書いてあげていました。 私の気持ちはどうあれ、仲良しの娘たちの関係まで壊したくなかったし、今思えば紗雪さんの気持ちが変わるかもと期待していたのかもしれません。 紗雪さんのサロンは最初の数ヶ月こそお客さん集めに苦労したようですが、その後は少しずつ客数が増えていきました。 こうして私は、いつの間にかたくさんの悪口をサイトに投稿していました。もちろんこれが悪いことで、紗雪さんを傷つける行為だということはわかっていました。 でも、紗雪さんを見るとどうしても自分と比べ黒い感情が渦巻いてしまい…。 口コミで負の感情を吐き出すことで、どうにか自分を保っていたのです。 次回に続く(全11話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています イラスト・ 茅野 (監修:インクルーズ)
2022年12月18日■前回のあらすじ 夫に不倫疑惑がある奈央は、悩みのなさそうな紗雪のことを羨ましいと思っている。そんなある日、紗雪が自宅でネイルサロンを開業すると聞き、スタッフになりたいと願う奈央。だが紗雪からはネイルの学校をすすめられ…。 >>1話目を見る 紗雪さんのネイルサロンを手伝いたいと思って「私もやってみたい」と言ったのに、紗雪さんからはネイル学校へ行くことをすすめられ…。 紗雪さんと私の間柄なら「一緒にやろう」と言ってくれると思ったのに、親友だと思って付き合っていたのは私だけだったの? 次回に続く(全11話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています イラスト・ 茅野 (監修:インクルーズ)
2022年12月17日■前回のあらすじ ママ友で一番仲良しの奈央とお茶をすることになった紗雪。奈央から口コミについて聞かれたので、開示請求をして相手が了承しなければ訴訟を起こすつもりだと話すと、奈央から「訴訟だけは勘弁してください」と言われ…。 >>1話目を見る 私が「手伝いたい」と言えば、紗雪さんなら「一緒にやろう」と言ってくれると思ったのに…。 紗雪さんの口から出てきたのは、ネイル学校の紹介。 私は紗雪さんから突き放されたような気持ちになりました。 次回に続く(全11話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています イラスト・ 茅野 (監修:インクルーズ)
2022年12月16日■前回のあらすじ 家を出ていくことになり、子どもたちとの別れに涙が止まらない未空。それでも玄関のドアを開け、あらためて「自分の人生を生きよう」と前を向いて…。 >>1話目を見る 小春とはメッセージのやり取りも頻繁に行い、よく会っています。美桜とは年に数回だけ交流しており、以前のような頑なな態度はなくなりましたが、それでも大好きな父親を捨てた母という思いがあるからか、ぎこちない会話になってしまうことも多くありました。 もし私が、尊からの愛され方を受け入れられる女性だったら、どんなに幸せだったでしょうか。でも、“そこに居ること”しか認めてもらえなかった日々を、私は耐えることができませんでした。そして、結果的に“子どもを置いて家を出た”という事実は、一生背負いながら、娘たちの幸せを祈って生きていこうと思っています。 原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年12月16日■前回のあらすじ エスカレートするコメントに不安がさらに大きくなった紗雪は、開示請求を決意。そんなとき、彩音とやり取りをする中で「彩音は絶対に悪評を書いてない」と確信する。さらに奈央からは心配するメッセージが届き…。 >>1話目を見る 私の様子を心配した奈央さんから連絡があり、ふたりでお茶することになりました。 私は夫と相談して、口コミの開示請求をし、相手が開示を了承しなければ訴訟を起こそうと気持ちを固めていました。それを話すと、奈央さんの表情がどんどんどんどん焦っていき…。 ショックでした。なぜ、奈央さんが? 誰よりも仲の良いママ友だと信じて疑わなかったのに…。 次回に続く(全11話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています イラスト・ 茅野 (監修:インクルーズ)
2022年12月15日■前回のあらすじ 今の生活に限界を感じていた未空に、「一人で勝手に出ていけばいい」という尊。その日以来、尊は子どもに未空の悪口を言うようになり、子どもと未空の関係は悪化。自分の居場所を失った未空は、家を出る決意をして…。 >>1話目を見る 美桜の怒った顔、小春の泣いた顔が目に焼き付いて消えることはありませんでした。私は、いくつもある自分が間違った場所に戻ってやり直したい。でも私はやり直しを選ぶことはできませんでした。 娘ふたりのそばにいたいと望みつつも、自分の夢をかなえたいと思ってしまう。私はどこまでも強欲な人間でした。 次回に続く(全22話)は毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年12月15日■前回のあらすじ 紗雪のネイルに興味があったから、悪評価の口コミを見つけたと志帆から聞いた紗雪。嬉しい気持ちになり、志帆にネイルをしてあげることに。しかし翌日、「ママ友に無理やりお金を取ってチープなネイルをした」と、またしても嫌がらせの口コミが上がっていて…。 >>1話目を見る これまで口コミはすべてテキストだけだったのに、今度は写真付きの投稿…。 しかも志帆さんがママ友だとわかっているとなると、やはり身近な人物の犯行だと確信しました。見られていることがわかり、さらに怖くなる私。志帆さんにも迷惑を掛けてしまったし、どうにかしないと…! エスカレートしているように感じる口コミに恐怖が増した私は、夫の提案で開示請求を決意しました。 次回に続く(全11話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています イラスト・ 茅野 (監修:インクルーズ)
2022年12月14日■前回のあらすじ 映画を観ながら、えん罪で牢獄に入れられた主人公に自分を重ねて、息が苦しくなった未空。閉じ込められ続ける人生に恐怖を覚え、尊に「もう、この家にいられない」と告げて…。 >>1話目を見る 次回に続く(全22話)は毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年12月14日■前回のあらすじ お客様にとって良いサロンであればいいはずと思い、サロンの向上を徹底させようとする紗雪。しかし、嫌がらせの口コミは増えるばかり。そんなある日、ママ友の奈央に口コミのことを相談すると、志帆が怪しいと言い出す。 >>1話目を見る 私のサロンに対する悪評価の口コミを書いた人物は誰なのか。ママ友の奈央さんから「口コミサイトの存在を教えてくれた志帆さんが怪しい」と言われ、迷った末、私は次の習い事の日に志帆さんと話してみることにしました。 志帆さんの「オシャレしたい」という純粋な気持ちやネイルを見て喜ぶ姿に触れたことで、私は自分だけのサロンを立ち上げたかった理由を思い出し、温かい気持ちになりました。 しかしその翌日、私が見つけたのは志帆さんにネイルしたことを悪く書かれた口コミ。楽しい思い出が一瞬で黒く塗りつぶされたような気がして、私は苦しくなりました。 次回に続く(全11話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています イラスト・ 茅野 (監修:インクルーズ)
2022年12月13日■前回のあらすじ 一生懸命、苦手な家事に挑戦する未空でしたが、尊に失敗を責められてばかり。パートを始めても、夫に見つかりクビになってしまう。そうして自分がやろうと思ったことがすべて塞がれてしまった未空は、やはり自分には何もできないと思い始めたのだが…。 >>1話目を見る 家事もできず、仕事もできず、ましてや夢を追いかけることもできない。時間だけがある私は、何の気なしに海外の映画を観ていました。 子どもたちを愛してる。尊のことも本当に尊敬している。でも、家の中にいると私は息ができなくなってしまう。 どうすればこの状態から抜け出せるのか。誰も傷つかず、傷つけずに道がないのかをずっと考え続けました。そして今、私が決断しようとしていることは、きっと母親として最低なことでした…。 次回に続く(全22話)は毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年12月13日■前回のあらすじ 口コミサイトを見てみると自分のサロンの酷評だけでなく娘の名前も出ていて、一気に怖くなる紗雪。娘のことが不安になり夫に話すと、弁護士に相談してくれることに。夫は、犯人は同業者なのではと言うが…。 >>1話目を見る 確かにこれまでほとんど話したことのない志帆さんが声を掛けてきたことや、奈央さんの言う通り志帆さんがネイルに興味があるようには思えず、違和感を覚えたのは事実…。 でも、もし志帆さんが犯人なら、どうして口コミサイトの存在をわざわざ私に教えるの…? 私は戸惑い、誰を信じたらいいのかわからなくなっていくのでした。 次回に続く(全11話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています イラスト・ 茅野 (監修:インクルーズ)
2022年12月12日■前回のあらすじ 尊が「家族でご飯を食べる幸せを、ママが忘れてしまった」と話したことで、不安そうな顔をする子どもたち。それを見て、やっぱり演劇をするのは自分のワガママだと感じた未空は、劇団を辞めることにして…。 >>1話目を見る 家事をしても尊に迷惑をかけ、外で働いても尊に見つかってしまう。結局、何もできないまま家にひとりだけ残る―振り出しに戻ってしまったようでした。でも私の気持ちだけは、以前のように尊を見ることができなくなっていて…。 次回に続く(全22話)は毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年12月12日■前回のあらすじ 娘の美波の小学校入学を機に、ずっと夢だった自宅ネイルサロンを開業した紗雪。サロンは好調で充実した日々を送っていたが、ある日幼稚園のママ友から口コミサイトにサロンの酷評が並んでいることを教えてもらい…。 >>1話目を見る ママ友の志帆さんから口コミサイトにサロンの悪い評価が多数掲載されていることを知らされた私は、自宅に帰ってすぐその全部に目を通しました。 夫の「同業者かも?」の言葉にぞっとしました。娘の名前を知っているということは身近な人が書いたのだと思ったし、そもそも同業者の知人で娘の名前を知っている人もほとんどいなくて…。 もし彩音の「うらやましい」という発言が嫉妬や恨みから来たものだったら…? 彩音は私の大切な友だち。疑いたくないと思う一方で、でも「大切」と思っていたのは私だけだったのかも…と疑心暗鬼になってしまいました。 次回に続く(全11話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています イラスト・ 茅野 (監修:インクルーズ)
2022年12月11日■前回のあらすじ 未空が「話を聞いてほしい」と伝えても、これまで未空を支えてきたのに“強欲だ”という尊。それでも未空が「演劇をやらせてほしい」と訴えると、「子どもより演劇を選ぶの?」と言われてしまい…。 >>1話目を見る 自分の夢と子どもを天秤にかけるなんて、考えたこともなかった。でも尊にとっては、私が演劇をやることと子どもとの生活はどちらかを選ばなければいけないものだったのです。 私はもう一度自分の夢を捨てようと思ったのですが…。 次回に続く(全22話)は毎日更新! この話のイラストは、一部下記クレジットの写真を使用しています。 ©k2_keyleter - stock.adobe.com 原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年12月11日奈央さんとは娘の幼稚園からの付き合いで、ファッションの好みや趣味の話も合って何時間でも話せるママ友。サロンが忙しいときは、娘の美波を預けることも。 彩音は大手サロンの人気ネイリスト。私はフェミニンなタイプのネイルが得意なのに対して、彩音はカジュアル系が得意。お互いのネイルをやってあげて情報交換したりする時間が、何より刺激的で楽しい。 そんなふたりの存在に助けられ、私は充実した日々を送っていたのでした。 同じ幼稚園と習い事に子どもを通わせていたけれど、これまで挨拶程度しかしたことのなかった志帆さんが、ある日私に声を掛けてきました。 話を聞くと、私のサロンについて悪評価の口コミがいくつも掲載されているサイトがあるとのこと。 しかも書かれているのは身に覚えのないことばかりで…。一体、どういうこと!? 次回に続く(全11話)毎日18時更新! ※この漫画は実話を元に編集しています イラスト・ 茅野 (監修:インクルーズ)
2022年12月10日■前回のあらすじ 劇団の主宰者・健太に自分の思いを聞かれ、「お芝居がしたい」と本音を伝えた未空。そして、夫と話し合ってきちんと許可を取ろうと考えた未空が家に帰ると、玄関で尊が待っていて…。 >>1話目を見る 私は最大の過ちを犯したことにようやく気づきました。尊にわかってもらう努力をせずに、自分の気持ちを優先したことで、より尊の気持ちを硬化させてしまったのです。 次回に続く(全22話)は毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年12月10日■前回のあらすじ 夫に監視され、身動きが取れなくなって3日目。PTA役員のフリをした劇団員の麻子が、未空を家から連れ出してくれました。そして、劇団の主宰者・健太から「未空はどうしたいの?」と、自分の思いを聞かれて…。 >>1話目を見る 尊と結婚して、毎日尊に守ってもらいながら生きてきました。その生活はきっと周囲から見れば幸せそのものでしょう。でも私は、自分のことにもっと悩んで、そして尊と一緒に相談して生きていきたい。そう思ったのです。 でも私と尊の思う愛情の形はまったく異なっていたのです…。 次回に続く(全22話)は毎日更新! 原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2022年12月09日■前回のあらすじ 自分の気持ちを数値化してみると、多少のストレスでも感情任せに怒っていたことに気づけた優香。努力を重ねていたものの、子どもがケンカし出すとつい冷静になれず…。 >>1話目を見る 失敗してしまった過去は変えられません。でも、未来は周囲のサポートと少しの自分の頑張りがあれば変えることができるのかもしれない、そう実感しました。 歩美にお姉ちゃんになってよかったと思ってもらえたかな…、奏斗は歩美の弟でよかったなと思ってもらえたかな…。 今は喧嘩ばかりの姉弟だけど、10年後、20年後にそう思ってもらえるよう、今の自分にできる最善の子育てをしたいと思いました。 ※この漫画は実話を元に編集しています 脚本・ 落志ゆう イラスト・ お花
2022年12月08日