神奈川県生まれ。大学卒業後、単身海外へ渡航。海外経験を経て、改めて日本文化の繊細さに魅了され、趣味は伝統工芸品めぐりや着物。人との出会いのなかで受ける、新たな気づきや刺激を大切にしています。現在、息子と3匹の猫に囲まれる、ほんわかした日と騒々しい日を繰り返しながら、子育て奮闘中。(OFFICE-SANGA)
どんなにかわいい我が子でも、いつまでも泣きつづけられたらママもお手上げ。ときにはぎゃんぎゃん泣く声を聞くだけでイライラするし、気持ちもどっと疲れてしまうことはありませんか? ほんの少しだけ心がけを変えてみると、泣き声に対するストレスを感じにくくなるかもしれません。今回は、泣き声への耐性UP方法を紹介します。 ■声を出して笑ってみよう! 子どもがぐずりだしたり、泣きはじめたりしたときに、ママがすぐ怒ってしまうと、子どもは「自分をわかってくれない」とパニックになりやすく逆効果です。 まずはカラ笑いでいいので、ママ自身も「あははは」と声を出して笑ってみましょう。笑うことで、「イライラ」がおさえられ、頭のなかでは「子どもが泣くときも育児は楽しい」と思えるようになるかもしれません。 子どももママがニコニコしていると安心するので、感情が安定してくるでしょう。 ■泣いたらぎゅーっと抱きしめて 子どもを早く泣きやませるためには、安心感を伝えてあげることが大切です。「ママは自分のそばにいてくれる。自分を受けとめてくれる」と思えるように、泣いたときはぎゅっと抱きしめてあげましょう。 子どもを抱くことでスキンシップの機会が自然に増え、さらには愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」という脳内物質が分泌されます。このオキシトシンには、安らぎや幸福感を高める効果があるそうです。 ■声に出して子どもの気持ちを代弁する 子どもが泣いたときは、どうして泣いてしまったのか、一緒に考えてあげましょう。転んでしまって痛くて泣いているのか、やりたいことを失敗して悲しくて泣いているのか。 このときにママが「痛かったね」「嫌だったね」と、子どもの気持ちを代弁しながら、「ママはわかっているよ」というメッセージを伝えてあげましょう。 ■ときにはママの気持ちを言ってもOK! ママが「どうしたらいいのかわからない」と言うことで、子どもも少しずつ「泣く」以外の伝達方法を考えるように。嫌だったものを指でさしたり、「あれ」と言葉で伝えようとしたり、自分の感情表現を学んでいきます。 なにより、実際に「どうしたらいいのかわからない」ことは多々あると思います。そんなときは、ママの気持ちを正直に出して大丈夫。ストレス対策のひとつとして試してみてください。 子どもの泣き声にイラついてしまうことは誰にでもあります。イライラを減らせるきっかけを見つけて、少しでも気持ちが楽になれるといいですね。
2016年09月26日毎日のほんのスキマ時間だけでも、ママがひと息つく時間がほしいときがありますよね。 息抜き時間をつくれるかどうかは、パパ次第!? ママの負担が減らせるように、イクメンパパになってもらうためのポイントを紹介します。 ■「合図」を先に教える パパに率先して育児を手伝ってもらうためには、最初が肝心。赤ちゃんが生まれたら、まずは優しく丁寧にオムツ替えの方法を伝授しましょう。 最初から「オムツを替えて!」と頼むよりも、「赤ちゃんが泣いたらオムツをチェックしてほしい」と“合図”から教えてあげるといいでしょう。それから、足の押さえ方やおしりのふき方、オムツのはかせ方など、手本を見せながら一緒にやっていきます。 パパがオムツを替えてくれたときは、「ありがとう。助かったよ」と感謝の気持ちを伝えると、パパもやる気がでます。 ■お風呂&食事で子どもとの距離を縮めよう 慣れてきたら、お風呂で子どもとのスキンシップの時間を増やしてもらいましょう。 赤ちゃんのころは抱きながら入浴していたのに、いつの間にか子どもが浴槽のなかで立つようになります。こうしてパパも子どもの成長を実感できることで、育児の楽しさへとつながっていくかもしれません。 お風呂からあがったときは、子どもに「パパとのお風呂は楽しいね」と声をかけるようにしましょう。子どもに言いつづけることで、子どもがパパをお風呂へ誘うようになり、パパも自分が頼りにされていることによろこびを覚えるはず! 子どもからの信頼を得るためには、パパがごはんをあげるのも大事なこと。もし子どもがごはんをこぼしてしまっても、パパと子ども、どちらも責めないように気をつけましょう。 また、子どもに好き嫌いがあるときには、あらかじめ「魚は嫌がるかもしれないけど、ごはんに混ぜると食べてくれるよ」など、パパが失敗しにくいようにアドバイスを添えてあげるといいですね。 ■パパと子どもだけの時間をふだんから確保する ママが一人でお出かけする日にそなえて、ふだんからパパと子どもだけの時間を確保しておくといいですね。いきなり半日以上はハードルが高いので、パパと子どもの様子を見ながら徐々に延ばしていきましょう。 子守りに慣れるまでは、子どものおやつやジュース、お気に入りのオモチャなどを用意してあげて。パパが不安にならないようにしておくことが大切です。 イクメンパパになってもらうためには、夫のこともほめて伸ばしていくといいかもしれませんね。
2016年09月14日お風呂タイムは、親子の大切なコミュニケーションの時間。毎日20~30分でも、子どもの成長を育むポイントがたくさんあります。「浴育」を通じて楽しく入浴することで、子どもがお風呂を好きになってくれるかもしれません。 今回は、そんな浴育を手助けしてくれるおすすめグッズを紹介します。 ■お風呂の壁は大きなキャンパス「お風呂クレヨン」 浴育で特におすすめしたいのは、定番の「お風呂クレヨン」です。お風呂の壁にお絵描きができて、スポンジで洗い流せるので、簡単に繰り返し遊べます。 ノートや画用紙と違って、壁一面に好きなだけお絵描きできるから、子どもも大喜び! のびのびと遊ばせることで、思わぬ才能が開花するかもしれません。 ■スポーツへの興味を育む「ミニバスケットゴール」 親としては体を動かして遊んでほしいものですが、最近では公園に行ってもゲーム機で遊ぶ子が増えてきているようです。 小さいころからボールに触れ合うことで、スポーツへの興味をもつきっかけになるかもしれません。 吸盤式のミニバスケットゴールは、簡単にお風呂の壁に取り付けられます。まずはボール遊びをして、成長とともにゴールへ投げ入れる楽しみを覚えていくことでしょう。 親子でキャッチボールをしたり、ゴールを狙いあいっこすれば、子どもの挑戦意欲が育めそうです。 ■記憶力がUPするかも!? 「おふろでペタペタ!」シリーズ トミカやプラレール、トーマスなど、子どもに人気のキャラクターが絵柄の「おふろでペタペタ!」シリーズは、お湯にぬらしたパネルをお風呂の壁や窓にはって遊べるオモチャです。 付属のおふろシートを壁に貼れば、シートの図柄とパネルを合わせながら遊べるので、パズルのような図形遊びの入門編に。パズルは想像力や観察力、集中力、思考力を高めてくれるそう。子どもの脳を刺激する要素が盛りだくさんです。 ■お風呂でも読み聞かせを「ビニール素材の絵本」 お風呂で楽しめる、ビニール素材の絵本もあります。赤ちゃんのときから楽しめる絵だけのものや、ストーリーがある絵本ももちろんあり、お風呂のなかでも読み聞かせができる優れものです。 なかには、温度の変化によって絵の色が変わる面白い本もあります。 浴育グッズがあれば、お風呂が苦手な子も、ゆっくり湯船につかるようになるかもしれません。浴育をきっかけに、親子のコミュニケーションの時間を増やしていけたらいいですね。
2016年09月14日「知育」につながるオモチャを選ぶママは多いかもしれません。でも、意外と値が張るため、購入をためらってしまうことも。 そこでオススメなのが、100円ショップのオモチャです。今回は、子どもの可能性を広げる100円知育玩具を紹介します。 ■定番のお絵描きボードはお出かけにも便利 赤ちゃんから幼児くらいまで、幅広く重宝するのが、定番アイテム「お絵描きボード」。何度も描きなおしができるうえ、サイズも小さいため、手軽に持ちはこべて便利です。 お絵描きなら大きな音がでないので、バスのなかや病院の待ち時間に遊ばせても安心。ママにとっても、お出かけのときの強い味方になるでしょう。 ■性別問わずに遊びたい! おままごとセット フライパンや食器、くだものなどのオモチャがそろったおままごとセットも、100円ショップなら安くそろえられます。 おままごとは、食育にもとても役立つ遊びです。家族や友だちと一緒に遊べば、それぞれの役にあわせておしゃべりするので、言葉やコミュニケーション力を自然と学べます。 女の子の遊びに限らず、男の子にもオススメしたいアイテムです。 ■想像力や集中力を養うオモチャも! 小麦粘土はこねるだけで遊べるし、「何をつくろう」「どうやってつくろう」という気持ちが脳を刺激。カラフルな粘土を組みあわせることで、想像力と創造力を育みます。 小麦粉や水、油などで簡単につくれますが、子どもが遊ぶたびに毎回イチからつくるのは面倒…。100円で買えるなら、気軽に遊べますね。 成長にあわせて遊べるオモチャを選びたいなら、ドミノがオススメ。小さな子どもには、積み木のように組みたてたり、好きな形に並べたりして遊ばせれば、手の動きを学べます。 細かい作業ができるようになったら、ドミノとしての本領発揮! 慎重に並べて、集中力を養いましょう。並べ方やしかけを工夫することで、考える力も身につくかもしれません。 誕生日やクリスマスなどの特別なイベント以外でオモチャを与えるのは、気が引けてしまうもの。100円で買えるなら、子どもへのちょっとしたごほうびにも役立ちそうです。
2016年09月11日いよいよ出産予定日が近づいてくると、赤ちゃんの服や寝る場所、出産のための入院グッズなどの準備は万端にしたいところ。だけど「忘れていることはない?」と、少し不安になりませんか? 産後すぐのママは体力回復だけで精一杯なので、あれこれ考える余裕がないかも…。そこで今回は、見落としがちだけど、事前に決めておくとラクなことをご紹介。準備を整えて、安心して出産に臨みましょう。 ■出産後の最初のイベント「お七夜」の準備 出産をして、待望の赤ちゃんに出会えた喜びもつかの間、すぐにやってくるのはお七夜です。産後のママはすっかり体力が落ちているし、入院しているので準備は難しいかもしれません。 最近では命名紙も古風なものから、キャラクターなどのかわいらしいものまでさまざま。大切な命名をこだわりたい人は、出産前に購入しておきましょう。 命名紙に書くときは、「手書きにするのか」、「印刷にするのか」も話し合うこと。手書きの場合は「誰に書いてもらうのか」、印刷するときはパソコンやプリンターの設定を確認しておけば安心ですね。 ■お宮参りはどうする? 産後約1カ月後とはいえ、お宮参りもあっという間にやってきます。地域や風習によっては、「女の子の赤ちゃんなら母方、男の子なら父方の祖父母がお祝い着を用意する」という考え方もあるそうです。 両家の意向を確かめながら、お祝い着を用意するのか、レンタルするのか、予め決めておきましょう。 また、お宮参りでの自分たち夫婦の服装も考えておくといいですね。出産前の気分転換をしたいときに、買い物に出かけて服をチェックしてみるといいかもしれません。 ■キッズスペースをつくるなら出産前に 子どもが少し大きくなってから必要になるキッズスペースは、「このあたりかな?」と、なんとなく決めていませんか? それでもいいのですが、転倒防止用のマットを敷くには家具を動かす場合もあるので、出産前に整えておくと安心です。 生まれてからではパパが仕事で日中はいない…。ママが1人でやるのは大変です。マットを敷きながら、危なそうな家具の角にはクッション材も合わせてつけてあげましょう。 ■夫と寝室を分けるor分けない? 育児に慣れるまでは夜泣きでイライラして、夫婦げんかをしまうことが多々あり。パパが隣にいるのに、赤ちゃんが泣いても手伝ってもらえないときや、「泣き声がうるさい」と言われると、ママは精神的にまいってしまいます。 パパが手伝ってくれるのか、それともほかの家事を手伝ってもらって仕事に専念してもらうのか。お互いにイライラしないように、事前に寝室を分けるかどうかも話し合っておきたいですね。 パパとママ、二人でよく相談しながら、あとは大切な赤ちゃんの誕生を楽しみに待ちましょう。
2016年09月05日毎日の献立を考えるときの、ママの願いは「子どもにはバランスよく野菜も食べてほしい」ということ。だけど子どもは、野菜を見ると食べてくれないし、バレないように細かくみじん切りするは面倒ですよね。 そんなときは、手軽に野菜の素材そのままを摂取可能な野菜フレークがおすすめ。野菜が苦手な子どもにもバレずに食べさせることができます。 ■赤ちゃんのときから野菜好きに!? 離乳食がはじまって、すりおろしたリンゴや人参を混ぜられるようになったら、野菜フレークの出番です! 野菜フレークは100%素材のまま、ふんわりとしたフレーク状に加工したもの。添加物や着色料などの心配もなく、安心して子どもの食事に使えます。 ゆで野菜やすりおろしたものを、あらかじめ用意しておくのもいいですが、野菜フレークは「そのとき必要な分だけサッと使える」ものなので作りおきの手間もいりません。 水に溶かしてから使ってもいいですし、おかゆに直接足してみてもいいでしょう。水分と野菜フレークの割合を調節するだけで、サラサラからトロっとした離乳食まで、楽に調理ができます。 子どもが少し大きくなったら、牛乳ととうもろこしの野菜フレークを使ったコーンスープもオススメです。 ■汁物の隠し味にも便利 カレーやシチューなどの水を多く使う料理には、野菜フレークで野菜をひとつプラスしてみましょう。 たとえば、人参の野菜フレークを使うと、煮込んでいるお湯の色が変わるくらいで、人参の味が強くでるわけではありません。だから、人参が苦手な子でも、みじん切りにするよりも食べてくれるようになります。 味噌汁のときには、かぼちゃの野菜フレークをサッとプラスしてみて。かぼちゃのフレークは味噌汁と色が似ているので、混ぜても気になりにくいです。 しかも、味にほんのり甘みがでるので、隠し味にピッタリ。大人でも野菜不足になりがちですから、「野菜が少ないかな~?」と思う日は、味噌汁に足してみるのがいいでしょう。 最近では、いろいろな会社から粉末タイプの野菜が摂れる商品が出ています。野菜フレークと粉末タイプのものを組み合わせていけば、家族の健康をもっと気遣っていけそうです。 「子どもにはすくすく育ってもらいたい」。そんな願いを込めて、料理にサッと野菜をプラスできる野菜フレーク。時短にもなるし、忙しいママをサポートしてくれそうです。
2016年08月31日小さな子どもは体調を崩しがちです。なかには“お薬拒否”をする子どももいるため、毎回苦労して飲ませているというママも少なくないようです。 ちゃんと飲ませないと体調が回復しにくいのに、拒否される…。薬のたびに泣かれていたら、ママもイライラしてしまいます。今回は、子どもへの薬の飲ませ方を紹介します。 ■シロップよりも粉末の薬が飲ませやすい!? 病院で薬をもらうとき、「子どもにはシロップの方がいい」と思ってはいませんか? じつは、粉末の薬を甘めの味にする「ドライシロップ」というタイプもあるのです。 液状のシロップのベタベタ感が嫌いという子もいますが、ドライシロップは水に溶いてもサラサラ。いままで液体シロップで苦労していたママは、一度粉末もチャレンジしてみてください。 ■粉末の薬は水と混ぜてあげるだけ いざ粉末の薬をあげようにも、直接口に入れると嫌がるでしょう。そんなときは小皿に薬を入れて、ティースプーン1~2杯くらいの少量の水を混ぜて、溶いてください。 そのままスプーンで飲ませてもいいですし、コップを自分で持てる子だったら、小皿から一人で飲んでもらえるかもしれません。 ■「薬を飲む」ことを好きになってもらう 子どもが小さいうちは、薬の役割がまだわかりません。まずは「薬を飲む」行為を好きになってもらうために、小さなごほうびを用意しましょう。 私の息子は喘息もちで、最初は薬を飲めたら一口サイズのゼリーをあげていました。このごほうび作戦を続けることで、2歳をすぎたいまでは、ゼリーがなくても飲んでくれるように。 また、きちんと薬を飲んだあとはたくさんほめてあげましょう。ほめることで「何でも挑戦しよう」という心が育まれていきます。 ■苦くならない薬の飲みあわせをチェック 粉末の薬を何種類か与える場合、ひとつひとつは苦くなくても、一緒に水と混ぜてしまうと苦くなる飲みあわせもあるようです。 親切な薬剤師は「これとこれを混ぜると苦くなります」と教えてくれるので、もし新しい薬を処方されたときは、飲みあわせも確認しておくといいでしょう。 また、「うちの子は液体シロップのほうがいい」という場合は、薬局でもらえるスポイトが便利です。 子どもの好きなシールやマスキングテープを貼って、特製スポイトを一緒につくることをおすすめします。そうすると子どもがスポイト自体に愛着を持ってくれて、薬をあげるときもクイっと一口で飲んでくれる確率が上がります。 ちょっとした工夫で、ママが楽になれるといいですね。
2016年08月10日再就職を考えるとき、求人情報で見逃さないでほしいのは「福利厚生」。なんとなく結婚祝い金や社員寮、産休・育休などをイメージしますが、最近ではさまざまなタイプがあります。 同じ“働く”のであれば、プライベートも充実できるような会社を探してみるのはいかがでしょうか。今回は、目からウロコ的な福利厚生について紹介していきます。 ■働きながらスキルアップ! 業務に必要な資格をとったときにもらえる資格手当。自分自身のスキルアップはもちろんのこと、「自分で給料をあげていく」モチベーションにもつながります。 なかには、資格をとるための通学や通信講座の受講料、または試験の受験料など、費用をサポートしてくれる会社も。費用の補助や手当もほしいですが、さらには、新しい業務と昇進への道が開けるかもしれません。 ■休日はお得にお出かけ! 旅行や近場のお出かけのときにも使える、レジャー施設の割引券がもらえる場合も。ときにはインターネットやコンビニのクーポンよりも割引率がいいこともあるので、お出かけがより楽しくなりそうです。 また、保養所があれば、広々とした客室や眺めのいい展望浴室など、一流ホテル並の施設にシティホテルと同じくらいの価格で宿泊ができるケースもあります。家族全員で割引をうけたら、家計にも大助かりですよね。 ■健康診断のときには気軽に人間ドック 毎年受けている健康診断。会社によってはオプションのように検査項目を追加できたり、人間ドックを格安で受けられるかもしれません。 個人的に人間ドックを受診したら3万円から5万円以上かかったりしますが、半額以下で受診できる場合もあるそうです。家族のためにも、いつまでも元気なママでいられるように健康を大切にしていきたいですね。 ■結婚記念日や誕生日休暇がある!? ゴールデンウィークやお盆休みなどの休暇のほかに、会社独自の休暇制度がある場合も。 たとえば、結婚記念日や誕生日休暇など、特別な日に休みがもらえるアニバーサリー休暇。子どもの運動会や両親の誕生日など、家族のイベント時に休めるファミリー休暇を設けている会社もあります。 生真面目な日本人はつい働きすぎてしまいがちですが、休暇制度がしっかりしていれば、仕事とプライベートの両立がしやすそうですね。 大まかな福利厚生の内容は求人欄に記載してありますし、会社のサイトに詳しく書いてある場合もあるので、ぜひ一度確認してみましょう。素敵な会社と出会えますように。
2016年07月03日大人になってから自分の足りない知識やスキルを痛感することがあっても、なかなか勉強する時間はとりにくいもの。もし産休・育休に入ることがあれば、この期間はスキルアップが目指せる絶好のチャンスです。私も育休中に資格勉強に励みましたので、今回はスキルアップの機会について紹介します。 ■まずは資格の下調べを だいたい出産予定日の約1カ月前から産休に入るかもしれませんね。このときからガツガツ勉強するのではなく、まずは「下調べをするぞ」くらいの気持ちで大丈夫です。 まずは次のような情報を調べおきます。大切なのは“育児しながら勉強すること”を念頭において、あまり過密スケジュールにならないようにしましょう。 ・どんな資格がとりたいか ・必要な勉強の期間について ・勉強方法(独学、通学、 通信教育など) ・試験日 ■つぎは出産に専念! 下調べが終わったら、焦らず出産に専念してください。出産直後は体力がなくなっていて、さらに赤ちゃんの夜泣きや授乳ペースなど、不慣れなことだらけです。くれぐれも無理はせずに、ゆっくり出産の喜びにひたりましょう。 もし余裕があるときは、資格の参考書や勉強に必要なものをそろえておくといいですね。 ■忙しい子育て中の勉強にも役立つスマホアプリ 産後3~4カ月過ぎには、ママも育児のペースがつかめてくるころ。私は家族が寝てからの夜中~明け方に集中して勉強し、日中は授乳やオムツ替えをした直後に、少し落ち着ける時間が20~30分、数回とれました。 この日中のスキマ時間にはスマホアプリの活用がおすすめ。簿記試験に挑んだときには、「パブロフ3級/2級 仕分け問題」のアプリ(無料)を利用しました。その場で問題が解けるようになっていたので、結構使えます。ほかの勉強系のアプリも出ているようですし、参考書とあわせて、ぜひアプリもチェックをしてみましょう。 ■見逃せないYouTubeの講座動画 アプリ以外にも、ママの強い味方はYouTube。親切な人たちが、講座動画を作っています。参考書だけではイマイチ理解しきれないときや、読むほどの時間がないときにYouTubeで講座を見ると、楽々勉強がすすめられます。イヤホンを用意しておけば、寝ている子どもの隣でも視聴できて便利かもしれません。 スキルアップのためだけでもなく、大人になってからの勉強は、意外と楽しい一面もあったりします。子どもの笑顔の励ましがあれば、ママは百人力! 機会があれば、挑戦してみてはいかがでしょうか。
2016年06月13日上司や同僚、取引先の相手など、仕事で「嫌だな」と思う人がいても、上手にお付き合いしていますよね。それは “仕事モード” の自分がいるので、気持ちのコントロールができているのではないでしょうか。 実は、その手法が育児にも役に立つのです。疲れていたりうまく事がすすまないと、ついイライラしてしまう育児ですが、 “ママモード” を作ることでストレスが減るかもしれません。 ■子どもは “お客さま” と一緒!? 言うことをきかない子どもにはすぐ怒ってしまったり、ついキツい言い方をしてしまいませんか? 怒鳴ってしまい自己嫌悪になることもあると思いますが、 「お客さま対応」 のように接すると、気持ちのバランスがとりやすくなります。 たとえば、電話にでるときに少し高めの声を使いませんか? また、取引先から納期を早めて欲しいとか、理不尽なクレームを言われても、その場では怒らず、最後まで丁寧な話し方を心がけますよね。それは普段の自分と話し方が違うので、自然とお客さま対応モードに入っているからです。 同じように、子どもがワガママを言ったり、言うことをきかずにぐずったときは、少し 声色を高く しながら 優しく 「どうしたの?」「それはダメだよ」と話してみましょう。そうすると、自分でも「今はママモードになった」と自覚できるようになります。 ■子どもは “小さなボス” ! 声色を高くして、優しく子どもに接しても、すぐには要求がおさまりません。それは時々、無茶ぶりをしてくる 職場の上司 に似ているかも…。そんなときは上司を相手にしているかのように、子どもにも 丁寧な口調 で話しましょう。 「◯○しましょう」「それはできません」と、時折、 「です・ます調」 をいれること。丁寧語を使うことで、ママの気持ちを抑える合図になりますし、子どもに言葉使いを教えるきっかけにもなります。 ■ママモードの「ON/OFF」で、気持ちを切り替える このように声色を高くして、 丁寧語 を使うようにすることで、子どもへの接し方を変えていきましょう。いわゆる外向けの自分がいるように、 子ども向けの自分 を作ればいいのです。 ママモードのON/OFFのスイッチがあれば、気持ちを切り替えるきっかけになるでしょう。ママモードでは優しい言い方をするので、子どもにはいつも “優しいママ” の姿を見せられそうですね。
2016年05月11日大人とは違い、子どもにとってお風呂に入ることは一大イベント。素直に入ってくれれば助かりますが、愚図り始めてしまったら戦いの始まりです。毎日繰り返されるので、できることなら平穏にやり過ごしたいですよね。実は「うちの子はお風呂嫌い」と思っていたことも、少しの工夫で「お風呂好き」の天使に生まれ変わるかもしれません。今回はそんな “子どもがお風呂嫌いにならない” ためのポイントを紹介します。 ■お風呂のお湯の温度は“ぬるめ”に 基本的なことのようで、案外見落としがちなのはお湯の温度。新生児のころには、夏は38~39度、冬は40度を目安に沐浴をしていませんでしたか? そのため、子どものなかでは“その温度”しか知りません。 我が家は子どもが2歳になった現在でも、40度くらいを基準にしています。子どもがお風呂を嫌がるようなら、好みの温度を探ってみましょう。 ■「お風呂=遊べる場所」と思わせる! 次に大切なのは、どうやって毎回お風呂に誘うかです。「お風呂の時間だよ」と言っても、「嫌だ!」と頑なに拒む子には、「あっ、お風呂でバシャバシャしない?」と遊びに行くかのように声をかけてみましょう。 お風呂で遊べる水鉄砲やボールすくいなどの簡単なおもちゃがあると助かります。「おもちゃはちょっと…」と抵抗があるなら、泡シャンプーを用意しておくのも一つの手。頭や体を洗いながら、泡遊びができます。大切なのはお風呂に入ることなので、当面は遊び場のように思わせましょう。 ■歌をうたって、楽しい雰囲気づくり お風呂の最難関は、頭や体を洗うときではないでしょうか。洗わせてくれない、泣く、シャワーを嫌がるなど、苦労のオンパレード。そこでオススメしたいのが、体を洗うときに歌をうたうこと。お決まりの歌があれば、子どもも「体を洗うんだ」と心の準備ができますし、何より楽しい雰囲気になります。 歌は適当で大丈夫! 我が家では「泡があわあわ、わわわわわー! 体ごしごし、ごっしごっしー!」と思いついた言葉で歌っています。 ■「1日くらいOK」と時々見逃してあげる たとえ順調だった日が続いても、どうしても嫌がる日はあります。そんなときはママも1日くらい見逃してあげる余地を残しておきましょう。あまり無理強いをすると、それこそ子どもにとって、お風呂が「嫌なもの」と認識されてしまいます。見逃すときは、ママのなかでルールを決めておくといいでしょう。私は「2日連続はNG」「お風呂に入らないなら、寝る支度をすぐさせる」ようにしています。 子どものペースにほどよく合わせて、お風呂は“いいこと”だと教えていきましょう。
2016年05月08日買い物は、主婦にとって悩ましい家事のひとつ。まとめ買いをしておけば楽だけど、数日分のメニューを考えなくてはいけないし、食材を使いきらないこともしばしば…。とは言え、仕事帰りにスーパーに行くと夕食の時間が遅くなるし、言う事をきかない小さい子どもと一緒だと、なお疲れてしまいます。 そんな忙しいママには、ネットスーパーがオススメ。上手く活用すれば、買い物のストレスから解消されるかもしれません。 ■当日、もしくは即日配達で楽ちん度アップ スーパーの宅配サービスはこれまでも数多くありましたが、カタログを見ながら紙の注文書で翌週分を注文するスタイルが主流でした。これではタイムラグがありすぎて、欲しい物が変わったり、無駄に多く買ったりしてしまうことも…。 しかし、最近のネットスーパーでは、注文するタイミングや配達の込み具合いによっては当日配達も可能なので、「ちょうど欲しかったもの」が買えるようになりました。 そのため、まとめ買いをしていた時のように、まとめて献立を決める必要もないので、手間が減ります。 ■平日2回の買い物で負担減 仕事をしているママには、週末の買い物+平日2回のネットスーパー利用くらいがいいかもしれませんね。 ちなみに私の場合、基本的に平日はなるべくスーパーへ行く回数を減らすようにしています。例として下記のように食材を購入しています。 日曜日:店頭で月曜と火曜の分を一緒に購入。 火曜日:ネットスーパーで水曜と木曜の分を注文。 木曜日:金曜の仕事の様子をみて、ネットスーパーで翌日分を買うかどうか判断。 金曜日:仕事帰りに買い物ができそうなら、店頭へ行く。 仕事帰りの買い物をなくせば、帰宅が30分から1時間も早くなるので、時間にゆとりが生まれました。 ■重いものはとくに便利 ネットスーパーのいいところは、時間短縮だけでなく、子どもを抱きながら重い荷物を持たなくて良いところです。お米や牛乳、根菜、洗剤類などはネットスーパーでまとめて買うのがおすすめです。 葉もの野菜と、肉や魚などの生鮮食材も買っています。ただ、肉は細かくグラム数を選べないので、少し多めに買って、翌日のお弁当のおかずにすることも。 専門のスタッフが丁寧に新鮮な食材を選んでくれるので、基本的には必要なものは何でも買っています。 生活スタイルや利用の仕方次第で、ネットスーパーはママの強い味方になるはず。ママの負担が軽くなれば、家族もニコニコと過ごせそうですね。 藤平真由美(OFFICE-SANGA)
2016年05月07日過去の恋愛で苦い経験をした人は、「いまは恋愛に興味ないかな」と思う期間が長くなりがち。でももし、本当は「また恋愛したい」と思っているのなら、ひさしぶりに恋愛モードをONにしてみましょう! ■まずは「ありがとう」の心がけ 恋愛ニートになると、「恋人ができない」「私なんてダメ「どうせモテない」などと、気持ちが負の連鎖におちいっていませんか? そういうときは気づかないうちに、負のオーラを発している可能性があります。 せっかくの美人でも負のオーラが出ていたら、まわりの人は寄りつきにくいもの。好印象をもってもらうためには、明るくポジティブな姿勢を見せたいですね。 そのためには、小さなことでも「ありがとう」と言うようにしましょう。ネガティブなときはつい「ごめん」ばかりを言ってしまいがち。すると「自分はダメな子」と自信がなくなってしまいます。 「ありがとう」の言葉は、人への感謝にも気づけるだけでなく、素直な気持ちになれます。何より言われた相手もうれしくなる言葉ですよね。 ■相手の優しいところをみつける 人と接するときには、その人のいいところはどこか、とくに“優しいところ”を見つけるようにしましょう。 嫌なところを見ていると、当然好きになることは難しいですが、いいところを知れば、その人ともっと関わっていきたいと思うようになります。 ■お誘いには「YES」と返事を 現状打破をするためには、お誘いはなるべく断らないようにしましょう。もしも「出会いがないから恋愛もできない」と思っていたら、出会いのない自分の世界にとどまらず、外に出て行くべき! 新しい世界に足を踏み入れれば、新しい出会いがあるかもしれません。臆せず、自分の世界を広げてみましょう。 やむなくお誘いを断る場合は、「すごい行きたかった。来週の●曜日なら大丈夫だよ!」と、また声をかけてもらえるような言葉をそえるといいですね。 新しい恋がしたくなったときこそ、「ポジティブ精神」を心がけましょう!
2016年03月26日結婚して、出産まで経験している友だちが増えているのに、自分だけまだ独身であることを気にしていませんか? でも、焦ったり、引け目に感じたりすることはありません。じつは独身のいまこそチャンスです。独身時代を謳歌(おうか)した女こそ、最良の人と出会えるんです。 1.いまのうちにたくさん恋愛をしよう! 結婚をしたらひとりの人を愛し続けますが、ときどき「本当にこの人で良かったのか」と不安を抱く人もいます。自分の結婚相手が運命の人だと自信をもつためには、“たくさん恋愛をしておくこと”が大切です。 また、結婚に対する不安のなかでも、すこし怖いのは「他の人によそ見をしてしまうこと」。 これも「自分にはもっといい人がいるのでは?」という気持ちから起こってしまうものですが、相手にとっても、自分にとっても悲しい結果になりがち。 結婚後によそ見をしないためにも、やはりいまのうちに多くの人と知りあっておきたいですね。 離婚するのは大変ですが、恋愛期間だったらまだやり直しができます。失敗を恐れずに、どんどん恋をしていきましょう。 2. 恋をしたらみえてくるもの 恋愛経験値を積み重ねることで、「どういう相手が自分にあっているのか」「自分の○○なところはいけない」などと、相手と自分自身について分析できるようになってきます。 恋愛の中ではとくに、自分の良さと短所は何か、自分自身を理解していくことに努めてみましょう。もし、うまくいかないことがあれば、なぜダメだったのかを考えて次へいかしましょう。 3. たくさん恋をするために そもそも「恋ができないから困っている」と思う人もいるかもしれません。恋をするカギは、“人の優しいところ”を探すようにすること。 「会社の同僚はいつも怖そうな顔をしているのに、仕事で困っていると丁寧に教えてくれる」 「くされ縁の地元の男友達は、何かあればすぐ駆けつけてくれるし、どんなときも話を聞いてくれる」 “いいところ”を探しても、それは“いい人”で終わってしまいやすいので、“優しいところ”を意識してみるといいですね。「あの人は自分には優しい」と気がつくことが、好きになるきっかけになるかもしれません。 4. 結婚相手には“スペシャル”がある たくさんの恋をして、多くの人を見てくると、「今までの人とは違う」部分がわかり、それがいつしか特別な存在になります。 相手が自分にとって特別だと実感できたら、相手のこともより一層に大切にできるでしょう。この“特別”が何なのか、とことん探すことができるのは独身時代だけです。 結婚してからふたりの間に何かあったら大惨事になるかもしれませんが、結婚前ならカスリ傷ですむこともあります。焦らずゆっくり、最良の人を見つけていきましょう。
2016年03月24日2歳の子どもがいる筆者。出産後に仕事復帰してからは、家事と育児+仕事でほぼ一日が終わってしまいます。小さな子どもを育てながら仕事をしているママには、筆者と同じ状況の人も多いのではないでしょうか。 そんな忙しいママが少しでも“時間”にゆとりを持てるようにするにはどうすればいいのか、一緒に考えていきましょう。 ■最難関!? 子どもの寝かしつけが勝負 仕事から帰ってきて、夕飯とお風呂をすませたら、いかに子どもを早く寝かせられるかが勝負に。子どもが早く寝てくれれば、ほかの家事をやったり、ゆっくりテレビを見たり、さらに睡眠時間もしっかり確保できます。 寝かしつけには、まず下準備が重要です。 1.夕飯をキチンと食べさせる 2.お風呂で体をよく温める 大人でもごはんを食べた後や体が温まると、眠くなることがありますよね。子どもも同じなので、おなかを満たして、体を温めて、眠りに入りやすくさせておきます。 あとは時間を決めて寝室へ行き、「もう寝る時間だ」と思わせることが大事です。寝かせたい時間の約30分前には寝室へ行けるようするといいかもしれません。 部屋の明かりを暗くして、オルゴールのような、ゆったりとした曲を小さな音で流し、絵本を読んであげましょう。子どもに「ママと一緒だ」という安心感を与えると、眠りにつきやすくなります。 ■夫をうまく操縦しよう! 共働きなら休日はもちろんのこと、普段の家事でも夫の協力を仰ぎましょう。掃除や洗濯、食器洗いなど、家事の負担が減れば、ママもひと息つけるようになりますね。 男性へお願いするときに大切なのは、「具体的に言うこと」と「ほめること」です。 たとえば「食器を洗って」とだけ言っても、男性には面倒なように思われてしまいがち。ですので、「子どもを21時に寝かせたいのだけど、あと食器洗いと洗濯、明日の保育園の準備がある。どれか手伝ってほしい」と状況も伝えながら、具体的にお願いしましょう。 そうすると「いま、ママは大変なんだな」とわかってもらえて、相手も手伝う気になりやすいです。 手伝ってもらえたら、必ず「手伝ってくれるから頼りになる」「優しいね」「ありがとう」とほめることを忘れずに。“女性にいいところを見せたい”と思う男性は多いので、ほめてもらえたら、きっと上機嫌になってくれるでしょう。 ■通勤時間はひとりになれる絶好のチャンス 働くママにとってムダにしたくないのは、通勤時間や会社の休憩時間。とくに通勤時間は長い人ほど、ぜひ有効活用しましょう。 寝不足がちのママなら仮眠時間にあてるもよし。音楽を聴いて心を落ちつかせるのもよし。なにより、家ではやりにくい読書やゲームなど、気分転換ができるチャンスです。 最近では銀行振込や、レストラン、旅行の予約など、インターネットでできることが増えました。平日、仕事で時間をとりにくい諸手続きも、スマートフォンやタブレットを利用すれば手間が省けそうです。 ■たまには思いきって「ママ休日」を 普段の心がけとは別に、ときどき「ママ休日」をつくって、自分の時間をゆっくり満喫してみませんか? 有給があれば、思いきって自分のためだけに使ってもいいでしょう。 お店が空いている平日にショッピングを楽しんだり、平日休みの友人とお茶をしたりして、リフレッシュすることも大切です。 また、土曜保育や一時預かりなどの保育サービスを利用するのもいいかもしれません。料金はかかってしまいますが、保育サービスの割引や提携など、会社の福利厚生にある場合もあるので、一度確認をしてみては。 忙しい毎日のなかでも、子どもには笑顔で接してあげたいですよね。ママが笑顔を保てるように、ゆとりのある時間をつくれる良い方法を見つけていきましょう。
2016年03月22日ある日、自分のおなかのなかにもうひとつの命を授かったときの感動は、なんともいえません。しかし、よろこんだ次の瞬間に大きな不安がよぎってしまうのが、現代の出産環境…。 働く女性が出産のときに抱える悩みと、事前に確認しておきたいことについてご紹介します。 ■マタニティハラスメント体験談 マタニティハラスメント(=以下、マタハラ)とは、労働者が職場から妊娠・出産による不利益を受ける嫌がらせのことをいいます。 たとえば、妊娠を会社へ報告したときに「うちでは産休・育休はとれない」「急な人事異動で、新しい部署では仕事を全然まわしてもらえなくなった」「パートや派遣、契約社員などの場合は、急に雇用を打ち切られる。退職を促される」などの不利益な扱いのことです。 じつは私も、とある大手企業で派遣社員として働いていたときに、マタハラを受けました。 まず、妊娠がわかったときに派遣元の営業さんに報告をしたところ、「派遣では産休・育休はあってないようなもの」といわれ、先々の相談に乗ってくれる様子ではありませんでした。 また、妊娠6~7カ月の頃にようやく派遣先にも報告し、一度は産休ギリギリまで働くと合意をしましたが、急きょ「後任者が見つかったから、もう休んでいい(=契約解除)」と言われました。 ■出産の前後にふりかかる大きな不安 マタハラ以外にも、さまざまな悩みがあります。出産後も雇ってもらえるかどうかも、不安を感じるところです。 仕事が安定している正社員のある女性は、数年前にひとりめを出産したとき、保育園に入れず、会社復帰ができない可能性があったそう。 結局、彼女は子どもが1歳になるまで育休がとれるところを、0歳児クラスに空きがある保育園へ申し込みをして、早めに復帰しました。 正社員で働いていた別の女性は、当時の会社が社会保険と雇用保険に入っておらず、産休育休中の給付金がもらえない状況に。子育て中の経済的な不安を避けたい彼女は、転職を選びました。 ■妊娠・出産にそなえて確認しておきたいこと これから、妊娠・出産を考えている人は、次の予備知識を事前に調べておきましょう。 1. マタハラとは何か 2. 産休・育休を取得するための条件 3. 産休・育休中の手当や給付金の受給資格 4. 住んでいる地域の保育園事情 私もこれらを学ぶことで、“保険組合や会社の総務へ相談する”という選択肢が生まれ、無事に産休・育休をもらうことができました。 ひとりでも多くの女性が、安心して仕事と子育ての両立ができる社会になりますように。そのためにまずは、ひとりひとりの女性が、自分で知識を蓄え、そなえることが重要です。
2016年03月20日