幼い頃から人間関係がうまくいかず、ひとの顔色や機嫌を伺い異常に気を使い、他人を優先し自分を粗末に閉じ込めて、正しく苦しく生きて来ました。仕事も次々と転職を繰り返し、親子関係や結婚生活も行き詰まり、心のことを学びやっとたどり着いた心屋流で自分を取り戻すことができました。現在独身、大学生2人のママです。
人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「何も信じられない」という、なごママさん(46歳・専業主婦)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスします。 ■なごママさんのお悩み はじめまして。私は再婚3年目の主婦です。再婚前、夫から裏切られていたことや、そのときに夫の口から出た言葉が忘れられずに苦しんでいます。 私は、幼いころからいつも裏切られてきました。親や学校の先生、さまざまなDV体験。施設へも入れられ本当につらい日々も経験しました。 男性はいつも色目を使い女をだまし、自分に都合の良い言葉をはく。今回、夫と出会い「信じても良いのか?」と思いはじめたころに裏切りを知り、絶望のどん底へ…。夫がすることすべて信じられません。何も信じられなくなって、すべてが怖いです。 外に出ることもおっくうです。なんのために生まれて、いまはなんのために生きている? 何もわからなくなってしまいました。「どうか助けて」の声は誰にも届きません。 最後の望みと思い相談させていただきました。どうかよろしくお願いします。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより …いやいやいや~。「昔の私が書いたのかしら?」と思うほど過去の私が見ていたような状況が書かれてあるので、とてもびっくりしました。 なごママさん、はじめまして。心理カウンセラー心屋ジェニーです。ご相談を読ませていただいて、「あああーそういえば、私もそういう風に思って歯を食いしばって生きていたなぁ…」と過去の自分をふりかえってみたりしました。 いまのなごママさんと同じような気持ちで生きていたこの私が、いまでは笑い楽しみ怒り泣きじゃくり、落ちこんだりドジったり、また笑ったりしながら、大好きなひとたちとおしゃべり三昧したり、オシャレして喜んだり、ひとりでのんびりを楽しんだりして毎日を過ごせるようになりました。 なので、なごママさんもきっと私のようになられるのだなぁ〜とうれしく思いましたので、ご相談に答えたくなりましたので担当させていただきますね。 なごママさんのご相談のなかに、「どうか助けての声は誰にも届きません」。とありますが、それでは実際に「助けてほしい」と誰かに言ってみたことはありますか? 自分から自分の弱みや情けなさを見せて、誰かに手伝ってほしい、頼らせてほしいと言ってみたことはありますか? 問題が次々と起こっていたにもかかわらず、私にはずっとそれが言えなかったのです。なぜなら、私は自分の心の奥底で「私なんて どうせ助けてもらえない人だ」と、自分で気づかないうちに固く信じていたからです。 自分が自分のことを「私なんて どうせ助けてもらえない人だ」と信じていれば、言葉も態度もそういうようにふるまいますので、心のなかでの助けての叫び声は 誰にも届きませんよね? なごママさんはどうですか?「私なんて どうせ助けてもらえない人だ」と信じていますか? それとも、「私だから どうせ助けてもらえる人だ」と信じていますか? 環境を変えても 目の前の人が変わっても、問題が次々起こるときは、こんな風に「自分がどんなことを信じているのか?」に気づくチャンスなのです。 そうして、なごママさんのご相談に「幼いころからいつも裏切られてきました」と書いてあるので、「どうせ、私は裏切られる人」と自分が固く信じてあるように感じました。 「どうせ私は裏切られる人」を信じていれば、それに見合う「ほらっ、やっぱり私は裏切られる」という証拠が集まってきます。そうやって自分が信じているものの証明をくりかえしながら強化して苦しみながら生きてしまうのです。 ですが、そこから脱けだすのはとってもカンタンなのです。 この気づかないうちに何度もくりかえしてしまってる「自分を苦しめている考え方」や「自分が幼いころから信じているうまくいかない考え方」を捨てて、“自分がしあわせになれる考え方”に変えていくだけで、なごママさんはしあわせに気づけるようになれるのです。 そこで、つぶやき続けると考え方がするりと入れかわる魔法の言葉をお伝えしますね。 『どうせ私は愛されている』 『もうしあわせになってもいい』 『どうせ私は助けてもらえる人』 『私だから 助けてもらえる』 『私だから やさしくしてもらえる』 『私は もうしあわせになってもいい』 『私は もう誰よりもしあわせになってもいい』 です。 この魔法の言葉を毎日毎日たくさん浴びるように自分でつぶやきながら、実際に自分の弱みと情けなさを見せて、助けてほしいと伝えて旦那さんや身のまわりの方に頼ってみるという宿題をお出ししますね。実際にやってみた人だけが体感できることがありますので、ぜひやってみてくださいね。 なごママさんが、しあわせを感じて和やかに笑える日を楽しみにしていますね。ご相談ありがとうございました。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年03月29日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「職場の先輩から避けられている」という、さくらさん(36歳・広報)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスします。 ■さくらさんのお悩み 私は会社に8年ほど勤めていますが、同じ部署の先輩(同性)に避けられています。年は10歳くらい上です。 その先輩は、ほかの方には気さくに話しますし、仕事もできるので、周りの評判はいいと思います。私にも仕事中は普通に話しますが、仕事以外のことでは一切話しません。 先輩も含めた部内で談笑しているときに、私が笑ったり何かいったりすると、急に真顔になります。また、廊下などですれちがったりすると、私からものすごい距離をとって逃げるように去っていきます。 2人きりだと、朝あいさつをしても無視されます。(いっているのかもしれませんが、ものすごく小さな声で聞きとれません。ほかに人がいるときは、大きな声です) そんなにすごく仲がいいというわけではありませんでしたが、以前は仕事以外のことでも話していました。 けれど、いつからかは覚えていませんが、2~3年くらい前からそんな感じです。これといって思い当たるようなこともないのですが…。 最初は私が「避けられているのかも…嫌われているのかも…」という目で見ているから、そう見えるのだと思って気にしないようにしていました。しかし、はっきりとわかるような態度なので、どうやらそうでもなさそうなのです。 友だちは「好きだから(憧れやうらやましさ)、気にしすぎて避けてるんじゃないの?」というのですが、どうしてもそうは思えません。 気にしないようにしたり、「嫌われてもいい、避けられてもいい」と思っても、あからさまにそういう態度をとられると、ものすごく怒りが湧いてきて悲しくなります。 勇気を出して面と向かって聞いてみたい気持ちもありますが、どのように切りだしたらいいのかもわかりません。その人のことで、たびたび振りまわされることに疲れました。 思えば、私は幼いころから人にぞんざいに扱われたり、無視されたり、見くだされたり避けられたりすることが多々ありました。だけど、そうされても自分を守る術も知らず、されるがままでした。 いままでの経験から「そう扱われても仕方ない」という思いこみもどこかにあるような気がします。 アドバイスいただけたらとてもうれしいです。よろしくお願いします。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより さくらさん、こんにちは心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。 お悩み読ませていただきました。さくらさんが毎日出社されている会社で、同じ部署の先輩から嫌われて避けられている…。それはとても心苦しいですよね。 しかも2~3年も前からそのような感じなのでしたら、毎朝ゆううつで、毎日気がかりなのではないでしょうか。 「その人のことで、たびたび振りまわされることに疲れました」とさくらさんも書いておられますように、先輩と接するたびにその態度が気になって、疲れてしまいますよねぇ。 そこで改めてこのお悩みを最初から客観的に読んでいただくと気づかれると思うのですが、ここに書いておられるのは、全部さくらさんの見当と想像で、その先輩ご本人には、直接何も確認しておられないのですよね? ということは、先輩は、もしかしたら、急に歯が痛くなって真顔になられたのかもしれないし、お仕事の考えごとをしていて急いで席を外されただけなのかもしれないのですよね。 先輩ご本人に直接確認をしてみていない ということは、このようにいくつもの「かもしれない」という仮説をあらゆる方向から考えてみることができるのではないかなぁと私は思いました。 そうして、「もしかして…もしかして…」の想像ばかりでは事態が進展しないうえ、気がかりなまま心痛が続いてしまいかねません。 自分のなかで立てた仮説によって傷つくことを終わらせるためにも、また、さくらさんご自身が自分の気持ちを無視したりぞんざいに扱わずに、大切にしてあげるためにも、先輩に確認をしてはいかがかなと思いました。 先輩もお仕事の話のときはさくらさんとお話ししてくださるようなので好都合ですよね。ここはちょっと勇気を出して、先輩に直接お尋ねして、自分のほんとうの気持ちをお話しされることをおすすめしますよ。 さくらさんの相談のなかには「勇気を出して面と向かって聞いてみたい気持ちもありますが、どのように切りだしたらいいのかもわかりません」とありますので、「自分のほんとうの気持ちの伝え方」をアドバイスしておきますね。 まず、 自分の気持ちを打ち明ける。 相手の現在の行動、そのことで感じている自分の感情を伝える。 相手に望む行動と、それによって感じる自分の気持ちをいう。 こんな順番でどうぞ伝えてみてください。たとえば、こんな感じです。 小さなことを気にしてしまう私ですごく恥ずかしいのですが、少し前から気になっていることがあります。 もしかしたら私のカンチガイかもしれないのですが、先輩が私を嫌って避けているような気がしていて とてもさみしく悲しく感じています。 私はできれば先輩と打ちとけてお話しがしたいと思っているので、なにか誤解があるようでしたら、教えてもらえるとうれしいです。 いかがでしょうか? ぜひ、さくらさんのほんとうの気持ちを打ちあけてみてくださいね。そして それを伝える際に、この魔法の言葉を、たくさん自分につぶやいてあげてくださいね。 どうせ私は受け容れてもらえてる。 どうせ私は大切にされている。 どうせ私は愛されてる。 さくらさんの心と気持ちが晴ればれとまた明るくなりますこと楽しみにしていますね。ご相談ありがとうございました。心屋ジェニーより。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2016年02月02日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「娘が大学を辞めたいと言っている」という、さとみんさん(46歳・看護師)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスします。 ■さとみんさんのお悩み 娘が大学を辞めたいと言っています。 私は娘が生まれてすぐ、実家に戻り、離婚しました。私の両親、妹など身内で大切に育てました。間違いなく育てるために、私立中学にも入れました。私の勧めもあり、看護学部にも入リました。 3年生にはなれず、留年しました(辞めると言いましたが説得で)。3年生になれましたが、実習後の面談で心を折られ、うつと診断されました。 もともと気分障害がある子だと。そして休学。メンタルクリニックに通い、今後のことは考えないようにしているのだと。でも、もう嫌みたい。 私の価値観で育ててきた罰。悔しい悲しい裏切られた…そんな感情さえある私。カチカチの固定観念の塊。娘にとっての幸せを祈っているのに、諦めきれない。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより さとみんさん こんにちは心理カウンセラー心屋ジェニーです。娘さんが大学を辞めたいと言われたのですねぇ。そしてそれからの現在のご様子を読ませていただきました。 娘さんもですが、ママのさとみんさんも子育てほんとによくがんばりましたねぇ。ふたりともがんばりすぎて、ちょっと疲れちゃったのかもしれませんねぇ… 若いママで離婚もしちゃったけど、娘さんが幸せになるようにがんばってこられたでしょうに娘さんのしんどさも、そして、さとみんさんの母親としてのショックも大きかったことでしょうねぇ… シングルで必死に働きながら育てたうちの子も学生の頃メンタルクリニックに通っていた時期がありましたので同じ母親としてさとみんさんのお気持ちがとてもわかるような気がしました。しんどかったですねぇ… 私の場合、子どもたちを授かってとてもとても嬉しくて、そして、その愛しい子どもたちの幸せを願って子育てをしていたつもりでしたが、シングルになってしまい負い目もあり私はますます厳しくなってたくさんの我慢をさせて、たくさんの無理をさせていました。 そうして、心と身体が疲れちゃったうちの子と向き合うことになり、当時は どうしていいのかわからないばっかりでしたが、いま振り返ると、私は親を喜ばせてあげたかった、親の期待に応えたかったのだろうなぁと思います。 「何をやってもうまくいかない劣等感だらけの私」が母親になり、親の基準で親の目と評価を気にしながら子育てをして、そして、できない自分を責め続け、弱音を吐き出すこともわからない自分になってしまっていましたが、さとみんさんは いかがだったでしょうか? 自分の弱みや弱音を打ち明けることができますか? そうして、幼い頃のさとみんさんはどんな子どもだったでしょうか? 子育ては、子どもを通して「子どもの頃の自分」に向かい合う作業になると思うのですが、娘さんのご様子を伺っていると「弱くてもいいんだよ」「ちゃんとできなくてもいいんだよ」「休んでもいいんだよ」「助けてもらってもいいんだよ」と、幼い頃のさとみんさんに見せてくれてるのではないかなぁと私は感じていますが、心当たりはありますか? そして、娘さんが大学を辞めたいと言われているとのこと。子どもの言葉には、それを見ている親の心の中にある本心を言い表してくれることが多くあるのですが、さとみんさんは、看護師を辞めたいと思われていたりしませんか? ひょっとして職場にもう行きたくない。と思われていませんか? いかがでしょうか? そうして、ご相談内容にあるように悔しい悲しい気持ちも感じられてあり、裏切られたような気がするのですねぇ… これはもしかしたら、子どもをちゃんと育てることができない自分がさとみんさんのご両親を(特にお母さんを)悲しませてしまった、喜ばせられなかった、裏切ってしまった、とさとみんさんがご自身が自分を責めているように感じますが、いかがでしょうか? それでは、自分を責めているカチカチの固定観念を壊す魔法の言葉を書いておきますので、どうぞ呟いてみてくださいね。 ・ダメな親だと思われてもいい。 ・まともな子育てができない親だと思われてもいい。 ・親を悲しませてもいい。 ・親の期待に応えなくてもいい。 ・子どもがかわいそうでもいい。 ・子どもを見捨ててもいい。 ・親を見捨ててもいい。 ・辞めてもいい。 ・弱くてもいい。 ・もう自分を責めなくてもい。 ・ちゃんとできなくてもいい。 ・甘えてもいい。 ・弱みを見せてもいい。 ・弱音を吐いてもいい。 ・助けてもらってもいい。 どうせ私の子だから助けてもらえるし。 どうせ助けてもらえるし。 さとみんさん 私はいまだにたくさん厳しくてしくじることも多いけれど、できなくても、弱くても、ダメでも ほんとに助けてもらえますよ。自分の周りも世の中もほんとにやさしいのですよ。 さとみんさんご自身がどうぞ体感されますように、そして肩の力をゆるめて楽に穏やかに笑って生きられますこと楽しみにしています。 ご相談ありがとうございました。心屋ジェニーより。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年11月10日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「ヒステリックな母親に疲れ果てた」という、あにゃさん(26歳・会社員)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスします。 ■あにゃさんのお悩み 実の母親との関係に疲れ果てました。母は昔からヒステリックで、子供のころはよく叩かれたり、家から閉め出されていました。 気に入らないことがあると、テーブルを投げたり、壁を殴って穴を開けたり、もう死にますと言って家を裸足で飛び出すことも多々あり、探さなければ「死んだ方が嬉しいんでしょ!」とさらに切れます。 何事も思い通りにならないと、家の中で大暴れし、私たち家族(父、私、妹)は必死に落ち着かせようとしますが、何を言っても全て被害妄想して受け取られ、余計暴れるので、困り果てています。 そしてこの度私の結婚が決まり、とても喜んでくれたのですが、「私のときは全て親に決められて好きなように結婚式ができなかったから、あなたは自分のしたいようにしなさい」と言いながら、招待客に口出しし、母の同級生を14人も呼ぼうとするのです。そのため私が本当に呼びたい人は諦めなくてはいけなくなります。 母も楽しみにしているし、最後の親孝行と思って、母の同級生を招待しようと思いましたが、一生に一度、どうして記憶にも残っていない人を呼んで、私の大切な人を呼べないのだろうと悲しくなり、人数の関係で全員は呼べないかもしれない、どうにかならないか、と相談すると、「だったら私は遠慮します」「援助はしません」「二人のお好きなように」といった内容から始まり、「あんたみたいな人が子育てに失敗するんだよ!」「2度と帰ってくるな」「赤ちゃんが産まれても抱っこしない」などなど、20通近くのLINEが10分おきに送られてきました。 私は用事があり、ケータイを見ることができなかったので、溜まりに溜まったメールの山にうんざりしてしまいました。 こうやってヒステリーを起こした後、「ごめんね、昨日は言い過ぎた」と言われますが、そんな母にうんざりです。親子だから何を言ってもいいと思って、好き勝手に喚き、人が傷つくことを分かっていません。 「今薬を大量に飲んだので、もう終わりです」というようなメールがきたときには、不謹慎ですがほっとしてしまいました。絶縁したいです。でも結婚を控えていて、絶縁したら相手のご両親にどう思われるか、破談になるのではないかと思うとどうしたらいいか分かりません。もう疲れ果てました。助けてください。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより あにゃさんこんにちは 心理カウンセラー心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。ヒステリーなお母さんとの幼い頃からの親子関係あにゃさんほんとによく頑張って来られましたねぇ。そして、もうとても疲れられたご様子ですね。 じつはうちの母親も以前 あにゃさんのお母さんと同じような言動行動を繰り返していた時期がありましたので、あにゃさんのご相談を読ませていただいてとても感じるものがありました。ああ…そういえばうちの母もそういう頃があったなぁ…と思い出したりしていました。 そうして、そのような状態だった母と私は、現在は、とても穏やかで良好な親子関係が築けるようになりました。私があんなに怯えていた昔の母との関係からすれば、奇跡のような時間を過ごすことができるようになりました。 私自身、母を喜ばせられない自分を責め、母の言葉や行動に異常に怯えて自分の気持ちや感情を抑えて生きてきてしまったのですが、それでも、心屋の考え方を知って気づかされ、そうして今の私があるように、あにゃさんの親子関係も改善するといいなぁと思いますので、どうぞ実際にやってみてくださいね。 それではまず…、一見、今の目の前のお母さんが次々と嫌がらせをしているようなのですが、実は、自分の心の奥底で 自分が何を極端に嫌い、何を怖がっているのかということに気づかせてくれるのが『目の前の問題』なのだということ、心の奥底の『思い』が先で、その後に目の前の『出来事』が起こってくるということを知っていてほしいなぁと思います。 この心の仕組みがわかると、「自分自身が極端に嫌い恐れていること」に自分が気づいて向き合うことで、問題は目の前から消えていくのです。 あにゃさんの場合は、お母さんを喜ばせられない私は、「援助をしてもらえる価値がない」「どうせ子育てに失敗する」「縁談もうまくいかない」「受け入れてもらえるはずがない」「あんなお母さんみたいになってはいけない」「嫁ぎ先に迷惑をかけて恨まれる」などのような怖さがあるように私は感じましたが、いかがでしょうか? それでは、その怖さをひとつひとつ言葉で壊していきますね。次にある言葉を 声に出して読んでみてくださいね。 それでは どうぞ ・援助してもらわなくてもいい ・破談になってもいい ・結婚できなくてもいい ・嫁ぎ先に迷惑かけてもいい ・子育てに失敗してもいい ・感情的になってもいい ・お母さんを怒らせてもいい ・お母さんに嫌われてもいい ・お母さんを嫌ってもいい ・お母さんをがっかりさせてもいい ・もうお母さんを見捨ててもいい ・もうお母さんを見殺しにしてもいい ・もう家族を守らなくてもいい ・もう自分を大切にしてもいい ・もう自分が一番しあわせになってもいい ・あんなお母さんみたいになってもいい ・私はお母さんそっくりでもいい ・受け入れられてもいい ・受け入れられなくてもいい ・何もできなくても私はすばらしい ・迷惑かけてもどうせ私は愛されてるし ・どうせ私は愛されてるし ・どうせ私は大切に扱われる人 魔法の言葉を実際に言ってみて、いかがでしたか? 言葉に詰まったり、涙が出たりと身体が何か反応するかもしれません。自分の言いにくい言葉が笑って言えるようになると問題は終わっていきますよ。 あにゃさん、私は自分の人生を取り戻し、もう幸せになりたいと決意しました。ごまかし続けてきた自分の感じていることや気持ちを大切にするためにも、あんなに恐ろしかった母に本気で怒り文句を言いましたし、今まで遠慮して我慢して閉じ込めてきた自分の意見も主張しましたよ。 自分が自分を大切にする、自分が変われば周りも自然と変わりますよ。あにゃさんもどうぞご自分の存在、ご自分の感情や気持ちを優先してどうぞ大切に扱ってあげてくださいね。 そしてもう、ご自分が一番幸せになってもいいということをどうか許してあげてくださいね。あにゃさんが穏やかに笑顔で過ごされる日々をとっても楽しみにしています。ご結婚おめでとうございます。ご相談ありがとうございました。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年09月29日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「仕事が長続きしない」という、さっちゃんさん(23歳・無職)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。 ■さっちゃんさんのお悩み 仕事が長続きしません。主に人間関係でつらくなって辞めてしまいます。人に馴染めず不器用で作業も接客もうまくいかず、いつも壁を作って逃げてしまいます。就職するのが怖いです。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより さっちゃんさんへ。こんにちは、心理カウンセラー心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。 ああ…会社の人間関係ですよねぇ…。さっちゃんさんのご相談を読ませていただいて、私も人間関係が下手で会社の人たちに馴染めず、うまく付き合えずにひとりぼっちで行き詰まってしまい、会社の人たちに怯えて会社が怖くなり、仕事が長続きしなくて、履歴書は1枚では足らないほど離職と転職を繰り返してきた経験をしています。 1日のほとんどを過ごす会社での人付き合いが苦痛で楽しくないって嫌ですよねぇ。そして、再就職を考えても、また以前の会社のような人間関係を繰り返すのではないかと想像するだけで就職するのが怖くなってしまいますよねぇ。 実は、さっちゃんさんのような会社の人間関係がつらい方のご相談はとても多いので、何かお力になれればと思い、今回選ばせていただきました。ひとつひとつお伝えしていきますので、よかったらどうぞご参考にされてくださいね。 さっちゃんさんのお悩みを読ませていただいて、私が感じたことは、「私は会社の人たちに受け入れられていない」「私は嫌われている」と、どこかでそう思い込んで決めてしまわれたのではないかなぁ…と感じましたが、いかがでしょうか? 私もそうだったのですが、「私は受け入れられていない」と思い込んでいると、会社の人たちが雑談で談笑していても自分のことを笑われているような気がして、自分で勝手にバカにされたようなミジメな気持ちになって、どんどん「ああ…やっぱり私は嫌われているんだなぁ、ああ…やっぱり私は受け入れてもらえないんだなぁ」と。 落ち込んで、さらにそれを強く思い込み、いつの間にか自分の心に壁を作ってますます除け者になっていき、会社に行くのも会社の人たちと話すのも、とても怖くなってしまいました。そうなってしまうと会社でひとりぼっち感に包まれてしまい、孤独でとてもさみしくてつらいのですよねぇ。 そこで、さっちゃんさんに気づいていただきたいのは、「どうせ、私は受け入れられていない」と思い込んでいると、意識がそちらに向いているので、「やっぱり私は受け入れられていない、の証拠」ばかりをついつい見つけて集めてしまいがちなのだということ。 そんな風に心が偏って(片寄って)しまうと、「私は受け入れられている」こともあり、「私は受け入れられている、の証拠」も目の前にいくつやって来たとしても、まったく見えて来ないし聴こえてこないのです。 ですが、どんなに心が偏ってカンチガイをして落ち込んだとしても、私たちは最初から受け入れられているのです。 なので、「私は受け入れられていない」という思い込みをひっくり返して「私は受け入れられてもいい」「私も受け入れられてもいい」そして「私は受け入れられている。ということにする」ということ、「私は受け入れられている人である」ということを、もう思い込んでほしいと思います。 そして、私は受け入れられている人であるのだから、会社の人たちに妙に怯えたり身構えたり壁を作ったりしなくてもいい、媚を売ったり異常な気を使わなくていい、ということ。そうして、自分と関わる人たちに助けてもらえたり手伝ってもらえる、ということを、もう受け取ってほしいと思います。 仕事の人間関係がとても苦痛だった私も、これを自分にひとつひとつやっていきました。そして今では、ずいぶん楽な人付き合いができるようになりましたよ。まだまだ時たま失敗したり、以前のクセが出て来ちゃったりもしているのですが(笑)。 「私は受け入れられている。ということにする」にして、さっちゃんさんが楽しく働けますように、私もお祈りしています。ご相談ありがとうございました。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年08月18日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「彼氏ができる気がしない」という、あやかさん(22歳・看護師)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。 あやかさんのお悩み 人見知りがあり、出会いもなく一度も彼氏いたことなく周りの男の人にはいい人。「幸せになってほしい」とか言われる始末で恋愛の対象にならないし、初めての人だと全然話せないんで、こんなんじゃ彼氏とか結婚とかもできない気がするので一生一人かなと不安に思います。 男の人からは、好きとは言われるけれど友達としての好きだから、恋愛対象として見られてないというか…女の人として見られてないのが悲しいなと…。 心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより あやかさん はじめまして 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。あやかさんも人見知りさんなのですね。そうですよねぇ、恋愛や結婚ができなくて一生一人かなと思ってしまうと、なんだか楽しくなさそうですもんねぇ。 私もすごい人見知りさんで初めての人にはうまく話せなくて、出会いも恋愛経験もとても少ないのですよ。なので、今回のあやかさんのご相談を担当させていただきたいなぁと思いました。 そして、そんな私は22歳の時に女友達のお誕生会に誘われて珍しく出かけて行き、そこでひょっこり出会って、ひょっこり結婚しました。 人見知りさんでも結婚できちゃうんですよね。自分でもびっくりしちゃいました(笑)人見知りは結婚できない、出会いはない、と決めつけてしまうと『ない』のほうばかりが見えてしまって、人見知りも結婚できる、出会いも少しはある、の『ある』のほうがまったく見えなくなってしまうのですよね。 あやかさんは周りの男の人に『いい人』と言われるのですね。いい人ってどんな人なのかなぁと考えていたら、私も自分の気持ちを抑えて『役に立つ人』『面倒見のいい人』『お世話を焼く人』『悩みの相談に乗る人』と、そうやって『他人にとっての都合のいい人』ばかりをやっていたことを思い出してしまいました。 役に立ちたくて『助けてあげる人』を一生懸命やっていましたが、もしこれをやっているのでしたら、自分で気づいて、もうやめてしまいましょうね。そして、自分の本当の気持ちに気づいてあげてほしいなぁと感じました。 人見知りさんって、とても恥ずかしがり屋さんでシャイだから、もしかしたら自分の思いや気持ちを伝えるのがとても億劫で苦手なのかもですよね。そしてついつい弱みや欠点・弱点を隠してカッコつけちゃう、その気がないフリをしちゃうのかもしれないですよね。 そこで、あやかさんにやってもらいたいことは、自分の本当の気持ちを知るということ。 『私は◯◯が好き』『私は◯◯が嫌い』『私は◯◯が嫌だ』『私は◯◯が嬉しい』という感じで、まずは自分の気持ちを言葉にして身体から出してあげてほしいと思います。そうして自分が本当は何をどう思っているのか、何をどうしたいのか。 そして、あやかさんのステキなところはどこですか? 弱みはなんですか? 欠点はどんなとこですか? 何がバレることが怖いですか? そんな自分の長所や短所、弱みや欠点を含めての『自分』を知って、自分をさらけ出して打ち明けてほしいなぁと思いました。 ご相談を読ませていただいて私が感じた、あやかさんにつぶやいてほしい魔法の言葉は、 ・人見知りでもいい ・一生一人でもいい ・一生一人で不安になってもいい ・いい人をもうやめてもいい ・いい人をもうやらなくていい ・ずうずうしい人でいい ・恋してもいい ・好きになってもいい ・頼ってもいい ・もう頑張らなくていい ・もう我慢しなくてもいい ・男の人に好きって言ってもいい ・あなたのここに好意を持っています。と伝えてもいい ・自分の気持ちを打ち明けてもいい ・自分の気持ちを最優先にしてもいい です。どうぞつぶやいてみてくださいね。 今日は七夕ですね。あやかさんの願いがどうか叶いますように。そしてどうぞ肩の力が抜けた自然体の自分でステキな恋にめぐり逢われますこと私もとっても楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月07日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「嫌いなはずの母親と同じ行動を…」という、ハルさん。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。 ■ハルさんのお悩み 娘たちから子離れしたいのです。夫、今年26歳になる会社員の娘、21歳大学生の娘、実両親の6人家族です。 母はいわゆる毒母で、ずっと支配、干渉されて暮してきました。その不都合に気づいてからは母に対する怒りでいっぱいです。しかし、私も娘たちのことが気になって仕方ないのです。口出しをするまい…とは常に意識しているつもりですが、娘たちの様子が心配でたまらないのです。 成人した彼女たちを信頼する、見守る…って並大抵の努力ではないですね。世の中の母親はどのようにして乗り越えていらっしゃるのでしょうか。娘の職場、大学とも近場なので、私の方から一人暮らしをすすめるわけにはいかないので、その他のアドバイスがあればよろしくお願いします。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより ハルさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。そうですよねぇ…。お母様に干渉されて支配されて苦しんで来られた経験を持たれてあるからこそ、娘さんたちを苦しめずに子離れしたいですよねぇ。 ハルさんにお尋ねなのですが、成人したお子さまたちを安心して見守ることができず、常に見張っておられるのは 何かが怖いからではないかなとお見受けいたしますが、母親のハルさんが娘さんたちを放っておいたら、どうなりそうで怖いですか? 誰に怒られそうですか? 誰を悲しませそうですか? 誰に恥をかかせそうですか? 実は、私にも24歳の社会人と22歳の大学生の二人の娘がいます。私も、もうほんとに子供たちには自由にしてあげたいと願いつつ、願いつつ、願いつつ…あれやこれやとついつい口出ししてしまっていました。 そして私の母も、私に対して服装から行動・言動に生活態度、学歴や仕事に至るまで いちいち支配的に価値観を押し付けては、逐一口を出してくる人でした。 それは正しくないからああしなさい、あなたは間違っているからこうしなさいと、今 思い出しても辟易します。そしてそんな母親そっくりな自分に気づくとげんなりと嫌気がさしてしまいますね。 そんな私のように、子供を信頼して安心して見守ることができず、常に見張っている人は、頭の中に支配的で干渉しているお母さんが住んでいて、子育てにもいまだに いちいち口出しをされているのです。 そしてお母さんに恥をかかせないように、お母さんの自慢の娘になれるように、お母さんに認めてもらえるようにと、子供たちを監視続けて口出し続けてしまいます。そんな自分の子供を信頼して安心して見守りたい方に効果的なつぶやきの言葉は… お母さんそっくりでもいい お母さんのようになってもいい お母さんみたいに干渉してもいい お母さんの期待に応えなくていい お母さんに恥をかかせてもいい お母さんに怒られてもいい お母さんに嫌われてもいい これらの言葉を幾度もつぶやいていると、子供たちのママの私が、まず、自分の頭の中に住む母親の口出しから自由になっていきました。そうして自分の好きなことを好きなようにするようになりました。今までやってみたいのにやってみなかったことも、自分で選んでできるようになりました。 そうすると、目の前の子供たちが、ママの私の期待通りにいかなくてがっかりさせるようなことをしても、笑われたり恥をかかせたとしても、ママの私がどうにかしてあげなくても、子供たちは自分たちでそれぞれいろんな経験をして、自分たちの幸せへと辿り着くのだなぁと思えるようになりました。 ハルさんもどうぞ幾度もつぶやいてみてくださいね。そのうち、なぜか笑えるようになっていきますからね。 今回このご相談を担当させていただいて、自分の子育てと自分自身を振り返られることになり、いくつも気づかせていただくことができました。ハルさんご相談ありがとうございました。どうぞハルさんが笑って、今までやってみたかったことや好きなことを のびのびと自由にゆるやかに楽しまれる日々を過ごされますよう楽しみにしています。
2015年05月26日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「自分から終わらせた不倫なのに苦しい」という、スモモさん(35歳・パート社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。 ■スモモさんのお悩み 35歳。最近不倫をやめました。でも、先が見えず…。不倫は反対派でした。まさか自分が? と戸惑いながらも恋は落ちるものなんだと、理性とは何なんだろうと考えさせる出会いでした。 何も求められない関係。それを理解して周りにバレないように気遣ったり我慢したり。相手の奥さんへの罪悪感。でもコントロールできないダメな自分…。彼も私の苦しさは分かっているし、彼は離婚できない自分に同じように苦しんでいました。傷の舐めあいの様な二人だったのかもしれません。 時々彼から、お前は俺のものだからなと支配欲のような失う怖さの裏返しのような言葉を言われ続け、私は何も求められないのに求められる苦しさと我慢の限界で距離を置きそのまま別れました。今でも好きです。でも、怖いです。 ずっと悩み、苦しみ、その生活から解き放されたのに…スッキリしません。正しい選択をしたはずなのに…。お互いの幸せの為に選んだ道なのに…。結婚も出産もしたいから、未来のない不倫を卒業しようと決意したのに…。 時間が解決してくれると頭では分かってます。自分の好きなこと、仕事に集中すればいいのもわかってます。自分磨きに時間を使えばいいとわかってます。でも、スッキリしません。 先を考えれば新しい恋なんてできるのか不安ですし、彼が家族と表面的には何も変わらず幸せに過ごしていると思うと吐き気がするほどの嫉妬に襲われます。 結局、彼を妬んで恨んでいるのでしょうか? 私が本心では求めていたから、いけないのでしょうか? その本心を不倫だからと言わずに、我慢していたからいけないのでしょうか? 今、自分が何を反省し、何に気付き、何を受け入れ、どこに向かっていけばいいのかわかりません。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより スモモさんへ、はじめまして心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。不倫されていたのですね。しかも不倫反対派だったのに…。そんな正当な自分と、間違ったことをしている不当な自分が戦っていて、不倫って苦しいですよねぇ…。私も過去に数年間不倫という恋愛をしていた経験があり、その頃ずるずると腐れ縁のようにお付き合いを続けている優柔不断な相手にも自分にも嫌気が差していました。そして、今のスモモさんのように自分で決めてお別れすることもできたので、今回のご相談を担当させていただきたいと思いました。 スモモさんも書いておられますが、周りにバレないように気遣ったり我慢したり。そうなんですよね…。間違ったことをしているダメな自分の苦しい気持ちを誰かに話す勇気もなく、デートの時の飛び跳ねるようにうれしい乙女心を友人たちにのろけることもできず、自分の中に湧き出て来る気持ちは、お腹の中にどんどん溜まっていく一方でした。スモモさんも、さぞ苦しかったでしょうねぇ…。 正しい良い子の自分と、間違ったことをしている悪い子の自分が裁いたり戦ったりしていて、そしてバレないようにビクビクとして、いつも罪悪感を連れて歩いているような、そして一番にしてもらえないミジメでかわいそうな情けない自分をまざまざと見せつけられることを繰り返す、そんなとても苦しくてさみしい思いをしていました。 そして、私もスモモさんと同じで覚悟を決めて別れても全然スッキリなんてしなかったですよ。自分の存在を必要としてくれることや、役に立ててるような気分がうれしくて、自分で決めたとはいえ お別れしてからも大好きだったし、スッキリなんてちっともしなかったです。 そして、数日後に気づいたのは、「ああ…そうか…私フラれちゃったんだなぁ…。大好きだったのになぁ…フラれちゃったんだなぁ…。さみしいなぁ…ミジメだなぁ…ひとりぼっちだなぁ…」と、あまりのショックで、わぁんわぁんと子どものように泣いて滝のような涙を流しました。 お別れは私からお伝えしましたが、私を選ぶという行動を起こしてくれることもなく、結局はフラれちゃったという事実にやっと気づいて、ちゃんと傷ついて、それを受け容れることにしました。 不倫というのは、満たされていない自分の心の隙間に入り込み、自分の存在や自分の価値、こんな自分でも役に立てることを、外に外に認めてほしいからするのだろうなぁ〜と、その時 私はそう思いました。 ご相談内容全文を読ませていただいて私が気づいたことは、『正しい』『正しくない』というような判断基準が、スモモさんのご自分の本当の気持ちまでを裁いて我慢して抑えつけてばかりで、とても苦しそうに感じました。 そして、スモモさんが もしも不倫ではない独身同士の恋愛だったとしたら、自分の素直な気持ちや本音を、我慢したり遠慮せずにお相手に伝えることは、できますか? 例えばこんな感じです。 私は○○○がしたい。私は○○○は、したくない。 私は○○○してほしい。私は○○○してほしくない。 私は○○してくれてうれしい。私は○○されたようで悲しい。 私は○○が嫌。私は○○が好き。私は○○が嫌い。 そして、 私を一番大切にしてほしい。 私を大切に扱ってほしい。 『正しい』『正しくない』よりも、スモモさんがスモモさんの気持ちを一番大切に扱ってあげてくださいね。そして、今すぐスッキリしないでもいいですよ。大好きなままでいいと思いますよ。どうぞ安心して、まだまだどっぷりと落ち込んでみてくださいね。そうすると、いつの日か今の私のように、あの頃の自分を懐かしがれる日もやって来ますのでね。スモモさん 苦しい胸の内をご相談くださって、ありがとうございました。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら 【注目】不倫の悩みは占いで解消! あなたを本気にさせたあの人、信じても良い?【不倫愛の結末開示!】 この不倫愛に隠された、あの人の本心や、2人の関係性を揺るがしかねない出来事を余さずお伝えします。 >>その他の不倫に関する占いはこちら
2015年04月14日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「就職活動前で、どうしても自信が持てない」という、あずさん(大学生)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。 ■あずさんのお悩み 現在、大学三回生でもうすぐ就職活動が始まるのですが、どうしても自分に自信が持てず、「こんな自分は社会から必要とされていない」と、弱気になって、何も持っていない自分を責めてしまします。少しでも実力を身につけようと資格を取っても、全く満足できずに、「どうせ私なんて」と思ってしまいます。 一旦こうして落ち込んでしまうと、就職活動自体に拒否反応を起こしてしまい、「やりたいこともないのに、働きたくない」と思ってしまいます。どういうふうに考えたら就職活動に前向きに取り組めるのでしょうか。教えてください。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより あずさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。あずさんの文章はとても簡潔にまとめておられ、200を超えるご相談者の中でもすぐに目に留り、お答えしたくなりました。文章表現がとてもお上手ですね。 もうすぐ就職活動が始まられるのですね。我が家にも大学生の娘が二人おりまして、上の子がやっと終わったところです。就職活動って、緊張しちゃって身構えてしまいますよね。どうしても自分に自信が持てずに、「どうせ私なんて」「どうせ私なんて」「どうせ私なんて」と、拗ねていじけて心を閉ざす無限ループにどんどん陥ってしまうのですよね。 私も資格さえ取れば自信がつくと思い、次々と取得してみたりしましたが、貯金は減り、手応えのある自信を持つことができなくて、他の人みたいに必要とされたいのに必要とされない自分、不器用な自分、うまくできない自分、自信のない情けない自分をずっとずっと責めていました。 「どうせ私なんて」と拗ねていじけまくって、自分の可能性を奪って、自分を閉じ込めて、閉鎖的に消極的に生きて来ました。そんなふうに、自分で自分をいじめるしんどい生き方をずっとしていました。 ですが、今はとても楽に生きていますよ。就職活動に前向きに取り組みたいあずさんのお力になれればと思いますので、アドバイスをお伝えしていきますね。 実は、自分が自分に「どうせ私なんて」と自分を侮辱して見下して卑下している限り、「どうせ私なんて」という位置に居続けるような現実の出来事が起こり続けます。「思考が先、現実が後」なのです。 なので、私はまず思い癖・口ぐせをこんなふうに変えてみました。 「どうせ私なんてすばらしい」 「どうせ私はすばらしい」 「どうせ私は愛されてる」 「どうせ私なんて必要とされてる」 「どうせ私なんて居るだけで価値がある」 「どうせ私は愛されてる」 そうすると、あれ? 私はすばらしいのかも…あれ? ひょっとしたら、私は必要とされてるのかも…あれ? もしかしたら、私は愛されてるのかも…という現実の出来事が見えて来ますので、ホントかなぁ…っと思ったり、照れくさかったり気恥ずかしかったりしましたが、素直に受け取ってみました。 特に、「自分が自分をいじめる生き方」をしなくなるように、「どうせ私は愛されてる」は多めに呟くようにしています。 今まで自分を卑下していた言葉や思い癖を上回るように、何百回、何千回も数えきれないほど呟き続けました。これは今でも時々自分に呟いているのですよ。 そうやって、自分の内側をひとつひとつ自分で満たすこと。自信はないままの、そんな自分をそのまま認め、そのままさらけ出して、たくさんの失敗と恥をかきながら、時にすごく落ち込んでへこんだりも経験し、実際にひとつひとつ自分の身で行動し、体験して、自分で自信を育ててみましたよ。 あずさんも「どうせ私なんてすばらしい」などの魔法の言葉をたくさん自分に呟いて、その言葉を胸に、ぜひ行動してみてくださいね。 今回、このコラムが掲載される日は、女の子のお節句、ひな祭りの日なのだなぁ~と感慨深く思っていると、ふと懐かしいことを思い出しました。 うちのふたりの娘たちが生まれた頃に、おじいちゃんやおばあちゃんはじめ、祖父母の姉妹に、ひいおばあちゃんやおじさんおばさんまでみんなでこぞって、ひな壇や鞠や被布をプレゼントしたがったのでした。 子どもたちは、ただ生まれてきただけなのに、とてもとても何かをしてあげたかったようでした。 あずさん。あのね、必要とされてないひとなんて、ひとりも居ないと私は思いますよ。よかったらお母さまお父さまに、あずさんの幼い頃のひな祭りのお話しをどうぞ聴いてみてくださいね。きっと心温まるやさしいお話しを受け取れることと思いますよ。 どうぞあずさんがご自身のすばらしさを受け取られ可能性がひらかれますこと、楽しみにしていますね。ご相談ありがとうございました。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人に気を遣いすぎる、人目を気にしすぎる自分が疲れます」という、サムさん(31歳 パート社員(主婦))のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。 ■サムさんのお悩み 私は、13歳の頃から過敏性腸症候群で悩まされ、かれこれ現在も悩まされてます。高校生の頃は、素の自分を出すということに目を向け、この症状がそこまでひどくありませんでした。19歳で結婚し、出産。しっかりした親にならなくてはと必死でした。自分一人で抱え込み、いっぱいいっぱいになったり、周りの目を元々気にするタイプで、ものすごく周りに気を遣い、曲がったこと、嘘が大嫌いで、心配性です。 家庭内での自分が、本当の自分だと思います。会社でもいい顔して、友人にも、といっても少ない貴重な友人ですが、いい顔してしまってる自分。自分の予定があっても、何か頼まれると断れません。「助けてあげたい」「力になりたい」と思いそちらを優先し、自分の予定を無理してでもあけて、あとで切羽詰まり、パニックになるのです。 この過敏性腸症候群も、13歳の時より、ものすごくひどくなり、外食でも後ろに誰かが座ったり、自分が自由にトイレにいけない状況に陥ると、ものすごく不安になり、おなかを壊します。渋滞が怖くて公共交通機関も使えず、車も家族以外の人とは乗れません。集会や、卒業式や面接にも参加できないくらいです。今までこのような状況を前もってわかってるときは、1日前から断食したりしてましたが、体調を崩すので…こんな病が治ったらものすごく幸せなのに、といつも思います。 人と話すときも、集中して聴きたいのにおなかの調子が悪くなり、聞けなくなります。こんな自分に、自信がなくなりました。自分自身が変わりたいと思い、心屋さんの「自分をすり減らしてる人へ」の本を購入し読みました。そしてこのサイトに出会ったので、助けていただけるならと思い、綴りました。解決にいたれば幸いです。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより サムさんへ。はじめまして、心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。サムさんへアドバイスさせていただくにあたり、ひとつお約束していただけますでしょうか? 「私はもう幸せになってもいい」と言っていただけますか? 自分が幸せになることをもう許可してあげてくださいね。 お悩み読ませていただきました。サムさんは人目が気になり気を使い過ぎて、ご自身の気疲れが溜まってしまって、13歳の頃からおなかを壊されてしまったのですねぇ…。私も気疲れが多かったようで13歳で腸の大病で大きな手術をしました。そして、私もよくおなかゆるゆるさんなのです。新幹線や飛行機にもトイレがあってほんとに助かりますよねぇ。 それからサムさんは19歳で結婚出産されたのですね。ずいぶんと頑張って来られたのでしょうねぇ。家事や子育ても大変だったでしょう…。サムさんよくがんばって来られましたねぇ。 そして、人目を気にして周りを気遣ったり、立派な親になろうと頑張ったり、自分を後回しにしてまでも他人を優先して、人を助けたい、人の役に立ちたいと行動して来られたのですねぇ。 けれども、そうやってサムさんの本当は言いたいこと、本当はやめたいこと、本当はしたいことを、ギューギューに抑えつけて自分を我慢し続け、ずっと自分にウソをつき続けて来たのでストレスが蓄積してしまい、そうやってサムさんのお身体の一部がとうとう壊れてしまったように感じました。そうして、「もう嫌だよぉ…もう助けてよぉ…」と、ずっと泣き叫び続けているように思いました。 ご相談でも、「高校生の頃は、素の自分を出すということに目を向け、この症状がそこまでひどくありませんでした」とサムさんご自身が書かれてありますように、素の自分を出すということに、また目を向けてもらいたいなぁと思います。 自分自身を取り戻すために、周囲に嫌われてもいい覚悟で、素の自分を自分で、もう認めて許してあきらめて、周囲にも、もうさらしてしまって、楽になってもらいたいなぁと思います。 例えば、こんな感じです。実はおなかがゆるゆるだということ。実は役立たずなやつだということ、実は損得ばかり考えてるズルいやつだということ、実は嘘つき、など。こんな感じで、素の自分を隠さず認めて、許してあきらめて、さらけ出してしまえば、サムさんご自身がどんどん楽になれると思いますよ。 それから、幼い頃の家庭での役割を、大人になってからの社会でも無意識に担ってしまうので、ひょっとしたらサムさんは、ちいさな頃に、お母さんを助けて力になってあげたかったのではないでしょうか? そして、お母さんの期待に応えたかったのではないかなぁと感じましたが、いかがでしょうか? 期待に応えたかったのに期待に応えられなかった自分や、役に立ちたかったのに役に立てなかった自分を責め続けて、本当の自分を抑えつけて我慢をし続けていたりしませんか? その我慢を解放してあげることで、サムさんが穏やかに緩やかになれると思いますので、ちょっとこの言葉を言ってみてくださいね。 「お母さんの期待に応えなくていい」 「ウソをついてもいい」 「隠してることがバレてもいい」 「もう立派じゃなくてもいい」 「おなかがゆるゆるのままでもいい」 「役に立たなくてもいい」 「助けてもらってもいい」 「気づかなくてごめんね」 「嫌ったりしてごめんね」 「そのままでいいよ」 「私は 私で いいんだよ」 「気遣いをやめること」 「自分の本心を大切にすること」 「自分を最優先にすること」 サムさん、そのままでも自分が幸せになることを、自分にもう許してあげてくださいね。サムさんが笑いながら穏やかに過ごされる日が来ますこと楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「幸せな友達とは持っている物が違うんだと思ってしまいます」という、ゆーこさん(27歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。 ■ゆーこさんのお悩み ネガティブ思考で自分をどうしても好きになることができず、自分は幸せになる資格はないと思ってしまいます。そのためか恋愛もなかなかできず、交流を広げたりすることができません。そのためどんどん引きこもってしまい、仕事もプライベートも上手くいかず、友達の幸せをひがんでは自己嫌悪を繰り返しています。 このままではダメだと頭では分かってはいても、なかなか踏み出せず、自分は何をしても無駄なんだ、自分は何をしても可愛くはなれない、幸せな友達とは持っている物が違うんだと思ってしまいます。どうしたらポジティブに自分を好きになり変わることができるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより ゆーこさん 超が付くほどネガティブ思考の心屋ジェニーです。こんにちは。ご相談ありがとうございます。ゆーこさんのお悩みを読ませていただいて、友達の幸せをひがんでは自己嫌悪を繰り返しています。という部分に、そうそうそうそうそう! ついついやっちゃう、やっちゃう、と思わず激しくうなずいて同感してしまいました。なんだか私と同じような方が居てくれて嬉しいです(笑)。 そして、このままではダメだと頭では分かってはいても、なかなか踏み出せずと文面にはありますが、ゆーこさんご自身がこちらのサイトにお悩みをご相談くださいましたことが、もうすでに1歩を踏み出されておられます。そして もう変わり始めておられるように、私は感じていますよ。 私もゆーこさんのように思っていました。ひがみっぽくってひねくれているネガティブ思考な自分の責め癖や後悔癖、否定的・批判的な考え方に振り回されて、 ほんとに疲れますよねぇ…。 幸せそうな人の幸せを妬み、楽しそうな人の楽しんでいることにひがみ、いちいちひねくれて受け取る性格や、社交的にできない自分、魅力が足りない自分、面白みに欠けてる自分、どうせ無理という消極的な自分…。そんなネガティブ思考な自分が、私はとてもとても嫌でした。 そんな私が、実際に変われた方法をお伝えしますので、これを自分で実際にやってみると すこしづつでもちゃんと変われますので、どうぞやってみてくださいね。 まずこの言葉を声に出して言ってみてください。 ネガティブでいいー ネガティブな自分のままでいいー ネガティブな自分のまま、幸せになってもいいー ひがんでもいいー 妬んでもいいー いちいちひねくれてもいいー 社交的にできない自分でもいいー 魅力が足りない自分でもいいー 面白みに欠けてる自分でもいいー どうせ無理という消極的な自分でもいいー ネガティブでいいー ネガティブな自分のままでいいー ネガティブな自分のまま 幸せになってもいいー そうして、そのままの自分を まず言葉で受け容れてみてください。 ネガティブな自分を、もう丸ごと認めました。 ネガティブな自分を、もう丸ごとあきらめました。 ネガティブな自分を、もう丸ごと受け容れました。 ネガティブな自分を、もう丸ごとさらしました。 ネガティブな自分を、もう丸ごと打ち明けました。 ネガティブな自分を、もう丸ごと隠すことをやめました。 そうして、次は行動に移してみてください。そのままの自分を、そのまま隠さずに打ち明けてみたり話してみたり、さらしてみたりしました。これはちょっと勇気が必要でしたが超ネガティブな私にもできましたので、どうぞやってみてくださいね。 そうしたらそのうちに、なんだか自分が楽になったのです。そうしてるうちに、なんだかよかったとか、安心するとか楽だとか言われるようになったのです。そして、気づくと自分のネガティブさがウケて大笑いされたり、なぜだか好かれるようになってしまったのです。私、ネガティブのままなのに(笑)。 私は 相変わらずネガティブなままなのですが、なんだか幸せな気分にもなれるようになったのでした。 そして、自分の気持ちがそうなってしまうと、幸せな人を見たとしても「ああそうか、私もそうなってもいいんだなぁー、私もあんな風に幸せになってもいいんだなぁー」と、やっとそう思えるようになってきました。 ゆーこさん ご相談ありがとうございました。どうぞ ネガティブな自分のまま幸せになってみてくださいね。 そして、たくさんの隠れネガティブさんたちにも届きますこととっても楽しみにしています。
2014年12月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人一倍頑張ってきたけど、何もうまくいきません」という、いちじくさん(36歳・団体職員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。 ■いちじくさんのお悩み 今まで人一倍頑張って挑戦してきましたが、何もうまくいきません。夢も必ず直前で事件がおきて破れます。七転び八起きというようにしてきたつもりですが、今は明日に希望が持てません。 ですが、自分がどれだけ幸せか理解してるつもりです。衣食住も確保され、家族、友達も大好きですし、仕事もあります。笑いも生活にあります。これ以上望んではいけないのでしょうが、楽しい明日が描けません。そして、焦燥感にかられます。どうしたら希望が持てるのでしょうか。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより いちじくさんへ。こんにちは 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。いただいたご相談を読ませてもらったのですが、いちじくさんは人一倍頑張って来られたのに、うまくいかないことばかりだったご様子で、自分の心で感じることを、いつしか封じ込めてしまわれたように感じました。 衣食住や友達や仕事もあって理屈では一見幸せのようですが、封じ込めてしまった心がとても虚しくうずくまって泣いているように感じます。嬉しい、楽しい、さみしい、かなしい、悔しい、怒り、喜びなど心が感じることを忘れてしまってあるように思いました。 私が長年そうだったのですけど、いちじくさんのように私も人一倍頑張り屋さんでした。親の都合と家庭の事情で幼稚園4つ小学校3つ中学校2つの転校を繰り返したので自分の居場所を作ろうとする度、壊されて奪われてしまう感じが何度もしていました。なので、高校はどんなに嫌なことがあっても自分の感情も気持ちも圧し殺して歯を食いしばって我慢して入学した学校を卒業しました。 そうして社会人になったのですが、私の心は楽しくなかったのです。理屈や理論で頑張って来ましたが、心を閉じてしまっていたので、自分自身が何を感じているのかさえわからなくなっており、自分も他人も信用せず信用できずにいました。 甘えることも迷惑かけることも自分に禁止して、頼ることも任せることもできずに、何でも我慢して、何でも遠慮して、ひとりでずっと頑張り続けていました。 そして、いつも満たされず誰かや何かと比較して焦っていて、自分を急き立てて追い立ててしまい、心は虚しくてちっとも豊かではありませんでした。私は人一倍こんなに頑張って来たのに、何が間違っていたんだろう…と途方に暮れる日々を過ごしました。 いちじくさん、夢を次々と叶えているうちの塾長を見ているとね、自分がが頑張るのをまったくやめているのですよ。自分が頑張るのをやめて、人に頼って、甘えて、迷惑かけて、任せているのですよ。そうすると周りの人たちが次々と腕前を発揮してくれて、勝手に夢を叶えてくれるそうなんです。 そこで、実は私もまだやり始めたばかりなのですが、今頑張ることをやめてみています。自分が頑張るのをやめて、人に頼って、甘えて、迷惑かけて、任せてお仕事も来月から3ヶ月間お休みすることに決めたのです。 そうしたら、そのお休みを覚悟した日からいつも無意識に焦っていた気持ちはなぜか日に日に消えてしまったように感じなくなり、なんだか助けられて支えられて守られているようなことが次々起こり、とても穏やか気持ちなのです。 今まで私ばっかり頑張っていたと思っていたのだけれど、いろんなところで、いろんなカタチで、いろんな方々に助けられて支えられて守られていたことが見えなかったのかもしれません。 自分で手柄をあげることばかり必死で、頑張ることばっかりに意識を取られていて、人のやさしさや心の豊かさに気づけなかったのかもしれません。 いちじくさんも自分が頑張るのをどうぞやめてみてくださいね。周りのひとに頼って、甘えて、迷惑かけて、任せてみることをお試しくださいね。 いちじくさんの焦燥感が日に日に消えて感じなくなり穏やかに過ごされますこと、とっても楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。心屋ジェニーより。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月23日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼氏とケンカばかりでへとへとに…」という、wakaさん(25歳・サービス業)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。 画像:(c)Tom Wang - Fotolia.com ■wakaさんのお悩み 彼氏と同棲を始めて1年ほど経つのですが、喧嘩ばかりです。育った環境が違うので、考え方も習慣も違うことばかり。最初の頃は、違いを受け止め、自分の気持ちを押し殺して彼のペースに合わせたり、彼を怒らせないように必死に気を使っていました。 けれど、自分の気持ちや、やり方を徐々に伝えるようになってからというもの、彼との争いが絶えません。お互いをよく知るチャンスだといつも自分に言い聞かせてるのですが、話し合いがヒートアップすると、いつの間にやらバトルへと変わり、明け方まで言い争って、互いにヘトヘトの状態で仕事へ向かうという状況が週に一度のペースで起こります。 ですが、彼との交際は今後も続けていきたいです。週に一度もヘトヘトになるまで喧嘩をせずに、上手く付き合っていくためには何をどうしたら良いのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより wakaさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。 wakaさん、お仕事でもサービス業でとても気を使われてあるでしょうに。心が安らげるはずのお家の中での喧嘩、言い争い、バトル……。嗚呼…読んでいるだけでも、なんだかヘトヘトになってしまいそうですよねぇ。 喧嘩って、ほんとに嫌ですよねぇ…。なんでわかってくれないのよ! いったい何回言えばわかるのよ! って伝わらないもどかしさと腹立たしさ、受け取ってもらえない、理解してもらえない悲しさや悔しさで気分がムシャクシャしますもんねぇー…。 お悩みを読ませていただくと、wakaさんが自分の気持ちや、やり方を徐々に伝えるようになってから争いが絶えなくなられた、とのこと。 ということは、wakaさんはひょっとしたら小さな頃、お母さんかお父さんに、自分の気持ちがわかってもらえなかった…、自分のやり方を受け取ってもらえなかった…、という寂しくて悲しい、せつない思いをしたことがあるのではないかなぁ? と感じましたがいかがですか? そしてその経験から、私の気持ちはどうせわかってもらえない、私のやり方は、どうせ受け取ってもらえないと、「どうせ私なんて」「どうせ自分なんか」と繰り返し繰り返し 自分に言い聞かせて思い込んでしまったのではないでしょうか。そして wakaさん自身が自分のことを、「どうせ私は、わかってもらえない人」として生きておられるように感じました。 この「どうせ私は、わかってもらえない人」と思いながら生きてると、わかってもらえない出来事ばかりが次々起こります。自分が自分のことをそう思っているから、彼氏さんを使って『ほらっ、やっぱり私はわかってもらえない人』を自分に証明し続けている…だけなのです。 この、自分が自分のことを「どうせ私は ○○○な人」と思っていることをセルフイメージというのですが、そのセルフイメージに気づいて、それを変えれば身の回りの現実が変わって来ます。 なので、ヘトヘトになるまで喧嘩をせずに、上手く付き合っていくためには、 wakaさん自身が自分のことを【どうせ私は、わかってもらえる人】【どうせ私は、認められる人】【どうせ私は、愛される人】に、ひっくり返してほしいのです。 ひっくり返し方はとてもシンプルで簡単です。この「どうせ私は、わかってもらえる人」「どうせ私は、認められる人」「どうせ私は、愛される人」という言葉を毎日毎日、何度も何度も何度も自分に呟いてあげるだけでいいですよ。呟き続けるだけでいいのです。 そうすると、ジワジワジワジワ、あれ? あらら? というほど、自分の身の回りの出来事が変わって行きますよ。 どうぞ試してみてくださいね。そして wakaさんが 穏やかでゆったりやさしい気持ちで笑いながら楽しく過ごされる毎日になりますよう 楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年08月05日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「仕事のミスがミスを呼び悪循環に…」という、ゆーみんさん(29歳・専門職)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。 ■ゆーみんさんのお悩み はじめまして。私の悩みは、一度仕事で失敗すると雪だるま式にミスが増えて行ってしまうことです。注意しているつもりが、逆に無意識の行動が増えてしまうようで、あり得ないところから書類が出て来たり、自分の机以外でとったメモをそのままにしてしまったり、確認が不十分だったり...。 自分を変えたいのですが、そう思うほど悪循環にはまってしまって、どうしたらいいか分かりません。悪循環を断ち切るいい方法があれば教えてください。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより はじめまして 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。お悩み読ませていただきました。ゆーみんさんのお悩みは、私自身も以前の仕事で悩んでいたことと、とてもよく似たお悩みでした。 そうなんですよね…ミスが続くと 自分が自分で情けなくなりますもんねぇ…そして「ちゃんとしなきゃっ」「変わらなきゃっ」と自分を責めて追い込んでしまい、ますます心苦しくなりますもんねぇ…。 私の場合、ひとつミスをすると ひどく落ち込んでしまい、そして またミスが続いてしまうんじゃないかと不安になり必要以上に心が身構えてしまったようでした。 そして、また今日も失敗するかもしれない、また今日も迷惑をかけるかもしれない、また今日も怒られてしまうかも…。そうやって、他人からの評価や叱責を極度に怯えて恐れてしまい、どんどんどんどん心は縮こまって萎縮してしまい、だんだん自分自身を見失って気力も衰えて行きました。 そうなると、どうして私はこんなにダメなんだろうと…と考え事ばかりをするようになり、心も身体も弱々しくなり、呼吸が浅くなって ため息をよく吐き、夜もよく眠れなくなっていきました。ああ…今思い出しても、あの頃はとてもしんどかったなぁ……。 そんな私も、それほど偏っていた思考状態から脱け出すことができましたので、ゆーみんさんも、その状態を脱け出す方法はちゃんとありますのでね、どうぞご安心くださいね。 それでは、まずひとつめは、ゆーみんさん、何か隠し事をしていないですか? バレるとヤバいことや、バレると恥をかくこと、自分の腹黒いことを何か隠していませんか? 自分の心の奥底にある隠し事・知られたくないことに、まず気づいあげてみてくださいね。 そして、それを自分の言葉で自分の身体から外に出してあげる(打ち明ける)と、とても心と身が軽くなりますよ。どうぞお試しくださいね。 そして、次は『 私は ここに居ても いい 』という言葉が言えますか? ゆーみんさんがそこに居ることを誰も責めてはいませんよ。どうぞ安心してみてくださいね。そして この言葉をたくさん自分に呟いて 自分がそこに居ることを 自分自身にどうぞ許してあげてくださいね。 そして、次の言葉も声に出して何度も何度も呟いてみてくださいね。 ダメぶりっこをやめてもいい。 ミスしなくてもいい。 ちゃんと、できてもいい。 もう、できるようになってもいい。 手伝ってもらってもいい。 助けてもらってもいい。 私は ここに居ても いい。 ゆーみんさん、そこに居てもいいですよ。そして、隠していることを打ち明けてもいいですよ。手伝ってもらっても助けてもらってもいいですよ。もう、できてもいいですよ。そして、できてもいることにもどうぞ気づいてあげてくださいね。 私は、今でも自分でもびっくりするほど大ドジだったり、相変わらず抜けているとこが多くて周りによく迷惑ばかりかけているのですが、いろんな方々の暖かなお力にとてもとても助けてもらっています。大ドジ話は面白おかしく笑い話にしてくれて赤っ恥ばかりかいているのですが、なんだかとても愛されていて、本当にありがたい限りです。 ゆーみんさん ご相談ありがとうございました。どうぞ、ゆーみんさんのお心がたくさんの笑いとしあわせで 豊かに満たされますように…。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年06月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「髪が脱毛している」という、きなこさん(28歳・事務)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。 ■きなこさんのお悩み 髪の毛が脱毛しています。この現状を受け入れようと毎日自分の考え方を前向きになろうと頑張っているのですが、落ち込んでしまって苦しいです。髪が抜けるということを気にしている自分に問題があるのであって、きっと周囲は髪があろうがなかろうが気にしないと思うのです。 半年以上悩んでいい加減くるしさから解放されたいです。生やすという努力は散々やってきたので、髪がないという自分を受け入れて楽になりたいです! アドバイス宜しくお願い致します。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより きなこさん、こんにちは。お悩み読ませていただきました。 ああ…そうですよねぇ…。髪の毛が抜けてしまうという現状…とてもつらいですねぇ…。とても悲しいですねぇ…。半年以上も悩まれて、もう前向きになろうと頑張っているのに。頑張れば頑張るほどに落ち込んでしまって、とても苦しいですよねぇ…。 きなこさんのお悩みを読ませていただいていて、うちの下の子が生後1ヵ月の頃のある日、生まれつきの心臓病を告げられたことをふと思い出しました…。 普通の子と違う心臓…10万人にひとりの心臓…何かの間違いであってくれればいいのに…何かの間違いであってくれればいいのに…と。ママの私が現状をどうしても受け容れられずに毎日毎日、とても悲しくて暗い気持ちになり、落ち込んで苦しんで、夜中にこっそりよく泣いていました。 この頃にね、ママがしっかりしなくちゃとか、なんとか前向きにならなくちゃとか、なんとか前向きになれるようにといろんな人がいろんなことを言ってくれたのだけれどもね、それもとてもありがたかった。 けれどもね、それがなんだか『しっかりするべき』『前向きになるべき』となって、前向きになろう、前向きになろうとする度にうまくいかなくて、くじけてしまい…。 だから私はダメなんだ…またダメだ…もっと頑張らないと…と。そうやって日々自分を責め続け、自分がとても苦しかったように思います。きなこさんが、今苦しんでおられるのも、このような状態なのではないかなぁ…っと思います。 なのでね、その苦しさを終わらせるために、まずやってほしいことは、前向きになろうとがんばることを一切やめてみてくださいね。 そしてね、自分が感じたくない自分の本当の気持ち、悲しい気持ちやつらい気持ち、暗い感情、ネガティブな気持ちをどうぞ充分に感じてあげてください。 自分の暗い感情を感じるのって、なんだか自分が鬱陶しくて嫌ですよね…。でも、この感情をきちんと感じてあげないで。押さえ込んだまま前向きになろうとするから、心がとてもとても苦しくなってしまうのです。 その苦しみを終わらせるためにも、きなこさんの心にある暗い感情をひとつひとつ言葉にして声に出しながら 感じてみてください。 悲しいよぉー… つらいよぉー… 怖いよぉー… 寂しいよぉー… もう、いやだよぉー… もう、助けてよぉー… そうやって ひとつひとつの暗いネガティブな気持ちにどっぷりと浸って、充分感じてあげてくださいね。 私もね、うちの下の子との母子入院が始まった夜にね、古い大きな大きな病院の薄暗い小さな小さな食堂で、涙をぽろぽろポロポロこぼしながら、鼻水をたらたらタラタラ流しながら、母乳を出すために食べてたおうどんをすすりながら… 「かみさま、下の子を助けてください」って「かみさま、上の子がさみしくないようにお願いします」って「かみさま、もう助けてください」って。 おうどんなのか、涙なのか鼻水なのかもうぐちゃぐちゃになって、たくさんたくさん泣きました。 私は、ひょうきんで陽気な人だから、自分の悲しい気持ちやつらい気持ちに自分で寄り添ってあげることがとてもとても苦手でした。 けれどもこの時、たくさんたくさん泣いて、たくさんたくさん落ち込んで、たくさんたくさん苦しんで、充分悲しんだその後で、自分の気持ちにウソをつくことなく、ちゃんと気持ちが上がってこられるようになったと感じています。 そうすると、現状もやっと自分で受け容れられるようになったような気がします。きなこさんも自分の悲しい感情をどうぞ充分に感じてくださいますように…。 ご相談ありがとうございました。また心から笑える日が待ち遠しいですね。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年05月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「友人はできるけど、すぐ離れていく」という、ちっくんさん(32歳)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。 ■ちっくんさんのお悩み 私は、幼稚園のころから、除け者にされたりイジメられやすく、その頃はまだそんな気にしていなかったので、すぐ先生や大人に言いつけては、難を庇ってもらってました。が、中学から、強烈なイジメに。クラス全員に除け者にされる等あり、それを機に神経質になっていきました。でも、正しかったことなのか、一番の仕返しと思い、中学3年間、無遅刻無欠席を貫きまして、本当は辛かったけど、めげてないふりをしていました。 その後高校へ進学し、気づけば友達を作るのは得意な方に。でも、維持できない、私から離れていく、また違う子と友達になれ、しばらくすると、また私から離れていく、の繰り返し…何故だか理由は分かりません。聞いても、スルーされちゃいます。 今でも友人はすぐできるけど、やっぱり離れていきます。スッゴく親切にしてたのに、色々助けてあげたのに、助けてあげることが難しくなったら、使えない~みたいに私はポイ捨てられる感じです。32年間生きていて、その理由がいい加減知りたいです! こんなに優しくて気が付く子は珍しいって言われますが、ホントにそうなら、離れないはずなのに…時に酷く落ち込み、生きてる価値とか良からぬことを考えてしまうことも…。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより ちっくんさん はじめまして心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。お悩みの内容読ませて頂きました。 幼少期に除け者にされたりイジメられたこと、そして中学時代の強烈ないじめ…クラス全員に除け者にされて、本当は辛かったけど、めげてないフリをしての中学3年間、無遅刻無欠席を貫かれたのですね…。 友達とアイドルや流行りのテレビなど、あれこれおしゃべりしたい時期だったでしょうに…。さみしかったでしょうねぇ…。よくがんばられましたねぇ…。 12歳から14~5歳くらいの多感な頃、ひとりぼっちだったら、とてもとてもつらかったでしょうねぇ…とてもとてもさみしかったでしょうねぇ…。 その後高校へ進学し、友達を作るのは、得意な方だと思っておられたのに、 実は維持できずに、何故か友達が離れていってしまう経験を今の年齢までずっと繰り返してあるのですね…。 ご自身では、無理をして必死に役に立ってあげてるのに…。それは、とても虚しいですねぇ…。そして、寂しくて悲しいですよね…。 それでは、肩肘張らない長年の友達で居られるようにひとつづつ、ひも解いていきましょうねぇ…。 まずですね、ちっくんさんのご相談を読ませてもらっていたら、なんだか感情が切り捨てられているように思いました。 長い間ひとりで悩んでいた私自身がそうだったのですが、あまりにもみじめだった自分をあまりにも寂しくて悲しくて、あまりにも辛かった自分を受け容れられず、こんなの感じるもんか、こんなの見るもんか、こんな辛くて苦しい気持ちはなかったことにしよう、へっちゃら、へっちゃら、負けるもんか…と、平気なフリをして、強いフリをして、寂しくないフリをして、誤摩化したまま。 今にも泣き崩れそうな本当の気持ちを、ちゃんと感じてあげることなく自分の心の奥底に本当の気持ちを封じ込めて、自分の感情にフタをしてしまったのではないかなぁー、と感じました。 私もそうだったのですけど、中学生の頃のその時は、ひとりぼっちでずっと戦って来たから心を閉ざして自分で自分を守ることが精一杯だったのですよね…。ほんとによく耐えて来ましたねぇ…。 それでね、今もまだ 戦い続けているようなので、まずは大人になった今、幼稚園の除け者にされいじめられた時の気持ちや中学生の思春期の頃に感じていた本当の気持ちをちゃんと感じてあげて、ちゃんと終わらせてあげることがとても大切だと思います。 その頃、ちっくんさんは本当はどんな気持ちだったのでしょうか? 本当はどう感じていましたか? 本当の気持ちを探るために、ちょっと下の言葉を声に出しながら読んでみてくださいね。 「本当は怖かったなぁ、本当は苦しかったなぁ、みじめだったなぁ、つらかったなぁ、さみしかったなぁ、誰かに助けてほしかったなぁ、友達と一緒に笑いたかったなぁ、友達と一緒にふざけたかったなぁ、友達と一緒に遊びたかったなぁ、私も友達にまぜてほしかったなぁ、私も友達にしてほしかったなぁ。」 ちっくんさん、声に出して読めました? どんな気持ちを感じましたか? 言葉を口から出してあげながら心の中の叫び声を身体から出してあげることができましたでしょうか? フタをして止めてしまった、自分の感じることをひとつひとつちゃんと感じてあげてくださいね。 そして、がんばらずにもっと肩の力を抜いて、目の前の人を信じて、自分の弱みや、できないところをさらけ出して、人を頼って、人に甘えて、人に迷惑を掛けて、助けてもらってみてくださいね。 そうやって自分の心を開いて、目の前の人と接して行くと「親切だから・役に立つから・助けてやってるから」という条件なんかなくても、とても自然に楽に友達付き合いができるようになって行きますよ。 ちっくんさんが穏やかに微笑んでいらっしゃる姿が楽しみです。ご相談ありがとうございました。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年04月01日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「何をやってもうまくいかないと思い込んでしまう」という、チロシさん(35歳 派遣社員)のお悩みに心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスしてくれました。 ■チロシさん(35歳 派遣社員)のお悩み 小さい頃、父親に「お前は人間のクズだ」と叱られ、それから自分で自分に「私は人間のクズだから何をやってもうまく行かない」と、思い込んでしまい、そこから逃れられないでいます。 いまだ独身、経済的にも自立できず、うまく行きそうになった恋愛も自分で壊してしまいました。今の状態を維持するのにいっぱいいっぱいで、どこにも居場所が無いような気がします。居づらく、生きづらいです。どうしたらいいでしょうか。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより チロシさん こんにちは。心屋ジェニーです。やさしく守って欲しかったお父さんに、そんなこと言われたのですねぇ…。それは、さみしかったですよね…。小さな頃って 安心を与えて欲しかったのに寂しい言葉を言われてしまった、というのは大人の私が思うよりも ずっとずっと痛くてつらかったでしょうねぇ…。 そして、それから自分で自分に「私は人間のクズだから何をやってもうまく行かない」と言い聞かせて染み付けてしまったのですね…。どこにも居場所が無いような気がして、居づらく、生きづらい…。チロシさん…、とても苦しいですね…。 私も母から「あなたは何をやってもうまく行かない」、「あなたが何をやってもうまく行くはずがない」と言われたことから、とてもショックで傷つき、自分で自分にそう言い聞かせて、思い込んでしまって生きてきました。 そして、私はずっとそれを信じて守って 生きて来たから「何をやってもうまく行かない人」、「何をやってもうまく行くはずがない人」になってしまっていました。 母親からそれを言われたときに、私もまだ子どもだったから、親の言うことがすべてだと思い込んでしまったよう…。ですが、母親と言えども、たった一人の人に言われただけです。何度も何度も言われはしましたが、100人も200人もの人たちから1000回も2000回も言われたわけではありません。 チロシさん、考えてもみてください。子どもの頃だって、うまくいったこともありますよね? 時間はかかったけど自転車だって乗れるようになったり、さか上がりができるようになったり。 「うまくいかない」を自分に言い聞かせていたので、うまく「いかない」ことばかりをついつい集めてしまいがちですが、うまく「いった」ことも数えてみたら、記憶の中からいくつもいくつも出て来ると思います。 そして、親の見立ては大体間違っています。私もふたりの子の親ですが、自分の忙しさや機嫌に合わせて、ついつい幼い子どもたちに酷い言葉を投げつけてしまっていました…。とってもごめんなさいね…。 私たちは ひとりひとりすばらしい存在です。チロシさんも私もすばらしい人です。親の見立てが間違っていたので、もう信じなくてもいいです。失礼しちゃうわねー、まったくーですっ。 では、なんだか心が自由で楽しくなって、ひょっとしてすばらしいのかもーになれる言葉をお伝えしますね。 「どうせ私 めっちゃすばらしい人かもっ」 「どうせ私 何でもあっさり カンタンにできてもいいかもっ」 「私はここに居てもいいかもっ どうせ私めちゃめちゃ人気者らしいしっ」 「どうせ私 スーパーすばらしい人だしっ」 この言葉たちを、今まで自分に言い聞かせていた言葉以上に、どうぞ繰り返し繰り返したくさん自分に呟いてあげてくださいね。ご相談ありがとうございました。心が自由に楽しくなれますようお祈りしています。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年02月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「トラウマを超えて、楽に生きたい」という、端っこさんのお悩みに心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバ イスしてくれました。 ■端っこさんのお悩み はじめまして。電話で心理カウンセラーの仕事をしている、端っこです。私には悩みがあります。 男性と女性の両方に性的に嫌なことをされた事を上手く受け止められません。保育園のお昼寝の時の男の子たちによる性的ないたずらにはじまり、親友だと思っていた女性からの性的な嫌がらせ、お付き合いした既婚者の変態プレイ。どれも嫌だったけど、キチンと抵抗しなかった自分が嫌で嫌でたまりません。今でもセクシーな女性を汚いって思うし、男性は気持ち悪いし、人が怖いです。 元々はカウンセリングを受ける立場で、自分が楽になりたくて、心理学を学び、ご縁があって今の仕事を頂きました。だけど、いざ現場で恋愛相談を受けると戸惑ってしまい、愛のあるカウンセリングができていない気がします。胸が痛くて上手く寄り添う事ができないんです。 私がこの痛みを乗り越える事ができたら、クライアントさんにもっと愛のあるカウンセリングができるのでは無いかと思っています。何より、楽に生きたい。お力を貸していただけませんか? よろしくお願いします。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより 端っこさん はじめまして 心屋ジェニーです。ご自身が楽になりたくて、心理学を学ばれてご縁があり、私と同業者さんなのですね。わぁーなんか嬉しいです。どうぞよろしくお願いしますね。 端っこさんは、現在心理カウンセラーのお仕事に就いておられるけれども、ご自身の過去の体験から恋愛相談に上手く寄り添えないので愛あるカウンセリングができていないような気がする、何より楽に生きたい、というお悩み読ませて頂きました。 嫌悪感を抱いている過去のセクシャルな体験や、その時その時に、キチンと抵抗しなかった自分を嫌っていること、そして、今でもセクシーな女性を汚いと思われていて、男性は気持ち悪くて、人が怖いのですね…とてもしんどいですよねぇ…。 ご自身が体験された過去の嫌な出来事を文字に表すことも、こちらへご投稿頂くことも、とても勇気が必要だったのではないでしょうか…。ご自分が楽に生きるために、よく勇気を出してくださいましたね。ひとつひとつ、一緒にひも解いていきましょうねぇ。 まずですね、自分の心に触れて欲しくない傷を隠していると、それがバレてしまわないかと心配したり、バレたらどうしようと不安になったり、あの人もあの時の私みたいになったらと怖さに怯えたりして、心がザワザワして落ち着かず苦しくなります。 端っこさんが現場で恋愛相談を受けると戸惑ってしまって胸が痛んだり、セクシーな女性を汚いと思われたり男性を気持ち悪く感じたり、人が怖いのは、そのためではないかなぁ…と思います。 心にある触れて欲しくない傷というのは、強烈に恥ずかしかったことや、酷くみじめだったこと、とても情けなかったり、ショックを受けたり、わかってもらえなかった悲しい気持ちや、痛烈に感じた寂しさ、そして罪悪感など。できれば人に知られず隠しておきたいような、そんな気持ちです。 この「心にある触れて欲しくない傷」を隠し抱えたまま人とコミュニケーションを取ろうとするともう二度と味わいたくないあの時の気持ちを、また感じてしまうのかもしれない…という恐怖が「人が怖い・人が嫌い」という感覚を自分に持たせ、拗ねたりいじけたり、心を閉ざしたりして距離を置き、自分の身を守ろうとしてくれるのです。 で・す・が…、いつまでも本当の自分自身を表に出せず生き辛くとても苦しく、楽しく生きることができません。 そこでね、端っこさんが楽に生きられるようになるためにまず、心の傷のほうを身体から出して先に癒していきますね。 それでは、少しだけでいいので幼児期を振り返って頂きたいのですが、保育園のお昼寝の時、男の子たちによる性的ないたずらをされた時にね、小さな端っこちゃんは、まさかそんなことをされるとは思ってもいなかったので、びっくりして飲み込んじゃった言葉があるのではないかなぁーと思います。 その時 本当は言いたかった言葉…喉の奥でギュッと閉じ込めてしまったままになっている その言葉を身体から吐き出してあげたいので、今から自分で次の言葉をちょっと声に出して読んでみてくださいね。 『やめて…』『やめてー…』『もうやめてよ!』『そんなことしないでー!』『こわいよぉー…』『お母さん助けてー』『かなしいよぉー…』『もうしないでよぉー…』 この他にも その時、小さな端っこちゃんが言いたかった言葉を今声を出してちょっと言ってみてくださいね。 『 』『 』『 』… いかがですか? 今、どんな気分でしょうか? あの時、出せなかった気持ちや言葉・声を身体から出してあげるといつも戦っているように身構えていた全身の力がふぅ~っと脱力して行くのではないかなぁーと思います。 そして、そんな体験をされた端っこさんだからこそ、同じような体験をされたクライアントさん方々の気持ちに寄り添えわかってあげられる気持ちや、伝えられる気持ちがあるのだと思います。 ご相談される勇気と出逢えたご縁がとっても嬉しかったです。どうもありがとうございました。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年01月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。 今回は、「心からやりたい仕事を探している」という、しげゆいさん(35歳 パート)のお悩みに心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスしてくれました。 ■しげゆいさん(35歳 パート)のお悩み 私はずっと「心からやりたいと思える仕事」を探しています。今、なんとなくパートをしていますが、それは時給が良いからという理由です。やりがいや楽しさが見いだせないでいます。自分自身が働いていて、苦しささえも楽しさに変えられるくらいのやりがいを見つけるには、これから心持をどうもてばよいのかアドバイス、いただけたらうれしいです。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより しげゆいさん、こんにちは。“やりがいや、楽しさが見いだせないでいます”。そうそう…そういえば私もしげゆいさんの年齢の頃、確かそうでした。仕事は1日の大半を過ごすので、やりがいや、楽しさが見いだせないとなんだかつまんないですもんね。 「時給が良いから」、「休みが多いから」、「親が安心するから」、「就業時間が都合良いから」、「安定しているから」などを基準に選んでしまうといつしか自分の心がどこか冷めてしまい、情熱や達成感だったり充実感だったりの感激や感動することが難しくなってしまいますよね。 以前の私も、そんな風に仕事をしていたのですが、40歳を過ぎて、やっと今の仕事に出逢うことができ、いろんな方々のお力をお借りして助けてもらいながら今は情熱的で暑苦しい私(笑)で働くことができています。 以前の私はというと、子育ても介護も一段落してなんだか燃え尽きてしまったように、これといった夢もなくボーっと生きていたのですが、シングルマザーとして子供たちの大学生活費の仕送りという現実に毎月追いかけられていながらも、自分のエンジンの掛け方も忘れてしまったように無気力にあきらめ、上手に生き続けていた私がいました。 「たいへんそうなのはイヤだな」、「面倒くさそうだな」、「しんどそうなのも嫌」と、いつもそうやってあきらめる理由を上手に探して逃げていました。 そんな頃、うちの心屋仁之助塾長が40歳過ぎたら死んでも天職に出逢えない。それでも天職をみつけたいのなら、自分には「できるはずがない」と自分があきらめてきたことに隠れていると。「食わず嫌いなこと」や「私にはできない」そんなことの中に隠れていると定期勉強会で話してくれたのです。 天職って、うらやましいですよね。三度の飯よりも寝るよりも好きなことが仕事になったら、私も人生で1度くらい天職が見つかるといいなとその時思いました。 しげゆいさんは、あきらめてきたことがありますか? 私は、お恥ずかしいのですがあきらめてきたことだらけなのです。 実は、その自分のあきらめてきたことのもうひとつ奥に隠れているのが「恥をかくこと」、「うまくいかないこと」、「嫌われること」、「笑われること」、「失敗すること」、「後ろ指をさされること」、「怒られること」、「悲しませること」などの『怖さ』なのですが、自分を守るためや自分の親や兄弟姉妹を守るために、それらの怖さを気づかぬまま避けていたりします。 「恥をかいてもいい」、「うまくいかなくてもいい」、「嫌われてもいい」、「笑われてもいい」、「失敗してもいい」、「後ろ指さされてもいい」、「怒られてもいい」、「悲しませてもいい」という言葉で緩めて、自分に許可を出してあげてみてはいかがでしょうか? そして、心からやりたい仕事を見つけたい人には、「1、夢中になれることを探すこと」、「2、夢中になれることを続けること」、「3、あきらめてきたことをやってみること」、「4、挑戦してみること」をぜひぜひやってみてくださいね。 しげゆいさんの心が動く「心からやりたいと思える仕事」にしげゆいさんが見つけ出逢われますこと私もとっても楽しみにしています。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年11月26日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助塾」。 今回は、「結婚を控えているけど、家族が心配…」という、ゆいさん(27歳 福祉)のお悩みに心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスしてくれました。 ■ゆい(27歳 福祉)のお悩み もうすぐ結婚を控えています。しかし、私の家族が心配という理由から、なかなか気持ち的に踏み切れずにいます。5年前に父が他界し、母と姉と妹がおり、姉は結婚し地方にいます。父が他界してからは私が実家にお金を入れ、なんとか生活している状況です。 母はパート、妹は23歳ですが、今まで働いたことがなく家で家事をしています。働いてもらいたい気持ちはありますが、妹が外に出るのが怖いと言う気持ちがあるようでそれを理解し、強くは言えません。 背中を押そうと何度か一緒に探そうと声もかけましたがうまく進みませんでした。結婚してもお金を入れるつもりですが、今までみたいにたくさん入れることが出来ません。 私もずっと働いてきたのでそろそろパートに移行したい気持ちもあります。これからはあまり私ばかり頼りにしないでくれと言ったら母も妹も私から見捨てられた気持ちになるのではないかと思い強くも言えません。なにをどうしたらいいかわからず日々考えこんでしまいます。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより ゆいさん、もうすぐご結婚なのですね、おめでとうございます。私も結婚経験者ですが、結婚前って幸せなのだけれど『決めること』『決心すること』『決断すること』が、次々押し寄せて来て、 気持ちが慌ただしくなってしまい、心がどこか不安になりがちですよね…。 ご相談を読ませて頂いたのですが、22歳から5年間もお父様の代わりに大黒柱となって、経済的にも精神的にもご家族を支えて来られたのですね。自分の買いたい物も欲しい物もグッと我慢することもあったのではないでしょうか、本当によく頑張られましたね。 そして、そんな がんばり屋さんのゆいさんをお母様も妹さんもとても頼りにされているご様子なのですね。 私は早くに相手家族と同居し、結婚して子どもたちを授かって、家族のために家族のためにと、ついついひとりでがんばって来たがんばり屋さんだったのですが、私が頑張れば頑張るほど、家族が『頑張らない』『頑張れない』ということが最近になってようやくわかりました。 私が頑張って、頑張って役に立って活躍すればするほど、家族の 頑張る機会・役に立つチャンス・活躍の機会・自立のチャンスを奪っていたのです。そうです、私が奪っていたのです…。 なので、私が頑張ること、私が役に立とうとすることをひとつひとつやめてみました。ついついひとりで頑張ってしまう癖が付いていたので、はじめは難しかったのですが、少しずつ少しずつ家族に頼って、任せて、放っておくことにしました。そして、私は、自分の人生を楽しむようにしました。 そうすると、家族は、きっと嫌な気持ちになるだろうと思っていたのですが、それはまったくの私の思い違いだったようで、信じて頼って任せていた子どもたちは、のびのびいきいきと自立して行き、自分たちの望む遠くの大学へと進学して行きました。 片意地を張って頑張っていた私は、なんだか呆気にとられて肩の荷が下り、楽になりました。何をあんなに頑なにひとりで頑張っていたのかしら! と。 ・自分を信じてもらえる ・人の役に立てる ・人に頼られる ・自分に任せてもらえる これって、自分の存在を認めてもらえたようで、とても嬉しいですよね。もしかしたら、この嬉しさを知っているから、お姉さんは思いきって地方にお嫁に行かれたのかもしれないですね。 ゆいさんご自身が22歳から大黒柱をやって来たのだから お母様と妹さんもきっとできる、私も大丈夫だったのだからどうせ大丈夫と、まずちょっと信じてみてくださいね。 そして、自分自身のためにも新しい家族との生活のためにも、また、今まで自分が頑張ることで奪って来たかもしれないご家族の活躍の機会・自立のチャンスを奪わないためにも勇気を出して、思いきって打ち明けてみてくださいね。 ・今まで、お父様の代わりに頑張って来たこと ・結婚すること ・長く働くためにパートに移行すること ・実家にお金は入れないこと ・大黒柱を任せること きっとビックリするお返事がきけると思います。ゆいさん どうぞお幸せになってくださいね。 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2013年10月15日