2018年生まれの女の子さくちゃんと、2020年生まれの男の子あおくんを育てるワーキングママ。奇想天外な家族の様子を絵日記で描いています。
昨今、幼い子どもの失踪事故をよく耳にします。我が家でも娘のさくちゃんが3歳のとき、ひとりで家を出てしまい…。これは私たち夫婦の後悔と反省の記録です。
娘のさくちゃんは、生後すぐに心臓の病気だとわかりました。初めての子どもで、何で苦しんでいるのかがわからず、娘を失うのではと恐怖に怯えていた日々と、手術をして元気になるまでの闘病記。
■前回のあらすじ 締め切ってお風呂掃除していた私は、息子の泣き声でさくちゃんと夫がいないことに気づく。夫がさくちゃんを連れ帰り安心するが、家を出た原因は「ママ(私)を探しに行った」のだと知り、愕然とするのだった。 ■私たちの反省点 ■安全な日々を送るために… 今回娘が見つかったのは本当に「運が良かった」ことでした。一歩間違えれば…と思うと、今でもゾッとします。 今回の件を通して日頃の安全対策の重要性と、子どもにしっかり危険性を話して理解させることの大切さを知りました。これからはさらに気を引き締めて安全な日々を守れるようにしたいです。 ここまで読んでくださってありがとうございました!
2023年07月14日■前回のあらすじ 目撃情報から、夫は娘が交差点を渡ることを想像して不安になりながら交差点に向かって全力疾走する。するとさくちゃんが交差点で信号待ちしているのを発見! 夫の姿を見つけると家を出た理由を話してくれて…。 ■一方、家では… ■ママを探しに行った!? さくちゃんが外に出た理由は「お母さんとの約束で、公園まで行こうとした」でした…。 まだ時計の読めない子に「○時に行こうね」と約束してしまったことが今回の結果になったので反省しています。 そして「姿が見えなくなった」=(イコール)「外に出た」と考えてしまうことを知ったので、今後は「お風呂に入ってくるね」など居場所を知らせる声かけも大切だと考えました。 次回に続く「娘が家から消えたとき」(全7話)は12時更新!
2023年07月13日■前回のあらすじ 家の外を探しに行く夫だったが、どこへ行けばいいのかわからない。ママ友や通行人から目撃情報をもらい、それらを頼りに追いかけることに。しかし、さくちゃんの向かった先には大きな交差点があることに気づき…。 ■交差点に急ぐ夫 ■さくちゃんがいた! 交差点まで全力疾走したパパは不安でいっぱいだったようです。 そしてさくちゃんは交差点で信号待ちをしている状態でした。 無事見つかったさくちゃん…。家を出た理由とは? ※夫から聞いた話をもとに描いています。 次回に続く「娘が家から消えたとき」(全7話)は12時更新!
2023年07月12日■前回のあらすじ 子どもたちが静かなので夫は様子を見にいくことに。しかし廊下には息子のあおくんはいるが、さくちゃんの姿はなかった。ドアの鍵が開けられ、靴がないことを確認した夫は外を見るが、周辺にはもうすでにいなくて…。 ■ママ友が見てくれていた!? ■どこへ行けばいいんだ!? 外に探しに行った夫は、どこを探せば良いのか見当もつきませんでした。その中で目撃情報を伝えてくださった近所の方々には本当に感謝しています。 しかし娘が向かった先は大きな交差点で…。次回に続きます。 ※夫から聞いた話をもとに描いています。 次回に続く「娘が家から消えたとき」(全7話)は12時更新!
2023年07月11日■前回のあらすじ 土曜の朝9時にさくちゃんと公園に行く約束をした私は、お風呂掃除のためドアを閉めお風呂にこもってしまう。夫は掃除機をかけ始め、さくちゃんと息子は一緒に遊んでいたが、さくちゃんだけ家を出て行ってしまい…。 ■子どもたちが妙に静か…! ■娘は確実に外にいる! 夫は子どもたちが廊下に出たことに気がついていました。 しかしこの頃娘は「なんでも自分でやりたい時期」で、普段からひとりでトイレに行ったり、着替えをとりに廊下に出ることがありました。 そんな背景もあり、外に出てしまったことにすぐに気がつくことができなかったのです…。 ※夫から聞いた話をもとに描いています。 次回に続く「娘が家から消えたとき」(全7話)は12時更新!
2023年07月10日■前回のあらすじ 娘のさくちゃんが3歳の時のこと。玄関のドアは二重に鍵が掛かっていて、私と夫の大人ふたりが家にいる状況で、さくちゃんがいなくなりました。注意していたはずなのに起こってしまった失踪事故を振り返ると…。 ■娘とした約束 ■夫と私は掃除を始め… 今回の私たちの反省点は、ドアを閉め音の聞こえない状態でいてしまったこと、もうひとり大人が家にいるという状況に甘えて油断してしまったこと。子どもたちが廊下に出たのにも関わらずついて行かなかったこと…。 その油断が大きな事態へとなっていきます。 ※娘の表情や動きは予想で描いています。 次回に続く「娘が家から消えたとき」(全7話)は12時更新!
2023年07月09日こんにちは、こやま家です。 今回のお話は娘のさくちゃんが3歳だった時の出来事です。 ■大人がふたりいたのに… 子育てをしていると、子どもが予期せぬ行動をして、危うく事故や事件になりそうになったことはありませんか。 一瞬の油断が命取り…。わかっているつもりでも起こってしまう事故…。 このお話は、こやま家の中で起こった娘の失踪事故についてです。自分たちの自戒と注意喚起のために記録を残していきたいと思います。 次回に続く「娘が家から消えたとき」(全7話)は12時更新!
2023年07月08日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 手術後、娘にたくさんの変化が…。声が大きくなり、顔色が良くなり、呼吸が小さくなって、ミルクもちゃんと飲めるように。いよいよ退院。多くの人たちに助けられてここまで来たこと、感謝して病院を後にするのでした。 ■遺残短絡がある!? ■元気な女の子に成長! ここまで読んでくださって本当に本当にありがとうございました! 今さくちゃんは1年に1度の検査のみになりました。元気に怪獣のように成長しています! これからも精一杯生きて、泣いて笑って成長して大人になれるような、そんな未来が待っていますように。 ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月17日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 手術から3日後、娘の泣きっぷりに圧倒。さらに、1ヶ月ぶりにミルクを口から飲むのに一瞬で飲み終えてしまったり、初めて声を出して笑ったり、回復が見えて嬉しくなるのでした。 ■さまざまな良い変化が…! ■退院が決まった! 手術を終えてからたくさんの変化がありました。 特にびっくりしたのが術後は呼吸がとても小さくなって…。それまではマラソン走ったみたいに肩が上下するほど大きな呼吸をしていたので、最初は逆に不安になりました。 とうとう退院。たくさんの人に助けられてきたことに感謝しながら、今度は私が頑張る番だと思うのでした。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月16日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 娘の手術が開始。待機中、夫が「退院できたら一緒にやりたいことリストを作ろう」と言い出し、退院後の娘との未来を想像して過ごすことに。やがて手術は終わり、無事娘と生きて会うことができたのでした。 ■一般病棟に移り付き添いが再開 ■初めて声を出して笑った…! 生まれたときから元気にミルクを飲んだり笑ったりしたことがなかったので、手術を終えてからは驚きの連続でした。 60mlのミルクを飲むなんてすごく難しいことだったのに、手術終えてすぐでペロリと完食! 吐き戻しもありませんでした。現代の医学は本当にすごいですね! 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月15日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 手術を明日に控え、術前説明を受ける私たち。その内容やリスクは怖いものばかりで、同意書にサインするのも躊躇するほど。先生方を信じて託そうと迎えた手術当日、娘を見送りながら「生きて帰って」と祈るのだった。 ■時間経過が遅く感じる… ■待合室の電話が…! 娘の手術の間、本当に時間が長く感じて…。時計を見るたびに「まだあれから5分しか経ってないの!?」ってことを繰り返していました。そして考えても仕方がないことを悶々と考えたり…。 このとき出てきた「やりたいことリスト」は、この後パパと作ってこやま家の壁にデカデカと貼っています(コロナ禍で行きたいところは全然行けてませんが…)。 そして手術は無事成功しました! 本当に医療従事者の方々には感謝してもしきれません。生きて会えた、それだけでものすごくホッとしたのを今でも覚えています。 今後は術後の経過について描いていきたいと思います。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月14日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 高度治療室へ面会に訪れると、娘のところに大きな人が! その人は今度手術をしてくれる先生で、「さくちゃんには苦しい思いをさせてしまって申し訳ない」と言うのだった。数日後、病院から明日手術すると連絡があり…。 ■手術の内容もリスクも怖い… ■生きて帰ってきて…! 手術直前の思いを描きました。 術前説明は「最悪のケースを想定して」お医者さんは話してくれるのですが、それが怖くて怖くて。同じ病室のママからいろいろな話を聞いていたのでしっかり覚悟を決めて聞きに行きましたが、こやまは夫婦でビビりまくっていました。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月13日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 娘は肺炎にかかったことで危険な状態になったことが判明。炎症の値を見て、緊急手術をすることになる。高度治療室は付き添いができないため私は自宅で待機することになるが、家に着くといろんな思いが溢れてきて…。 ■あの大きな人は誰? ■ついに手術が決まる…! 病院の先生方は本当に優しくて子どもたち思いで…。そして入院中何度も「病院に住んでる!?」と思うくらい、先生たちは病院にいてくれました。本当に感謝しかないです。 そして、次回はいよいよ手術です。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月12日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 娘のさくちゃんの様子が急変。看護師も息をのみ、すぐに担当の先生やスタッフを集める。「今すぐお父さんを呼んでください」と言われ、神様に「私と娘の心臓を取り替えてください」と願うのでした。 ■容態悪化の原因は… ■生きてほしい…! 娘の容態が急変した原因は「肺炎」でした。 心疾患のある子は風邪を引くだけでも重症化すると言われていますが、肺炎までなるともう致命的でした。仰向けのまま吐いたのが原因だったようです。 そして高度治療室に入ったら付添入院ができなくなり、ひとり家に帰りました(パパは自転車だったので別行動)。 娘のいない家はとても寂しくていろんな思いが溢れてきました…。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月11日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 手術待ちをしながらの入院中、担当の先生が出張に出ることに。しかしその間に豪雨が降り、病院は被災してしまう。物資が届かない、病院スタッフが来れない中、娘の容態が悪化。母娘、まったく眠れないまま朝を迎え…。 ■娘の様子がおかしい…! ■神様、お願いです… 一生忘れないあの日の出来事を描きました。 娘が大変なときにただ立ち尽くすことしかできなくて、あげられるものなら私の心臓をあげたいと願いました。看護師さんから言われた「お父さんを呼んでください」という言葉が、今どれほど危ない状況なのか一気に伝わってきて、とても怖かったのを覚えています。 次回はこの状況に陥った理由を描きます。もう少し暗い展開が続きますが、よかったら読んでください。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月10日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 検査の結果、心臓の穴の影響で娘は肺高血圧になっていた。そこで手術のキャンセルを待ち、なるべく早く手術を受けることに。「明日も生きている娘に会いたい」と願うことしかできず、無力さを感じるのでした。 ■母の看護スキルがアップ! ■担当の先生の不在 手術待ちのときに豪雨で被災しました…。ここでは描いていないですが、親のご飯は病院から出ないのでコンビニで買っていたのですが、コンビニから商品が消え、断水し、看護師さんやお医者さんも病院に来れずてんやわんやでした。 そしてそのタイミングで娘・さくちゃんの容態が悪くなり…、まさに泣きっ面に蜂。 次回は決定的なことが起こった朝からのことを描きます。暗い展開が続いていますが、今は本当に元気です! 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月09日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 総合病院で診察を受け、手術予定が決まってから2週間後。娘が以前よりミルクを飲まなくなり…、不安になり病院へ連絡。入院することになってカテーテル検査を受けるが、その最中に娘の自発呼吸がなくなり…。 ■カテーテル検査の結果は…? ■祈る気持ちで手術を待つ くらーい気持ちをつらつらと描いてすみません。このときは本当にただただ自分の無力さが悲しくて…。 お医者さんも必死に助けようとしてくれているけど、病床にも手術できる先生の数にも限りがあって…。 でもこの状況が「生きていてくれるだけでいい」という思いを教えてくれた気がします(元気になった今だから言えますが)。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月08日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 転院先の病院へ初めて訪れた娘と私。しかし県内外から集まる小児循環器内科は患者でいっぱい…。診察してもらった医師には、この状態でこれだけミルクを飲めるのはすごい、「お母さん頑張りましたね」と褒められ…。 ■ミルクの量が減っていく… ■それは検査中に起こった… 怖いこといっぱい描いてすみません! 娘は今は元気ですのでご心配なく! 最初の異変はミルクが飲めなくなったことでした。暑くなってきた時期だったので、脱水も心配で土曜日だけど電話をしました。病院にはご迷惑をおかけしましたが、このとき勇気を出して電話してよかったです。 そしてカテーテル検査。ここでは描いていませんが、事前に心臓の負担を減らすため輸血などをしました。お医者さんから事前説明もしっかりあり同意書も書きました。 次回は娘の呼吸が止まった理由とカテーテル検査の結果について描いていきます。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月07日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ エコー検査で穴の大きさを調べると、娘には手術が必要だとわかる。しかしこの病院では、小児の手術ができる医師がいないため転院することに。奇跡的に自宅から車で20分の病院を見つけ予約が取れるのだった。 ■いざ手術をする病院へ 産後のメンタルはジェットコースターのように上下しますよね? 退院して実家から県外の家に戻るとき、病児と暮らすことより家事育児スキルがまだ0のパパと暮らすことが不安で不安で…。車の中で胸がギューっとなってボロボロ涙が出てきました。 そして転院先の病院は大きな総合病院ですが、小児循環器科の人の多さは他科と比べて桁違いに多くて…。もともと患者数も多い中、子ども相手なので機嫌によってエコーできなかったり、採血に時間がかかったりするみたいです。 ■私、頑張れていたんだ… 総合病院は検査も多く、そして何より待ち時間が長くて驚きました。13時に行って、帰ったのは17時…。それだけの人数を見ているお医者さんは本当に大変だと思いました。 そして先生からの「頑張りましたね」の一言がすごく心に響いて…。 しかし、また娘の状態が悪くなっていきます。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月06日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 救急外来で受けた検査の結果から、娘の心臓にふたつ穴が空いていることが発覚。毎日娘が死んでしまうのではないかと怖かった私は、治療という光を見つけホッとする。そしてこのまま入院することになり…。 ■パパに連絡しなきゃ! はじめての小児科での入院は驚きの連続でした。大人の入院とはなかなか勝手が違い、戸惑うことも多かったです。 娘のさくちゃんが入院した病院では親が24時間付き添い、食事は病室でオッケーでしたが、病院によっては付き添いなしだったり、病室で食事できなかったりするようです。今はコロナのせいで付き添いやお見舞いができないなど、より大変だと思います。 そして病気が見つかって、自分では冷静なつもりでしたがモヤモヤしたりしていて…。ドンと構えた強い母になりたかったのですが、なかなか気持ちに整理がつきませんでした。 ■元気に産めなかった… 病気なのは「私にはどうすることもできなかった」とわかってはいるんですが、「妊娠初期の葉酸足りなかったかな」「仕事で無理しすぎたせいかな」と、どうしても考えてしまって…。健康に産んであげれたらこんな苦しい思いをさせずに済んだのかなと、この時娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになった覚えがあります。 そして、小児の心臓手術ができる病院がこんなに限られているなんて初めて知りました。手術した病院には県外からもたくさんの人が来ていて…、自宅近くの病院だったのは本当に奇跡でした。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月05日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 母乳外来で助産師から「呼吸の仕方が気になる」と言われ、小児科を紹介してもらう。小児科で今度は救急外来での検査を勧められ、躊躇する私に医師は「母親が気になるというのは立派な検査理由」だと言うのだった。 ■ついに検査の結果が… 総合病院の救急外来へ行きました。さすが小児の受け入れをしているだけあって、先生もレントゲン技師さんも看護師さんもにこやかで優しくて…、想像と全然違って驚きました(怖がりすぎ)。 レントゲン機器などは半分思い出で描いているので正確ではないです。でも首の座っていない赤ちゃんのレントゲンは本当に大変そうでした。 ■娘には心疾患がある!? とうとう病気のことが明らかになりました。でもそれがわかった時、ショックというよりはむしろホッとして…。本当に毎日このまま死なせてしまうんじゃないかという恐怖の方が大きかったのです。 長々と描いていますが、実はこれ助産院に行った日と同じ日で、昼から夜までずっと病院をハシゴしていました。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月04日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 退院後、娘のさくはミルクを噴水のように吐くようになってしまう。そのせいか、病院の2週間検診に参加すると医師から体重の増え方が少ないことを指摘され、さらに「ちゃんと頑張らなきゃ!」と言われてしまったのでした。 ■助産院の母乳外来へ行くと… 病院の名前や人の名前は変えてあります。 この助産師さんとの出会いは大きかったなぁと思います。なぜか当時は「病院にはよっぽどのことじゃないと行ってはいけない」という思い込みがあって、たまたま行った助産院でしたがここで小児科を紹介してもらっていなかったら娘のさくちゃんはどうなっていたか…。 ■総合病院での検査を勧められ… 娘は確かにミルクをよく吐くけど、ミルクの時間以外は泣くこともなく普通に元気で…。こんな熱もなく元気で病院に来てよかったのかな? とビクビクしていました。それでさらに総合病院の救急に行くよう勧められたので、完全にビビってしまいました。 ここでも呼吸の仕方を指摘されましたが、初めての赤ちゃんで普通はどんなスピードで呼吸するかなど全然わからなくて…。わからないことだらけの日々でした。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月03日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 入院して陣痛促進剤を入れたら早速陣痛がやってきて…。しかし25時間陣痛に苦しむも赤ちゃんは降りて来ず、子宮口も開かないため、帝王切開で出産。産後すぐ握手させてもらうが、赤ちゃんの手が冷たいことに驚き…。 ■退院と言われて胸騒ぎが… ■私は頑張れていない!? 暗い、暗い、暗い! でもこの時が一番気持ちが不安定で…。 ミルクをあげるのにすごく時間がかかっていたんですが、大量に吐くようになってからはミルクの時間が苦痛でその時間が来るのがすごく怖かった記憶があります。 あと、途中お医者さんにきついことを言われているような表現をしていますが、私もちゃんと「噴水のようにミルクを吐くんです。授乳に1時間もかかるんです」と伝えられていなくて…。お医者さんからしたら、母乳出ないのに完母で頑張ろうとしてるんじゃないかと思われていたかな、と。なぜかこの時は忙しいお医者さんの手を煩わせてはいけないという思いが強くて言えなかったのです。いやいや言えよー! 次回は病気発覚のきっかけとなった出来事を描いていきます。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月02日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 教師をしていた私は順調な妊婦生活を送っていたが、出産予定日を過ぎても陣痛が来ず、なかなか生まれる気配がない。妊娠41週が過ぎた頃、担当医と相談し、翌日から入院して陣痛促進剤を入れることになるのだが…。 ■陣痛は来てるのに降りてこない!? ■赤ちゃんと握手…! 今回は出産と最初に感じた違和感のお話。 生まれたての赤ちゃんと握手する感動の場面ですが、私は娘の手が冷たくて不安になったのを覚えています。 そして、今思い出しても出産は痛かったですね…。これが「命懸けか!」と思いました。 次回は病気発覚までの不安と葛藤を描いていきます。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年03月01日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 こんにちは、こやま家です。 娘のさくちゃんの闘病記録ですが、今娘はものすごく元気なのでご安心ください。備忘録として描いていきますので、「出産・育児にはこんなことがあるんだなぁ」と思いながら見ていただけたら嬉しいです。 ■こんな病気があることを知ってほしい ■順調な妊娠生活、そして出産までのこと このときはまだ病気のことはまったく誰も気づいていませんでした。 次回は出産と最初の違和感について描いていこうと思います。 次回に続く「娘と心疾患のお話」(全18話)は12時更新! ※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年02月28日