落書き好きの大阪在住主婦。理系夫とやんちゃな息子、おてんばな娘の育児中。 ツイッターで育児絵日記をつぶやいてます。
5人家族で8歳、6歳、2歳のお子さんを育てるむぴーさんが、子どもと一緒にいる時間を楽しくする「特別じゃない日を特別にする」方法を探していきます。家族みんなが楽しくなる連載をすれば、私も家族も楽しめてリフレッシュできて仕事にもなってウィンウィンなのでは…? そんなむぴーさんのひらめきから始まった連載です。
Twitterで大人気のコミック作家むぴーさんによる群像劇。平成も終わりを迎える2019年、日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。
ある日、娘と外出していると 「沖縄フェア」 の文字が目に入りました。 「こういうの買っておうちで沖縄パーティーしたら楽しいかもね」と娘に話すと「いいじゃん!やろうよ!」と乗り気の返答が。「じゃぁやっちゃおう!!」ということで今回の特別じゃない日を特別にする方法は 「おうちで沖縄気分を味わう日」 です。 本当はどこかに出かけたいなと考えていたんですが、急な気温の変化でここのところ子どもたちが体調を崩し気味だったので、おうちで楽しめるものにしました。お家にいながら沖縄旅行に行くような、そんな楽しい気分を味わえたらいいな! 沖縄気分はどうやって演出する? まずは下準備です。「どうしたらお家で沖縄気分になれると思う?」と聞くと「音楽かけたらいいんじゃない?」とのことで、沖縄の民謡をBGMに流すことにしました。 「あとは沖縄の風景も見えたらいいよね!」とネットで沖縄の海の写真を探し、何枚か印刷し、娘が壁一面に貼ってくれました。 近ごろ肌寒くなってきましたが、こうして沖縄の暖かい海の写真を見えるところに貼ると、それだけでだいぶ気分が明るくなりますね。 長女と次男が「いっせーのーで、おきなわ!おきなわ!」と叫んでいて、なんだか楽しそう…。 沖縄ならではの食べ物を満喫 続いてはサーターアンダギー作りです。 沖縄フェアでサーターアンダギー用の粉を買ってきたので、それを使って作ることにします。必要なのは粉と、卵3個と、油のみ。すごく簡単! 「誰か卵割れる人いる?」と聞くと、「わかんないけどやってみる!」と立候補してくれた長男と長女。長女は私と一緒に、長男は1人で上手に卵を割ることができました。卵を混ぜてから粉を追加し、混ぜて30分寝かせます。 その後、油で揚げたら完成! 特に長男が張り切ってたくさん手伝ってくれたのであっという間に作ることができました。 また、同時進行で沖縄そばも作ります。こちらも沖縄フェアで買ってきた沖縄そばの生麺と汁のセットと、レトルトのラフテーを使います。紅生姜を買い忘れてしまったので、トッピングはラフテーとネギのみとなりました。 「沖縄ぽい!」「沖縄だ!」とはしゃぐ子どもたち。 去年の冬に初めて家族で沖縄旅行に行き、その時に食べた沖縄そばを思い出しているようです。久々に食べた沖縄そばに舌鼓を打ちつつ、沖縄の思い出話に花が咲きました。 特に次男は沖縄そばをかなり気に入ったようで、2回もおかわりしました! よかった。 沖縄そばを食べたあとは、さっきデザート用に作ったサーターアンダギーを食べます。「うちでたまに作る揚げドーナッツに似てるけど、もっと大きくてどっしりしてるね」と長男。 大きくてさっくりほろほろしていてとても食べ応えのある美味しいサーターアンダギーでした。「またいつか沖縄に行った時はこれと同じの食べたい!」と大人気でした! 簡単に作れるので、またちょこちょこ作ってみたいなと思います。 その後まったりしていると、急に長男が沖縄の民謡に合わせて踊り始めたのでびっくり。 「それなんの踊り?」と聞くと「わかんない、適当!」とニコニコしながら踊る長男。それをみた次男もニッタニタしながらお兄ちゃんの踊りを真似して踊り始めました。 沖縄の雰囲気のなかでは、みんな自然と陽気になるんだなぁ。 沖縄の楽しみ方はまだまだある!? 「せっかく沖縄気分を味わう日なんだから、沖縄の方言も勉強しよう」とネットで沖縄の方言を調べてみんなで練習することにしました。 ありがとうございます:「にふぇーでーびる」 いたい:「あがー」 すみませんでした:「わっさいびーん」 いただきます:「くわっちーさびら」 「はいさい」や「めんそーれ」はよく聞くけど、他の言葉はあまり知らなかったので新鮮でした。 子どもたちは「あがー」と「わっさいびーん」が気に入ったよう で、ずっと「あがー!」「わっさいびーん!」と言い合ってました。 沖縄のパインジュースとマンゴージュースもみんなで味見し、最後を飾るのは沖縄のアイスブランド、ブルーシール!! お店にあったやつをひとつずつ購入したので、好きなものを選んで食べることにしたんですが、ここで問題勃発。 長男も長女もまさかの同じ味が食べたいとのこと!取り合ってどうにもならなさそうだったので、ジャンケンで決めることに。 ジャンケン、ポン。 長男が勝ち、長女が号泣〜!!! せっかく楽しく沖縄パーティーしていたのに最後にまさかこうなるとは。まぁね… 子育てしてると、こういうのは避けられないよね。 なんとか長女を落ち着かせ、最終的に長女は別のアイスにして、みんなで一口ずつ交換して味見しつつ食べました。 「沖縄に行きたくなっちゃうねぇ」「沖縄行きたいねぇ〜!」と、アイスを食べながら沖縄に思いを馳せたのでした。 ちなみに大量にできたサーターアンダギーは「こんなにたくさん食べきられるかなぁ」と思っていましたが、次の日にはすっかり食べ切ってしまいました! 冷めてからもレンジとトースターで温めるとまたさっくりとして美味しかったです。 色々ありましたが、沖縄のBGMと、海の写真と、サーターアンダギーと沖縄そばとブルーシールアイスで関西にいながら沖縄気分を味わう楽しい1日となりました! これをやってから家族の沖縄行きたい欲がものすごく高まってしまい、現在沖縄のツアーを探しては妄想している日々です。 文・イラスト むぴー
2024年11月14日わが家の子どもたちは工作が大好きで、家にあるおり紙やら段ボールやらお菓子の箱やらテープやらを使っていつも勝手にいろんなものを作っています。 ただね、資材の使い方に遠慮がないのでいつも「テープを使いすぎないで!!」「これ以上ティッシュを使うのはダメ!」と注意してばかり。 たまにはのびのびと工作させてあげたいなぁ…ということで、今回の 特別じゃない日を特別にする方法 は「工作資材をたくさん準備してみんなで好きなものを作ってみよう!」です。 わが家の御用達100円ショップで次男と一緒にいろんな工作資材を用意し玄関に置いていると早くも娘に見つかり、「お母さん何これなに!?」と聞かれました。「次のお休みにみんなで楽しいことをするからまだ秘密だよ!」と伝えると「え〜! ぜったいやる!!」とワクワクした様子です。 ついに工作開始! 家族の反応は? 当日、朝から娘は「今日なんかやるんだよね!」と何度も聞いてきます。 朝ごはんのあと、たくさんの工作資材をテーブルに広げ「今日はここにあるもの好きなだけ使って好きなものを作っていいよ!」と家族に宣言しました。 「早くやりたい!!!」とテンションマックスの娘、黙って拍手を始める長男、少しだけ残っていた朝ごはんの残りをすごい勢いで食べ終える次男…。 みんな思い思いの道具と資材を取って工作し始めました。いつもは「あっだめ! それ以上使うと家で使う分がなくなっちゃう!!」と途中でストップが入りがちなのですが、今日はなんでも使い放題です! 長女は初めて見る「キラキラのりペン」がとても気になるようで、「何これ!かわいい!これを使う!!」と紙皿をのりペンでキラキラにしていました。加減がわからず盛り盛りになりましたが、「これ、光に当てるとキラキラしてすごくきれいだよ!ほら、見て!」と上機嫌です。 長男は竹ひごに目をつけて、紙皿に穴をあけ、コマを作るようです。「この棒がうまく止まらないな…」と紙粘土やセロハンテープやガムテームを使って試行錯誤しています。そんな中、夫はスマホを取り出し「工作 アイデア」と検索していました。 次男は紙粘土に竹ひごを刺し、竹ひごを抜いたものを私に見せて「ミテ!コレ、カジャン(火山)!!」と教えてくれました。確かに火山ぽいね! 夫はネット情報を元に牛乳パックを使って輪ゴムで動く車を作り始めました。「久しぶりすぎて何をしたらいいのか全然浮かばない…」とのこと。私は、ダチョウのような操り人形を作ることにしました。紙コップに破いた画用紙をのり付けしていると、「トンちゃんも同じのしたい」次男がやってきたので同じように画用紙を紙コップに貼るのを手伝いました。 自分の好きなようにどんどん作っていく長男と長女と違って、次男は誰かがやっているのを見て「自分もあれと同じことをしたい!」と誰かの何かを真似して作っていました。こうやってみんなで一緒に作業するのを見ながら次男はいろんなことを学んで吸収していくんだなぁと感じます。 子どもたちは大きなものをどーん!というよりは、自分が気になるものを心の赴くままたくさん作った感じでした。それぞれ性格が出ている気がします。 楽しすぎて翌日までの持ち越しが決定!? そしてあまりに楽しかったのか、翌日も「工作またやりたい!!」とのことで、前日の残りの工作資材を使って2日連続工作大会をすることになりました。今までいろんな活動をしましたが、好評すぎて翌日も続行っていうのはあまりない気がします。 2日目は雲行きが怪しくなってきた…? みんな楽しそうですが、少しずつ雲行きが怪しくなっていきます。使い道もないのに大量に出されるテープ、ガムテープを巻きつけられたテーブル。全て繋げられる竹ひご、大量の剣と盾、そして始まる戦いごっこ。 思ったように作れなくて大泣きする長女(しかも複数回)。弓と矢を作り始める長男、作ったものを破壊して回る次男。そして、ぐっちゃぐちゃの部屋。 これはストレス〜!!!! たくさんあったはずの工作資材も2日間の工作大会でほぼ全部無くなりました。最終的に作ったものはこんな感じ。 それぞれ作ったものに性格が出ていますね。誰かの真似をしながら楽しんでいた次男、キラキラしたものやかわいものなど飾るものを中心に作った長女、糸電話やコマ、皿回し、剣や弓、釣竿など遊び道具を作った長男。夫は動く車(完成直後に次男が破壊)、私は操り人形を作りました。 工作を思いっきり楽しんだ2日間の感想は? 子どもたちに感想を聞いてみると、「ものすごく楽しかった!!!」とのこと。 長男は「工作に使えるものがたくさんあるのが1番嬉しかった!」、次男は「たくさん工作したよ」とニコニコ報告してくれました。 うまく作れない!と何度も大泣きしていた長女にもどうだったか聞くと「すごく楽しかったよ!またやりたい!」と思った以上に楽しかったようです。 親としても家の備品を使われると「あっ使いすぎないで…!!」とビクビクしてしまいがちなのですが、 工作用と割り切って用意したものであれば、比較的広い心でいられる のもよかったです! ちなみに夫は「久しぶりに工作をして、自分に創造性が全然ないことを再確認できた」と言ってました。自分で自由に作るのが好きな人と説明書に忠実に作るのが好きな人がいるよね! 今回はあまり大きな工作資材は用意しませんでしたが、段ボールや大量のガムテーム、いらないシーツなどもあったら大きな工作ができて楽しそうだなと思いました。 ただ、わが家の場合は 家の中も子どもたちの情緒もぐっちゃぐちゃになったので、今回よりも盛大に工作をするとなったら覚悟が必要そうです… 。親は大変だったけれど、子どもたちからの評判は最高によかったです。なにせ前代未聞の2日間連続でやるくらい大好評でしたし。 あと、この2日間で作られた大量の制作物をどうしたらいいのか頭を悩ませています。
2024年11月02日この連載では、 「特別じゃないなんでもない日をちょっとの工夫で特別な日にしよう!」 という考えのもと今までにいろんなことにチャレンジしています。 そのせいか、 「むぴーさんはよく子どもと向き合ってる! 」みたいなイメージを持ってくださる方が多いのですが、 全然そんなことないんです。 子どもたち3人といると、もうぐっちゃぐちゃで常に誰かが喧嘩したり泣いてる感じなので、私自身が「んぎゃーー!!」となっています。 そんな日々の中で、特に私が反省しないといけないなぁと思っていることは、 「子どもの話を聞き流しがちなこと」 です。 常に話しかけてくる3人の子どもたちの相手をしつつ家事やら仕事やらやるべきことをするのはすごく難しい! もともと集中すると耳が閉じて何も頭に入ってこなくなるタイプなので、子ども達に話しかけられても「ほ〜」「へぇ〜」となんとなく流してしまったり、「ごめん今無理だからあとでね」と言ってそのまま私も子どもも忘れてしまったり…。 特別な活動を考えて子ども達と楽しむことももちろん良いですが、もっと日常の中でできることがあるよな私…と反省した結果、今回やる活動はこんな感じになりました。 その日1日、子どもに話しかけられたらその時にやっていることを全て止めてしっかり話を聞き、対応する。 いや〜、やりたくないなぁ!!笑 すごく大変そうだし、家のこと回るかな…いやいや、何ごともやってみないとね!! 覚悟を決めて…いざチャレンジ!! ということで「今日はみんなが話しかけてきたら、お母さんはその時にやってること止めてちゃんと話聞くからね!!だからもし話ちゃんと聞いてなかったら教えて」と宣言し、開始となりました。 ちなみに速攻で長男に「なんで?」と聞かれ、「お母さんがみんなの話ちゃんと聞いた方が嬉しいでしょ?」と答えると、食い気味に「うん!!」と言われました。うん、頑張る! 朝ごはん中 早速、朝ごはんの時間からチャレンジ開始です。 「あ〜か〜さ〜た〜な〜を長くいうと全部『あ』なんだよ!!」と急に教えてくれた長女。なんでも学校で習ったそうで、あいうえおって面白いよねという話で盛り上がりました ラジオ体操中 私がラジオ体操していると次男がやってきて、同じように腕を振り回し「ぼくをみて!!」と真似をし始めました。 「一緒にやりたい」とのことで一緒に体操をし、気合を入れて腕を振り回しまくった次男はその後「うでが痛くなった…」とソファで寝込んでいました。 大丈夫?頑張ったから疲れちゃったんだね。 仕事中 その後、仕事を始めるか…と机に向かうと「お母さんと一緒にタブレット見たいな」と次男がやってきました。「いいよ!」と一緒にソファに座り、タブレットで次男のお気に入りの動画を見ることに。 そして、次男の気が済んだようなので改めて仕事を…と思うと今度も長男が「お母さん見て!!」と、どうやら自分がやっているゲームを私に見せたいようです。こっからが凄かった… 「お母さん!!祠がどこかわからない!!」 「お母さん見て!ぼく鬼神装備揃ってるよ!」 「ぼくのワールドはほぼ王家の剣だよほらみて!しかも効果付き!!ほらみて!お母さん見て!ラウルの祝福!前にここのグリオーク戦でダイヤモンドゲットした!」 「この体勢でふわあああんってなったんだよ!(??)」 普段だったら「わお〜」「すごいね」くらいで軽く流してしまうのですが、今日はしっかり子どもの話を聞くのでしっかり画面を見てしっかり感想を言います。 普段よりもしっかり話を聞く私に長男はニッコニコで同じ勢いのままずっと画面の説明をしてくれるので、途中から「あ、もう仕事をするのは諦めよう」とソファに座り直し、長男の話をずっと聞いていました。 挙げ句の果てには、私がトイレに行ったら「おかあさーんおかあさーん!」「みててね!!おかあさーん!!」と呼ばれ続け、慌ててリビングに戻りました。 9歳でもこんなにお母さんお母さんってなるんだなぁ。もしかすると長男は普段私にもっと聞いてもらいたいのを我慢しているのかもしれないなと思いました。 お昼ご飯準備中も、お昼ご飯中も、この連載用のメモを取る時も、いやぁ、話しかけられる話しかけられる!3人が一気に話すのでちゃんと返すのが大変です。 その後、長男が「どうしてもベートーベンの伝記の漫画が読みたい!」とのことで、子ども3人連れて車にて伝記探しの旅へでたりもしました。 夕食準備中 最近のわが家は、なにがあっても良いようにと15時から夕食を作り始めます(大体途中で妨害が入るので)。すると、さっそく長女が大きなおもちゃのメガネをかけて「見て!!かわいい!?」と私に見せに来ました。 可愛いよ〜と伝えても「ほんまに?なんか嘘っぽい」と疑われる始末…。その後、次男に「お母さんと遊びたいな〜」と言われ、中断して一緒におもちゃで遊びました。 そんなことをしながら、ふと思いました。 「あれ…??なんか思ったより普段と変わらない気がする…いやいや…」 次男と遊んでる最中に長女が「お母さん見て!!」とまたメガネを見せに来ました。そして私によそ見をしてほしくない次男と私に見て欲しい長女でバトル勃発。ひええ…。 色々ありましたが、早めに夕食を作り始めたのが幸いして、なんとか18時には夕食が完成しみんなで食べることができました。 子どもたちに今日の感想を聞いてみると…? 夕食を食べながら、子ども達に聞いてみました。 子ども達の話をできるだけ聞くようにした1日、子ども達にとってはどうだったのかな。 「うーん」 「そんなにいつもと変わらない…?」 まじか〜!!!!笑 でも、私も思ったのですよ。なんかわかる!!! 確かに1日意識して子ども達の話を聞いたんです。ちゃんとやってることを止めて。でも、なんとなく普段とそんなに変わらない感じがして、あんまり特別感がなくて。 「今日、あんまり話をしっかり聞いてもらえた感じがしなかった?」 「うーん、そうかな」と長男と長女。 「じゃあ今日、話を聞いてもらえなかったなって思う場面はあったの?」 少し考えたあと、2人は「いや、なかったと思う」と言っていました。 ここから私が考えた仮定は3つです。 実は私が普段からそれなりに話をちゃんと聞いていたので特別感がなかった 子どもが3人いるので分散されて話ができた感覚が薄かった 子どもが話しかけた時にそれを聞くというだけでは、子ども的に話を聞いてもらえた感覚になりづらかった 1個目はめちゃくちゃポジティブ解釈です。でも多分違うと思うのです。普段すごく聞き流している自覚があるので。 2個目は関係ありそう。3対1だとどうしても会話が薄まってしまったり、途中で別の子が話しかけてきて会話が途切れてしまいがちですし、今回も3人に一気に話しかけられて一言ずつ返す、みたいな場面があったので。 個人的に気になるのは3個目の仮定です。 子どもが「親に話を聞いてもらえた!」と感じるポイントは「親から都度しっかり応対がある」だけではないのかもしれません。 そこで、逆に子ども達に聞いてみることにしました。 「どうされたらもっと『お母さんに話を聞いてもらった』って気持ちになると思う?」という私の質問に… 「ぼくから話しかけるよりも、お母さんからいっぱい話しかけてもらった方が話を聞いてもらった感じがするかも」「私はお母さんに質問してもらいたい」 という返答が。 子どもから話しかけられるのを受け身で待っているんじゃなくて、もっと積極的に話しかけた方がうちの子的には良かったのか!と目から鱗でした。 こっちから話しかけても別のことに気を取られていて返事もないことが多々ある2人なので、そんなふうに思っていたとは驚きです。 「じゃあ次からはそうするね!」と、その日の夜は子ども部屋にお邪魔してベットに寝っ転がりながら30分間いろんな話をしました。 特別じゃない日を特別にしてみた結果… わが家の場合はしっかり話し合える時間を持つことが、一番「親に話をきいてもらった」と感じるようです。 日々の忙しい生活のなかで子どもたちの話を毎回しっかり聞いてあげられなかったとしても、定期的に子どもたちに話しかけ、質問する時間を取ることで親子のつながりを強めることができるのかもしれないなと思いました。 ちなみに今回の1番変化があったのは次男でした。 私が何をやっていたとしても 「ぼくがお母さんと遊びたい時は一緒に遊べるんだ」 と知ったのか今まで以上に「お母さんきて!!!」「お母さん一緒にあそぼう!!!!」「お母さんお母さん!!!」「お母さん隣に座って!!!!!遊んで!!!!」と諦めずにずっと誘われる(泣かれる?)ようになりました。 良いのか悪いのか分かりませんが、しっかり甘えられるのは良いことだと思うことにします。 文・イラスト むぴー
2024年09月20日家族みんなで「特別じゃない日を特別にする方法」を見つけていくこの連載。 夏休みに入り、子ども3人と慌ただしい日々を過ごしておりますが、今回の活動は 「子どもたちにサプライズをする」 にしようと前々から決めていました。しかし、何をサプライズするか悩んでいました。 あまりお金をかけすぎずに、3歳から8歳がみんな楽しめること。またスケジュールの関係で実施日は平日になるので、夫不在の私1人で3人にサプライズ…何をしたらいいんだ?! サプライズはコレに決まり! たくさん悩んだ挙句、たどり着いたのは 「しゃぼん玉パーティー」 でした。 いつも安いしゃぼん玉液ですぐ消えてしまうので、ちょっと良い高性能のしゃぼん玉液を買って、いろんなしゃぼん玉グッズも用意して楽しんだら良いんじゃないかと。我ながらナイスアイデア! しかし現在は真夏、外での実施は暑すぎる。かといって家の中でも難しい。 あとは住宅地の中や周りに車やお家のある公園だとシャボン玉がたくさん飛んで迷惑をかけるかもしれない。ちょっとしゃぼん玉やるくらいならいいけど、しゃぼん玉パーティーだしなぁ…とどこでやるかをまた悩み、最終的に朝の涼しい時間にめっちゃ広い河川敷でしゃぼん玉パーティーをすることにしました! 子どもたちに内緒で出発! 到着したときの反応は…? 家の近所の河川敷を地図で確認し、近くに民家もないことを確認し、朝から駐車場が空いているのかも確認し、よし大丈夫そう! ということで、夏休みのとある朝、行き先を告げずに子ども達を車に乗せて出発します。「どこにいくんだろ〜」「楽しみ!」とわくわくする下2人と「どこ行くの?お腹すいたんだけど…」とちょっとめんどくさそうな長男。 そして河川敷に到着しました。 「土手だ!」 「ここで何するの?」 と少しワクワクし始めた子どもにテントやしゃぼん玉、朝ごはんや水筒が入った袋を渡します。 「テント?」 「パンも入ってる!」 「はい、まずはここで朝ごはんピクニックをします! その後はみんなでシャボン玉パーティです!」と宣言すると「やった〜!!」と喜ぶ娘。 私が子どものころ好きだった黒糖パンとクロワッサンをみんなで食べました。子ども達も気に入ったご様子。良い天気で、良い景色の中で食べるパンは美味しかったです。 朝ごはんもそこそこに、袋に入った大量のシャボン玉を見た次男が「しゃぼん玉やりたい!」と言い出したので、今回のメインであるしゃぼん玉パーティーを始めることにしました。 ネットで購入したシャボン玉 その違いはいかに…!? しゃぼん玉グッズは思った以上に100円ショップにたくさんあり、今回買いきれなかったものも多くありました。今回はサプライズなので私が選びましたが、一緒に買いに行っても良いかもしれません。 今回はしゃぼん玉グッズは100円ショップで、そしてしゃぼん玉液は別でネットで購入しました。評判が良く、ヨーロッパ安全基準CEを満たしていて最悪飲んでも安全なやつをどどーんと1リットル。 これ、しゃぼん玉液で全然違いますね。以前安いしゃぼん玉液で遊んだ時は一度に2~3個しかシャボン玉ができなかったんですが、良いしゃぼん玉液だと延々シャボン玉が発生します。すごい…1回つけただけで100個ぐらい出てくる感じでした。これは楽しい! 長男は大きなしゃぼん玉を作っては「見て〜!!!すっごく大きいのができた!」とはしゃぎ、娘は大量のシャボン玉に囲まれてニッコニコ、次男はすごく良い笑顔でしゃぼん玉液をこぼしてる〜!! まぁ予想の範囲内だったので、シートを持ってきてよかったと思いました。次男くんは靴下までベトベトになりつつ何度もしゃぼん玉を吹いて楽しんでました。 朝はあまり乗り気じゃなかった感じの長男に「どう?楽しい?」と聞くと「楽しい!!!」とニッコニコ。みんなしゃぼん玉喜んでくれてよかったなぁ。 私もとても楽しかったです。すごく大きいシャボン玉や、あたり一面に小さなシャボン玉がふわふわ浮いている光景は綺麗で癒されました。 サプライズ終了! 子どもたちの感想は? 気温もだいぶ高くなってきたので、片付けて家に帰ることにしました。子どもたちに感想を聞いてみると… この中で気になったのは次男の感想…。ん?誕生日? 私が「今日は誰かの誕生日だったの?」と聞いてみると、「そうだよ!今日はムスコちゃん(長男)の誕生日だった!」とのこと。次男のコメントに???となりましたが、多分誰かの誕生日くらい楽しくて特別な日になったってことだね!(ポジティブ解釈) みんな喜んでくれたのでサプライズ大成功〜!! サプライズをして思い出した記憶 そして、そんな子どもたちの様子を見ていて、急に私の子ども時代を思い出しました。 私の父もよく休日の朝に「出かけるから車乗って!」と私たちを車に乗せ、「どこに行くかはついてからのお楽しみ〜」と行き先を告げずに出発することがよくあったなぁと。行き先はバラバラで、公園だったり、鍾乳洞だったり、大きなホームセンターだったり、科学館や博物館だったり。 出発する時は「ちょっとめんどくさいなぁ」などと思っていても、最終的にすごく楽しくて。喜ぶ私たちを見て父は「楽しかったか?よかったよかった」と満足そうにしていました。 そうか。私は今、親として父と同じことをしているんだなぁと不思議な気持ちになりました。 子どもたちが大きくなってきて、どこに行くか何するかなどを子ども達の意見を聞きながら決めることが増えてきた最近ですが、たまにはこうやってサプライズで楽しいことをするのも新鮮でよかったです。 文・イラスト むぴー
2024年08月20日家族みんなで「特別じゃない日を特別にする方法」を見つけていくこの連載。今回は 「自分たちですごろくを作って遊んでみよう!」」 です。 ウーマンエキサイトの担当さんから提案があり、とても楽しそうだったのでやることにしました! 紙とペンだけでOK! 「カンタンすごろく」の作り方 すごろくの作り方は簡単! ちなみにわが家では1人6マス分×5人で30のマス目のお題ができました! マス目を貼り付けてすごろくのかたちにするのを子どもたちが手伝ってくれ、長男が画用紙を切って全員分のコマも作ってくれました。サイコロは家にあるものを使うことにします。 そして出来上がったのがこのすごろく。じゃじゃーーーん! スタートとゴールの適当感がすごいですが、ブルー系の画用紙で作ったのでなんとなく色合いが良いすごろくができました。 書いた人ごとに画用紙の色を変えた ので、だれがどのコマを書いたのかすぐわかる親切設計です。 …今改めてこの写真を見て、「連載で見せるんだったらもっと綺麗に作るべきだったな…」と反省しています。まぁでもつくりは適当でも楽しければ大丈夫!!笑 画用紙も付箋を使えば、画用紙を切ったり貼ったりせずに済むのでもっと簡単にできそうです。 何より、これを見て 「こんな完成度でいいんだ」 とやってみるハードルが低くなれば本望です。 波乱のすごろく大会がスタート!? さて、あっという間にすごろくが完成したので早速やってみると…、たった30コマのすごろくなのですぐ終わるだろうと思っていたのですが、いやはやなかなかの大波乱。 スタート付近に娘が作った「はじめにもどる」「すたあとじてんにもどる」が配置されているせいでスタートに戻る人が続出しました。全然前に進めない…。 また、やっかいだったのが次男と夫が作った「名前を呼ぶ」マスです。 すごろくの完成写真では名前の部分を消していますが、 そのマスに止まった人が、そこに書かれている人の名前を呼び強制的にコマを交換する というシステム。家族全員分の名前を呼ぶマスがあるので、各自のコマがすごい勢いで移動されていきます。 なにこれ斬新…そして楽しい…!!! 他にも回ったり、おどったり、ジャンプしたりと体を使うマスもあれば、「3回まわる」のマスが出た息子がソファの上で前転しはじめ、てっきりその場でくるくるするだけかと思ってたので「えっでんぐり返しなの!?」と皆おどろいていました。 なんとも平和なマスも… 「次男くんの好きなところをいう」マスに止まった娘は、「ここ…」と次男の肩を指差し、「肩が小さくて可愛い」とのこと。ニッチなところをついてくる!! 私は 「お母さんの好きなところをいう」と書かれたマスに止まったので、自画自賛タイムスタートです 。 「いやーもう本当、家事も育児も仕事も頑張っててやさしくて素晴らしいお母さんで、もう最高だよね!」と張り切って言うと、家族に冷めた目で見られたりもしました笑 ゴールしたけど…大どんでん返しが! そして遂に夫が1着でゴール!! しかし、喜んでいるのも束の間、 ここでもあの「名前を呼ぶ」マスが勝負を引っ掻き回すこととなりました 。 夫のゴール直後に長男が「お父さんの名前を呼ぶ」マスに止まり、夫と息子のコマが交換となり1着は長男に。私も2番目にゴールしたのですが、後から娘が「お母さんの名前を呼ぶ」マスに止まったせいで強制交換…。2着は娘となりました。 その後、夫がもう一度ゴールしたかと思うと今度は次男が「お父さんの名前を呼ぶ」マスに止まり、次男が3着に。私が4着となり、 まさかの1番早くゴールしたはずの夫がビリとなりました。 最後まで目が離せない楽しい時間となり、とってもよかったです。終わった後に感想を聞いてみると… 長男:「楽しかった!体を動かすお題のマスが特に楽しかった」 娘:「ゴールしてもまた戻るからちょっと難しかった。でも名前を呼ばれたらいかないといけないじゃん?それが楽しかった」 次男:「じぇんぶたのしかった!」 そして惜しくもビリとなった夫にも感想を聞いてました。 夫:「ゴールしたのに2回も戻されて大変だった…。書いたマス目を貼らないで置くだけにして毎回シャッフルしたらその度に違うすごろくを楽しめそう! あとはスタートとゴールの場所だけ入れ替えるとか。そういうのができると手作りならではの感じがする」 確かに、子どもたちがバラバラにしないように今回はマス目を固定しましたが、 厚手のカードや付箋、剥がせるシールなどをマス目にしたら何度も順番を変えて遊ぶことができそうです。 すごく良いアイデア!! ただ、マス目に書かれた内容はわが家のオリジナルなので、どこにも売っていないすごろくが作れるのが醍醐味でもあるように思います。 簡単に作れて家族で盛り上がる 雨の日や夏休みの思い出にもぴったり! この手作りすごろく、簡単ですごく楽しめてとても良い!! 自作であれば自由にマス目の数も変えられるので、短めのすごろくでも長めのすごろくでも、その時の気分や状況に合わせてカスタマイズできるのが良さそうだなと思いました。 また、マス目のお題もオリジナリティーがあって楽しかったです。 今年から長女が小学校に入り、自分で字を書けるようになっていたのもよかったなと思います。何度か間違えながらも一生懸命自分でお題を書いていて、成長を感じました。 字が書けない次男は夫と一緒にお題を考えましたが、先入観のない2歳児の発想のおかげでオリジナリティ溢れるお題が出来上がり面白かったです。 子どもたちは出来上がったすごろくをとても気に入ったようで「明日もやる!!」「友達とも作ってみたい!」と意気込んでいました。 お金も全然かからないし、お家で簡単に盛り上がれる活動としてとてもおすすめです! ぜひ皆さんもやってみてください〜! 文・イラスト むぴー
2024年07月16日家族みんなで「特別じゃない日を特別にする方法」を見つけていくこの連載。今回は 「自然の中で俳句を作ってみよう!」 です。ここのところ屋内の活動が多かったので、外に出る活動にしてみました。 家の近所の公園でもよかったのですが、せっかくなら広大な自然の中に行きたいと思い、前から気になっていた 奈良県の曽爾(そに)高原 に行ってきました! 非日常的な場所で俳句チャレンジ! 子どもたちの反応は…? 曽爾高原近くで昼食を食べた後に、子ども達に改めて今日のチャレンジを説明します。 「俳句ってなんだっけ?」という息子に、「五七五のリズムで文章を作るやつだよ」というと「あ、それ学校で習った!」とのこと。 私自身も教えられるほどではないし、俳句のルールは細かく気にせず、自由に作った方が子ども達も楽しいだろうと思い、家族全員ノリで作ってみようという事になりました!笑 奈良県の曽爾高原が最高過ぎる! 子どもたちの俳句はいかに…? これが曽爾高原! 天気が良かったことも相まって、想像以上に景色も雰囲気も素敵なところでした!! 風も気持ちよく、新緑がすっきりと映えて…奈良県の曽爾高原、最高だな。ここは特にすすきが有名なところなのですが、この青々した高原の方が私は好きだなと思いました。 子ども達も夫も「すごいきれい!!」と大喜び。こんなに素敵なところなのに語彙力がないのでうまいコメントができないみんな…俳句作りはどうなることやら。 高原を満喫した帰り道 ついに家族の俳句を発表! 高原で写真を撮ったり、ハイキングコースを歩いたり、素晴らしい時間を過ごしました。そして2時間後。帰りの車の中でみんなから回収した俳句の紙を読み上げて発表します。 まずは私から。 「空は青 四方は緑 ケロコロケロ」 俳句の作法が良くわからないので、見えたまま聞こえたままを俳句にしました! 四方が山に囲まれた曽爾高原で上を見ると空は気持ち良い青色で、池からカエルの鳴き声がケロケロコロコロ聞こえてきたのが印象的でした。気持ち良い場所だったなぁ。 続いて長男の俳句。 「やまのぼり つかれるけれど たのしいね」 もう説明がいらないくらい分かりやすい感想文! どんな気持ちで俳句を作ったのか聞いてみると、「山登りは疲れたけど、上まで登ってから下を眺めたらすごく綺麗で、カエルのいた池に太陽が反射してキラキラしていた。そんな景色を見たのがすごく楽しかった!」とのこと。 最近の息子はゲームが大好きであまり外での活動は好きじゃないかもしれない…と思っていたのですが、ちゃんと楽しかったのか〜、良かった〜!! そして、俳句にしなかった部分をぜひ俳句にしてもらいたいような、それがまた長男ぽいような良い俳句だな、と思いました。 お次は娘の俳句です。 「ちょっとつかれたけど だいたいぜんぶた のつしかた」 ※実際の表記に合わせて書いてます “た のつしかた”って、なんてかわいいいの! 本人に詳しく聞いてみると「山登りは疲れたけど、上に行った時に涼しい風が吹いて楽しかった!」とのことでした。 全然五七五じゃないし、“た のつしかた”だけど、それが小学1年生って感じでこの俳句は今の時期を切り取った記念になるなぁと思いました。 高原のハイキングは日陰がない分、登りがきつく娘は大変そうでしたが、休みながら頑張って上まで登って偉かったね。続いては…。 そして夫の俳句。 「高原の 緑の野原 影作る」 おお、今回の中で一番俳句っぽい!! 夫曰く「流れる雲が高原に影を作っているのが印象的で、それを思い出しつつ夏井先生を脳内に召喚して添削してもらいつつ作った」とのこと。 高原に雲の影が流れていく景色を私も見たんですが、本当に綺麗だったんですよ…! 言葉でも絵でも表現しきれないので写真も貼っておきます。 これを俳句にするとしたらみなさんはどうしますか? そして最後は次男! まだ字が書けないので私が代筆しました。 「にゃんにゃんかいて つぎはわんわんかいて いぬかいて」 いや高原関係ないんかーい! しかも偶然若干俳句ぽいリズムになっていました。すごいな。次男のフリーダム俳句です。ちゃんとあとで犬の絵も描いてあげました。 家族5人の俳句を見比べてわかったこと 以上5人の俳句が揃いました。俳句の良し悪しはよくわからないので順位をつけたりはしていませんが、 みんなそれぞれ視点が違っていて、同じ場所で同じ経験をしているのに面白いなあ と思いました。 子ども達も楽しかったようで、ニコニコしながら「ぼくの(わたしの)俳句はどう?」と何度も聞かれ、「それぞれの良さが出たいい俳句だね!」と話しました。 おそらく、何もせずに曽爾高原に行くだけだったら「綺麗だね」「良い景色だね」「気持ちいいね」くらいで終わっていたと思うのですが、今回は 俳句を作るというミッションがあったお陰でより深く周りを観察したり、自分が感じるものに注意を払えたような気がします。 他の人の俳句を聞いて「そうだそうだ、そんてこともあった!」と思い出すことも多く、 思い出の色が増えていくようで楽しかった です。 息子や娘にとっても自分が見たもの、聞いたもの、感じたものを文章にする良い練習になるので、また他の場所に行った時もやってみたいな! 後日、みんなが書いた俳句を机の上に置いておいたら、子ども達がそれを読み上げて「これはお父さんの俳句だね」「これ、ひらがな書くの難しかったんだよ」「疲れたけど風が気持ちよかったよね!」と俳句を起点にその時のことを思い出して話していました。 その様子を見て、 「そうか、俳句も写真やビデオと同じなんだ! 読めばいつでもその時の記憶や風景を思い出せる、記録になるのか!」 と当たり前のことに気づかされました。 この連載をしていて「特別じゃない日を特別にすること」をしていますが、それをどう記録に残すのかも大事だよなぁ」とよく感じます。どんなに楽しい日々も、何か記録に残しておかないと子ども達は忘れてしまいます。 だから、できるだけ写真や動画に残しているのですが、「俳句を残しておく」というのもとても良い記録の残し方なのかもしれません。 ちなみに今回のハイキングで長男は自然の中を歩くのにハマったようで、次の週にも祖父祖母と一緒に奈良の山にハイキングに行きました。新しい趣味が増えて良かったね。 文・イラスト むぴー
2024年06月10日毎回、家族みんなで特別じゃない日を特別にする方法を紹介するこの連載。今回は 「チーム対抗1,000円の使い道選手権」 です。 ルールは簡単。予算1,000円で、家族を楽しませる魅力的な使い道をしたチームが勝ちです。初めは個人競技にしようかと思っていましたが、「チーム制にしてはどうですか?」と編集担当さんからアドバイスをもらい、チーム対抗にしました! 安易にグットッパをしたところ、男女で別れたので、男子チームVS女子チームで千円の使い道を考えることに。決戦日の1週間前にチーム分けとルール説明を行ったので、当日までの7日に何度も親子で「千円をどう使うか会議」を行いました。 5人家族で楽しむ千円の使い道って案外難しくて、ちょっと間違えたらすぐに予算をオーバーしてしまうんです。娘と話して、ひとまず浮かんだ案を全てメモしていきました。 ・おもちゃで遊ぶ ・みんなでお出かけ ・みんなで体験 ・お菓子たくさん買う ・リサイクルショップで掘り出し物探し 「この中で一番娘がやりたいのはどれ?」と聞いたところ、「お菓子をたくさん買ってパーティーしたい!」と即答されたので、お菓子パーティーは絶対やることにしました。 ちなみに、男子チームはというと、お風呂でこそこそ話し合っていたり、ケータイをみながら話し合っているのを何度か目撃しましたが、一体どんなプランを考えているんでしょうか…。 対戦日当日! 男子チームの1,000円の使い道は? そして迎えた当日、男子チームから発表です! 男子チームの1,000円の使い道はこれでした! ・Nintendo Switchオンライン 1カ月分 306円 ・4人で遊べるパーティーのゲーム 300円(セールで安くなってた) ・4人で遊べるすしのゲーム 280円(セールで安くなってた) 合計 886円 ※購入時の金額です 相手チームは、まさかのスイッチ縛りで120円ほど残しての余裕のある使い方! オンラインでゲームができるように登録すると、対応のソフトでオンライン対戦ができるようになったり、古いソフトでも遊び放題になるらしく、「確かに300円の使い道としてはすごくにコスパが良いのかもしれない」と思いました。 あとは買い切りのダウンロードゲームを2つ。夫と息子で話し合って、予算内で家族みんなが楽しく遊べそうなソフトを選んだようです。 このソフトがまた最高に面白くて!! 家族で対戦したり協力したりとものすごく盛り上がってギャアギャア言いながら遊びました。盛り上がりすぎて子どもは叫ぶし踊り出すしで大変でした…笑 1,000円をサブスクとゲームソフトに使うというアイデアは私と娘にはなかったので、ゲーム好きの夫と息子ならではの使い道だなぁと思いました。楽しかった! 続いて女子チームの1,000円の使い方は? 一旦お昼ご飯を食べて休憩したあと、続いては女子チームです。 女子チームの千円の使い道はこちら! ・ビンゴカード 110円 ・娘チョイスのお菓子 900円くらい 合計1000円ちょっと(まさかの計算間違いで少しオーバー) お菓子を買いすぎて少し千円を超えてしまったので若干ルール違反な気もしますが、まあゆるくやっていきます! ビンゴカードを配り、ビンゴルーレットのサイトをテレビに大写しにし、ビンゴゲーム開催です。 さっきの盛り上がりに負けないくらい盛り上がりました。ビンゴゲームって、出てきた数字を消すだけなのになんでこんなにエキサイトするんでしょうね。次男も自由に紙に穴をあけて喜んでいました。二回続けてビンゴゲームをしたあとは、娘チョイスのお菓子パーティーです。 娘主導で、ふたつのお皿にしょっぱいものも甘いものも全部一緒に乗せて、お菓子の山ができました。普段のおやつはお菓子の小袋ひとつ程度なので、こんなに山盛りのお菓子を食べることはほとんどなく、子ども達のテンションだだ上がりです。 お菓子も娘が選んだので、普段は食べないようなものも多く、新鮮でした。こんなにお腹いっぱいになるまでお菓子を食べたのは久しぶりです。 チーム対抗戦「1,000円の使い方」 勝利したのはどっちチーム? お菓子もだいたい食べ切ったころ、どちらのチームのお金の使い方が良かったか、みんなの意見を聞いてみることに。 挙手で投票した結果、 男子チームが良かったと思う人3票・女子チームが良かったと思う人2票 となり、僅差で男子チームの勝利となりました! 結果が出た後も家族で感想を話していたのですが… ・男子チームの使い方は値段の割にできることがたくさんあるし、一回きりじゃなくて続けて何度も遊べるのが良かった。ただ、ゲームだと小さい子には操作が少し難しいものもあった。 ・女子チームの使い方は遊んだり食べたら終わりだけど、大人から2歳児まで満遍なく楽しめるのが良かった。普段買わない懐かしいお菓子もあって面白かった。 …と、「なんだかんだどっちも良い使い方だったね!」とさわやかに終わりました。 やって良かったと思うポイントは? 遊びの中から得られたこと 実際にやってみた私の感想としては、今回の活動は「チーム戦」だったのがすごく良かったなと思いました。夫と息子たち、私と娘の親子ペアでそれぞれ1週間かけて何度も話し合い、 アイデアを出し、作戦と計画を立て、買い物に行って準備すること自体がとても良い経験で、親子の絆になった のを感じたからです。 今回の活動のメインはこの親子の準備期間だったといっても過言ではないと思います。 相手チームにバレないようにこっそり2人きりでお風呂で作戦会議をしたり、一緒に買い出しに行ったり、相手チームにゆさぶりをかけに行ったりと、私と秘密を共有して動くことを娘はとても喜んでいましたし、息子も同様に父親と作戦会議しているときは、とても楽しそうにしていました。 今回の「特別じゃない日を特別にする日」は、チーム対抗にしてよかった! おかげで親子の楽しい思い出になりました。当日もたくさん遊んで盛り上がって美味しいものも食べて2度美味しい充実した1日でした。すごくおすすめなので、みなさんもやってみてくださいね! 何より、1,000円というそこまで大きい金額ではなくても、こんなに楽しいことが色々できるんだなぁと学びにもなりました。第2回、第3回もやってみたいです。次回は予算2,000円とかでも楽しそうです。 文・イラスト むぴー
2024年05月22日子どもたちが家にいる時間が長い長期休み…。どうにか3人の子どもたちが楽しめるように、近所のふるさと資料館で勾玉作り体験をしたり、植物園に行ったり、木工工作をしてみたり、ピクニックしてみたり…。もう若干何していいかわかんなくなってきたなと思っていた時に、娘が言いました。 「おうちをホテルみたいにするやつやりたい!!」 数年前に息子の発案でいつもと違う部屋で寝て、家でホテル気分を味わう「おうちホテル」をやったことがあり、それが楽しかったのでまたやりたいようです。 ちなみにその時の記録はこちら…。 前回の時は息子がメインとなって計画したので、今回のおうちホテルの計画と準備は、今年で小学校1年生になる娘にメインとなってやってもらうことにしました。 一緒に考えて、楽しい1日にしようね。 娘が「おうちホテル」でやりたいことは? 「おうちホテル」のリーダーになった娘にやりたいことを聞いてみると…。 ・ホテルでは温泉に入りたいので温泉のもとを ・ホテルの夜ご飯はみんなが好きだからおでん ・ホテルにはお菓子があるからお菓子 ・ホテルにはジュースもあるから炭酸ジュースも ・朝ごはんはパンとベーコン。デザートにアイスも ひええ、欲望マックスの内容になりました。 事前にホテルのごはんチケット、ホテルのカギを作った後に、お買い物へ行きました。盛りだくさんだけど、まぁたまにのことなのでいいかなと思い、楽しく買い物します。 準備完了! 娘プロデュースの「おうちホテル」 準備を終えるといよいよ「おうちホテル」開始です。 「お母さんと次男くんはお客さん役で、一回外に出てから旅行に来たつもりできてね」との演技指導が入ったので、その通りにします。ちなみにスーツケースも持ってきてと言われたのですが流石に屋根裏に取り行くのは面倒だったので普通のバッグで許してもらいました(笑) 家の中に作ったカウンター受付でチェックインし、私と次男でサインしルームキーとチケットをもらいました。その後、部屋に案内してもらっている最中に、娘がキラキラした目で予想外の発言を…。 そう、「またいつかおうちホテルやってもいい?」と…! 楽しすぎて、まさかのやってる最中にもう次回のこと考えてるんだね君! いいよ!!笑 ちなみにゲームがしたかった長男は「わーここはテレビとゲーム付きのホテルだからゲームしよう!」とそそくさとマインクラフトを起動してました。その後は「ホテルのキッズルームだ!!」と子ども部屋におもちゃをばら撒いたり、近所の公園で遊んだりしました。 あっという間にディナーの時間 夕食はおでん。ホテルっぽいのかはよくわかりませんがみんなの好物なのでヨシ! お客さんになりきっている娘が「わ〜、このホテルのご飯おいしいねぇ!」としきりに喜んでいました。作ったのはお母さんだけどね…笑 息子はコーンご飯を3杯おかわりしてました。気に入ったんだね! 夫が子ども達をお風呂に入れている間に私は急いで掃除機をかけて布団をリビングに敷きます。濁り湯の温泉のもとを入れた湯船に子ども達も大喜びでした。 リビングにずらっと並んだお布団に横になりますが、まぁテンションが上がってしまい、すぐ寝る気配はありません…。 「自分で計画したおうちホテルはどうだった?」と娘に聞くと、「楽しかった!!!全部楽しかった!」とのこと。いい計画とアイデアありがとう。次男に感想を聞くと、「うん! しょうぼうしゃになりたい!!」と答えてくれました。なんのこっちゃ。長男はゲームが楽しかったそうです。 「おうちホテルこのまま1週間やりたい!」とニコニコ顔の娘。1週間…はさすがに大変だなぁ…!! でも、子どもたちが大きくなってきて、自分たちで楽しいことを計画できるようになってきたのは親としてとても嬉しいです。 1回目の「おうちホテル」と比べてみて… 数年前におうちホテルをやった時はまだ小さく、お客さんとしての参加しかできなかった娘と、今回計画や買い物まで一緒にできてとても嬉しかったです。 ホテリエとなってホテルと部屋の説明をしてくれたかと思うと、急にお客さん側になって「お母さんこのホテル楽しいねぇ」とことあるごとに役になりきって楽しんでいるのがとても娘らしく感じました。 その豊かな妄想力というのか、想像力というのか…「おでんを食べる」「テレビを見る」などやってることは普段とそこまで変わらないことでも、「今自分はホテルにいるんだ!」という気持ち一つであっという間に日常を非日常に変えてしまうのを目の当たりにし、すごいなぁと思いました。 これからも私のアイデアだけじゃなく、子ども達からたくさんアイデアをもらって一緒に実行していきたいなと思います! 文・イラスト むぴー
2024年04月22日「特別じゃない日を特別にする方法」を試みているこの連載。今回は、 「子どもが生まれた時の重さのお米を愛でてみよう」 です。 前回は「家族で1日を分割して担当を決め、それぞれが一番良いと思う過ごし方を考えて実行し最高の1日を作り出そう!」という、結構アクティブなチャレンジだったので、今回は家の中でお金をかけずにできることを…。 ということで、新生児時代の重さを感じながら当時を振り返ることにしました。 いざ、出生体重と同じ重さのお米を抱っこ! 出生時の重さのお米は「体重米」という名称で内祝いのお返しや結婚式での両親へのプレゼントとしても結構人気があるみたい…。業者にお願いするとすごくかわいパッケージで作ってもらえるようですが、今回はオール手作りで簡単にやってみようと思います! 自分が生まれた時の重さを抱いて、子どもたちは何を思うのかな…。 作り方は簡単。子どもの出生体重分のお米を計ったら、その米を袋に入れる、当時の顔写真を貼ってバスタオルでくるめば完成! わが家は3人とも3kg越えで、長男に至っては4kg弱あったので、3人分で10kgほどのお米が必要となりました。 ただ袋に入っていただけのお米に顔写真をつけてバスタオルで巻くと、赤ちゃんにしか見えない! 新生児のころの自分を見た子どもたちは大喜びで、みんなの第一声は「かわいい〜!!」でした。 長男は「僕ってこんなに重かったの!?」と何よりもその重さに驚いたようです。 「長男が生まれた直後、「お母さんとご対面」と助産師さんが私の上に長男を乗せてくれたんだけど、その時にずっしり重くて『えっ新生児ってこんな重いの!?』ってびっくりしたんだよ」と言うと、嬉しそうにウヒャウヒャと笑っていました。 「長男くんは置くとすぐ泣くから、お母さんが1日中抱っこして生活してたんだよ」と伝えると 「これは疲れるわ…お母さん頑張ったね」 と8年越しに苦労を労ってくれました。 ひとり目で何にもわからないまま、この子の命を守らねばいけないと必死に子育てしていたあのころの私、聞いたかい。8年後にその子が「頑張ったね」って褒めてくれたよ。 次男はというと、ほんの2年前の自分の重さのお米抱っこして、「これはアカチャンヨ!!」と喜んでいました。 「アカチャン、ナイテルカラ…」と一生懸命お世話しているかと思ったら、バスタオルを剥ぎ取って米を叩いたり顔を剥がそうとしていて「袋は二重にしておくべきだったな…」とちょっと反省。 長女は、新生児のころの自分にメロメロ。「初めて見た時からこの子はなんてかわいんだろうって思ったの!」なんて言いながら、ずっと笑顔で抱っこしていました。 すると、新生児期の親の生活が気になって仕方がないらしく、「お母さんご飯を食べる時はどうしてたの?」「お母さんがくしゃみしたくなったらどうしてたの?」など、いろいろ質問を受けました。すると、自分がお茶を飲む間、お米の赤ちゃんを抱っこしていてとリクエストが…。 抱っこしてよみがえったあの記憶…! もちろん私も抱っこしてみました。まずは米を横抱きして「あー、こんな感じだったなぁ。思ったよりも重い感じがするなぁ」と懐かしく思いました。 そして今度は縦抱きしてみよう、と持ち替えた瞬間思いました。 「あっ!!これ知ってる!!!!」 縦抱きした米は、授乳を終えてゲップ待ちの脱力した新生児とものすごく感覚が似ていました。あの新生児特有の脱力感って、産後の2週間くらいしか経験できないので(個人の感想ですが)、本当に懐かしく思いました。すっかり忘れていた感覚を久しぶりに思い出して、なんだか感慨深かったです。 その後も米を抱っこ紐に入れて「抱っこよりこっちの方が楽なんだね」と話したり、エア授乳を始めたり、米に添い寝したりしつつ、それぞれ新生児の自分と楽しく過ごしていました。 お米を抱っこしたら赤ちゃん時代の自分に興味津々 この体験をしたことで、子どもたちは自分が赤ちゃんだったころのことが気になりはじめたようで、当時の思い出をいろいろと話しました。夜全然寝てくれなかったこと、授乳の途中で寝てしまうので何度も起こして飲ませたこと、上の子がちょっかいを出すので2人目以降はいつも抱っこ紐で昼寝させていたこと。 みんな、ただただ楽しそうにお米を抱きながら当時の話を聞いてくれました。 そんな姿を見ながら、「本当にみんなすっごく大きくなったな」としみじみ…。不思議な気分でした。 そして、最終的に3つ中2つの米の袋がやぶけました。ちなみに長男と長女の袋です。まさかの次男のだけ無事という…笑 またひとつ、特別な日が増えました。 文・イラスト むぴー
2024年03月20日あみだくじで家族の最高の1日を作ろう! 後編です。 前編では、朝は次男が発案したクレープパーティ、午前中は娘発案の公園遊び&フェス参加とお昼まで十二分に楽しんだむぴー家族。まだまだ時間はたくさんあります。 特別な日になる食べ物を買ってゲーム大会 次の時間の担当は夫です。昨日から自分の時間の使い道をうんうん考えていた夫。まずは「帰りがけにケーキ屋さんで好きなケーキを1人1つ買っておやつにしよう!」とのことでケーキ屋に向かいました。 誰かの誕生日でもない日にケーキを買うなんてウキウキしてしまいます。それぞれお気に入りのケーキやゼリーを選び、家に帰りました。 帰宅後、どう過ごすのかなと思っていたら、唐突に夫が「ボードゲームしよう!」と宣言し、ボードゲーム大会がはじまりました。ちなみに途中で夫はこそっと抜けて家の近所の床屋さんで散髪してました。ちゃっかりしてるなぁ。 ボードゲーム大会の後はおやつに先ほど買ったケーキを食べました。朝もクレープ食べたのになんてリッチな1日でしょう…! おやつを食べたところで交代の時間となりました。 2歳の息子とも格闘ゲーム!? 勝ったのはまさかの… 続いては長男の時間です。開口一番「ぼくはみんなでゲームしたい!!」と。 …うん! 暇さえあればゲームしたい息子らしい時間の使い方!多分そうじゃないかと思ってたよ!!笑 ということで、テレビゲームで家族で廃坑探検に繰り出しました。画面を分割して4人同時にできるので、家族で一緒に何か作ったり探検するのが子どもたちはとても楽しいみたいです。洞窟を掘ってダイヤモンドを見つけたり、ゾンビを倒したり、いやー大人でもすごく楽しい。 その後も、家族全員で格闘ゲームでして対戦したりして遊びました。子どもたちが思った以上にゲームが上手になっていて、私は全然勝てませんでした。2歳の次男にさえ負けたのはびっくりしました笑 なんで!? ゲーム機を購入したばかりのころは家族みんなでゲームすることが多かったのですが、ここ数年はゲームはもっぱら子ども達のみという感じだったので、久々にこうやって家族で一緒にゲームができてよかったです。 公園の時にも思いましたが、子ども達の成長をとても感じました。 自分の大好きなものをどんどん楽しんで上手になっていくのはとても良いことだね! 最後は私の番! さて、何をしよう…? そしてとうとう最後の担当、私! 夕食は子どもにはタコライスを作り、そして大人たちは普段あんまり食べられない辛い麻婆豆腐と辛いエビチリを中華料理屋で買ってくることにしました。子どもが生まれてから辛いものは食卓に出せなくなったので、たまに食べたくなるんですよね。めっちゃ辛いやつ。 お風呂も普通に入るのもつまらないので、ラベンダーの香りのアロマ風呂にしてみました。お風呂全体がいい匂いに包まれて、なんだかわが家じゃないみたいでした。 急いで夕食を食べてお風呂に入って、残り1時間ちょっと…。 何をしようかなと悩んでいたら、息子が「映画館にしようよ!」とアイデアを出してくれ、おうち映画館をすることにしました。部屋を暗くして、ソファに並んで座ってみんなで「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を観ました。 息子と娘が映画館デビューしたこの作品は、わが家みんなのお気に入りです。おうち映画館の良いところはなんと言っても感想を言い合いながら観られること! 家族みんなでギャーギャーわーわー言いながら、時に突っ込みながら、自由に映画を楽しみました。 そして21時。寝る時間です。 今回の1日を振り返るとこんな感じでした。 起きてから〜9時 次男 ・手を洗う ・クレープパーティー 9時〜12時 長女 ・大きな公園で遊ぶ ・フェス参加(昼食) 12時〜15時 夫 ・ボードゲーム大会 ・散髪(夫のみ) ・おやつにケーキを食べる 15時〜18時 長男 ・テレビゲーム大会 18時〜寝るまで 私 ・タコライスと激辛中華の夕食 ・アロマ風呂 ・おうち映画館 非常に濃ゆい1日となり、終わった後に子ども達に感想を聞いてみると 「1日じゃないくらい、すごく楽しかった!」「普段の週末よりももっと楽しかったからまたやりたい!」とのこと。 自分が担当した時間はもちろんのこと、「他の人が計画した時間も全部楽しかった〜」と大喜びでした。ちなみに長男も長女も次回はおやつの時間を担当して自分の好きなおやつを食べたいようです。 家族全員のアイデアで最高の1日を過ごしてみたら… そして、今回の1日についていろいろ話している時に、長女がふと言ったんです。 「ねえお母さん。いつか私に家族ができたら、これと同じことやってもいい?」 これ以上に親冥利に尽きる感想があるでしょうか。嬉し過ぎて泣いてしまうかと思いましたよ。 そうか、楽しかったんだね。将来の自分の子どもと一緒にやりたいくらい、楽しかったんだね。娘もいつか自分の家族を持つかもしれないというのはわかっていたはずなのに、全然そんな先のことを考えたことがなくて。 娘に言われて、急に実感が沸きました。この子たちはいつか大人になるんだ。そして、いつかわが家から離れて、自分の暮らしを作っていくんだ。今、こうして家族でやってるいろんな楽しいことが、次の家族に受け継がれていくかもしれないんだ。 そう考えると、この「特別じゃない日を特別にする方法」というこの連載は、ただただ家族の楽しい思い出を作ってるだけじゃなくて、 わが家とその先まで続く伝統の始まりになるかもしれないんだ なと深く感じました。 大きなことじゃなくてもいい、ちょっとしたことでもいい、子ども達の楽しい思い出の一部になれたら。それが、いつか子どもが大きくなった時に何かのかたちで役に立つのかもしれない。 だから、これからも、一緒にいっぱい楽しいをことしようね。いっぱいいっぱい、楽しい思い出を作ろうね。 この連載を通して、いろんな経験ができることを今から楽しみに思います。 文・イラスト むぴー
2024年02月29日こんにちは、むぴーです。初めましての方もいらっしゃると思うので自己紹介を。現在大阪でマンガ家、イラストレーターとして活動しています。5人家族で8歳の長男、6歳の長女、2歳の次男がいます。 末っ子がイヤイヤ期に突入したこともあり、毎日わが家はギャーギャーです。私が在宅で仕事をしているので、24時間常に子どもと一緒…という生活を8年くらい続けてきて、最近こう思うようになりました。 「なんかちょっと疲れたちゃったな…」 まぁね、最近寒くなってきましたし、天気も悪かったりするせいもあるかもしれません。でも、こういう状態になる親って私だけじゃないと思うんです。子どものことは大事に思っているし、本当にわが家に3人の子どもがきてくれてよかったなぁと思っています。 でもさ、なんでか疲れちゃう時もあるじゃないですか。そんな低飛行状態の時に、ウーマンエキサイトの担当さんから新連載のお誘いをいただきました。私は閃きました。 そうだ! 家族でなんかテンション上がるような楽しいことする連載をすれば、私も家族も楽しめてリフレッシュできて仕事にもなってウィンウィンなのでは…!? というわけで、この連載では「もう無理…なんか楽しいことしたい!!」という私の欲望を満たすため、なんでもない1日を楽しく過ごすためにいろんなことをやってみようと思います。この連載を読んだ方々がアイデアを参考にして日常を少しでも楽しく、思い出に残るような日にするお手伝いができたら嬉しいです。 最高の1日を作る! 特別じゃない日は特別になる? ということで、今回は記念すべき第1回目は、 「1日を分割して担当を決め、それぞれが一番良いと思う過ごし方を考えて実行し最高の1日を作り出そう!」 です! 要するに、こんな企画です! ・1日を分割してあみだくじで時間帯の担当を決める ・担当の時間に何をするか家族がそれぞれ決める ・その通りに1日を過ごせば家族全員にとって最高の1日が出来上がるのでは!? 家族が何人もいると、全員が楽しい過ごし方ってちょっと難しかったりしませんか? 子どもが喜ぶことが親も楽しいとは限らないし、男の子がやりたいことを女の子がやりたいとは限らないし、下の子が楽しいことを上の子も楽しめるとは限らないし…。 でも、1日を分割して家族全員がそれぞれ好きなことを入れ込んでしまえば、家族全員が満足できる1日を作り出せるのではと思ったのです!! わが家は5人家族なので、起きてから寝るまでは5分割し、担当は以下のようになりました。 ・起床〜9時 次男 ・9時〜12時 長女 ・12時〜15時 夫 ・15時〜18時 長男 ・18時〜就寝 私 朝と夜はご飯を食べたりお風呂入ったりとやることが多いので、他の時間帯よりも自由度が少ないのが難点ですが、他に良い分け方が思い浮かばなかったのでこうなりました。 そして、ついに「最高の1日作り」が始まります! 分割した時間、子どもたちは何をしたい? 前日の段階で次男に「明日の朝何したい?」と聞いてみたところ、 「手を洗いたい」 とのこと。手を洗いたいのか〜。大事だね!! そして次に出てきたのが 「クレープを食べる」 だったので、朝はクレープパーティーに決定! ちなみに、次男はまだ生クリームは食べられないのでいつもクレープの皮のみ食べてます。 次の日の朝、私と夫でクレープを焼き、生クリームをあわだて、コーンとツナとソーセージも用意しました。普段はパンやシリアルなので、朝からしっかり料理するだけで非日常な気分になってきます。 クレープパーティーの準備ができたので、2階で寝ている長男と長女に向かって「クレープできたけど食べる〜!?」と大声で聞くと、2人ともすごい速さで起きてドタドタ降りてきました。 普段学校のある日は全然起きないので親が抱っこして1階まで運んでるくらいなのに、クレープの威力はすごいですね。クレープをみた長男と長女は大喜びでした! 次男もさぞクレープを喜ぶだろう…と思ったら、急に「シリアルたべる」と言い出しました。「クレープいらん」とのこと。いや発案者なのに食べないんかい!! 子育てしているとこういうイレギュラー多いですよね…難しい。 クレープの具材のコーンはたくさん食べてました。お腹いっぱいになったなら、まぁいいか…。 にしても、朝からクレープってすごくテンション上がりますね。非日常感ムンムンで、大人も子どもも大満足でした! 次男くん良いアイデアをありがとう!(本人はほとんど食べなかったけどね笑) その後、9時になったので、担当は長女にバトンタッチ! 次は長女の順番! やりたいことは? 長女の要望は 「大きな公園に行きたい!」 とのこと。 そこで、家から少し離れているのですが、とんぼ池公園という岸和田市にある大きな公園に行くことに。ここは公園もすごく綺麗だし遊具もたくさんあって楽しいんですよ。 でもちょっと離れていることもあって行くのは3年ぶりくらいだったかな…? ここ半年くらいは週末になると子どもの誰かしらが体調崩すことが多く、大きな公園にも全然行けていなかったのでとても新鮮な気分でした。 9時半ごろに公園に着くと、人が全然おらずほぼ貸し切り状態でした。やった〜! 天気も良く、公園内の美しい自然と一緒に子ども達の写真もたくさん撮りました。 大きな遊具のある遊び場もあり、到着するなりスイスイ登っていく子ども達を見て、前回来た時よりも子ども達ができることがすごく増えているなぁとつくづく感じました。 以前来た時はターザンロープも1人でできなかったし、大きな滑り台の一番上に登るのもちょっと怖がっていたのにね。次男に至っては生まれてもいなかったなんて、信じられないなぁ。次男も砂遊びをしたり、とんぼの遊具に乗ったり、棒を拾ったりとすごく楽しく遊んでました。 娘のリクエストに応えていると嬉しい誤算も!? ひたすら2時間ほど遊んだ後、公園内でフェスをやっていることが発覚! そちらに行ってみると、たくさんのキッチンカーや売店、ワークショップをやっていました。 せっかくだからとみんなでスーパーボールすくいをしたり、革のキーホルダーを作ったりしました。普段あまりこういうフェスに参加したことがなかったのでみんな新鮮だったようです。 キッチンカーでカレーやサンドイッチを買い、芝生の上でピクニックしつつ昼食も取りました。 長女も「私、すごくいい計画したね!」とニッコニコでした。 ここで3時間たったので今度は夫にタッチ交代です。ちなみに、この3時間ごとの区切りも案外よかったです。多分時間の区切りがなかったらこのまま公園に何時間もいる羽目になって、大人が疲労困憊する可能性もあるので…笑 こんなにいろいろやってもまだまだ1日は長い! 続きの後半は次回。お楽しみに! 文・イラスト むぴー
2024年01月19日こんにちは、むぴーです。去年男児を出産し、幼い三人の子どもたちを育てながらあわただしい毎日。洗たく物も増えてきました。 「幼い子どもたちの肌にもやさしい洗剤を選びたいなぁ」…と考えていたところ、編集部のO子さんから手肌と地球にやさしいサラヤの 「ヤシノミ洗たく洗剤」「ヤシノミ柔軟剤」 の体験のお話が… 食器用洗剤「ヤシノミ洗剤」のランドリーシリーズとのこと。「ヤシノミ洗剤」っていうと、あのヤシの木のイラストの? 実家の母は、昔から家族のことを考えて “人や環境にやさしいもの” を意識的に使っていました。でも “とあること” でヤシノミ洗剤の利用をやめてしまったのだそう。 こんにちは。サラヤの廣岡です。 むぴーさんのお母さまのように、 「環境にやさしいはずの『ヤシノミ洗剤』が、原材料であるパーム油の産地、ボルネオの熱帯雨林を破壊をしている」 というイメージを持っている方がいらっしゃるんです。 でも、ちょっと誤解されているところもあって…今日はぜひそのお話をさせてください! わわ、知りたいです! 無香料、無添加、植物性のサラヤのヤシノミシリーズは「人と地球にやさしい」がコンセプト。50年前から愛され続けている自然派洗剤です。 左から:ヤシノミ洗剤(食器用)、ヤシノミ洗たく洗剤、ヤシノミ柔軟剤 2004年、とあるテレビ番組で「パーム油」を使う企業としてサラヤは取材されました。パーム油の原産国であるボルネオの熱帯雨林破壊や野生動物たちの住処が奪われているといった「環境問題」がテーマでした。 番組側はパーム油を多く使用する食品会社や、大手洗剤メーカーなどに取材依頼をしたものの、ことごとく断られて困り果てていたんですね。そんな中で舞い込んできた取材依頼を、サラヤ社長・更家悠介は受けることにしたんです。 うちは商社を通じて洗剤原料に加工されたものを購入していたので、原産国の熱帯雨林が破壊されているという事実を知りませんでした。さらに大手企業が避けているこの取材を受けたら、誤解を受ける可能性がある。 けれどうちの社長は 『ボルネオの問題を知ってしまった以上、対策を行うと明言しよう』 とあえて出演を決めたんです。 でも、番組内では「対策します」というコメント部分がカットされてしまった。そのため、多くの視聴者が、ボルネオの問題はヤシノミ洗剤が原因だと勘違いしてしまったんです。 なるほど、そうだったんですね。 世界のパーム油の利用状況を見ると、約85%が食用(揚げ油やインスタント麺、お菓子など)。非食用(化粧品や洗剤など工業用)は15%なんです。 石鹸・洗剤用はこの工業用のなかの数%。うち、ヤシノミシリーズが使う量はごくわずか。けれどもパーム油に携わる企業としてこの問題を見過ごすわけにはいかない、と現地調査を開始しました。 そして2007年には 「ボルネオ環境保全プロジェクト」 を始動し、環境保全活動をスタートしたんです。 アブラヤシ農園によって失われた熱帯雨林だった土地を買い戻し、分断された森(保護地)をつないだり、野生動物たちを保護。また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく 環境と人権 に配慮した RSPO認証油 の生産を支援。 “作る責任” として、原産国が抱える様々な課題に積極的に取り組み続けています。 植物原料 “パーム油” に関する問題、およびサラヤの環境保全活動について >> それから、みなさんがこの環境保全活動に参加できるしくみもつくりました! 毎日の食器洗いやお洗濯で、気軽に環境保全活動に参加することができるんです。 ヤシノミシリーズの売上の1%(※メーカー出荷額)は、原材料のひとつであるパーム油の原産国であるマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じ、野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。 ヤシノミランドリーシリーズも「ヤシノミ洗剤」と同じコンセプトで作りました! 無香料・無着色 、そして 植物性 の原料を利用していながらも、高い洗浄力を実現しています。無香料の柔軟剤は肌にもやさしく、ふんわりと仕上がります。 いずれも排水は微生物によって水と二酸化炭素にすばやく分解され、地球に還ります。 「ヤシノミ洗たく洗剤」は無香料&無添加、植物性洗浄成分100%の洗濯洗剤。高い洗浄力と肌へのやさしさを両立し、すすぎも1回でOK。せんいに余計なものを残さず、お子さんから大人まで家族みんなのお洗濯にぴったり。 「ヤシノミ柔軟剤」は柔軟性と吸水性を両立した「無香料」の柔軟剤。せんいをなめらかにすることで、物理的な肌への刺激を低減。また、合成香料やシリコン、着色料、抗菌剤といった肌刺激の恐れがある成分も無配合。 なるほど、だからヤシノミシリーズは「人と地球にやさしい」んですね。廣岡さん、ありがとうございます! 普段なにげなく選んでいる洗剤を、ヤシノミシリーズに変えるだけで、子どもたちの未来を守ることにつながるんですね。 無香料、無添加の ヤシノミシリーズをチェック! 子どもたちの未来のために “人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を 「毎日使うものだからこそ、地球のために洗剤にできること」をひたすらに考え続けて50年。昔も今も。そしてこれからも「手肌と地球にやさしい」をコンセプトにヤシノミシリーズはあなたの暮らしにそっと寄り添い続けます。 ▼無香料・無着色・植物性、手肌にやさしい食器用洗剤 ヤシノミ洗剤は手肌にやさしく、洗った排水も地球に還る“洗浄濃度16%”を50年間キープ。汚れにあわせて洗剤の量を適宜付け足して使えるよう、ポンプ式ボトルを採用しています。油汚れに強い「ヤシノミ洗剤 プレミアムパワー」(濃度26%で手肌と地球にやさしいを実現!)と2本使いで、汚れにあわせて使い分けても。手肌と地球にやさしい使い方としておすすめです。 ▼洗たく洗剤や柔軟剤も、無香料・無着色! 「ヤシノミ洗剤と同じコンセプトで洗たく洗剤や柔軟剤が欲しい!」というリクエストで誕生したのが、植物性洗浄成分100%の肌にやさしいランドリーシリーズ。洗たく洗剤は高い洗浄力とすすぎ性に優れ、繊維に余計なものを残しません。柔軟剤も無香料で、ふんわりなめらかな肌触りと吸水性を両立しました。 楽天でヤシノミ洗剤を買う amazonでヤシノミ洗剤を買う ロハコでヤシノミ洗剤を買う [PR] サラヤ株式会社
2022年04月14日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ お姉ちゃんに「私と同じものを欲しがるよね」と言われ、そのことにショックを受けたゆかりは… ■第30話 子どもさえできれば、幸せになれると思ってた 子どもさえできれば… 私はずっと無い物ねだりをしていただけなのかな…「自分には何かが足りない」という気持ちはどうやったらなくなるんだろう。 >> 「峰ゆかり」のエピソード一覧
2020年03月28日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ ママ友グループに入れたのに、なぜか疲れを感じてしまうゆかりは… ■第29話 ママ友いなくてもなんとかなるって言われても お姉ちゃんに私の気持ちなんてわからない え…? 私はお姉ちゃんと同じものを欲しがってただけなの…? ……私が子どもが欲しかったのはなぜなんだろう… >> 「峰ゆかり」のエピソード一覧
2020年03月27日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 友達を作るのが苦手なゆかりは、勇気を出してママ友グループに声をかけて… ■第28話 ママ友グループに入れたけれど… 学生時代と違って、お互い子連れというだけで… あれ…? また私はここでも愛想笑いをしている。こんなことで疲れちゃうのは、私だけなのかなぁ… >> 「峰ゆかり」のエピソード一覧
2020年03月26日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 発達検査の結果が出て悩む母親のちさと…夫ゆうすけに泣きながら訴えるも… ■第27話 気にしすぎなのは自分が一番わかってる 私だって頭ではわかっているんだよ… ゆうたが話さないのは私のせいだ…って感じてしまう。 頭では、そうではないってわかっていても… (次回につづきます) >> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2020年02月23日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 子どもの言葉が遅いことを心配するちさと…ちさとを心配しすぎと感じている夫ゆうすけの思いとは… ■第26話 2人の子どもなのに、なんでそんなに他人事なの? 泣いて訴えるちさとに、ゆうすけは… なんで、ゆうすけは一緒に悩んだり考えたりしてくれないんだろう… (次回につづきます) >> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2020年02月22日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 子どもに「普通」であることを望んでいる自分の気持ちに気が付いた ちさとは… ■第25話 ちさとの気持ちが理解できない…夫ゆうすけの思い あれ…? そういえば、子ども産む前はちさとも… 発達検査の結果かぁ…。 ちさとは心配しすぎじゃないのかなぁ…。 (次回につづきます) >> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2020年02月21日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 久しぶりに楽しみにしていた友達とのランチ。子どもの熱で行けなくなった。もちろん誰も悪くないけど悲しい…。 ■第24話 私の人生はどこにいってしまったの…? 子育ては山あり谷あり… あれ…なんで涙が出るんだろう… 私の人生がどこかになくなった気がするのはなんでかなぁ… >> 「山岸みさ」のエピソード一覧
2020年01月28日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 顔見知りのママ友内で自分だけが専業主婦だということに、モヤモヤしてしまった私(山岸みさ)は… ■第23話 久しぶりの「自分の予定」を楽しみにしていたのに… 「自分の予定」で出かけるなんて何年ぶりだろう…! 悲しい…もちろん誰も悪くないけれど…ただただ悲しい。 (次回は1月28日7:00更新予定です) >> 「山岸みさ」のエピソード一覧
2020年01月27日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 私(山岸みさ)の将来の夢は、お母さんになること…子どもに「夢を叶えたママはすごいね!」と言われて、不満はないはずなんだけど。 ■第22話 同じ仲間だと思ってたんだけどな… そのあと私が疎外感を感じてしまった理由は… 「憧れの専業主婦ねぇ…」このモヤモヤする気持ちはなんだろう…。 (次回は1月27日7:00更新予定です) >> 「山岸みさ」のエピソード一覧
2020年01月26日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 私に自信がないのは…美人で頭も性格もいい姉と比較されて育ってきたから…? ■第21話 姉と離れて…少し自由になれたと思った 息子は私に似ている… 昔からある「私の問題」は、解決したわけじゃなかった…私が自分で居場所を作らないと… >> 「峰ゆかり」のエピソード一覧
2019年11月25日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 社交的で明るい姉…私に足りないものをすべて持っている人。そんな姉が自慢な反面…モヤっとする気持ちも…正直ある。 ■第20話 美人で頭も性格もいい姉は、私の憧れの人 お姉ちゃんみたいになりたかったけど… 自信がないのは…完璧な姉と比べて育ってきたから…?それとも… (次回につづきます) >> 「峰ゆかり」のエピソード一覧
2019年11月24日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 人見知りで内気な息子(そうちゃん)といまだにママ友ができない私…。息子もこれから苦労するのかな… ■第19話 私には性格が正反対の姉がいる 姉はいつも優しくて気がきく… 姉は機転がきく。話していても楽しい。そんな姉が自慢な反面…モヤっとする気持ちも…正直ある。 (次回につづきます) >> 「峰ゆかり」のエピソード一覧
2019年11月22日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 言葉の遅い子のママと「焦っちゃいますよね〜」と言い合っただけなのに、本当にホッとして涙が出た日…。 ■第18話 子どもに「普通」であることを望んでいる自分に気がついた 親になって痛感した… 普通…そして普通以上を当たり前のように望んでいる自分に気がついてしまった。子どものありのままを受け入れることが、こんなに難しいなんて…。 (次回につづきます) >> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2019年10月27日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ なんでそんなに他人事なの…? 一緒にもっと真剣に考えて欲しかった… ■第17話 あれ? あの子も同じ…? 似た状況のママと「焦っちゃいますよね〜」と言い合っただけなのに、本当にホッとして涙が出た日…。 (次回につづきます) >> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2019年10月24日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 全然話さない息子…他の子と比べてはいけない。そんなことしても意味がないってわかってる。それなのに…。 ■第16話 私が気にしすぎているだけ…? なんでそんなに他人事なの…? 私が心配しすぎているだけなの…? 一緒にもっと真剣に考えて欲しかった…孤独だなぁ…。 (次回につづきます) >> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2019年10月22日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 「ねえ、ママの夢って何だったの?」娘にそう聞かれてよみがえったのは、父親の顔色ばかりうかがっていた、幼いころの記憶。 ■第15話 夢を叶えたママはすごいね! 夢を叶えて今がある、そう言われてみればそう。何の不満もないけれど…。 (次回に続きます) >> 「山岸みさ」のエピソード一覧
2019年08月26日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 「こういうとき、母親だな私、と思う…」自分のから揚げまで当然のように家族に分けてあげる山岸みさ。そして食後のだんらんが始まります。 ■第14話 将来の夢 「将来の夢は、お母さんになること」そう口にしたあの日から、私の夢はそういうことになっていた、はず。 >> 「山岸みさ」のエピソード一覧
2019年08月23日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ 子どものころから親の喜ぶ方を選んできた山岸みさ。もし自分の好きな道を選んでいたらと考えると… ■第13話 唐揚げの配分 いつの間にか“母親らしいふるまい”が板についてきた自分。ふとした瞬間に、なんだか不思議な気持ちになるのでした。 >> 「山岸みさ」のエピソード一覧
2019年08月20日