連載記事:植物のおまもり
敏感なデリケートゾーンこそ、植物の心地よさと安心感を【植物のおまもり Vol.11】
感受性が豊かで、だからこそちょっとした環境の変化で繊細にゆらぎやすい。
今回はそんな女性にこそ見つめ直してほしいデリケートゾーンのアイテムや、女性らしい魅力と健やかさを高める
「快刺激」と「香り」のケアをご紹介します。
五感の豊かさは武器であり、女性美の源泉
天気の悪い日は頭痛がしたり、体も気分もどんよりしたり。季節の変わり目は風邪を引きやすく、嫌なことがあるとおなかが痛くなったり、下したり。あるいは生理の前になるとピリピリして、まわりに八つ当たりしてしまったり。
どうしてこんなに安定しないんだろう、そんなふうに感じたことはありませんか。でも、じつはその
敏感さ、不安定さこそが女性の強み。
新しい命を生み、育むという役割をもつ女性にとって、「安全な環境下にあること」が最優先事項。
そのバロメーターとなるのが、安心感をもたらす
五感の心地よさです。
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五感が心地よさ、気持ちよさを感じると、脳が「安全である」と認識して体をゆるめ、血液やリンパの循環がよくなります。すると体全体、もちろん子宮や卵巣の機能も高まって、女性ホルモンのバランスとリズムがちょうどよく整い、肌と髪は艶やかに、心は幸福感に満たされます。
心地よくあることが前提で、だから嫌なこと、居心地の悪いことを敏感に察知し、「これは違う」と反応する。それが心と体の変調となって表れるから、一見マイナス面のように思えてしまうんですね。
「ちょっとしたことで心と体が揺らぐのは当たり前。その分、心と体が喜ぶこと、気持ちいいいことをたくさんする」
そう考えると、心身の変調は悩むものでなく、
読み取るべきサインであることに気づきます。そして、日常に気持ちいいことを増やすことで感受性がどんどん高まり、小さなサインに早く気づけるようになっていくので、好不調の波が穏やかになり、“元気ゾーン”が広がって、キレイもレベルアップしていくのです。
そんな好循環を作るために習慣化したいこと、備えておきたい植物のおまもりは
この3種類。