「赤ちゃんはどうやってできるの?」と聞かれたらどうする? 性教育ワークショップ『SEIJUKU』レポート


■「おちんちん」と「おまた」をくっつける、をどう伝えるか

「赤ちゃんはどうやって作るの?」と聞かれたらどうする? 性教育ワークショップ『SEIJUKU』レポート

紙芝居のタイトルは『誕生 ~birth~』。

「男の子の体と女の子の体はどうして違うの?」という子どもの素朴な疑問をもとに、パパとママが出会い、愛しあい、「おちんちん」と「おまた」をくっつけると赤ちゃんができるという流れを、イラストを使ってわかりやすく説明していきます。


「赤ちゃんはどうやって作るの?」と聞かれたらどうする? 性教育ワークショップ『SEIJUKU』レポート

紙芝居は、いつものバスタイムに母と娘・息子が「男女のカラダの違い」について語らうシーンからスタート


「赤ちゃんはどうやって作るの?」と聞かれたらどうする? 性教育ワークショップ『SEIJUKU』レポート

親子の対話というかたちをとって、妊娠から出産までのプロセスをたどります



「おちんちん」と「おまた」をくっつける───誰もがいちばん説明に戸惑うこの点も、やさしいタッチのイラストのおかげで自然に話を聞けるようになっています。


「赤ちゃんはどうやって作るの?」と聞かれたらどうする? 性教育ワークショップ『SEIJUKU』レポート

「おちんちん」と「おまた」は決して特殊なパーツなのではなく、「赤ちゃんをつくる」という大事な役割を持っている部分なんだよと、とにかくありのままを伝えることで、子どもたちは体の組織の一部として認識してくれたようでした。

「大人が変に隠すから子どもが勘ぐり、真実を知ったときに心がざわついてしまう。まずは大人が正しい性教育を受けないと、子どもへ上手に伝えられないな」…そんなことを考えさせられました。

■誰もがみな何億分の1の確率で生まれた奇跡の存在

「生まれてきたすべての人が、周囲に守られながら、いろいろな困難を乗り越えて生まれてきた何億分の1の奇跡だと伝えられれば、この紙芝居は成功だと思っています」と久保さん。

数億分の1の確率で卵子と精子が出会い、お母さんのおなかの中で約300日をかけて育ち、お母さんの「おまた」から出てくる───その長い道のりを、子どもに伝わりやすいように説明していく今回の紙芝居。

参加したママたちからは、「自分が子どもに教えるために参加したのに、自分が子どもを授かったときのことや、自分も親から生まれたことを思い出し、そこに感動してしまいました」という声も聞かれました。

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