子育て情報『「もう嫁にきたんだから…」古い慣習を重んじる義父。初孫への反応にモヤモヤした体験談』

2021年9月29日 13:00

「もう嫁にきたんだから…」古い慣習を重んじる義父。初孫への反応にモヤモヤした体験談

夫側の実家にとっては初孫となる長女が誕生したときの話です。出産直後、お見舞いにきてくれた義父が私の両親に言った第一声は、「やっぱり内孫はかわいいですか?」でした。長女は私の実家にとっては4人目の孫。私の両親が内孫と外孫などと言っていることを聞いたことがなく、非常に驚きました。同じ孫にかわいさの違いがあるの?と産後間もない私は、うまく理解できずモヤモヤした気持ちになりました。

義父にとっての孫とは

義父にとって待ちに待った孫の誕生だったようですが、本当は男の子を望んでいたようです。妊娠中に性別がわかりそのことを伝えると、「そっか女の子か、まぁ元気ならええなぁ」とあまりうれしそうではない返事をされてしまう始末。電話口での会話だったので、こちらも「そうですね」としか返事ができず、歯切れの悪い会話になりました。


60代半ばの義父は、思ったことを悪びれもなくすぐ口にするところがあり、このときもわかっていたとはいえ、ショックは隠しきれません。孫の誕生を心待ちにしてくれていると思っていたので、何とも言えない気持ちになってしまいました。

昔ながらの慣習が根強く残っている?

土地柄なのかわかりませんが、義実家は昔の慣習をとても重んじているように思います。結婚直後、夫の仕事の都合で引っ越しまでの1カ月ほどお世話になったことがあったのですが、ことあるごとに私は義父から「もう嫁にきたんだからな」「里帰りはそう簡単にできるものではない」と言われていました。

いつの時代の話なんだろうと、義父から言われるたびに私はうんざり。義実家の地方では、嫁に対してはもらい物扱い、孫も内孫・外孫と区別をする風習があるそうで、義父もそのように言っているようでした。


うまく甘えてみる

孫である長女が生まれてからは、義父は荷物を頻繁に送ってくるようになりました。「かわいい洋服見つけたから」「こんなん似合うと思うから」と、自分たちではあまり買わないようなハイブランドの数々。

また、「離乳食はこんなんがいいらしい」「こういうお菓子が赤ちゃんは好きやろ」と食品もいろいろと送ってくるようになりました。はじめは頻繁に送られてきて戸惑いましたが、義父が孫の誕生を心から喜んでいるからこその行動だと理解し、ありがたく受け取っています。 

義父が初孫の誕生を心から喜んでくれていることは、よく伝わります。

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