2022年11月12日 18:20
「下心が見え見えだった」自己中すぎる夫に幻滅していた妻。理想の夫に変わった今、戸惑ってしまい
妻が離婚を決意し実家へ娘を連れて帰ってしまった。その後地震が発生し、妻子と義両親は夫の伯父の家で生活。改心した夫は少しずつ娘に向き合うようになったものの、妻はまだ今後どうするのか決めかねていた。
前回の話。
妻は、娘に関心のない夫と離婚する決意をしたものの、夫と久しぶりに会った娘があまりにも嬉しそうで、その決意が揺らいでしまった。
そんなとき、地震で被災してしまい、夫に「そばにいてほしい」と思ってしまった。
夫が周りや自分にやさしくするたびに、「ああ、この人はまた周りにいい顔してるんだ」、「またご機嫌取りか」と、うんざりしていた。
でも、今の夫はしっかり娘と向き合い、自分で考えて行動して、かわいがってくれている。
それがわかるからこそ、なおさら動揺してしまって……。
「夢に描いていた夫になってくれた」そう思ったけれど…
今までの夫は、表面的なことしか手を出さなかったし、手を出しても、それは自分のため。
「自分の株をあげたい」、「イクメンだと思われたい」、「妻の機嫌を直したい」……そんな下心が見え見えだった。
ああ、やっと、私が好きだったカズ君が帰ってきた。
夢に描いていた、カズ君になってくれた。
そう思っているけれど……。
期待するたび裏切られ続け、夫を信用することができなくなってしまった妻。
きっともう大丈夫。そう信じたい気持ちとは裏腹に、黒ずんだ心の声がまとわりついて……。
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
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