連載記事:食で心を育む
冷めても美味しいお米の銘柄。お弁当にぴったりのお米(食で心を育む Vol.5)
冷めてからもおいしいお米の秘密は「低アミロース」
ちょっと専門的な話になりますが、さきほど挙げたこれらのお米は、「低アミロース米」といわれるお米。お米に含まれるデンプンのひとつである「アミロース」が少ないほど、粘りが強くもっちりした食感になります(もち米はアミロース含有量がほぼ0%)。
冷めても硬くなりにくく、炊き立てのような粘りや、もっちりした食感を味わいたい!という時には、「低アミロース米」を探してみてくださいね。
また、ふだんのお米に、これらの「低アミロース米」を少しブレンドして炊くのもおすすめです。コシヒカリなどいつものお米に、30~50%くらい混ぜて炊いてみるだけでも味わいや食感が変わり、いつものごはんも、お弁当用のごはんも、どちらも楽しめます。
毎日のお弁当。冷めても味わい深い食べられるごはんで、もっとおいしくなりますよ!
(あまやゆか)