連載記事:食で心を育む
楽しい食事からつながる食育。楽しく食べて心と体を育む(食で心を育む Vol.6)

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寒い冬、あったかいお鍋が恋しくなる季節です。忙しいママにとっても、お料理の手間が少ない鍋料理はありがたいですよね!
お鍋の良さは、お肉や魚介類、野菜やお豆腐など、さまざまな食材を食べられて栄養価が高い!というだけではありません。実は、みんなでお鍋を囲んで、にぎやかに「楽しく食事をすること」そのものが、体にとっても、心にとっても、とても大切なことなのです。
食べ物を「栄養にする」ために大切なこと
食べることは、必要な栄養を摂取し、健康な体を作るために欠かせませんが、それと同じくらい、「楽しく食事をする」ということが、心と体を育んでいくのには重要です。
楽しい気分で食事をすると、体内の副交感神経がはたらいて、体がリラックスした状態になります。そうすることで、唾液がたくさん出て、胃や腸のはたらきも活発になり、きちんと食べ物を消化し、体にとって「ちゃんと栄養になる」食事をすることができるのです。