2015年10月29日 04:15|ウーマンエキサイト

叱る=しつけにはならない!?(どならない子育て特集 Vol.2)

どならない子育て特集

どならない子育て特集

つい子どもにキレて自己嫌悪…そんな私にサヨナラ! 『どならない子育て』の著者、伊藤徳馬さんに伺った、どならない子育ての極意とは?

「どならない」のではなく、「どなる頻度」を減らす
の続きです。

つい怒鳴ってしまうが、叱る=しつけではない、と伊藤さんは言う。

© Konstantin Yuganov - Fotolia.com


「つい子どもにキレて、自己嫌悪になる。そんなの、僕だってよくあります」。と言うのは、『どならない子育て』の著者、伊藤徳馬さん。プライベートでは2児の父だ。
伊藤さんが実際にご自分の娘さんに試して、その効果を実感した「どならない子育て練習法」。今回は、その基本的な考え方を紹介しよう。


しつけとは教育、そしてトレーニング

最初に最も根本的な問いが伊藤さんから、問いかけられる。

「しつけとは何でしょうか? そもそも、私たちは何のためにしつけをするのでしょうか?」

たいていの人は「子どもがうまく生きられるため」「幸せに生きられるように」「まずまずの生き方ができるように」といった回答となるのでは? つまり、私達がしつけで実現したいのは、特別なことではなくて、普通のこと。「こうしたら、お前もうまくやっていけるよ」ということを子どもに伝えるようとしているのだ。

「どならない子育て練習法」風に少し堅い表現で言うと、「しつけとは教育、そして、トレーニング」ということになる。


「しつけ」=「叱る」となってしまう理由

教えるためには、まず伝わらないと始まらない。ところが、子どもにはなかなか伝わらない。何回言っても直らない。注意をすれば、聞こえないふりをしたり(そもそも聞こえていない)、言い訳を始めたりして、伝わらないことの方が多かったりする。そうなると、いつの間にか叱る頻度が増え、

子どもを強く叱る



子どもが泣く



子どもが反省して「ママごめんなさい」と言う



「まぁ伝わったのかな」と、親の気が済んで終了


というように、叱ることで成立するしつけが多くなり、「叱る」=「しつけ」となっていきがちだ。


新着子育てまとめ
もっと見る

ウーマンエキサイトで人気のコミックが動画でも!

チャンネル登録よろしくお願いします!

記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.