ガミガミいわなくてもお手伝いをする子にするために、すぐにできること4つ(親子でハッピーになれるお手伝いの心得 vol.2)


3.どんなに小さな仕事でも「ありがとう」

お手伝いをしてもらうと、つい「えらいね」とか「よくできたね」という褒め方をしてしまうかもしれませんが、それよりもまず「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることが大切です。

家の仕事をやることは、家族の一員として当たり前のことで、特別えらいことではありません。それよりも、「ありがとう」とか「手伝ってもらって嬉しい」と言われるほうが、子どもにとっても嬉しいはずです。お手伝いをすると家族が喜ぶ、とわかれば、お手伝いをすることに抵抗感はなくなっていくでしょう。

ここでひとつ気をつけたいことがあります。お礼としてのお小遣いについてです。
時々あげる分にはいいかもしれませんが、毎回はやめたほうがいいと思います。感謝の気持ちを純粋に伝えたいなら、お金は渡さないほうが懸命です。
お小遣いをあげてしまうと、純粋に家族に奉仕したいという気持ちが歪められてしまう心配があるからです。

また、お金や欲しい物で釣ると、お手伝いそのものへの興味がそらされてしまいます。それよりも心からの「ありがとう」をしっかり伝えましょう。

4.指示を出しすぎない、任せるところは任せるつもりで

脇で見ていると、つい口を出したくなりますが、いつのまにか事細かに指導している、というのでは、子どももうんざりしてしまうでしょう。

ひと通りやり方を教えたら口を出さずに見守ることも大切です。任せたからにはしっかり任せましょう。お願いした仕事をまったくしないときは注意すべきですが、一生懸命やった上で不十分なときには、不満はなるべく言わないように、最初から高望みしないことが得策です。やはり、まずは「ありがとう」とお礼をいい、不十分なところはあとでそっとやり直しましょう。


お手伝いを習慣にするためには、本人が楽しんで意欲的になれる環境をつくることが先決です。お手伝いの習慣、今日から始めてみてくださいね。

(KANA)

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