主人公の井上めぐみは夫とふたりの娘の4人家族。仲良く暮らしていましたが、休日にスマホを触る習慣のない夫に変化が。怪しいと感じた妻が取った行動とは…。「めずらしいな…」 夫の休日の家での行動を不審に思い始めためぐみ。トイレに行くときもお風呂に入るときもスマホを持ち歩き、寝る直前までスマホで何かをしている夫が気になります。 自分もスマホをよく見るためスルーしていましたが…。 夫の行動が次第にエスカレートしていき 休日出勤が増えた夫に不信感を抱くめぐみさん。しかも「お客さんとは会わないから」とスーツではなく私服で出かけるようになり、ますます疑いの心が強まります。寝ている隙に見た夫のスマホには、出会い系サイトの検索履歴が。 みなさんは夫やパートナーのスマホを内緒で見たことはありますか?多くの場合、見ないほうが良かったと後悔するものですが、みなさんはどうでしたか? 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年12月02日家の前の草むらで遊んでいた子どもたち。帰宅後、次男の耳の側に、動いている黒いものを発見……。ホクロかと思いきや、実はとんでもないもので……? 次男が「虫」に咬まれた日のこと とある日の夕方、まめねこさんの家の前の草むらで子どもたちが遊んでいました。帰宅後、次男の耳の側にホクロのようなものを発見したまめねこさん。ホクロに見えたそれは、なんと「虫」だったのです。 まめねこさんは、急いで夫にピンセットをとってきてもらい、虫を取りました。写真を撮り、画像で検索するとその虫は「マダニ」と判明。そしてネットで情報を調べるうちに、まめねこさんは事の重大さに気がつきました。マダニは取らないで病院を受診したほうが良いとネットに書いてあったのです……。 #8000(こども医療でんわ相談)に電話をすると皮膚科を受診してくださいと言われ、翌日の朝一番で受診。とっておいたマダニを先生に渡して、顕微鏡で確認してもらうと、「マダニの幼ダニ」でした。 先生は「抗生剤を5日間飲んで、経過を見ましょう」と言いました。 やがてまめねこさんの次男がマダニに刺されてから、1週間以上が経過しました。抗生剤も飲み終わり、気になる症状は出ていないとまめねこさんは言います。そしてまめねこさんは、今回の出来事をSNSで報告しました。すると、 「飼いねこについていた」「庭の芝生に寝転んだら」「都内の公園で」 と、次々と咬まれた経験がある方から反響が! マダニに咬まれた経験がある方が予想以上に多くいたのです。 そこで、まめねこさんはマダニの注意点などを皮膚科の先生の助言をもとにまとめ、自然の中に出かけるときはマダニに注意が必要だと呼びかけています―。 ◇◇◇ 公園などで遊んでいて、マダニに咬まれてしまったときのために対処法を理解しておいて、あわてずに受診できるようにしたいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2023年12月02日4歳の女の子・いとちゃんは、かんしゃくがひどく、家でも保育園でも周囲の大人を悩ませていました。だんだん、かんしゃくを起こす頻度が増え、不安になったママは心療内科で子どもの心身の発達の度合いを調べる「発達検査」を受けさせることに。心療内科での診断方法、そして医師から告げられたこととは?1歳ころからかんしゃくがひどかった、いとちゃん。暴れて、泣き叫び、物を投げるなどママを困らせていました。年少さんの少し前になると、急にかんしゃくがなくなり、落ちついたのです。 しかし、4歳ころからまたかんしゃくが復活……。きっかけは保育園の運動会の練習でした。ストレスがたまってしまったのか爆発して、それからは頻繁にかんしゃくを起こすようになってしまい……。 夜中に覚醒する娘 運動会が終わっても、いとちゃんのかんしゃくは落ち着きませんでした。昼間のかんしゃくだけでなく、夜中に暴れて泣いてしまうことが増え、いとちゃんとママを苦しめます。 何かに怯えているような表情で泣き叫び、ある程度暴れると急にスッと眠るいとちゃん。夜驚症のような症状が現れたのです。 そして夜、夜驚症のような症状だけではなく、足をこすりつけるという動作も……。むずむず脚症候群の症状も現れたため、足をやさしくさすり、寝かしつけます。「今までのかんしゃくは、むずむず脚など、体の不快感が原因かも……」と考えるママでした。 お子さんが夜中に苦しんでいる姿を見るのは、とてもつらいですよね。保護者も精一杯サポートしてあげたいですが、毎日のことになると、保護者側の健康も心配になります。ひとりで向き合うのではなく、家族などで支え合いながらサポートしていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※夜驚症について突然、寝ている子どもが泣き叫んだり、怯えたり、パニックを起こしたりするのが夜驚症です。また、瞳孔の散大、脈が速い、呼吸が荒くなる、興奮する、体を打ちつけるといった症状が出ることもあり、なぐさめようとすると悪化するケースが多いと言われています。就寝後から数時間経過したときに発生し、多くは2~7歳での子どもに多いです。 子どもの脳の機能が発達途中であることが原因で起こりますが、ほとんどの場合、自然に治ると言われています。保護者は慌てずに落ち着いて対応してあげましょう。親子の睡眠や健康に支障が出る場合は、小児科や睡眠外来のある精神科への受診をおすすめします。 ※むずむず脚症候群についてむずむず脚症候群は、夜間覚醒や不眠症を引き起こす痛みをともなう脚の感覚異常です。 足や手に不快感が現れ、症状を抑えるために、こすったり、叩いたりすることがあります。鉄分不足(貧血)、神経伝達物質の機能低下、全身疾患、薬剤の副作用、まれに遺伝性などが原因だと考えられています。子どもの場合、不快感や症状をうまく伝えられないため、ぐずってしまうことがあります。 <参考>夜中に子どもが突然泣き叫ぶ…3〜6歳に起こりやすい!?就寝中にパニックになる「夜驚症」とは監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター わさび
2023年12月02日主人公の井上めぐみは夫とふたりの娘の4人家族。仲良く暮らしていましたが、休日にスマホを触る習慣のない夫に変化が。怪しいと感じた妻が取った行動とは…。「あれ?」 いつもと変わらない日常を過ごしていためぐみ。しかしある日、ちょっとした違和感を感じるように。 それは夫が、家の中でもスマホを肌身離さず持ち歩くようになり…。 見過ごしがちなほんのちょっとした違和感、あなたならどうしますか? 夫の休日の家での行動を不審に思い始めためぐみさん。トイレに行くときもお風呂に入るときもスマホを持ち歩く夫が気になるようです。それまで夫は休日はスマホに触らず、家族と過ごすことが多かっただけあって「めずらしいな」と感じます。 みなさんも夫やパートナーに対して違和感を感じたことはありましたか?そんなときは様子を見ましたか?どんなふうに対応しましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年12月01日共通のママ友を通じて、シングルマザーのSさんと知り合ったマユさん。明るくノリの良いSさんと意気投合し、Sさんの息子であるS太くんをたびたび預かるようになりました。しかし、Sさんの要求はだんだんとエスカレートして――? ママ友の要求 共通のママ友、Yさんを通じてシングルマザーのSさんと知り合ったマユさん。明るくてノリの良いSさんとマユさんはすぐに意気投合。Sさんの「養育費を払ってもらえない」「生活が厳しい」という話を聞いて、マユさんは「いつでも力になるよ!」と言うのでした。 その2週間後、日曜日にもシフトを入れたSさんから「S太を預かってほしい」とお願いされます。軽い気持ちで引き受けたものの、それからたびたびS太くんを預けられるように。高級洋菓子店で販売員をしているSさんは、そこのお菓子を何度かお土産として持ってきてくれましたが、マユさんのモヤモヤは募る一方でした。 そして、ある日、またもSさんからS太君の預かりをお願いされたマユさん。その週末は家族3人で動物園に行く予定でしたが、「お金は払うからS太も一緒に連れて行って!」とお願いするSさんに、気乗りしないながらもマユさんは「夫に聞いてみるね……」と答えるのでした。 その晩――。 S太くんのことを夫に話すと、夫は自分が母子家庭で育ったこともあり、S太くんに同情的。結局マユさん一家はS太くんを連れて動物園へ行くことになったのです。 他人の家の子どもを預かるのは、かなり神経を使うもの。さらにおでかけするとなると、迷子や怪我の心配もありますよね。マユさんが心配するのもうなずけます。ですが、旦那さんの後押しで4人で行くことになりました。決まったからには、4人で安全に、楽しく過ごせるよう、準備万端にしておきたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2023年12月01日まめねこさんの小学生の長男くんの喉に、魚の骨が引っ掛かってしまったときのお話です。ある日、学校から1本の電話がかかってきました。出てみると、長男くんの担任の先生から「給食で魚の骨が喉に引っ掛かったようです。苦しそうなのでお迎えお願いできますか?」と言われました。まめねこさんは慌てて学校へ!先生曰く、学校では、ご飯の丸飲みも試したとのことなのですが……!? 学校からの1本の電話…… 長男くんの担任の先生から、給食で出たサバの骨が喉に引っ掛かって苦しそうだと連絡を受け、慌ててお迎えに行ったまめねこさん。学校ではご飯の丸飲みも試したと言われました。 まめねこさんはかかりつけの小児科へ行きました。しかし、受付で事情を伝えると、小児科では魚の骨が取れないため、耳鼻科を受診するようすすめられます。 そして耳鼻科へ受診すると、 「お母さん。何か、飲みこませましたか?」 と、鋭い表情をした医師に聞かれました。 「学校でご飯を飲み込んだと……」 と答えると、 「骨を余計押し込むから、絶対止めてください」 と強めに注意を受けました。 そして看護師さん2人に長男くんを抑えてもらいながら、「これで抜けるかな……」と言いながら、医師が骨を器具で取ってくれました。その間、おえっとなってしまったけれど、5分ほどで抜けたとのこと。 「よかったー」と、医師からも安堵の笑みがこぼれました。 抜いたとたんに元気になって、ペラペラとおしゃべりが止まらない長男くんなのでした。 ◇◇◇ めったにはないけれど、魚の骨が引っ掛かると痛いのと取りづらいのとで焦ってしまいますよね。まめねこさんの長男くん。無事に抜いてもらえてよかったです。もしも、魚の骨が引っ掛かってしまったときは、まめねこさんの経験を参考にしつつ、病院に相談してみてくださいね。 ※魚の骨が刺さって自然にとれないときは、耳鼻咽喉科に相談しましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2023年12月01日4歳の女の子・いとちゃんは、かんしゃくがひどく、家でも保育園でも周囲の大人を悩ませていました。だんだん、かんしゃくを起こす頻度が増え、不安になったママは心療内科で子どもの心身の発達の度合いを調べる「発達検査」を受けさせることに。心療内科での診断方法、そして医師から告げられたこととは? かんしゃくは保育園のせい? 1歳ころからかんしゃくがひどかった、いとちゃん。暴れて、泣き叫び、物を投げるなどママを困らせていました。年少さんの少し前になると、急にかんしゃくがなくなり、落ちついたのです。 しかし、4歳ころからまたかんしゃくが復活……。きっかけは保育園の運動会の練習でした。毎日頑張りすぎてストレスがたまってしまったのか、家で爆発してしまい、それからは頻繁にかんしゃくを起こすようになってしまいました。 泣きわめいたり、部屋を散らかしたりると、ママやパパに余裕がなくなってしまうと思います。しかし、保育園で頑張った結果のかんしゃくなので、まずはやさしく受け止めてあげたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※かんしゃくについて何か自分でやりたいことをじょうずにできなかったり、疲れたりすると機嫌が悪くなり、かんしゃくを起こすことがあります。頭ごなしに叱らず、まずは共感を示してあげましょう。また、乳幼児の気質には「手が掛からない子」、「反応がゆっくりな子」、「過敏で泣き止まない子」の3パターンがあると言われています。幼稚園の年長さんになったころには落ち着いてくることが多いです。性格なので付き合っていくしかありませんが、不安な場合は医療機関で発達の評価や病気がないか診てもらうとよいでしょう。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター わさび
2023年12月01日娘には、昔から唇をなめる癖があります。そのせいか、すぐ荒れたり切れたりするので、乾燥対策としてリップクリームを塗るようにしていました。しかしあまりにも赤く腫れてしまったので、病院で診てもらうことに。すると、思いもよらなかった事実が判明したのです――。 荒れの原因はまさかの…!娘が小学校高学年になり、子どもが自分で塗れるようになってからは、お気に入りのリップを持ち歩きマメに塗っていました。 しかし、ある日「唇が腫れて痛い」と訴えてきました。確かに赤く腫れている唇。リップクリームを塗って様子を見ることにしたのですが、なぜかどんどん腫れていき、痛みで食事もままならない状況に……。そこで病院を受診することに。すると……。 なんと検査の結果、「リップアレルギー」だと告げられたのです。正確にはリップに含まれる成分に対するアレルギーだと思いますが、リップでアレルギーが出るとはまったく知らず、とても驚いてしまいました。娘のためにと思っておこなっていたことが、かえって苦しめることになっていたと知り、親としてのショックも大きかったです。 処方された薬を塗ると唇の腫れはすぐにおさまりました。今は医師に相談してリップクリームを選んでいます。肌に塗る物や口に入る物は何が起きてもおかしくないので、子どもの体質に合うかどうか、しっかり確認してから使いたいと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/ぽん子監修/助産師 松田玲子著者:堂本晴斗
2023年11月30日2歳になる前の子どもを実家に預けたある日、迎えに行くと顔が赤く発熱している様子。そのまま病院に連れていくと、とんでもない事実が判明したのです――。 風邪かと思ったらまさかの…!?子どもが保育園に通う前は、時々私の実家に子どもを預けて見てもらうことがありました。 ある日、いつものように用事を済ませて実家に子どもを迎えに行くと、子どもの顔がほんのり赤くなっていて、体温も高いように感じました。「きっと風邪をひいて、熱が出たのだ」と思い、その足で小児科へ。 診察を受けると、病院の先生から驚きのひと言。 「お酒飲ませなかった?」と想定外の質問をされたのです。実家の母に電話をかけて確認すると、お酒はもちろん飲ませていないものの「おやつに頂き物のフルーツゼリーを2つ食べた」と返答がありました。 もしかしたらと気になって、ゼリーの原材料を調べてもらうと、やはり洋酒が入っていたことが判明。味見をせずに子どもに食べさせ、子どもも喜んで食べていたので、まさかアルコールが入っているとは思わなかったとのこと。重症ではないものの、軽い急性アルコール中毒になっていたようで、本当にびっくりしました。 この出来事があってから、小さい子どもに食べさせるものは、油断せず何でも原材料を確認して気を付けるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/海乃けだま監修/助産師 松田玲子著者:トッティママ美
2023年11月30日保育士の中田馨さんが、実は困っている体調不良時の保護者の対応について教えてくれました。こんにちは、保育士の中田馨です。季節の変わり目などは、子どもは体調不良になりやすいですよね。今回は、子どもの体調不良時の対応でちょっと困ったことをお話しします。 体調不良でも保育園に伝えない機嫌よく元気に保育園に通っているときはいいのですが、体調不良のときに仕事があると困ってしまいますよね。保育園によって違うと思いますが、例えば、私の保育園では熱のボーダーラインは38度です。登園時に38度の熱があると受け入れができません。そのほか、熱はなくても下痢や嘔吐があるなど、普段と様子が明らかに違う場合は受け入れることができません。例えば、朝起きてお子さんの様子を見て「熱はないけど、いつもと少し様子が違うかも」と感じる親の直感は正解であることが多いです。もし、お仕事を休めるなら保育園も休んで自宅でゆっくりするほうがいい場合もあります。でも、なかなか仕事を休めない場合もありますよね。そんなときは必ず「いつもと様子が違う」ということを保育士に伝えてください。 そのことを伝えてもらうだけで、保育士はとっても助かります。なぜなら、外遊びは控えて室内でゆったり過ごすなど、その日のその子の生活が変わるからです。 病気が治りきらないうちに登園する高熱が出たあとや激しい下痢や嘔吐があったあとなど、病み上がりの場合は体調がよくなるまで自宅療養するほうが、お子さんに負担がかかりません。私は20年以上保育士として働いてきましたが、前日の夜中に解熱剤を服用して熱を下げ、「熱が下がったので、今日は連れてきました」という事例に何度も出会ってきました。しかし、登園後子どもたちの多くが再度発熱していました。また、発熱はしなくても、その日1日機嫌が悪くてグズグズしていることが多かったです。病気が治りきらないうちに、保育所に無理して行き、病気をこじらせてしまったということもありました。なかなか仕事は休みにくいと思いますが、お子さんのためにも、保育園に通っている他のお友だちにうつさないためにも、体調がよくなってから保育園に登園しましょう。 ちなみにですが、私自身の子どもが体調不良時に目安にしているのは、「平熱に下がってから24時間経過後に登園(登校)する」です。この目安で登園すると、熱をぶり返すことはありませんでした。 急変時になかなかお迎えに来ない朝は元気に登園したけど、保育園で生活しているときに発熱や下痢、嘔吐など引き起こす場合があります。保育園の職員に看護師がいたり、病児保育施設があったりする場合もありますが、多くの保育園に看護師はいません。 保育士は保育の専門家ですが、病気の専門家ではありません。病気の子がゆっくりできる部屋がない保育園もあるでしょう。お子さんが体調不良になった際、保育園から連絡が入ったら、早めにお迎えに来てください。稀にあるのは、体調不良で職場に連絡をすると親御さんが仕事をお休みしていて、なかなか連絡がつかないということ。仕事がお休みの日は、登園時に伝えるとこも緊急時対応にはとても大切なことですね。 家族が感染症にかかったことを伝えない新型コロナウイルスはもちろん、インフルエンザ、水ぼうそう、はしかなどの感染症に家族がかかった場合は必ず保育園に伝えてください。感染症の種類によっては、子どもも登園ができないものもあります。感染症にはそれぞれ潜伏期間がありますので、伝えてもらえると、早期発見ができることもあります。また、保育園での感染拡大を防ぐためにも、感染症にかかったらその人が保育園の送り迎えをするのは控えましょう。 以前、私の保育園であった事例です。保育園で発熱のあった男の子がいました。保護者に早めのお迎えをお願いすると、「2週間前にお兄ちゃんが水ぼうそうになったので、水ぼうそうかもしれません」と言われました。それまでの2週間、保護者といろいろな話をしてきたのに、その話題になったことがなかったのでびっくりしました。結果的に、その男の子は水ぼうそうにかかっていましたが、幸い他の子どもたちに感染することはありませんでした。でも、あらかじめ知らせてもらっていたら、発熱前や発熱後の保育園の対応が違ったのではと感じています。 体調不良のときは、本人のためにも保育園に来ている他のお友だちのためにも、親が勇気をもって「休む」という判断をしていただく必要があることもあります。子どもたちみんなが、元気に登園してもらうためにも心がけてくださったらうれしいです。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月29日長男の1カ月健診が終わり、実家から自宅に戻ってほぼワンオペの生活がスタート。生後2カ月あたりに起きた出来事です。心配性の私はベビーセンサーを購入したのですが、それによって思いもよらないことが起きてしまいました……。後悔している衝撃の出来事 ※訂正:(誤)取ってしまう→(正)止まってしまう 子どもの安全を守るための機器を購入したはずなのに、それに気をとられた結果、子どもにけがをさせてしまったこの出来事。数年たちましたが、ふっと思い出すことがあります。そして今でも後悔しています。この失敗以降、床にはジョイントマットを敷き、ベッド以外に寝かせる際はマットの上に寝かせるようになりました。 ※寝返り前の赤ちゃんであっても、ソファなどから落下する可能性があります。大人用のベッドやソファなどで赤ちゃんを寝かせる場合には、大人が近くで見守り目を離さないようにしましょう。また、ベビーベッドの柵も、お世話していないとき以外はしっかり上げておく必要があります。安全対策をしっかりおこなって赤ちゃんが転落しないよう注意しましょう。※「#8000」は厚生労働省の「子ども医療電話相談事業」のこと。 監修/助産師 松田玲子著者:ぶりさしフルタイムで働きつつ7歳と5歳の男兄弟を育てるワーママです。今年の夏頃からSNSへ育児マンガの投稿を始めました。
2023年11月29日1歳前の子どもがなんでも口に入れてしまうので、普段から子どもの手の届く場所におもちゃなどの小さい物を放置しないよう注意していました。しかしある日、夫に子どものお世話を任せていたところ、誤飲事故が発生した可能性が……! 救急相談に電話をした結果……!? 飲み込んだ!? 救急相談へ夫にも日々気を付けるように言っていましたが、自分のものだと気を抜いてしまうのか、ついイヤフォンを放置しがち。それを代わりに片づけることも多かったのですが、夫に子どもの世話を任せていたある日、心配していたことが現実になってしまいました……。 子どもが夫のイヤフォンをカミカミして、先のゴム部分を飲み込んでしまったのです! 急いで子どもの様子を確認すると、喉に詰まらせることなく完全に飲み込んでしまったようでした。小児救急相談に電話を掛け、受診が必要か相談したところ、大きさ的にも素材的にも問題ないだろうとのことで、便と一緒に出てこなかったら来なかったら受診するように言われました。 3日後に便と一緒に出ているのが確認できましたが、あれだけ注意を促していたのに……!と夫の危機感のなさに激怒した出来事でした。何事もなく本当によかったですが、これを機に夫婦で誤飲しやすい物を改めて確認して、より一層気を付けるようになりました。 ※家の中には乳幼児が誤って飲んだり食べたりするかもしれない、危険な物がたくさんあります。また、直径39mm以下の物は赤ちゃんの口に入るため、誤飲の原因に。触られて困る物は高いところに置く、ボタンや硬貨・電池など口に入りやすい物を出したままにしないなど、整理整頓とこまめな掃除で誤飲を防ぎましょう。 監修/助産師 松田玲子イラスト/はたこ著者:みやひろ
2023年11月28日10カ月の男児のママです。少しづつ行動範囲が広がり始めるころなので、なるべくベビーサークル内で遊ばせるようにしていましたが、この日は泣いたので出していました。すると、ほんの少し目を離したところ、とんでもない事態に……! 少し目を離した隙に…わが家は社宅に住んでいて煙突式のストーブがついています。まだそれほど寒くないので使用していなかったのですが、子どもがまだ小さいためストーブガードを付けていました。いつも洗濯するときや目を離すようなときはベビーサークルに入れて遊ばせているのですが、その日はベビーサークルで遊ぶのに飽きてしまったのか、あまりに泣くのでベビーサークルの外に出して遊ばせていた私。 そして、洗濯物を干すためにその場を少し離れていたところ、突然「ガタン」という音と同時に息子の泣き声が……! あわてて息子の元に行くと、なんとストーブが倒れていたのです……! 幸い息子は怪我はありませんでしたが、危うく息子がストーブの下敷きになるところでした。ストーブを起こしたら灯油が漏れていて、ストーブを使っていたらと思うとゾッとしました……。子どもは予想外の行動をとるので、いつもはしないことを目を離したときに限ってしてしまうことがあるということを思い知らされました。子どもが怪我をしないような対策をもっとしっかりおこなう必要があるのだと、改めて考えさせられる出来事でした。 ※家の中には乳幼児にとって事故やけがにつながる危険な物がたくさんあります。触られて困る物は柵をを取りつける、高いところに置く、ボタンや硬貨・電池など口に入りやすい物を出したままにしないなど、安全対策をしっかりおこないましょう。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ふくふく著者:ウチりゅーちゃん
2023年11月28日わが家には現在4歳になる双子の息子たちがおり、特に新生児期にはたくさんの人に声をかけてもらい、かわいがっていただきました。しかし、中には言われて傷ついてしまった言葉もあります。今回は私が言われて嫌だった言葉を、ランキング形式でご紹介します。第3位:「愛情が半分こでかわいそう」散歩中に、道端で出会った高齢の女性に言われました。本当にかわいいわが子たちですが、双子のため、ひとりにだけ付きっきりで過ごすわけにはいきません。 「たくさん構ってあげられなくてごめんね」と常日頃、罪悪感を抱いていただけに、そこを指摘されると傷口に塩を塗られるようなつらさを感じました。 第2位:「男女だったらよかったのにね」親戚の方、他何人かに言われました。わが家の双子は一卵性で、一卵性双胎はそのほとんどが同性で生まれてきます。 私も双子を授かるまでは知らなかった知識ではあるのですが、そのことを言われるたびに説明するのがとても面倒に感じました。 併せて「男の子2人は大変だね!」と言われることも多く、それもいい気持ちはしませんでした。 第1位:「2人一度で済んでラクだね」職場の先輩に言われた一言です。わが子たちは双子特有の病気である双胎間輸血症候群により早産児となり、長期入院しました。そして退院後、私は不眠不休の双子育児に追われ、その過酷さは筆舌に尽くしがたいものがあります。 双子を妊娠・出産することのリスクや双子育児の過酷さを完全に度外視したこの発言に、私は大いに傷つき、怒りすら覚えました。 当時は双子育児の大変さに精神的にも肉体的にも追い詰められていたため、本当に何気ない一言に傷ついてしまうことが多々ありました。自身が経験していないことを理解するのはとても難しいことなので仕方ないのかなと、今なら思うことができるのですが……。子育て中の方への言葉は、いつもより慎重に選んだほうが良いのだと身に染みて感じたのでした。 イラスト/森田家著者:木下うめ子
2023年11月27日現在5歳の長男は、2歳半のとき「あ、あ、あのね」「ほ、ほ、ほいくえん」などと話し始めの最初の文字を繰り返して話すようになりました。保育園の先生からも「吃音(きつおん)ですね」と指摘されるほど。私はネット情報に翻弄され、親の育て方のせい、将来いじめの原因になるなどの悲しい話で頭がいっぱいに。長男の将来が不安でたまらなくなり、涙が止まらなくなることが何度もありました。そんな私が吃音と付き合っていく方法に出合った体験談です。 再発を繰り返す長男が2歳半のときの吃音は2カ月くらいで消え、気付くと以前のように話せるようになっていました。しかし、また3カ月くらい経ったときに吃音の症状が出始めたのです。 特に自分の名前を呼ぶときは、毎回繰り返してしまい、思うように自己主張できない長男を見て、私は毎日悲しくなっていました。その後も波があり、症状は数カ月単位で出たり消えたりを繰り返していました。 力みすぎて言葉が出ないことも一番ひどかったのは長男が3歳のときで、常に吃音が出てしまっている状況でした。何か言いたそうにしているのに、力みすぎて口が動かず、言葉が出なくなってしまい、地団駄を踏んでしまうこともありました。保育園の先生に相談すると、周囲の子に話し方を指摘されることはなく、楽しんで遊べているとのこと。 ただ私は、長男が言いたいことを伝えられず苦しんでいるのではないかと心配でした。そんなとき、地域の療育センターで吃音の相談ができるということを知り、藁をも掴む思いで訪れると、言語聴覚士さんと話をすることができました。 親がすべきことを教えてもらう言語聴覚士さんは「親がゆっくりと話す」「どもっていても指摘しない」「子どもの得意なことや良い面に注目する」などとアドバイスをくれました。保育園でも先生や友だちに指摘されないよう、担任の先生に注意して見守ってもらうようお願いすることに。 ひとりで悩んでマイナス思考になっていたので、療育センターに行って本当によかったと思いました。その後は定期的に療育センターに通いながら、できるだけゆったりと生活するよう心掛けています。 長男は4歳になると吃音の頻度が減りましたが、出たり消えたりの波は続いています。来春からの小学校生活が不安ですが、長男は頭の回転が速く、努力家。親が話し方ばかりにこだわるのではなく、長男の長所に目を向けて生活していくつもりです。吃音で困ることのないよう、全力で応援していこうと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2023年11月26日いろいろなことに興味を持ち始めた2歳半の息子。自宅の電子ピアノのふたに手を挟まないようにテープで固定していたのですが……。そっち!? 思わぬところに危険があったのです。そして痛がるので受診したところ、思いもよらぬ診断結果が返ってきました……。 驚きの診断結果わが家には子どもが自由に出入りできる部屋に電子ピアノがあります。ピアノのフタは重く、指を挟むと危険なのでマスキングテープで固定し、子どもが触っても開かないようにしていました。ある日、少し目を離した隙に子どもが一生懸命何かを運ぼうとしている姿が……。よく見ると重たいピアノ椅子を運んでいるではありませんか……! あわてて駆け付けましたが、駆け付けるより先にピアノ椅子が重過ぎて倒れ、子どもの足の甲に直撃! その後足を引きずっていたので病院を受診。すると……。 医師から「ひびが入っているかも」と告げられてしまいました。ピアノのフタを固定したから大丈夫だろうと、ピアノ椅子の危険を見落としてしまっていたことを反省……。それからわが家の安全対策はやり過ぎと思うくらい徹底しておこなうようになりました。 イラスト/はたこ著者:田中蘭子
2023年11月25日娘は2歳の4月から保育園に通い始めました。保育園生活にも慣れたある日、娘の右手の甲が腫れるトラブルがありました。原因がなかなかわからず、保育園の先生と2回電話でやり取りをすることに……。その後、保育園の先生と病院で待ち合わせ、手の診察をすることになりました。中指がプラスチックカゴの穴にハマった!ある金曜日、いつもどおり保育園へお迎えに行くと、元気に飛びついてくる娘。しかし、右手の中指には傷テープが貼ってありました。お昼寝時になかなか寝つけず、プラスチックのカゴに手を入れて遊んでいたら抜けなくなってしまった、という話を先生から聞きました。 先生がカゴから少し力を入れて引き抜いたことで、中指をかるく擦ってしまったそうです。また、娘が痛がったため、念のため冷やしてくれたとのこと。私は異変にもすぐに気づいてくれた先生に対してありがたさを感じていました。 朝起きると手の甲が腫れている次の日は土曜日で保育園はお休みでした。朝起きると、娘の手の甲がぷっくりと赤く腫れあがっています。でも、本人は痛がる様子もなくいつも通りのやんちゃさで動き回っていました。「痛い?」と聞いても「痛くないよ!」と気にしていない様子。 昨日手がカゴにハマったことで、「軽いねんざのような状態なのかな?」と思い、元看護師の母に電話で相談したところ、「骨に異常があったら痛がるはずだから、冷やして様子を見れば?」とのこと。これ以上腫れてきたら病院に行こうと決めつつ、冷やしてみることにしました。幸い、腫れはひどくならずに落ち着いていきました。 骨に異常? 虫刺され?月曜日に、まだほんの少し腫れの残る手で登園した娘。連絡カードに、土日に手の甲が腫れていたけれど、だいぶ良くなったことを書き、その日はパパが送っていきました。10時ごろ保育園から電話があり、土日の娘の様子について確認されました。そして、手の甲の腫れがひどかったようなので、念のため病院で診てもらったほうがいいということに。保育園の先生と外科で待ち合わせて、娘と先生は保育園の車で病院にきたので、一緒に診察室へ。 レントゲンを撮ったところ、骨に異常がないことがわかりました。たまたま同じ日に虫に刺されて腫れたのではないか、という結論になり、塗り薬を処方してもらいました。診察料と薬代については、保育園で加入した保険から降りることになりひと安心。治りかけのケガにもかかわらず、保育園からとても丁寧に対応していただいて、恐縮する思いでした。 今回の怪我は大したことはなかったものの、ひとりで悩まずに早く保育園に電話で相談すればよかったと感じました。先生からも、休みの日でも何かあれば気軽に相談してくださいと言ってもらえて安心しました。先生とマメにコミュニケーションを取ることの大切さ感じ、今では家での様子をなるべく丁寧に伝えるように心がけています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:津崎 あぐり2歳女児を子育て中。大学卒業後、建築模型製作やガラス雑貨の販売を経験。趣味はステンドグラス製作。インテリアや育児などのライフスタイルについて執筆している。
2023年11月23日先日保育園バスで帰ってきた5歳の長男が、おなかが痛いと今にも泣きそうな顔をしていました。周りに体調を崩している子も多かったため、そのまま近所の病院に連れていくことに。そこで思わぬ事態が待っていたのです……。 診断結果は病院に着き、車から降りる際、「おなかが痛くて歩けない!」と泣きながら言う長男。どうやら、お昼寝が終わったあたりから左の下腹部にチクチクと痛みがあったものの、ずっと我慢していたようです。2歳の次男を見張りながら、20kg近くある長男を抱きかかえ病院の中に入りました。 長男はおなかの痛みと、先生に痛いことをされるのではないかと心配で、大声で泣き続けていました。病院では、念のためレントゲン・採血・尿検査をすることに。採血の際にはあまりに長男が暴れるので、タオルでぐるぐる巻きにされ、私と次男は診察室から出される始末。長男の叫び声が病院中に響き渡っていました。 検査や診察の結果を聞くため、再び診察室へ。 すると医師は原因は便秘だろうと言いました。ひとまず大きな病気ではなかったため、ホッとした私ですが、夕方ということもあり、今度は次男が空腹と眠気でイライラがマックスに! 不機嫌な2人をなんとかなだめようとしましたが、この日はなかなか言うことを聞いてくれず、会計を待つ間、2人のグズグズが院内に響き渡りました……。 見知らぬ人たちが…そんな2人の相手をするのに疲れ果てて、私はイライラが声や顔に出ていたと思います。すると待合室にいた高齢の女性たちが話しかけてきました。 長男に「よく頑張ったね」「痛かったね」「もう大丈夫だよ」と声をかけてくれたのです。 「おなかが減った~」という次男には、子連れのママが「もうすぐおいしいごはんが食べられるよ」「ぼく、何歳なの?」と相手をし始めてくれました。 見ず知らずの人たちにやさしい声をかけてもらった息子たち。徐々に気分も落ち着いてきたようでグズグズもおさまりました。助け舟を出してくれた人たちに、感謝の気持ちでいっぱいになった出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラスト/きりぷち著者:鬼頭いちか
2023年11月22日長女が幼稚園で見えないけがをしました。顔面から転んでしまったものの、本人が痛がらないので、唇が切れた程度で済んだと思っていました。ところが、とんでもない事態になっていたのです……。 顔面から転んだ長女幼稚園へ長女を迎えに行くと、下駄箱にある段差にみんなで座って上靴を履き替えていました。そのとき、先生の「あっ!」という声がし、その直後、長女が顔面から転んでしまったのです。長女は唇が切れて血が出ており、急いで先生が傷口を流しに手洗い場へ行き、私もすぐに駆け寄りました。血はすぐに止まりました。 先生から「履き替えているときに、後ろを通った子が長女さんの背中に当たりました。けがをしてしまい申し訳ないです」と説明がありました。血はすぐに止まり、長女も泣き止んだので、園の先生に歯が折れていないか見てもらい、大丈夫とのことで帰宅。 その日の夜、歯磨きのときに痛いところがあるかと聞くと、大丈夫と元気に話す長女でしたが、次の日から前歯が痛いと言ったり痛くないと言ったり……。心配になり歯医者を受診しました。すると……。 診察の結果歯医者でレントゲンを撮ってもらうと、なんと、前歯の歯根が2本とも折れていることが判明。触診でも前歯の揺動がありました。先生から「生え替わりまでは固定はしません。堅い物は前歯で噛まないようにしてください」と言われました。 生え替わりまでは早くて1年半ほど。それまで前歯で噛むのを控えなくてはいけないとなると、食事で不便が出てしまう。またその他にも急に痛みが出たり、生え替わり後の歯の並びや色に影響が出たりするかもしれないと言われ、ショックで悲しい気持ちになりました。 あれから長女は親の心配をよそに元気いっぱいに園に通い、たくさんいろいろな物を食べ、新しいことに挑戦しています。心配していた食べ方も、園でも食べにくい物は先生に自分で伝えるなど工夫して食べるようになりました。すごくショックな事故でしたが、そんな長女を見て私たちはすごく勇気づけられ、成長していると感じた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラスト/きりぷち著者:やまぐち さき
2023年11月19日お子さんが体調不良で野菜が食べられなかったことに気づかず、イヤイヤ期のせいだと思って無理やり食べさせようとしてしまったママ。何でもイヤイヤ期のせいだと決めつけてはいけないと反省したママの体験談です。 次女のイヤイヤ期は1歳9カ月ぐらいから始まりました。それまでは、上の子に比べておおらかで育てやすい子だと思っていたのですが、やりたくないことに対してはっきり「嫌、嫌い」というようになりました。イヤイヤ期は成長の証とわかっていながらも、毎日うんざりしていたときに、母として失敗してしまった出来事が……。何でもイヤイヤ期のせいにしていはいけないと反省したエピソードをお伝えします。 2歳目前に始まったイヤイヤ期次女は自由に歩きたいからと抱っこされるのを嫌がり、歯磨きも泣いて拒否、お風呂に行こうと誘っても「嫌、行かない」と逃げ回る日々。中でも苦手な野菜をまったく食べなくなってしまったのには困りましたし、栄養面でも心配でした。 野菜の中で食べるのはトマトとブロッコリーのみ。他の野菜は細かくしたりとろみをつけたり、食べるそぶりを見せたら褒めちぎったりと工夫しても完全拒否でした。 いつも以上に野菜を食べないイヤイヤ期に入り、思うように物事が進められず、私自身も疲れてイライラしていました。そんなとき、次女がまったく野菜を食べようとしない日が3日ほど続きました。いつもは食べるトマトも嫌がって食べません。そんな姿をみて私は焦りを感じてしまいました。 健康のため、野菜も食べてほしいのにどうして食べないのか……。私は「もう! なんでお野菜食べないの? 食べないとおやつも他に好きなものもあげないからね!」と強い口調で言い、次女を睨みつけてしまいました。 実は体調が悪かった次女怒ってしまったその日のことです。次女が頻繁に口の中を手で触ろうとする姿に気がつきました。そして、口の中を見てみるといくつか口内炎ができていました。その上、今日は体もいつもより熱い。もしやと思い、熱を測ってみると38.1度。病院で診てもらうと「手足口病」の診断。そうなのです、娘がトマトを嫌がったのは手足口病になり、口の中に口内炎ができてしみたからだったのです。 まだじょうずにお喋りできない娘は、「口が痛いから食べられない」ということが伝えられなかったのです。それなのに私はイヤイヤ期特有のわがままかと思い、怒ってしまったのでした。 その夜、次女と一緒に寝るときに「◯◯ちゃん、今日はお口が痛くてトマトが食べられなかったんだね。お母さん怒っちゃってごめんね」と謝りました。イヤイヤ期のわがままだと決めつけず、娘の様子をもっとちゃんと観察してあげていれば怒ることもなかったし、病院にも早く連れて行ってあげられたかもしれません。まだ伝えたいことがうまく言葉で表現できないこの時期、なぜ「嫌!」と言っているかを考えてあげないといけないなと反省しました。 イラストレーター/あんこママ監修/助産師 松田玲子著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2023年11月18日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんのお風呂の入れ方について教えてくれました。赤ちゃんとのお風呂はバタバタ……どんなことに気をつければ良い?冷え込む季節になると、特にママひとりで赤ちゃんをお風呂に入れる場合、寒くならないようにと気を使いますよね。また、月齢によっては待たせている間の転倒予防なども気になってくるかと思います。今回は、ママひとりで赤ちゃんをお風呂に入れるときの気をつけるべき点や、ママたちの工夫をについてご紹介します。 ママが体を洗っている間、赤ちゃんを湯船に立っちっぱなしにさせるのはNG! 様子は常に確認できるようにママが体を洗っている間、赤ちゃんはどうしたらいいの?と悩むママも多いことでしょう。まだねんねの赤ちゃんと、月齢が上がって動くことができる赤ちゃんとでも待たせ方は異なります。また、ひとりでたっちできるようになったからといって、湯船に入れて待たせるのは絶対にNG! 湯船に張っているお湯の深さが10cmあれば、子どもが溺れる心配があります。 ここからは、安全を考慮した赤ちゃんの待たせ方についてご紹介していきます。 脱衣所で待たせておく場合脱衣所で待たせておく場合には、座布団、マット、クーハン、バウンサーやハイロウチェアなどを脱衣所に置き赤ちゃんを寝かせて待たせておきます。バウンサーやハイロウチェアは、転落予防の為、しっかりベルト装着を忘れずにしましょう。ベビーバスをベッド代わりにするのも良いかもしれません。ママが見えないと泣いてしまう子も多く、赤ちゃんの様子を確認できるようにする為にも、お風呂のドアは少しあけておくと安心です。すぐに入れられるようにオムツ一枚にして服は脱がせておき、タオルなどにくるむかかけておきましょう。 洗い場で待たせる場合洗い場で待たせておく場合には、浴室は暖めておき、バスチェアに座ってもらったり、バスマットに寝かせます。動きが活発になってハイハイをする時期になると、バスマットは難しいかもしれません。お風呂用のおもちゃなどを持たせておくのも良いですね。脱衣所や洗い場の大きさ、お子さんの月齢などによって、さらに工夫が必要な場合もあるかと思います。たっちをしはじめたり歩きだしたばかりの子どもを湯船の中で立たせて、ひとりで湯船に入れておくのは危険なのでやめましょう。 赤ちゃんを冷えさせるのはNG! 便利グッズを使って素早くお着替え赤ちゃんが出たあとは、寒くならないように拭いたり着替えさせたりで大忙し。自分の事は後回しで寒さで震えながらのママも。動きが活発になってくる赤ちゃんには、フード付きのタオルポンチョが大活躍します。お風呂から出たらポンチョを着させて、ママが最初に体を拭いて着替え、その後にゆっくりあたたかい部屋で着替えや保湿ができます。ママが、タオルガウンを着て寒くならないようにして赤ちゃんの着替えをするのもひとつの方法です。 他のママたちから聞いた、おすすめアイデアもご紹介!ここまで赤ちゃんのお風呂の入れ方についてお伝えしましたが、他にもママたちが実践している赤ちゃんとのお風呂でのアイデアや工夫はたくさん! 母乳相談室に来てくれているママたちに伺った、赤ちゃんをお風呂に入れるときの工夫もいくつかご紹介していくので、自分にも合いそうなものがあればぜひ、取り入れてみてくださいね。 ・月齢が大きくなっても、ベビーバスで入れる。 ・パパの帰りが遅い場合、シャワー浴などで赤ちゃんだけ洗い、パパがいる時間にママが入る。 ・お風呂で洗うときの時短を考えて、赤ちゃんが寝ているときなどに洗面台で髪や顔を洗ってしまう。 ・パパが出張などで1日程度不在の場合、ママが疲れていてひとりで赤ちゃんをお風呂に入れるのが不安というときには、温かいタオルで体を拭くだけににするなど臨機応変に対応する。 まとめ毎日のお風呂、月齢が進むと動きが活発になることでの転倒予防や季節によっては寒さへの配慮など工夫が必要になってくるかと思います。 私自身も先輩ママに工夫を聞いたりいろいろ試しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年11月15日私には8歳と0歳の娘がいます。夫は、子育てにはどちらかと言えば協力的なほうです。おむつ替え、寝かしつけもしてくれますし、娘たちとよく遊んでくれます。娘たちもそんな夫に懐いており、パパが大好きです。私も「子煩悩だな~」と感心していたのですが、長女が生後11カ月のころ、夫にがっかりする出来事が起きました。私のなかではその出来事が大きく、夫への見方が変わってしまいました。 ※コロナ禍前の体験談です 協力的で子煩悩な夫だと思っていたころ長女が赤ちゃんのころの話です。夫は穏やかな性格で、休日は洗濯や皿洗いなどの家事、長女のおむつ替え、寝かしつけ、お散歩などよくお世話をしてくれていたので私は助かっていました。私の母や友人も、マメなパパでいいね、と褒めてくれることもしばしばでした。 そんな夫は、独身時代から毎週土曜日の夜に仲間内でフットサルをしており、結婚・出産後も続けていました。私は、フットサルをすること自体は夫の気分転換にもなるだろうし止めるつもりはなかったのですが、家族が一番ゆっくりできる土曜日なので、たまには家にいてほしいなと思うときもありました。 この状況でもフットサルに行くの!?ある日、生後11カ月の長女が初めて高熱を出したので小児科へ行くと「明日にでも熱が下がれば風邪、3日熱が下がらなければ突発性発疹だろう」と言われました。高熱を出すのが初めてだったこともあり、私も夫もとても心配でした。その日は金曜日で、翌日になっても熱は下がらず。朝から長女はぐったりしており、食欲もないようで、常に抱っこしていた私は、看病疲れが出てきていました。 そして夜になり、夫はいそいそとフットサルの用意を始めていました。そういえばフットサルの日です。でも長女の具合は悪く、つらそうです。私は思わず、「えっ! フットサルに行くの!?」と聞きました。すると夫は「うん、もうすぐ出るよ」と普段通り穏やかに答えた姿に、私はがくぜんとしてしまいました。 夫にはストレートに言わないと伝わらないそして私が、「子どもの体調が悪いときによく遊びに行こうと思えるね」と言うと、夫は「僕が行かないと(フットサルの)人数が足りないから」と言いました。会話がかみ合わない夫にイライラしながら、私の気持ちをストレートに伝えました。 「普段フットサルに行くことを止めるつもりはないけれど、子どもの体調が悪いときは行かないでほしい」「独身じゃないんだからたまには家族を優先してほしい」と。すると、夫はフットサルに行くのをやめましたが、少し不貞腐れていました。しかしながら一晩経つと、私の気持ちを汲んでくれたのか反省している様子でした。 私のなかでこの出来事は大きく、私と夫の意識の違いを痛感した日でした。私は常に娘たちのことを考えていますが、結局夫は自分の次が娘たちなんだなと感じました。それは8年経った今も変わりありません。あまりに気になるときは指摘しますが、娘たちはパパが大好きだし、何もしてくれていないわけではないので、折り合いをつけながら日々過ごしています。 著者:石井ゆうき8歳と0歳の女の子のママ。長女の反抗期に悩まされながらも、姉妹の戯れに日々癒され中。秘書として働いており、現在は育休中。1人目出産直後に夫が転職に失敗し、夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年11月11日主人公の春山夫妻は、長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。ゆあが小学校に入学して数日後、事件が発生。仕事中に娘が通う学童から「今日、学童はお休みですか?」と連絡があり頭が真っ白に。小学校に連絡すると、集計ミスで下校グループにいたと判明。すると今度は保育園から電話で、ゆあが保育園に来ていると知り…。「徒歩で20分はかかるのに…」 家から保育園までいつも車で送り迎えをしていた春山。大雨の中、そんな距離をまだ小さいゆあちゃんが自力で辿り着けたの?とものすごく心配に。 すぐさま仕事を早退して保育園へ直行し、先生に促され教室へ行くと…。 「ママ!」泣きながら叫ぶゆあちゃんの姿が ゆあちゃんと再会できた春山さん。ゆあちゃんは不安の糸が切れて大泣きします。保育園の先生が防犯カメラをチェックした際にゆあちゃんの存在に気づいたそう。 ゆあちゃんは家に入れず不安になりながらも、保育園に行こうと考えたのが賢いですね。 みなさんは緊急時にどこで集合するか、お子さんと話し合っていますか?もし子どもが家に入れなかった際、どう対応するのがいいか共有していますか? 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年11月10日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。運動が得意ではなく、体育の授業が好きではないすみかさん。体育の中で唯一好きだったのが、小学校のときにハマった水泳でした。ですが、男子の目などが気になって中学校の授業を欠席するようになります。水泳以外は出席していましたが、あることがきっかけで体育への苦手意識はさらに高まり……?前向きな気持ちではなかったものの、水泳以外の体育の授業には出席していたすみかさん。男子VS女子でバスケ対決をする授業でついに……!! うまくなるコツは教えてくれないの? 体育の授業のなかで、男子対女子で行うバスケも不満でしたが、女子のプレーを男子が見学しているのもイヤだなと感じていたすみかさん。自分の失敗したプレーを見て、相手チームが喜んだり、男子がヤジを飛ばしたり。そんなことがあって、スポーツが嫌いになっていきます。 それと同時に、体育の先生はルールややり方をなんできちんと教えてくれないんだろう、というモヤモヤした思いがありました。他の教科ではテストに出るところをきちんと教えてくれるのに、体育では教えてもらった記憶がなく……。イヤな思いしかない!すみかさんは体育の授業には出ない、と宣言したのでした。 もちろん、きちんと指導している体育の先生がほとんどだと思いますが、中学生になってくると全員ができる前提で進んでしまうこともありますよね。自分にあったスポーツや、上手に指導してくれる先生に出会えるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月10日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?保育園から帰宅後、靴を脱ぐ場面からずっと泣いているこっちゃん。ついにママにも限界がきて、爆発してしまいました。 夜、眠りにつこうとしても「朝が来るのが怖い」と涙が止まらなくなることも……。 ママの異変を感じたパパの提案により、寝室を分けてるなどリフレッシュの時間を作ります。しかし、リフレッシュしたところでこっちゃんが変わるわけではなく、大変な毎日がまた始まるのでした。 そんなこっちゃんも2歳4カ月になり、妹のふーちゃんが誕生しました! こっちゃんの赤ちゃん返り ふーちゃんはあまり泣かず、よく寝て、よく飲む赤ちゃんです。一方、こっちゃんは相変わらずかんしゃくを起こします。 普段からかんしゃくを起こしているため、どこからが赤ちゃん返りなのかわからず……。こっちゃんを優先することを心掛け、赤ちゃん返りしないよう努力したものの、ご機嫌ななめになってしまいます。 こっちゃんの赤ちゃん返りは独特で、寝室にママとふたりで行きたがるのです。こっちゃんをなだめながらの2人育児は大変で、半年経過しても続くのでした。 同じ親から生まれた姉妹でも、性格や気質はまったく違います。それぞれの個性を大切にしながら子育てしていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年11月10日主人公の春山夫妻は、長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。ゆあが小学校に入学して数日後、事件が発生。朝から大雨が降っていたある日、仕事中に娘が通う学童から「今日、学童はお休みですか?」と連絡があり頭が真っ白に。小学校に連絡すると、集計ミスで下校グループにいたと判明。すると今度は保育園から電話が…。「もしや…熱とかケガ!?」 保育園からの電話に次女か長男が頭によぎる春山。娘か息子に何かあったのか心配になりますが「ゆあちゃんが保育園に来ている」との報告が。 この大雨の中、大人が歩いても20分かかる距離をまだ小さいゆあちゃんが自力で辿り着いたのでしょうか…。 職場の人に事情を伝え、保育園へ急ぐと 小学校に連絡し、急いで保育園へ向かった春山さん。連絡をくれた先生に促され教室へ行くと、絵本を読んで過ごしているゆあちゃんと再会できました。直接会えるとホッとしますよね。 みなさんだったら第一声はなんて声をかけますか?一時的だとしても行方がわからなくなったお子さんにどんな態度をとりますか。 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年11月09日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。すみかさんは中学2年生になり、幼なじみで考え方の似ているムツミと同じクラスに。イベントなど学校行事がきらいな2人は、参加してみると意外と楽しいことはわかっていても、なかなか参加する気になれませんそんな中、今年の球技大会はすみかさんの苦手なドッジボールということがわかり……。事前に休む許可を母から得ておこうと家に帰って交渉しますが、有無を言わさず却下されてしまったのでした。球技大会を休みたいと母に伝えましたが、却下されてしまったすみかさん。休みたかった……と部屋に戻って反省会を開きました。球技大会以外にもプールの授業、体育祭と悩みは尽きずーー。 水泳の授業も休みたい…体育の成績は気にしない! 球技大会は休めなかったものの、なんとかやり過ごしたすみかさん。体育は苦手だと感じていましたが、小学校のときに習っていた水泳だけは楽しみにしていました。 ですが、男子の目が気になりだしたことで水泳の授業も休むように……。休んだとしても体育の成績は変わらないかなと考えます。男女別で体型がバレない水着だったら、泳ぎたかったなと思うすみかさんでした。 次に開かれたのが体育祭。当日に友だちのムツミが休んでしまい、すみかさんはひとりで過ごすことになってしまいます。感情を無にして参加しますが、先生に注意されると泣きそうに……。午後になると、天候不良で体育祭は中止になりました。解散後にひとりで帰る道中、みんなが友だちとお昼ごはんを楽しんでいる姿を目にして、さみしさに思わず涙が出てしまったのでした。 集団行動がメインとなる学生生活では、仲良しの友だちが欠席してしまうと心細く感じてしまうこともありますよね。繊細で気を張りすぎるすみかさん。適度に息抜きをしながら過ごせると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月09日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?保育園から帰宅するなり「靴が脱げないと!」と玄関で大泣きのこっちゃん。お着替えさせて、手を洗わせるのもひと苦労でした。 夕食もお風呂も歯磨きも泣き続け、やっと寝かしつけたと思ったら、起きて2時間泣くというのが日常に疲弊していくママ。 そんな毎日に「もうやだ! いい加減にして!」とママは怒り、泣いてしまいました。ママもこっちゃんも大泣きしていると、パパが帰宅。ふたりの様子を見たパパが「何があったの?」と聞いてみると……。 「話す気力もない…」自信喪失のママ パパに何があったのか聞かれたママですが「説明する気力もない……」とひと言。子どもを育てる自信を喪失してしまうほど、疲弊していました。 疲れやイライラが爆発したママは「もしかしてこっちゃんを、かわいいと思えてない……?」と考えるほど追い詰められてしまったのです。夜、眠りにつこうとしても「朝が来るのが怖い」と涙が止まらなくなってしまいます。 ママの異変を感じたパパの提案により、寝室を分けて、休日はゆっくりするといった、リフレッシュの時間を作ることに。しかし、リフレッシュしたところでこっちゃんが変わるわけではなく、大変な毎日がまた始まりました。 そんなある日、こっちゃんが「おなかが痛い!」と言い、いつものことだから……と思っていると、吐いてしまったのです。 病院を受診し、こっちゃんが胃腸炎にかかっていたことが判明。気づいてあげられなかったことを悔やみます。しかし、いつもクズって泣いているので、ママが気づいてあげられないのも無理はありません。そのときに、「胃腸炎の不快感=こっちゃんの身の回りに起きる事柄」ということに気づき、こっちゃんが泣く気持ちが少し理解できたのでした。 ママにも休息は必要です。たった1回だけではなく、定期的に休む時間を作るなど、家族で協力していきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年11月09日主人公の春山夫妻は、長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。ゆあが小学校に入学して数日後、事件が発生。朝から大雨が降っていたある日、仕事中に娘が通う学童から連絡が。折り返すと「今日、学童はお休みですか?」と聞かれ頭が真っ白に。小学校に連絡すると、集計ミスで下校グループにいたと判明し…。「ど、どうしよう…」 学童ではなく、自宅に帰るグループにいたことが分かりましたが、家には誰もおらず、娘のゆあちゃんは鍵を持っていません。それに大雨の日にまだ小学校1年生の娘が出歩いているとなると心配でたまらない春山。 すると職場の人が状況を理解してくれ、帰宅を促してくれました。春山も校内を探している小学校からの連絡を待っているだけじゃダメだ、と判断し、家に帰ろうとしたその瞬間…。 「電話だ、え?」小学校からの連絡と思いきや 次女と長男が通う保育園からの連絡で、ゆあちゃんが保育園にいると知らされた春山さん。この大雨の中、大人が歩いても20分かかる距離をまだ小さい娘さんが自力でたどり着いたとは驚きです。 居場所がわかってホッとする反面、ケガがないか大変な目に遭ってないか、直接会って確かめるまでは不安でたまらないですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年11月08日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。中学生になったすみかさん。校則や人間関係など気にすべきことが増えた学校生活に、息苦しさを感じていました。ですが、自分なりに心を平常に保ち、なんとか学校生活を送っています。そして中学2年生になると、ある問題にぶつかり……。中学2年生になったすみかさんは、幼なじみのムツミと同じクラスになりました。すみかさんとムツミは考え方が似ていたので……? イヤなことから逃げてもいい!? すみかさんもムツミも学校行事に参加するのが大の苦手。小学生のころから、なんとかして休もうといつも画策をしていました。すみかさんは初めての場所やふだんと違う行動をすることに、漠然とした不安を抱いて条件反射で拒否してしまうタイプ。 保育園ボランティアのように、実際に参加してみたら案外楽しいこともあるとはわかっていても、参加するまではイヤで仕方がありません。まもなく開催の球技大会では、ドッジボールをすることが決定。ドッジボールが苦手なすみかさんはやはり参加に気が進まず……。 小学生のときは、学校を休めるかどうかは当日朝の母の機嫌次第。今回は事前に母を説得しようと、参加したくない理由をいろいろと伝えましたが、母は「いいから行きなさーい!」と一刀両断。却下されてしまいました。 大人になってからも新しいことに挑戦するとき、新たなところに参加するときなど、少し勇気が必要なことがありますよね。やってみたり、行ってみたりすると楽しいのですが、日によっては気が進まないことも……。みなさんはこんなとき、どのように気持ちを切り替えて参加していましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月08日ムスメちゃんとオコメちゃん
義父母がシンドイんです!
双子を授かっちゃいましたヨ☆