コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
私が子育てで大事にしている、読み聞かせ【コソダテフルな毎日 第10話】
手を止めて日々読んであげて、今の息子がある
でも、ここだけは私の中で誇れる事で、
手を止めて一冊一冊読んできた毎日毎日の積み重ねがあってこその今のちゅんたんがあるのだと思うんです。
では、実際に絵本の読み聞かせの効果がどのように発揮されるのかというと、はっきり言って、それはまだわかりません。
読み聞かせがいいとは聞くけれど、実際どのように効いているのかは、我が子ではよくわかりません。
絵本の読み聞かせを何百冊としてきても、ちゅんたんは字を覚えるのが遅かったですし、書くのも遅いし、おまけに汚い。(関係ない)
お勉強系で唯一役に立っているといえば、教科書に出てくる物語がどれも知っているものばかりっていうことと、
(おじさんのかさ、スイミー、スーホと白い馬 などは全部幼稚園時代に読破済み)
初見の読解力テストが毎回100点ということぐらいです。
でも、親が読書に求めるものってテストの点数ではないと思うんですね。
結局、想像力とか、感受性とか、柔軟性とか、そういったところだと思うんです。
なので、ちゅんたんがどこまでそういったものを身に付けているのかは今の時点ではわかりません。
結局、読み聞かせの効果はわかりづらい
それに究極を言うと、実は私も夫も親に読み聞かせをしてもらった記憶がほとんどありません。
その後私は自分で本を読むのが好きになり、わりとよく読んで育ち、夫はというとほとんど本を読むことなく育ちましたが
大きくなった二人を見てみると、
夫のほうが読解力と理論性を持ち合わせています。
私のほうは発想力と想像力を持ち合わせています。
書いてあることを忠実に正確に読み取るのは夫のほうが得意で、表現したり発信するのは私のほうが得意です。
このような結果からすると、結局、どれだけ本を読んだか、やどれだけ読み聞かせをしてもらったかっていうのは一概に図れないもので、そんなにアテにならないのかもしれません。