コミックエッセイ:こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~
子どもがいないとダメですか?【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第3話】
子どもは人生の何分の一かを共に過ごし、子育てという体験をさせてもらう相手であって、親の一部でも所有物でもありません。
ある年齢に達したら、彼らはそれぞれの人生を歩いていくでしょう。
子育てという貴重な体験はとても素晴らしいものだろうけれど、人生においての素晴らしい体験はそれだけではなく、もし今回の人生で子どもを持たなかったとしても、きっとこの世に生まれてきた別の役割があるのではないでしょうか。
そんなことを考えていたので、不妊治療してまで産みたいとは思いませんでした。