コミックエッセイ:コソダテフルな毎日

料理中の「お手伝いしたい!」は正直面倒…それでもやらせるべき理由はこれだった【コソダテフルな毎日 第36話】


■失敗ばかりの次男が、ある日…

お昼ごはんにインスタントラーメンを作っていた時のこと。

三男がお鍋にスープの素を入れたいって言い出したので次男・三男でやらせることにしたんです。

たかがスープの素を入れるだけですが、いかんせん鍋が熱いので、袋に気を取られて腕をやけどしないように注意しなければなりません。

私:「腕、気をつけてよ!! 熱いからね」

とだけ注意したのですが、三男の横で見ていた次男がそっと注意していたんです。

次男:「ほーちゃん、気をつけて。この袋お鍋の上で開けたら、

料理中の「お手伝いしたい!」は正直面倒…それでもやらせるべき理由はこれだった【コソダテフルな毎日 第36話】
ムワッ! てなるよ。一度ここで開けてから入れたほうがいいよ」って。
何気ない一言だったのですが、私思わず感心したんです。

この一言って経験していないと出てこないと思いませんか?
自分でチャレンジしたときに、湯気で粉が舞ったり熱かったりしたのを覚えていたんですね~。

以前失敗したから、今度は一度鍋の外で封を開けてから入れたほうがいいなって、自分で考えたんだと思います。

些細なことなのですが、生活の中でのトライ&エラー力は次男が一番あるんじゃないかと思います。

次男はたくさん割って、こぼして、失敗して、怒られる回数は3兄弟の中でダントツなのですが、その分こうすれば失敗するというサンプルが大量にあるので、生きていく力は長男よりもありそうです。


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