コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
孫に甘い祖父母にカチン! 子育てでぶつかった私がいま思うこと【コソダテフルな毎日 第37話】
私からしたら、この子を育てているのは私! 口出し無用!
放っておいてほしいのに、味方どころか敵が3人も現れたような気分!
腹が立ちました。
両親ですし、あんまりきつくも言えないので、涙をのんで引き下がりましたけれども、
だんごひとつでめちゃくちゃイライラしました。大惨事です。
でも、あれから随分たって今思うこと。
■祖父母は、孫と一緒にいられる時間が短い
これを言っちゃおしまいなところもあるのですが、おじいちゃんおばあちゃんが元気に生きているのも限りがあるんですよね…。
いつかはお別れしなくちゃいけないときがくるんです。
実はこの1年後、父は亡くなりました。まだ63歳だったのにあっという間に亡くなりました。
長男は3歳、次男は0歳でした。
今から思うと、ほんのわずかな孫との年月だったのに、どうしてあんな些細なことをかたくなに許せなかったんだろうかと思います。
そりゃぁたまにしか会えない孫ですもん。泣いてる孫におだんごのひとつでもあげたいって思うでしょうよ。
何より忘れてはいけないのは、私もこうやって育ててもらったんです。
子ども3人を育てた両親からしたら、2歳の子どもにだんごを1本あげる・あげないが人生左右するほどの問題じゃないことはとっくにわかっています。
が、それが当時の私にはわからなかったんです。