コミックエッセイ:こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~
出口の見えないトンネルへ…【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第13話】
ステップアップを検討する目安でもあり、自分の中の「ここまでには妊娠!」と目標にもしていた6回目の人工授精。その人工授精も妊娠することなく終わってしまいました。
ここから、どうするか…
オットは私の考えを優先するというスタンス。
私は…私はどうしたいんだろう。
産めるものなら産んでやるわい、と気持ちは切り替えたものの、切望しているわけではありませんでした。今すぐにでも欲しい! そう思えたなら、何の迷いもなく体外受精などにステップアップしていたでしょう。
身体的、経済的に負担はないほうがいい…もう少し、人工授精で頑張りたい。
悩んだ末、ドクターに伝え、7回目の人工授精に挑むことにしました。
挑むにあたり、誘発の仕方を変えてみることにしました。
これまで内服薬で排卵を促していましたが、注射で直接ホルモンを注入する方法に変えます。
この方法だと、今までの人工授精より2割くらいは妊娠の可能性が上がるとのことでした。