2017年9月6日 12:00|ウーマンエキサイト

出口の見えないトンネルへ…【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第13話】


-2週間後-
体温の下がった朝、生理が始まりました。

うん。キソタイオン、ウソ、ツカナイ。

出口の見えないトンネルへ…【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第13話】

7回目の人工授精も失敗。

「どれくらい長いか分からない暗いトンネルの中を歩いている」

不妊治療はそんな風に表現されることがあります。治療を始めてから時間だけが経ち、気付けば私もトンネルの中を歩いていました。

奥へ進めば進むほど、不安や悲しみ・焦りが体にまとわりつきます。まったく明かりのない中では、気持ちを上向きに持つことが段々と難しくなっていきます。

出口は、まだ見えませんでした。

(※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。)

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