コミックエッセイ:こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~
採卵が始まる。お腹の卵は何パック?【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第21話】
そして採卵は、卵の数が多ければ多いほど時間もかかるし、角度を変えるため何度も針を刺し直すそうです。
膣壁には局所麻酔をするけれど、卵巣には麻酔ができない…ということで痛いらしい。
うーん、うーん。怖いよう。
怖さから、オットへの恨み節が再燃しました。(笑)
その日の夜、地元の産婦人科にて排卵させるための注射を打ちました。
いよいよ採卵当日
採卵日当日になりました。
朝6時半に起床。
採精のため、オットを一人寝室に残し、シャワーを浴びました。
無事にオットの精子、確保。
痛み止めの坐薬を入れて、クリニックへ向かいました。
クリニックに到着後、ほどなくして看護師さんに呼ばれました。
安静室と呼ばれる部屋で血圧を測定後、下半身裸になり、上から手術着を着用しました。歩いて隣の手術室へ移動します。
足を台に乗せ、大股開きになります。
普段の診察はカーテンがあるのに今日はありません。ドクターの顔が股越しに見えます。
そして私のお股にはスポットライトが。
…なかなか、いや、かなり恥ずかしかったです。
いよいよ採卵が始まります。
※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。