コミックエッセイ こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~
採卵から移植へ…進める卵ができてるかドキドキ【こうして赤子を授かった~中村こてつ不妊治療体験記~ 第23話】
不妊治療を2005~8年に受けた中村こてつさんの体験談をシリーズでお届け。採卵を終え一安心するも移植可能な胚盤胞がいくつできたか…ドキドキしながら結果を待ちます。
移植できる卵はいくつできたか
採卵の3日後、心配していた採卵後のOHSS(第21話参照)についてチェックするために、体重と腹囲を計測しました。
採卵直後とあまり変わっていませんでしたが、内診してもらうと、少し腹水がたまっていました。残った卵胞たちもかなり大きくなっていました。それに伴い、卵巣も腫れているようです。
言われてみれば、少し張った感じはありました。もう少し水が溜まってたら、かなり苦しかったと思うよ~とドクターに言われました。
残った卵胞はもう排卵しないので、これ以上症状が悪化することはないとのことで、軽いOHSSとの診断です。これくらいで済んで本当に良かったです。
しばらくは、飛んだり跳ねたりはNGです。卵巣がぐるんと捻じれると大変なのです。
(余談ですがこの7年後、本当に捻じれてしまい(卵巣茎捻転)救急搬送されました。幸い手術は免れましたが、正直出産より痛かったです!二度と味わいたくない痛みです。)
腫れた卵巣は1ヶ月で戻るのは難しいかもとのことで、移植は年明けになりました。年末はゆっくり過ごせるんだぁ~と嬉しくなりました。
受精から5日経ちました。
13個の受精卵のうち、いくつ胚盤胞になったか電話で確認します。
高校受験のドキドキを思い出します。
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