【医師監修】熱中症、喘息、周期性嘔吐症…運動会でおこりやすいトラブル<パパ小児科医の子ども健康事典 第2話>
前回は帰省中に起こりやすい健康トラブルについてお話しましたが、イベントなどの非日常的な時は健康トラブルが起きやすいものです。今回は運動会をテーマにお話します。春に運動会をする地域もありますが、まだ一定の地域では秋に運動会があるようですね。
この時期は、運動会シーズンならではの受診をみかけます。連日の練習で疲れていたり、当日少ししんどくても無理をして運動会に行き体調が優れなくなる子どもたちがいます。では、どんなことに気を付けていけばいいでしょうか。
ピークは過ぎたものの、まだまだ暑く熱中症には注意が必要です。連日の練習で疲れもたまっているため、より熱中症になりやすい状況と言えるでしょう。
運動会での食中毒はしばしばみかけますが、中でも特に多いのがおにぎり。素手で握ったおにぎりには、黄色ブドウ球菌という菌が付着しています。
運動会当日の朝作ったおにぎりに付着した黄色ブドウ球菌は、競技をしている最中にどんどん増殖して毒素(エンテロトキシン)を作ります。この毒素を口にすることで、数時間後に腹痛や下痢、嘔吐といった症状をおこします。
対処法は菌をつけない、増やさないこと。直接素手でおにぎりを握らず、ラップや手袋を用いて握ること、涼しいところに保管することです。
転倒による捻挫や骨折などもありますが、ちょっとした傷はそれ以上に多いもの。少し転んだくらいではそのまま競技を続けるかもしれませんが、運動場には土や砂があり決して綺麗ではないので、その後患部が化膿してくることはしばしばみかけます。怪我をしたら、すぐきれいに洗って大人に見てもらうように教えておきましょう。
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この時期は、運動会シーズンならではの受診をみかけます。連日の練習で疲れていたり、当日少ししんどくても無理をして運動会に行き体調が優れなくなる子どもたちがいます。では、どんなことに気を付けていけばいいでしょうか。
■「熱中症」は日々の疲れがより症状を進行させるので要注意
ピークは過ぎたものの、まだまだ暑く熱中症には注意が必要です。連日の練習で疲れもたまっているため、より熱中症になりやすい状況と言えるでしょう。
体調が優れなければ練習を休んだり、本番でも休憩をとるという判断が大切です。運動会に行く前や途中の休憩時間にはしっかり水分補給をしましょう。
■「食中毒」は炎天下の競技中にどんどん菌が増殖
運動会での食中毒はしばしばみかけますが、中でも特に多いのがおにぎり。素手で握ったおにぎりには、黄色ブドウ球菌という菌が付着しています。
運動会当日の朝作ったおにぎりに付着した黄色ブドウ球菌は、競技をしている最中にどんどん増殖して毒素(エンテロトキシン)を作ります。この毒素を口にすることで、数時間後に腹痛や下痢、嘔吐といった症状をおこします。
対処法は菌をつけない、増やさないこと。直接素手でおにぎりを握らず、ラップや手袋を用いて握ること、涼しいところに保管することです。
もちろん、そのほかお肉や卵による食中毒にも注意が必要なため、調理前の手洗いや食材をしっかり加熱することも大切であることは言うまでもありません。
■「擦り傷」はほったらかしにせず、化膿に注意
転倒による捻挫や骨折などもありますが、ちょっとした傷はそれ以上に多いもの。少し転んだくらいではそのまま競技を続けるかもしれませんが、運動場には土や砂があり決して綺麗ではないので、その後患部が化膿してくることはしばしばみかけます。怪我をしたら、すぐきれいに洗って大人に見てもらうように教えておきましょう。
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