コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
小4長男が考えた、悪口を言われても傷つかない方法【コソダテフルな毎日 第94話】
我が家の長男は、現在小学4年生です。優しくおおらかな性格なのですが、運動が苦手です。
小学生男子にとっては、「運動ができる」というだけでスターになれますし、逆に他に色々できることを持っているのに、運動が苦手というだけで劣等感を抱きがちです。
かくいう私も、絵を描いたり字を書くのは好きでしたが運動がとにかく苦手で、大人になったいまでこそ「どうしてもっと自信を持てなかったのだろう」と思いますが、当時は運動ができないことで自分に自信がない子どもでした。
そんな長男は、走るのも飛ぶのも投げるのも苦手で、泳ぐのなんてもっと苦手です。
■「笑われるから…」水泳の補習に行きたくない長男
うちの学校は水泳の補習があって、規定の距離を泳げなかった生徒は夏休みはじめに補習に呼ばれるのですが、昨年、長男はこの補習に行きたくないと言い張りました。
補習に行く行かないでもめた私たち親子ですが、行きたくない理由を聞いてみると「笑われるから…」と。
どうやら授業中、泳いでる最中にクラスメイトが自分のことをからかっている声を耳にしてしまったようなのです。
あぁ~~なるほど…。大人からしたら大したことないからかいでも、小学生にとってはクラスメイトにからかわれるってすごく傷つくんですよねぇ~~。わかります。
長男は傷つき、笑われるぐらいならやりたくないと思うようになりました(その補習には強制的に放り込む形にし、結果的には行ってみたら楽しかったというオチだったのでよかったです)。
そんな自信がなさげだった長男ですが、4年生になったいま、こう言ったのです。
長男:「ボク、最近強くなってきた気がする」
と。