「今しか見ていないとイライラするし、腹も立つけど、
18歳になった時に同じことをしてるかどうかを考えたら、たいていの事は18歳にはしてないんだよね。五体満足で健康な18歳でオムツしてる人なんていないじゃん? 18歳になった時の姿を想像すると肩の力抜けるよ~」
そうやって考えたら、幼児の無茶苦茶な要求ってどれも18歳の時には絶対やってないんですよね。
だってこんな18歳いないですもん。
ね??
ママも~~って泣く男子高校生。…いないですよね。
現に今、もうすぐ長男10歳になりますが、もう「ママもママも~~」とか全然言いません。
こんな18歳絶対いない例。
レプリカのアイスを本物だと思い込んで食べたいって泣く18歳。
おらんわ。
こんな18歳。
いや、もう、勝手に見てくれよって話ですよね。どうぞお好きに!!!
■無茶ぶり要求を受け入れてみるのも手
というわけで、18歳になった時に同じ要求をしてひっくり返って泣いてるかっていったらほとんどの事は年齢があがるにつれて収まってくると思います。
今となっては、既にオモシロ話として語り継がれていますからね。当時はめっちゃイライラしましたけど。
だから、幼い子ども特有の無茶ぶり要求に、あまり真正面から向き合って、
「今直しておかないと将来同じことしたらどうしよう…」って気負いすぎる必要もないと私は思います。
適度に受け入れて柔軟に無茶ぶり要求を飲んでみるってことをしてみる日があってもいいと思います。ブレブレだと子どもが混乱するって言いますが、ブラさない事が全ていいわけでもないと思います。
年月や年齢に応じて柔軟に形を変えていくことも必要です。
当時、先輩ママは泣きわめく次男を抱える私に「職員室でおやつ貰ってきたら?? 先生におやつくださいって言ったらくれるかもよ?」って提言してくれたのですが、当時の私はそれが出来ませんでした。
今ここでおやつを与えたら…うんぬんかんぬんって一事が万事だと思っていたんです。
7歳になった今、先輩の言うこときけばよかったと思います(笑)
その日1回ぐらい職員室でおやつもらったって人格に多大な影響なんて与えないし、先生たちもお菓子の1個余裕で恵んでくれるぐらい優しい先生たちだったはずのに、何をあんなに肩ひじ張ってたんだろう…とも思います。
今、街の中でママに理不尽な要求を突き付けて泣いてるちっちゃい子を見かけると、ママに同情すると同時に、かわいくて仕方がないです。
どうせ期間限定なのだから、私ももっと気楽に受け入れてしまえばよかった。ちょっと後悔しています。
脱イライラ…「イヤイヤ期」を乗り切ろう!