■イヤイヤ期の子どもの「無理難題」にゲッソリ
あれはたしか長男が3歳の頃。
夜中の3時に、急にテレビが見たくなったようで、「アニメを見る」と言って泣き叫ぶのです。
も~~~こんなのどうしたらいいんですか(笑)
「明日の朝見よう」と言っても、「もう夜中の3時だよ」と言っても、抱き寄せても、布団に一緒に寝転がっても、寝たふりしてももうどれも効きません。
大声で暴れ回って泣き続けるので、仕方なく夜中の3時にテレビをつけて10分間アニメの録画を視聴させたらコテンと寝ました。
また次男が2歳の頃には、長男の幼稚園の参観日に参加したらちょうどその日がお店屋さんごっこの日だったんですよ。
本物そっくりに作られた飴やたこ焼きやお菓子が並んでいて、紙で作ったお金で買い物をしていくというレクリエーションだったのですが、ここで次男がまぁ~~~泣く泣く泣く泣く!!
大暴れ。
園内中に響き渡るような声で床を転げ回って泣くんです。
なぜなら、紙で作られているお菓子を本物のお菓子だと思い込んでしまって、あれを今すぐオレに食べさせろ!! というわけです。
「いやあれはね? 本物じゃなくて粘土でできてるんだよ~」って諭してもそんなの2歳の荒れ狂った次男に全く通じません。
泣いて泣いて泣いて…んまぁ~~…ほんとにゲッッッソリやつれました。
■ママのメンタルを守るためには?
夜中の3時にアニメ事件も、粘土のお菓子食べたい事件も、どちらもほんと…大人からしたら理解不能なのですが、ハッキリ言って、
この頃のこの手のこだわりって懇々と言って聞かせたり、長々と説明して分かってくれるようなものではないと思っています(3人しか育てていませんが経験で学びました)。
もちろんその都度しっかりと教えていかないといけない事はありますよ?
例えば人を叩いちゃいけないとか、順番を守ろうとか、そういった社会的なルールは小さいうちから何度も伝えていく必要はあると思いますが、夜中の3時にアニメが見たくて大暴れして泣くとか、粘土のおやつを本物と思い込んで泣くとかってこの時期にしかない特有の癇癪(かんしゃく)な気がします。
その時期にしかない謎の癇癪に真剣にぶつかっていこうとするとお母さんもしんどいし、メンタルがやられます。
むしろ
さっさと要求を受け入れて遂行した方が、お互いにとってハッピーな事もたくさんあると思います。
これは、ある先輩ママの一言で気づかされました。