イラスト:なきりエーコ
小さな子どもって、
かわいい言い間違いをたくさんしますよね。一生懸命話そうとするその様子は、その時期だけの貴重な家族の思い出にもなります。
しかし、間違いは間違いとしてきちんと直した方がいいという考えもあり、どのように対応すればいいのか、悩ましいところ。今回は、子どもの言い間違いへの対処方法を考えてみたいと思います。
■「正しい言葉を教えたい」とする人が圧倒的に多い結果に
アンケート結果によると、
「正す」もしくは、
「さりげなく正しい言葉で言い直す」として、子どもに正しい言葉を教えるとする意見が合わせて
約87%で大半を占めるという結果が出ました。一方で「正さない」という意見は10.7%と、少数派のようです。
Q.小さい子どもの言い間違い、正す?
さりげなく正しい言葉で言い直す 50.3%
正す 36.9%
正さない 10.7%
その他 2.1%
■ついほほ笑んでしまう! かわいい子どもたちの言い間違い
イラスト:なきりエーコ
寄せられたコメントの中には、思わず笑顔がこぼれてしまうような子どもたちのかわいらしい言い間違いがたくさんありました。
「“ダメ”が“まめ”」(愛知県 40代女性)
「“蚊に刺された”が“カニにさされた”、“パトカー”が“パコカー”。小さい頃だからこそ、かわいさを感じていいと思います」(茨城県 30代女性)
「“テレビ”が“テベリ”、“さかな”は“かさな”に。もっと動画を撮っておけばよかったです」(東京都 40代女性)
「“わがまま”が“わがまが”、“ヘリコプター”が“ヘコボイター”、“ブロッコリー”が“ころぼっこり”に。何度も練習するんだけど、言えないところがまたかわいくて!」(北海道 30代女性)
「“靴下”が“つくした”に、“違う”は“ちだう”に。勝手に正しく言えるようになってしまう! ああ、もう言えるようになっちゃったのかと、寂しくうれしく思っています」(千葉県 30代女性)
生活の中で使われている家電や食べ物、道具などのなかで、少し言いにくい言葉が多くあげられていました。「“ダメ”が“まめ”」というコメントからは、「まめ!」と怒って言う子どもの様子が思い浮かび、ついほほ笑んでしまいますね。思わず、「うちもあるある」と思うような言葉も多かったのではないでしょうか。