コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
食事に文句ばかりの夫に我慢の限界!ご飯を作らせてみたら…【コソダテフルな毎日 第106話】
私:「チキンカツ定食にしたら?(わざと高度なものを提示する妻)」
夫:「チキンカツ!? そんなもんどうやって作んねん!!」
私:「作れるやろ普通」
夫:「作られへんわ!」
私:「あ、じゃぁ、チキンソテーでもいいで。ポークソテーでもいいわ」
というけで協議の結果、夫には「ポークソテー定食(という名のただ豚肉を焼いただけの定食)」を作ってもらうことになりました!
カーーーカッカッカッカ! 一生懸命作るがよいわ!!
そして一生懸命作ったのにまずいと罵られたらどんなに悲しいか思い知るがよいわ!!
てことで私は部屋の模様替えをすることにして、夫が色々と質問してきても答えないことにしました(笑)
夫:「なぁ…ポークソテーってどうやって作るん?」
私:「塩こうじ振ってしょうゆと酒で焼いたらいいだけやん」
夫:「そ…そんな…。
醤油ってどのぐらい?酒ってどのタイミングで振るん?」
私:「………」
無視(笑)
夫:「もういいわ! 自分で調べるわ!」
ついに決裂いたしました。ご丁寧にポークソテーを調べ始める夫。
夫:「このレシピやったら酒は入ってない…あかん…。あ、これなら酒入ってる…でも、こんな材料家にない…」
とか何故か酒を基準にしてブツブツいいながらレシピを検索する夫。
どうやら一件のガーリックポークソテーに辿りついた模様です。しかしまだ夫は諦めません。
夫:「なぁ、小麦粉ってどこにあるん?」
夫:「なぁ、にんにくてどこにあるん?」
夫:「なぁ、キャベツの葉っぱって、こんな青かったっけ?」
夫:「なぁ、塩コショウって両面にするん?」
夫:「なぁ、味噌汁の具、なににしたらいいん?」
どぇぇ------い!! なぁなぁなぁなぁてどんだけ質問してくんねん!!
ポークソテーと味噌汁で大騒ぎ! だいたいわかるやろなんとなくー!!
そして待つこと1時間。台所をひっちゃかめっちゃかにしてポークソテーができ上がりました。