コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
哺乳瓶も離乳食も拒否される…! 断乳・卒乳に追い詰められていたあの頃の私に言いたいこと【コソダテフルな毎日 第109話】
■長男の時はうまくいったけど…
次男11ヶ月。ようやく私は多くのことに気付かされている…。
子育てなんて思うように進まないということを。
2人目育児となると兄弟を比べるつもりはなくともついつい上の子の子育ての経験を基準に考えてしまいがち。
今、思えばほとんど苦労せずに育ててきた長男の赤ちゃん時代。
特に悩んだこともなかった。
だけど次男は同時期の長男の3倍ほど手がかかる。
2人目にして思いどおりになんてならないってことをたーーーっぷりと教えてくれているような気がする。
次男が生まれなければ、私はずっと手のかからない子しか知らなかったことになる。
どちらかというと今までの私は「親が努力すれば思うように育てることができる」とタカをくくっているようなところがあった。
でも次男を育ててみて、その考え方は見事にひっくり返ってしまった。
思い通りになんて育たない。
3歩進んで5歩下がる。それが子育て。
おかげで、今まで世の中のお母さんの悩みがどこか他人事だったのが、今では心の底から共感できるようになった。
次男よ、大きなプレゼントをありがとう。
土曜日の夜からは夜通し泣くことを覚悟してリビングに布団を敷き、哺乳瓶はもう諦めてコップでおっぱいを飲ませることにした。
手動の搾乳機でおっぱいを搾って、それをコップにうつしてコップから飲ませるのよ!!
もちろんコップじゃうまく飲めるわけないし、ほとんどダダ漏れ。布団も服もぐちゃぐちゃ。だけれど、どんな手段でも次男にはおっぱいを飲んでもらわなければならない。
そんなわけで、昨日からは1日中ひたすら搾乳しコップで飲ませて過ごしています。
そして少しの望みをかけてしばらくお休みしていた離乳食も再開してみました…。
が。やっぱり…ダメ(笑)
おせんべいや甘いものなら喜んで食べるけど、ご飯ってなると一切受け付けません。最悪でしょ?笑
豆腐もダメ。
ポタージュもダメ。
カボチャもダメ。
グラタンもダメ。
スプーンもダメ。
手で放り込んでみてもダメ。
ダメダメダメ。
ビスケットは喜んで食べるくせに、食事となるとすんごい勢いで吐き出すという…。
このやろーーー!!
嫌なものは嫌、何をどうしても嫌。ごまかしたってダメ。
笑わせて気分をあげようなんて作戦には一切乗らない。
もちろん場の流れになんて一切流されない。