■野菜で彩りと栄養をプラス!
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苦手な子どもも多いとよく聞く野菜。お弁当にはどのように入れているのでしょうか。
●ほうれん草とハムのバター炒め
「ほうれん草とハムのバター炒め。子どもたちの大好物です。彩りもきれいなので毎回入れています」(佐賀県 40代女性)
●煮豆
「煮豆 黒豆、金時豆、大豆など毎日変えて入れています」(神奈川県 50代女性)
●ブロッコリーとミニトマト
「ブロッコリーとミニトマト。おかずがどんなに貧弱でもこの2つを入れれば、なんとか見栄えのいいお弁当になります」(千葉県 50代女性)
●枝豆
「枝豆を5粒ほどつまようじに刺したものを入れています。“全部食べきれんかった~”と持ち帰るときも枝豆だけはしっかり食べています」(徳島県 40代女性)
「野菜が嫌いな子どもたち全員が完食してくれるので、きんぴらごぼうを入れる」という声もありました。野菜が苦手な子どもだと、毎日のお弁当から、どうやってきちんと栄養をとらせるか、親たちの工夫が見られますね。
■傷みにくくするための工夫を定番おかずで!
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朝から昼まで保管してから食べるお弁当ならではの、食の安全を意識したおかず選びをしているというコメントもありました。
●自然解凍OKの冷凍食品
「解凍していない冷凍食品は必ず入れます! カバンの中にお弁当を入れっぱなしなので、傷まないか心配で」(神奈川県 40代女性)
●梅干し
「防腐を兼ねて梅干し」(千葉県 40代男性)
●蜂蜜を使った料理
「蜂蜜。栄養価も高いが、何より抗菌作用があるといわれているため、頻繁に使って調理している」(千葉県 50代女性)
たしかに、気温や湿度が上がる時期のお弁当作りは、衛生上の不安もありますよね。保冷剤を一緒に入れるという対策をしている声も。おかずの作り方、選び方、入れ方などは、親としては一番注意していきたいと考えるところではないでしょうか。
■おかずセットで栄養+色合いも兼ね備えた合わせ技!
なかにはいくつかのおかずを組み合わせて定番メニューとしている人もいるようです。
「茶色の肉、赤のミニトマト、黄色の卵焼きは必ず入れる」(神奈川県 40代女性)
「彩りで赤・緑・黄色は意識して入れています。毎日なのでなかなか頭の痛い所です」(三重県 50代女性)
「卵、ブロッコリー、ミニトマト。三色さえ欠けていなければ、 肉のおかずの茶色も映える!」(千葉県 30代男性)
筆者も、子どものお弁当のおかず選びでは、色を重視して、できるだけ多くの色があるようにと思っていますが、茶色ばっかりのお弁当になってしまうことも。
彩りと栄養両面から、いくつかのメニューを定番としてセットしてしまえば、おかず選びに悩むことがなくなり、その負担を軽減することができそうですよね。