■お弁当作りをラクに乗りきるコツとは
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定番おかずがないと答えた約7%の方たちからは、「前日の残り物を入れる」といった意見もあり、それもひとつのラクする知恵ですね。それでは、お弁当作りをラクに乗りきるコツとは一体どのようなことなのでしょうか。
「いまは冷凍食品もおいしく、自然解凍だからそのまま入れられるなど、すごく便利で助かっています。でも、少なくても一品は手作りのおかずを入れるというのを、ちょっとした自分ルールにして、楽しんで作っています」(愛媛県 30代女性)
「ミートボールとウズラの卵かウインナーをピックに指したのは必ず入れます。私がお母さんに入れてもらっていたものを、息子も必ず入れてほしいと言ってくれて、親子で好きな物が同じでうれしいです」(愛知県 40代女性)
「たこさんウインナーは、5年間切らすことなく入れ続けています。 幼稚園を卒園した長男が、卒園文集で“お弁当の一番好きなおかず”をたこさんウインナーと書いてくれて、作り続けたかいがあったとうれしく思いました」(奈良県 30代女性)
「お母さんの卵焼きが一番だと言われているので、必ず入れます。自分が親になったら、子どもに言われたかった言葉でした」(北海道 50代女性)
自分の親が作ってくれたものを子どもに引き継ぐという人、定番おかずがある人、少しでも負担を軽くするために工夫する人など、お弁当という小さい箱のなかにもいろいろな想いが詰まっている気がします。お弁当には、作るために費やせる時間や、パパやママの考え、子どもの好物などによって、家庭ごとのルールが自然とできあがってくるのかもしれません。
幼稚園、学校によっては毎日のお弁当作りが日課となっている家庭もあることだと思います。また共働きの場合、学校の長期休暇中にはお弁当が必須となり、負担も増えてきます。
子どもの「おいしかった!」という声を張り合いに、毎朝がんばろうとするパパママ。定番おかず、おかずセット、冷凍食品、前日の残り物など、ラクできるコツも取り入れながら、乗り切っていきたいですね。
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