コミックエッセイ:うちの家族、個性の塊です
子どもの頃から貯め続けた「お年玉」…将来、役に立った使い道とは?【うちの家族、個性の塊です Vol.23】
新年あけましておめでとうございます。
昨年はたくさんの記事を書かせていただき、そして皆様に読んでいただけたこと、本当にうれしく思います。
今年も私らしく、楽しくコミックエッセイを書いていけたらな~と思いますので、本年もよろしくお願いいたします。
さて、新年一本目ということで、お正月にまつわるお話を…。
お正月と言えばお年玉。
私は子どものころ、
「お正月の楽しみは、お年玉だけ」と言っても過言ではないほど、お年玉をもらうことが楽しみでした。
といっても、わが家では、もらったお年玉を私がもらえることはなく…
■お年玉は使わずに貯金
もらってすぐ親へ渡すというシステム。
それでも私が楽しみだったのは、通帳があったからでした。
母は、私名義の通帳を小さいときから作ってくれていて、お年玉を受け取った後、その通帳に入金し、私に残高を見せてくれました。
自分でお年玉を使うことができなくても、毎年、通帳の残高が増えるのを見るのが楽しみでした。
そして私が高校を卒業し、大学に入学したとき、母は
「これから、お金の管理は自分でしなさい」と言ってその通帳を私にくれました。