存在を強く信じていた私が、“サンタの正体”をわかってしまった瞬間【息子愛が止まらない!! 第29話】



そしてクリスマス当日。朝目が覚めると、大きなテディベアが置いてあったのです!

その年に何を願ったのかは忘れてしまいましたが、テディベアではなかったことは確かです(笑)

このテディベア、たしかお母さんたちが入った店で売っていたものと同じ…。私は過去に、自分の書いたサンタへの手紙が鏡台から見つかったり、お友達に言われた言葉などを思い出し…。

点が線になっていく感覚でした。

当時はネットでおもちゃを買う発想もなかったので、街で調達していたんですよね。

今はこんな形でバレてしまうこともなさそうですが…

こうして私の中にひとつの「答え」が出てしまったのでした。

ただ、その時の私の反応ですが、親の手前「サンタさんからもらった~!」という子どもらしい反応を貫いてしまいました。

親から見たら「まだまだ子どもっぽいのね」という印象だろうし、そうであってほしいという思いが伝わってきたからです。

ついに「サンタの正体」がわかった私。しかし、両親の前でそのことは出さず、プレゼントを喜んでいる“子どもらしい反応”を貫くのでした。

たしか小6の時も同じように何かもらったような気もしますが、「サンタさんがきた~」という演技をしていました。

父に「あれ? まだ信じているのか?」と言われてなんだか傷ついたのを覚えています。

親のために選んだ反応だったのに…(笑)

でも私は本当に子どもっぽくて迷信とか信じるタイプだったので、誰かから伝えられることなく自分の中で正体を理解したのは良かったと思っています。

皆さんはどんなふうにサンタの正体を知ってしまったのでしょうか。

サンタさんには楽しい思い出とともに、苦い思い出もつきものかもしれませんね!

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