キッチンに長時間立てない育児中に! 「具沢山一汁二菜」のすすめ
皆さん、夕ご飯は何品作っていますか? 一般的には一汁三菜だとバランス良く感じますよね。ところが子どもが小さいと、長時間キッチンに立つのは難しいもの。子どもが昼寝をしている隙に料理をすると、今度は自分の時間がとれなくなってしまいます。
今回お勧めしたいのは「一汁二菜」という考え。現代の夕食の品数としては少ないように感じますが、昭和の食卓を思い起こせば、今ほど手の込んだ料理が何品も並んでいませんでした。一汁二菜でも工夫次第で十分に栄養は摂れますし、時短にもなりますよ。
具沢山一汁で栄養アップ!
一汁二菜でも栄養をたっぷりとるためには、一汁の野菜を多めにするのがお勧め。具沢山味噌汁やスープにすれば、根菜から葉物野菜まで様々な種類の野菜がとれます。
汁物なら食材を切れば後は煮るだけですよね。具沢山となると食材を切る手間がかかりますが、最初からカットされている根菜やネギなどの野菜・しめじ・油揚げなどを常備しておきましょう。乾燥わかめや青さなどを常備しておくと海藻もとれます。休日にまとめて野菜やキノコ、油揚げなどをカットして冷凍しておくと、さらに時短になります。
量を多めに作っておけば、朝昼晩と食べられるでしょう。飽きたら春雨やうどんを追加することで、また違ったアレンジの汁物を楽しめますよ。
二菜は片方を簡単なものに
二菜もしっかり作ろうとすると時間がかかりますが、手をかけるのを一菜と決めると楽になります。たとえば副菜に煮物など手の込んだものを作ったら、主菜を「焼き魚、調味料を漬け込んで焼くだけの肉、グリルチキン」など、焼けばできるものにしましょう。
焼くだけの肉には根菜やネギをプラスすれば、さらに栄養アップに。
逆に主菜に手をかけた場合、副菜を「おひたし、胡麻和え、ナムル、蒸し野菜、サラダ、薬味たっぷり冷奴、浅漬け」など煮ただけ、切って和えるだけのものにしましょう。簡単な調理ですが、旬の野菜を選ぶことで活きた食材の味が楽しめます。
キッチンに長時間立てないのは、乳幼児期のみ。子どもたちが大きくなれば手の込んだ料理も作れるようになるので、今だけのことと思って割り切ってやってみてくださいね。
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