知らずにやってるカモ? 電気代を上げてしまう家電のNGな置き方4選
夏本番を迎えようとするなか、気になってくるのが電気代。
エアコンの使用によって、「毎年夏は一気に電気代が上がってしまう!」という家庭も多いのではないでしょうか。
とはいえ、ガマンしてエアコンを使わないようにするのは、健康に悪影響を及ぼしてしまうことも。
そこで試してほしいのが、家電などの置き場所を変えること。実は、家電の配置によって思わぬ電気代アップを招いている こともあるのです。
今回は、電気代を上げてしまう家具や家電の間違った置き方についてご紹介したいと思います。
●(1)コンロ近くに冷蔵庫を置く
台所に置くことになる冷蔵庫ですが、気温の上がる場所に配置してしまうと熱を吸収してしまい、庫内の温度を保つために余計な電気代がかかってしまうことになります。
また、庫内を冷やすために放熱も行っていますが、狭い空間ではそれがうまくいかず、電気代を上げてしまうことに。
気温が5℃上がることで、冷蔵庫の電気代はおよそ2割上がる とも言われています。
冷蔵庫の周りには十分な空間を確保できるように配置し、コンロなど熱を発するものからはできるだけ遠ざけるようにしましょう。
●(2)窓をふさぐように家電を置く
電球を付ける時間を短くできれば、電気代の節約につながりますよね。そのためには、部屋をできるだけ明るい状態に保つことが重要です。
窓など明かりを取り込む場所に大型の家電や家具などを置いてしまうと、それだけ日の光りが入りにくくなってしまいます。
壁に沿って家具を配置する ようにすることで、窓から入ってくる光を増やすことができ、結果として照明をつける時間も短くて済むようになるでしょう。
●(3)直射日光の当たる場所にテレビを置く
最近のテレビには、周囲の明るさを自動で感知してディスプレイの明るさを調整してくれる機能が備わっています。
明るい場所で使うと、画面を見やすくするために輝度が上がって 、結果として多くの電力を消費することになるのです。
さらに、黒いものが多いテレビは、直射日光にさらされることでテレビ自体が熱をもってしまい、これが故障の原因となることも。
電気代だけでなく修理代や買い替え代も増やしてしまう配置と言えるでしょう。●(4)室外機の前にモノを置く
エアコンには欠かせない室外機ですが、設置したときからそのままの状態で使っているという人も多いはず。