替えない方がいい人も? LED電球のメリットデメリット
●LED電球のデメリット
●(1)高い
まだ販売されるようになって期間が短いこともあり、白熱電球や蛍光灯と比べると、電球の値段が高い傾向にあります。
ただし、その価格も徐々に下がってきており、これから使用する人が増えればリーズナブルになっていくはず。
もちろん寿命も長いため、ランニングコストで比較 するとそれほど問題と感じることはないかもしれません。
●(2)暗く感じることがある
電球の明かりには特徴があり、LEDが発する光は指向性が高く、従来の電球に比べてあまり広がらない という性質があります。
そのため、屋内の照明として使うのは不向きと言われることもあったようです。
ただしこれも改善されてきており、これまでの電球と違いを感じないほどの明るさを持つものもあります。
なお、LED電球では明るさを示す単位が『ルーメン(Lm)』で表されるため、従来のW(ワット)表示に慣れている人は戸惑うこともあるでしょう。
比較して書いてあることもありますが、感覚的なところも多く、心配な場合には明るさが強いものを選ぶ方がいいかもしれません。
●電球の使い分け方
メリットだけでなくデメリットもあるLED電球。従来の白熱電球・蛍光灯の方が適しているという場合もあります。
まず、LEDに適しているのは、使用頻度が高く、なおかつ交換しづらい場所に設置されている電球です。
寿命が長いため、頻繁に交換するのが難しい場所は、積極的にLEDへ交換していきたいところ。
学生など、長い期間同じ場所に住むことが想定されない場合は、LEDにするとメリットを受けられず初期費用ばかりかさんでしまう こともあるかもしれません。
この他、暖かみのある明かりを求める人は、白熱電球に魅力を感じることが多いのではないでしょうか。
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いかがでしたか?
使う場所や用途によって使い分けることで、より快適な生活を後押ししてくれるアイテムとなるはず。
これを機に、LED電球への交換を考えてみてはいかがでしょうか。
【参考リンク】
・家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業 | 東京都地球温暖化防止活動推進センター (https://www.tokyo-co2down.jp/individual/ecoother/LED-family/index.html)
●文/パピマミ編集部
●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)