理想は2枚? クレジットカードの必要枚数と選び方のポイント
こんにちは、金融ライターの齋藤惠です。
ポイントが貯まったり優待や特典が付いていたりと、何かとお得で便利なクレジットカード。
しかし、自分に合ったカードを選んで使わなければ、逆に浪費のもとになってしまいます。この機会にもう一度、使うべきカードを再検討してみませんか?
●クレジットカートは枚数を厳選して!
今やどのお店やサービスでも専用のクレジットカードが存在するようになりました。
お得な特典に目がくらんで、勧められるがままカードを作り続けてしまい、いつの間にかお財布がクレジットカードであふれている人もいるようです。
しかしそれではいつまでたってもポイントが貯まらず、場合によってはほとんど使わないカードの年会費がかかっていた……というケースも。
クレジットカードはたくさん持つのではなく、条件を絞って枚数を厳選した方がポイントも貯まりやすく効率的 です。
人によって必要な枚数は違うでしょうが、理想は2枚、多くても3枚くらいにとどめた方が管理しやすいと思います。
●クレジットカードは3つのポイントで選ぼう!
各カードにさまざまな特典や優待が付いている中で、自分に合ったクレジットカードを選ぶのは難しいことです。
そこで、カードを厳選するための3つのポイントをご紹介します!3つの条件が全て揃うカードが見つかれば、クレジットカードはその1枚に絞ってもいいでしょう。
また全ての条件が揃うカードが見つからなくても、この中のどれか2つの条件を満たすカードを2〜3枚持っていれば、余計なカードを持たずに効率よくポイントを貯めることができます。
●(1)自分がよく使うお店(サービス)か?
ポイントを貯めるには、それだけクレジットカードを使わなければいけません。
ですから年に数回しか利用しないお店やサービスでカードを作っても、もったいないだけなのです。クレジットカードを選ぶうえで最優先させるべき条件は、その利用頻度!
たとえばなじみのショッピングセンターやガソリンスタンド、コンビニなどと提携しているカードがおすすめです。
さらに、限られたところだけではなく、複数のお店やサービスの利用でポイントが貯まるカード であればよりお得ですよね!●(2)ポイント還元率は高いか?
特典や優待も見逃せないポイントですが、一番気にしてほしいのがポイントの還元率です。
クレジットカードによって還元率は異なり、その幅は0.01〜4.0%までと大変広いのです。