死亡者数が6年で倍増! “受動喫煙”が子どもに及ぼすリスクと予防法
そこから有害な成分が長期間に渡って揮発するそうなので、子どもが入室する可能性のある部屋や車の中での喫煙も避けましょう。
なお、揮発して漂う成分を『サードハンド・スモーク(残留タバコ成分)』と言い、非常に有害なのだそうです。
また、換気扇や空気清浄機をつけての喫煙でも有害物質は残る そうなので、喫煙するときにはかならず外へ出ることが大切です。
●禁煙が一番
どんなに注意していても、家族に喫煙者がいる場合、子どもの受動喫煙を100%避けるのは困難かもしれません。
大切なお子さんの健康を害さないためには、やはり禁煙が一番と言えるでしょう。
家族がタバコを吸っていると、それを見て育つ子どもは喫煙が非常に身近になります。そのため、自分が大人になってから喫煙する可能性も大きくなるのです。
将来のことを考えても、子どものいる家庭では禁煙することが望ましいと言えます。
----------
喫煙者は、喫煙によって自分の健康を害するだけでなく、子どもの健康をも害しているという自覚を持つことが大切です。
「受動喫煙による死亡者数が年間約1万5000人」という結果を重く受け止め、一人でも多くの子どもを受動喫煙のリスクから守りましょう。
【参考リンク】
・受動喫煙ー他人の喫煙の影響 | e-ヘルスネット(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-02-005.html)
・タバコを吸わないあなたへ「受動喫煙の害」 すぐ禁煙.jp | ファイザー(http://sugu-kinen.jp/no-smoking/02.html)
●文章/パピマミ編集部