子育て情報『河川が一番キケン!? 子どもの水難事故を防ぐ場所別の注意ポイント』

2016年7月7日 20:00

河川が一番キケン!? 子どもの水難事故を防ぐ場所別の注意ポイント

■悪天候、天気が悪くなる予想のときは水に入らない

天候の変化に注意し、海や川が荒れているときや荒れることが予想されるときは、水に入ることを中止します。悪天候のときは、視界が悪くなるほか、波が高くなったり、増水したりするので大変危険です。

■ライフジャケットを身に着けさせる

ボートに乗る、小舟に乗るなどの計画がある場合はライフジャケットを身に着けるようにします。体に合ったものを正しく着用することで、万一、水の中に投げ出されても生存の可能性が高まります。

●川での注意ポイント

■遊ぶ前に川の状況をチェック

川は、川幅、岩の突出など地形によって水の流れが違います。一見すると浅瀬にみえても、あるスポットだけ川底に深みがあったりして急に流されたり、深みにはまったりする危険があります。

また、川の大きな特徴として、上流で豪雨やダムの放水があると急に増水します 。急な増水により、河原や中州は水没する可能性がありますので特に注意が必要です。


■危険を示す掲示板に注意

上流にダムがある場合は放水による水量増加の危険があります。また、川の流れが速いという掲示、深みがあるなどの注意を促す掲示板を見かけたら、絶対に近づかないようにしましょう。

■直近の天気、天気の変化に注意

川の天気には要注意です。前日に雨が降った場合はいつもよりも増水している可能性が高いですし、遊んでいる場所が晴れていても上流で雨であれば突然増水する危険があります 。

特に、以下の状況が見られたら増水の危険大ですので、川遊びはストップしたほうがいいかもしれません。

・上流の空に黒い雲が見える
・雷が聞こえ始めた
・雨が降り始めた
・落ち葉や流木、ごみが流れてきた

●海での注意ポイント

■先に危険な場所を確認、近づかない

海水浴に行くと、「危険」「遊泳禁止」などと表示がある場所があります。深さにより水温の変化が大きい場所や、流れの激しい場所、藻が茂っていて絡みやすい場所などがあります。こういう場所には近づかないようにしましょう。


■健康状態がよくないときは入らない

健康状態が悪い場合は海に行かないことも重要な判断です。夏になると浜辺には海の家がたちます。

ガンガン照り付ける太陽下で、冷たい飲み物をたくさん摂ったり、たくさん食べたりと、つい無理をしがちです。体調が悪くなった場合は海に入らないようにしましょう。

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