矯正するべき? 左利きの子どもの‟お習字問題”と向き合うポイント
どちらかが正しいというわけではありませんが、どちらにしても両方で書くことを試してみないと判断がつかないかもしれませんね。
冒頭の武田氏の指導も、子どものやる気を引き出す前向きな発言でした。結局その後、その生徒は右手で書くようになり、驚くほど上達したそうです。
本人が率先して右手で書こうとする分には、あまりストレスはかかりません。
両方で書くことにチャレンジしてみて、そのうえで子どもが判断していくのも手でしょう。
ただし、“左利き”と一口に言ってもいろんなタイプの子がいますので、くれぐれも無理強いはしたくないものです。
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左利きの子は習字の授業で困ることが多いですが、子どもの意思や性格を尊重したうえで、親子で壁を乗り越えていきたいですね。
【参考文献】
・『悲しくも笑える左利きの人々』渡瀬けん・著
●ライター/yossy(フリーライター)