【ドラゴンズ柏】ゴールキーパー練習に " テクダマ " を活用! テクダマ特有の「イレギュラー」と「ブレる軌道」がポイント
テクダマを通常のボールと同じように扱えるようになってきました」
正面でボールに対応するためには、足を運ぶことが不可欠。そのためにはイメージと動作の融合がポイントになります。
「テクダマは最後までボールの軌道がわからないので、いままで以上に足を運ぶことに、意識を向けるようになりました。普通のボールだと、そこまで軌道が変わることはありません。イメージ通りにボールが飛んでこなかったり、キャッチする直前までどんな動きをするのか、わからないのがいいですよね」
選手の反応も上々で、鳥井コーチは「いきなり弾んだり、軌道が変わったり、普段とは違う現象が起きることに、おもしろさを感じていました」と話します。
チーム練習にも効果的なテクダマ
■鳥井コーチ自身、テクダマを使うことで「様々な刺激を入れることが大事なので、おもしろいトレーニングができているなと実感しています」と手応えを感じているようです。
テクダマはキャッチトレーニング以外にも活用することができそうです。鳥井コーチは「テクダマは小さくて、軌道がぶれるところがあるので、クロスボールに対するパンチングの練習にもいいと思います」と教えてくれました。
最後に「どんな選手にテクダマを使ってほしいですか?」という問いかけに、次のように答えてくれました。
「全カテゴリーの選手におすすめです。我々は流通経済大学付属柏高校、流通経済大学までつながっている組織ですが、上のカテゴリーでも、このような要素は必要だと思います。どのカテゴリーでも刺激になる、おもしろいトレーニングができるんじゃないかと思います」
GKトレーニングに、新たな刺激をもたらすテクダマ。ぜひトレーニングに取り入れてみてはいかがでしょうか?次回の記事ではU-12コーチと選手たちの感想をお届けします!